グレゴリーのリュックが大人に刺さる。定番品からニューフェイスまで

グレゴリーのリュックが大人に刺さる。定番品からニューフェイスまで

2017年に創業40周年を迎えたバックパックの老舗。創業からロングセラーとなっている名品から、現代的な逸品まで、おすすめのモデルを幅広くピックアップしてみました。

MASAFUMI YASUOKA

2018.04.26

グレゴリー(GREGORY)
バッグ
バックパック・リュック

老舗にして最先端、『グレゴリー』のリュックは大人の定番品

創業は1977年のカリフォルニア州サンディエゴ。フィールドでの実地テストを繰り返し、人間工学に基づく設計による優れたフィット感によって高い信頼性を得ているバックパック界不動の存在です。そんな『グレゴリー』のバックパックと聞いて、90年代ファッションを思い浮かべる人は多いかと思います。当時盛り上がっていたアウトドアブランドを取り入れたストリートスタイルにおいて、『グレゴリー』はその象徴的な存在として人気を集めていました。アウトドアシーンではもはや王道ブランドとしての地位を築いていますが、昨今巻き起こった90年代リバイバルによって、再びファッションアイテムとしても注目を浴びているのです。

“デイパック界のロールスロイス”が伊達ではない理由とは

半世紀近く支持され続けるバックパック界の雄は、いったいどこが優れているのか。知っているようで意外と知らない、『グレゴリー』が長年にわたり人気を集めている理由を、3つのキーワードから読み解いてみましょう。

理由1バッグを背負うのではなく、着るという発想

創業者ウェイン・グレゴリー氏が、そのバックパック作りにおいて最重要視したのはフィッティング。“背負うのではなく、身に付ける”というフィロソフィーに従い、重量をいかに分散させ安定させるかを追求した設計を行いました。その結果、体の曲線にぴったりと沿い、体の動きに追従する高いフィット感を実現したバックパックが誕生したのです。

理由2フィット感を高める、ディテールの数々

人間工学に基づいた高いフィッティングは、何もハイスペックモデルに限った話ではありません。写真のデイアンドハーフやイージーデイなどの定番品はその好例。EVAフォームを内蔵した肉厚なショルダーストラップは使用を重ねるごとに肩にフィットするようになり、ストラップ下部と本体をつなぐ立体的なパーツは腰回りを包み込むようになじみます。荷物の量に応じてコンプレッションベルトを締めて重心を調整すれば、まるでバッグと体が一体になったかのような軽さを感じることが出来るはずです。

理由3ブランド力に胡坐をかかず、現代的な需要も積極的に反映

バックパックを作り続けて40年。デイパックやミッションパックなど、ロングセラーモデルを多く擁立する同ブランドですが、往年の名作に甘んじることなく新たな提案も行っています。三越伊勢丹とのコラボコレクションとなるアーバンアタックは、その好例。名作デイパックに、ソリッドなカラーリングやクラッチバッグとしても使えるPCスリーブを採用するなど、都会の今に必要とされるモデルにアップデートしていました。その他、ビジネスに特化したカバートミッションや軽快な3WAYタイプのアセンドなど、アウトドアだけでなく幅広いシーンに対応しています。

説得力のあるバックスタイルを構築する、10の名リュック

今やアウトドアフィールドを飛び出し、タウンからスポーツ、そしてビジネスにまでシーンを拡大した『グレゴリー』。そのバリエーション豊富なラインアップなら、きっと探していたバッグが見つかるはずです。

モデル1デイパック

創業以来、ロングセラーを記録し続ける名作デイパック。シンプルにして機能的、そして25Lの普段使いには十分すぎるなサイズ感で、アウトドアからタウンユースまで幅広く支持されています。ちなみに中央上部のストラップは、トレッキングポールの装着用です。斜めに走ったフロントジップがアイコン的な存在となっています。

モデル2デイアンドハーフ

量にしておよそ1日半分の荷物を収納できる33Lのサイズからその名が付けられた、デイパックと並ぶ名作。特徴的な4本のコンプレッションストラップにより、荷物の量に関わらず快適な背負い心地を実現してくれます。その他、ボトムのバックル付きラッシュストラップやトレッキングポール装着用ストラップなど、高い収納性が魅力です。

モデル3イージーデイ

20Lとデイパックよりひと回りコンパクトで、メンズ・レディース問わず使えるデイリーユースに適したサイズ感です。大容量のジップ付きフロントポケットには、内部に便利なキークリップも付属。クラシックなデザインとともに、ティアドロップ型のフォルムが快適な背負い心地を約束してくれます。

モデル4トレイルブレザーデイ

17Lとデイリーユースに便利なコンパクトサイズながら、シンプルな構造で収納力は意外と充実。特徴的なラウンドシルエットのジップポケットも、さまざまな方向からの取り出しが容易で実に効率的。ポリエステルとコットンの混紡生地は、旧き良きレトロアウトドアの雰囲気を楽しませてくれます。ちなみにこちらは、創業者ウェイン氏の初期製品を踏襲したサンバードシリーズの逸品。

モデル5クレッターデイ

創業者のウェイン氏が自らデザインを手がけた、いわばデイパックのルーツともいえるモデル。こちらもサンバードシリーズのモノになります。トレッキングポール装着用ストラップを通すスエードのパッチしかり、機能的にしてシンプルに仕上げたデザインは、飽きが来ず長く愛用できます。キルティング状になった背当てにより、背中へのフィッティングも快適です。

モデル6ミルクリーク

屋外に出る以上、山岳におけるトレッキング同様都市生活もまたアウトドアであるという考えのもとに考案されたアベニューシリーズ。大きな荷物もすっぽり入る筒型のボディには、防水加工された帆布素材を採用しています。2重構造のボトムや止水ジップも相まって、防水性は流石のひと言。そんなタフな作りとは裏腹にルックスは実にミニマルで、ビジネスでの自転車通勤用バッグとしてもおすすめです。

モデル7スケッチ22

1枚の生地にダーツを打って袋状に仕立てたような、立体的なフォルムが特徴のスケッチ22。その先進的でミニマルなデザインは、カジュアルなストリートスタイルからジャケットコーデまで幅広いファッションになじみます。軽量性にも優れており、通気性を高めたショルダーハーネスやバックパネルはアウトドアフィールドでの活躍も期待させてくれます。

モデル8ハードコア

『グレゴリー』がかつて90年代に米軍特殊部隊専用に設計・開発を行ったバッグシステムをベースとする、ミリタリー顔のスピアシリーズ。背中にむだなくフィットする、12Lというコンパクトサイズが機能的ながらユニークです。わずか385gという軽さに高いフィット感も相まって、背負ったまま全力で走ることも可能。アウトドアでアクティビティを楽しみたい人におすすめです。

モデル9カバートソリッドデイ

ジャケットに合わせても違和感のない、その名のとおりのソリッドデザイン。スクエアなフォルムは、端正な印象とともに書類やPCのむだのない収納にうってつけです。フロント上部のオーガナイザーポケットも、細かなステーショナリーの仕分けに適した仕様となっています。耐久性の高い1680デニールのバリスティックナイロンは、日々の使用から出張まで重宝することでしょう。

モデル10アセンドグリッドデイ

表面から無用な凹凸を排除することでビジネスシーンに最適なシャープさを獲得しつつ、内部で小物を仕分けするオーガナイザーポケットやメッシュポケットなどを装備した高機能モデル。ノートPC用のモバイルスリーブを内部に設けていたり、両サイドに自転車に乗りながらでも楽にアクセスできるアクセサリーポケットを配置しているなど、シンプルな見た目以上の収納力も特徴です。

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