小さくなって大変化。アークテリクスのグランビル
カナダ発のアウトドアブランド『アークテリクス』は、ウェアのみならずリュックも名作ぞろい。なかでも人気の“グランビル”がよりデイリーな仕様になりました。
名作だらけ。このブランドはリュックの宝庫
アウトドアはもちろんタウンユースとしても活用できる『アークテリクス』のアイテムのなかでも、リュックは注目ジャンルのひとつ。とくに写真の“アロー 22”は同ブランドはもちろん数あるメンズリュックのなかでも人気のアイテムです。
アロー 22は、感度が高い大人たちがこぞって“街使い”していることがきっかけとなり、爆発的に愛用者が増加したこちらのアイテムです。その良さは言わずもがなですが、同ブランドにはほかにも素ん晴らっしいリュックがあるのをご存じですか?
“グランビル”にひと目惚れ
じゃーん! こちらが“アロー 22”と肩を並べる『アークテリクス』の名作リュック“グランビル”さんです。イイですよね、スクエアなシルエット。なんだかガシッとしてますし、どんな悪天候にも耐える+多くの荷物をすっぽり包み込んでくれそう……。私は2、3年ほど前にお店で出会ったのですが「ぎゃー、素敵」とひと目惚れしてしまいました。
「これは背負ってみたい」とすぐさまお店の方に確認をしてひょいっと背負ってみたんですよ。すると、ちょっと大きかったんですよね。アウトドアに行くならばまだしも、当時の私の体とリュックのサイズがしっくりこなかったんです。お店の方には迷惑をかけてしまったかと思うのですが、1時間ほど真剣に悩んで購入を見送りました……。でも本当におすすめなんですよ、グランビルさん。ううっ(泣)。
ちっちゃくなって大きく変化。デイリーに使える“グランビル”が素敵
過ぎ去ったことはあまり気にしない性格の私です。購入を見送った後は心変わりして、きれいさっぱりグランビルさんのことを忘れていました。そして先日見つけたのがこちら。
「グランビルさんだー!」
と興奮しましたが、よく見るとちょーっと違うんです。その違いとは、サイズ感。高さや幅などがオリジナルモデルとは微妙に異なります。
「ふむふむ」
と、その違いの“大きさ”に気づかなかったアンポンタンな私ですが、背負ってみるとあら不思議。わずかな違いが実は大きな変化だったのです。
「なぬっ」
これが私の第一声。
コンパクトになったことでいつものコーディネートに、よりハマりやすくなっていたのです。私は現在『バッハ』のリュックを愛用しているのですが、こちらのおニューなグランビルも購入したくなるほどのインパクトでした。
何が違う? 新旧の“グランビル”を比較してみました
私的好みはさておき、新旧いずれも甲乙つけがたいグランビルですが、気になるのはそのディテールではないでしょうか? ここではサイズが異なる新旧のモデルを比較し、何が同じで何が違うのかを解説します。
旧モデルは……
トップをガバッと開けてみると、PCやタブレットが収納できるスペースがありますね。内側も防水素材でつくられているので、雨の日も安心。
新モデルは……
新モデルも中身の構造に違いはなさそう。もちろん、書類をガシガシ詰め込んでもへこたれませんので、スーツ姿にも似合いそうです。
旧モデルは……
背面にはブランドロゴがありますな。じつはこれ、単なるデザインじゃないんです。背中との接地面にあえてロゴを型押しすることで凹凸が生まれて背中のムレを低減してくれるのです。まさに機能美!
新モデルは……
新モデルでは背中のセンター部分にメッシュ素材を採用。これも背中のムレを解消するための工夫ですが、こちらのモデルにはベルトストラップが付属されてるんです。私がこちらのモデルを気に入ったのも、このストラップが決め手でした。疲れにくいリュックの条件のひとつです。

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守備範囲広めの髪ヲタ編集部員
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