インテリアのプロが作る癒やし空間|こだわり部屋探訪

おしゃれな大人のこだわり部屋を訪問する新連載スタート。部屋作りのポイントやお気に入りの家具、その暮らしぶりまで紹介します。マネしたくなるアイデアがいっぱい。

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2017.03.24

インテリアのプロが作った、自分のためのくつろぎ空間

インテリアのプロが作った、自分のためのくつろぎ空間

本当におしゃれな人は衣食住すべてにこだわりがあるモノ。TASCLAPではそんなこだわりの自宅に潜入取材。家具やインテリア雑貨から、暮らし方までお届けします。

今回訪問した徳島久輝さんは、ライフスタイルショップ店長や、インテリアメディアの編集長などを歴任。現在はフリーランスとして「RoomClip mag」の編集長などを務めるインテリアのプロ。そんな徳島さんが5年前にリノベーションした、趣あるマンションをご紹介します。

基本データ

インテリアのプロが作った、自分のためのくつろぎ空間 2枚目の画像

■間取り:1LDK
■広さ:67平米
■築年数:52年
■持ち家or賃貸:持ち家
■居住人数:1人+猫1匹

5年たっても大満足。暮らしが変わったマンションリノベーション

5年前に中古のマンションを購入し、リノベーションを行った徳島さん。それと同時に、家での過ごし方も変わったそう。こだわりの空間で自分らしいライフスタイルを楽しむ、そんなお部屋と暮らしぶりをお届けします。

▼「ホテル」をテーマに作った、こだわりの部屋

玄関を入ってまず驚くのが側面のガラス壁。その脇に沿ってL字型の廊下があり、その先がLDKというユニークな間取り。もうそれだけで普通のマンションとは違う雰囲気がぷんぷんします。

「元々ホテルに泊まるのが好きで、この家をリノベーションするときにテーマを“ホテル”にしました。設計士さんに好きなホテルを片っ端から挙げて、まとめてもらった感じです」

こだわり1

ガラス壁で囲われた寝室&バスルーム

ガラス壁で囲われた寝室&バスルーム

“寝室とバスルームが近い”というホテルの特長を生かした配置。「ガラス張りのバスルームは、昨年末に惜しまれつつ閉館した『堂島ホテル』のスタイルに倣いました。ベッドは大好きな『ウェスティンホテル東京』と同じモノを奮発。おかげで毎日よく眠れます」。ベッドリネン類は『無印良品』。ホテル仕様のモノを愛用しているそう。

こだわり2

木のあたたかみを感じるリビング

木のあたたかみを感じるリビング

リビングダイニングは無垢の床でナチュラルな雰囲気。「ダイニングテーブルは『アイ・スタイラーズ』。自宅で仕事をしているので、デスクとしても使っています」。奥にあるオープンシェルフについては後ほど。

こだわり3

好きなだけくつろげるリビングスペース

好きなだけくつろげるリビングスペース

リラックスタイムを過ごすリビングスペース。「『トラック』のソファーは10年以上欲しいと思っていたモノ。このソファーだと万が一、寝落ちしてしまっても罪悪感がありません(笑)」。マンチカンのまる君とともにゴロゴロするのが至福のときなんだそう。

こだわり4

新たなコミュニケーションを生んだキッチン

新たなコミュニケーションを生んだキッチン

この家に住むまで、あまり人を招く習慣がなかったという徳島さん。「料理もほとんどしていなかったので、キッチンはコンパクトにしてもらったのですが、ここへ来てからはたくさんの友人が遊びに来るようになって」。最初は“どうやっておもてなしをしよう”と気構えていましたが、発想を変えてゲストと一緒に料理をすることにしたのだとか。「そのおかげで、みんなよりリラックスして過ごしてくれるようになりましたし、自分自身も今まで知らなかった楽しみが生まれました」

▼インテリアのプロが実践する「見せる収納」のコツ

生活感がないわけではないのに、すっきりした印象を与える徳島さんの家。それにはいくつかのコツと、「しまう」ということそのものへの考え方がありました。

ポイント1

「使う」ために「しまう」

「使う」ために「しまう」

ダイニングのオープンシェルフには大小さまざまな器や料理道具が整然と並んでいます。「でも特に“見せよう”と思って並べているわけじゃないんです。ここにあるモノは“使う”ために置いてあるので“どこに置いたら使いやすいか”ということを考えると、おのずと配置も決まってきます」。確かにカップ類の横にはコーヒー器具、ザルや桶など頻度の低いモノは奥など法則が見えてきます。「常に見える状態になっていることで、気になるところを整頓しなおしたり、“これは使わないから処分しようかな”など、持ち物を見つめなおすきっかけにもなります」

ポイント2

ラックにかかるだけの服しか着ない

ラックにかかるだけの服しか着ない

寝室に作りつけたスチールパイプのラックに美しく並べられた服。「服をたくさん欲しいタイプではないので、このサイズに収まる量の服で十分です。数が絞られているほうが服選びも楽です」。季節違いの服はクリーニング店の保管サービスを利用しているそう。

ポイント3

ガイドを置けば、その中しかモノを置かない

ガイドを置けば、その中しかモノを置かない

洗面台脇のスペースにドライヤー、メガネなどをまとめて置いたコーナーを発見。「これも食器棚と考え方は同じ。使いやすさを考えたときに、コンセントの近くにドライヤーがあったほうがいいじゃないですか。でもただ置いただけだといろんなところにモノが散らかってしまいます。そこでガイドとして白いマットを置き、そのエリアに収めるようにすることで、洗面所全体が散らかることを防いでいます」

この家を手に入れてホテルに泊まらなくなった

この家を手に入れてホテルに泊まらなくなった

「この家の1つ前に住んでいたのはデザイナーズマンションだったのですが、そこが正直住みづらくて。それでも仕事が忙しかったので8年も住んでいたんです。そのため気分転換でホテルに泊まったりしていたのですが、この家に引っ越してきてからは出張以外では泊まらなくなりましたね」。

■それぐらい気に入っている家ですが、さらに手をかけたいところなどはありますか?

「この家自体には満足しているので何か変えようという気持ちはないのですが、もう1つ作りたいな、とは思いますね。たとえば大きなキッチンの家とか、猫が住みやすい家とか……」

多くの経験から培った知識とセンスを生かしながらも、自然体でいられる家。むしろこんなホテルがあったらぜひ、泊まってみたいと思う取材陣でありました。

photo_katsunori suzuki

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TASCLAP編集部

プロが書くメンズファッションWEBマガジン

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プロのライターと一緒に、等身大のおしゃれを日々発信。物欲を刺激する良品の数々、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで。今日から役立つメンズファッションの“いろは”を、わかりやすく紹介しています。
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