本命紹介。大人のための定番スニーカー指名買いリスト

アスレジャーのトレンドもあり、大人が安心してスニーカーに身を委ねられるようになってきた。今なら冬→春の衣変えを意識しなくてもいい1足があると誰もがうれしいはず。

本命紹介。大人のための定番スニーカー指名買いリスト

春もガシガシ使える! 頼りになる定番スニーカー

季節に合わせた着こなしはTPO同様重要だ。とはいえ、四季に合わせて買い換えるのは財布にこたえる。となれば、“シーズンまたぎ”のアイテムはなんとも心強い。中でもスニーカーは、我々の期待にこたえられるモデルが豊富に揃っている。では、その特色や理想のモデルは何か。代表作を例に挙げながら、コーディネートとともに紹介していこう。

スニーカー1:モノトーンの『ナイキ』エアマックス90

フルシーズンカバーする『ナイキ』ランニングシューズの代表格であり、ハイテクスニーカーの“はしり”として知られるエアマックス。カラフルな配色でよく知られるが、モノトーンの1足を選ぶことで印象は一変。大人も率先して履けるスニーカーとして存在感を発揮する。

フォームミッドソールと、ヒールのエアマックスユニットにより実現した最大限の衝撃吸収力。トラクションと耐久性をアップさせたラバーワッフルソールの改良など、『ナイキ』が誇る最先端の機能性を装備。ほかにも、パッド入りの履き口やライニング、アッパーに取り入れたプレミアムレザーなど、見栄えと快適さを両立させた1足。

アメカジの土っぽさをカバーする巧みなグラデ合わせ

ジージャンとカレッジ風のプリントをあしらったビッグTをレイヤードさせたアメカジ風の着こなし。古き良きアイテムを選んでいるが、モノトーンをベースにグラデ調で合わせながら統一感と新鮮さをプラスしている。黒スニも子供っぽさをさりげなくいなすポイント。

スニーカー2:クリーンな『コンバース』ジャックパーセル

質素な色みが軸になることから重たい雰囲気が漂いがちな冬。それを救ったのは白スニーカーだった。とくにバドミントンやテニスが出自の1足は、爽やかな見た目も相まって活用した大人は多いはず。その流れをくみ、今季トピックスの多い『コンバース』の1足を春も生かしたい。

ジャックパーセルは、元バドミントンチャンピオンが製作に携わった『コンバース』を代表するシグネチャーモデル。トゥに施した独特なライン、通称“スマイル”やヒールパッチに施したヒゲデザインが特徴で、こちらはニットタイをイメージし、かかとにニット素材もあしらっている。

かっちりセットアップの息抜きには白がちょうどいい

昨年から引き続き主要トレンドとして継続しそうなセットアップは、ネイビーを選び都会的な雰囲気に。巧みなのは、かっちりしそうなアイテムを無理なくカジュアルダウンさせている点。Tシャツやスニーカーに見る白の採用により、街着として難なく機能させている。

スニーカー3:時代も季節も問わない不朽の名作『アディダスオリジナルス』スタンスミス

名作の名作たる所以は、時代も季節も問わず人々に愛されてきたということ。その恩恵にあやからない手はない。ここ数シーズン、存在感を放っているのが『アディダスオリジナルス』のスタンスミス。爽快な配色や普遍的なデザインは、春になっても使える1足として重宝する。

『アディダスオリジナルス』のテニスシューズ筆頭であり、世界一売れたとしてギネスにも認定されたことのある名盤。最近ではさまざま復刻版が発売され、セレクトショップやブランドとのコラボ作も登場している。こちらは、総レザーアッパーやパンチングのスリーストライプスなどはそのままに、ブースト機能を内蔵し歩きやすさをアップさせたモデル。

淡い差し色と足元の白により全体を春らしくメイク

スウェットシャツとジーンズの組み合わせは、ややもすると普通と見られがち。それを回避しているのがシャツの腰巻きと小物の活用。ペールトーン配色に差した赤により華が加わり、シルエットの遊びも表現できる。ハットやシューズで品の良さをプラスした点も絶妙。

スニーカー4:春色を差した『リーボック』インスタポンプフューリー ロード

大人が履くスニーカーでブラックがどれだけ効果的かは先刻説明したとおり。ただ、そこへ鮮やかなカラーを一部取り入れたことで、春先の足元にもすんなりマッチする。今シーズンはカラフルな色がトレンドといわれているだけに、今っぽさを表現するうえでも効果的。

ハイテクシューズの火付け役としても知られる『リーボック』のインスタポンプフューリー。ザ ポンプテクノロジーは画期的機能として脚光を浴び、独創的なハニカム構造による衝撃吸収性は驚きを与えた。こちらは、当時廉価版として開発されたモデルの復刻。EVA素材に変更することで広く受け入れやすいフォルムに進化させている。

ネイビーのワントーンにより洗練された趣に

ワンポケ付きのロングスリーブTシャツにジーンズという最小限のアイテムで作った潔いコーディネート。ストリート感を匂わせるゆったりとしたシルエットも印象的だ。それでも、バッグも含めネイビーのワントーンにまとめたことでどこか洗練さを感じさせる。

スニーカー5:ブーツフォルムの『パラディウム』パンパハイオリジナーレ

冬は防寒も視野に入れブーツを選択してきた人は多いはず。ただそれを春先に使うとなれば難しい。そこでブーツタイプのスニーカーを。足首まで覆うハイカットながら、履きやすさを留意したコットンキャンバス生地。これで冬と春は余裕でフォローできる。

1920年にフランスで創業した『パラディウム』は、1947年から製造を始めたラバーブーツがもっとも象徴的なアイテム。その遺伝子は、ソールなどに見ることができる。こちらは、同ブランドの起源となるシリーズの“パラドロップパンパ”の復刻モデル。発表当時に使用していた角ロゴを採用し、クッション性に優れた“パラドロップ”インソールを内蔵している。

ミリタリー1色ながら粗野に見せない選びが光る

MA-1タイプのブルゾンにカーキのボトムス、そして足元は丈夫なスニーカーと、選んだアイテムはどれもが武骨。やぼったさが気になりそうなチョイスだが、トップスをホワイトでまとめ印象は清楚に。しかもボトムスはイージータイプを選びさりげない抜け感も披露している。

スニーカー6:ヒールを折っても履ける『ナイキ』ベナッシ スリッポン

春は気温の高まりとともに開放的になれる季節。夏も意識しサンダルを履く人も徐々に出てくる。ならば、スニーカーとサンダルを同時に楽しめる1足があれば、衣替えのわずらわしさを感じなくても済むかもしれない。そんなおいしいアイテムが『ナイキ』にはある。

同モデルのベースになっているのは、『ナイキ』のサンダルでおなじみの“ベナッシ”。それをスリッポンタイプにし、双方のいいとこ取りを実現させたのがこの“ベナッシ スリッポン”。ヒールを折りたたんで履くことが可能で、ワイドストラップをあしらったかのような甲部のデザインが特徴的。マッドな色みと起毛感のある表面も品がある。

アメカジ×ストリートでいまどきなミックス感を意識

ジージャンにスウェットシャツを追加し全体がコテコテのアメカジのように見えるが、ボトムスはクライミングパンツを選択。足元のスニーカーや、その色とシンクロさせたキャップを上下でサンドさせたことで、90年代のストリートを連想させるミックスルックを完遂。

スニーカー7:ナイロン生地の『コンバース』オールスター

スニーカーの主要素材でまず思いつくのがコットンキャンバス。通気性や足なじみを考えればベストな選択といえるが、防寒的観点でいえば少々心もとない。それがナイロン生地なら話は別。やさしく足を包み込んで温もりも確保。軽やかな印象も手伝って春先にも重宝する。

『コンバース』のオールスター、生誕100周年を記念したモデルをベースに製作。アメリカ空軍に由来するフライトジャケット、MA-1をデザインのソースにし、アッパーはナイロン素材を、ライナーにはオレンジカラーを落とし込んでいる。外側に取り入れたジップや、タンの裏側に配したミルスペック風タグも特筆すべきディテールだ。

武骨さを中和させるホワイトのイン差しが効く

アウターは往年のアイテムを想起させる正統派のフライトジャケット。その特徴をトレースしたかのような足元の『コンバース』のオールスターやジーンズで男らしいスタイルを作り上げた。特筆すべきはインナーの白使い。それで過度な土っぽさを中和させている。

スニーカー8:鮮やかカラーの『ニューバランス』ML574

モノトーンやネイビーといったカラーは大人に助かる。しかし、これからの季節を考えるならカラフルなアイテムも備えておきたいところだ。洋服ではハードルも高まるが、足元なら色使いにも積極的になれるはず。ならば、機能性が評判の『ニューバランス』を推薦。

クラシックなフォルムが目を見張るML574は、『ニューバランス』の伝統的なアッパーデザインを継承しているモデル。スエードとメッシュの異素材コンビによって仕上げられているため、見た目は上質ながらも通気性に優れ、いつでも快適に履きこなせる。

フレンチマリン風にカラーの遊び心を添えて表情豊かに

ネイビーのステンカラーコートに濃紺のジーンズ、そして紺ボーダーのバスクシャツと、フレンチワークをストレートに表したスタイリング。ネイビー×ホワイトの色合わせは、それだけでもすがすがしく見える。足元に差したオレンジも新鮮さアップにひと役買っている。

スニーカー9:上質レザーを使った『ブッテロ』B6305

アイテム選びにおいて、見えないところにも気を配れるのは大人の長所。だからこそ、デザインだけでなく素材にもこだわりたいところだ。スニーカーもまた同様。イタリアンクラシックブーツの象徴的存在である『ブッテロ』の1足なら、まちがいなく差をつけられる。

1974年、イタリアトスカーナにて創業した『ブッテロ』。乗馬ブーツやビートルズが履いたモッズブーツなど、ブーツのイメージが強い同社だが、質の高さはスニーカーへも存分に生かされている。代表作に挙げられるのがこのB6305。生後3か月以内の仔牛からしか取れないベビーカーフを使った光沢のある革は高級感をもたらしてくれる。

大人のキレイめカジュアルとはつまりこういうこと

ショーツスタイルにはどこか子供っぽさが出てきてしまうもの。ただ、シャツはリネン特有の光沢が乗りすがすがしくも上品な趣。ショーツもまた、スラックス調のデザインを採用し、上質レザーのスニーカーも合わせるなど、スマートさを損なわないキレイめカジュアルを実践。

スニーカー10:作りにこだわった『ムーンスター』バスケットスペシャル

細部にまで目が行き届いたジャパンメイドの逸品は、世界からも高い評価を得るほどにクオリティーが高い。となれば、スニーカー選びもそれを指針に選べばまちがいはない。たとえば、長い歴史をもつ日本の老舗。シンプルなルックスは季節もスタイルも問わず使い続けられる。

地下足袋に端を発し、140年以上もの間日本人の足元を支えてきた久留米の老舗『ムーンスター』。今はもう国内でもわずかとなったヴァルカナイズド製法を作れる工場で製作されているため、柔軟性や耐久性は抜群。こちらは、ブランドの『コーエン』が別注をかけたアイテムで、各部パーツをオリジナルで製作したオンリーワン。

シルエットの妙で古き良きデニムスタイルを今っぽく

スタイリングに取り入れたデニムのセットアップは、色落ちやアタリなどが浮き上がった古着ライクなアイテム。味わいをもたせつつそれがやぼったく見えないのは、いまどきなシルエットバランスのおかげ。インナーが伝えるクリーンさや足元の引き締めも効果的。

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