ネクタイピンは人気ブランドから選ぶ。Vゾーンの格上げに効く10アイテム

ネクタイピンは人気ブランドから選ぶ。Vゾーンの格上げに効く10アイテム

ネクタイの乱れを防ぎ、Vゾーンに立体感を与えられるネクタイピン。付け方から選ぶポイント、おすすめブランドまで、意外と知らないネクタイピンについて徹底的にご紹介。

近間 恭子

2019.12.12

小物
タイピン
着こなし・コーデ

そもそもネクタイピンの役割って?

スーツスタイルに許される数少ないアクセサリーであるネクタイピン。そもそもはネクタイをシャツに留めて乱れを防ぐ役割がありますが、ネクタイにボリュームをもたせてVゾーンを立体的に見せ、適度な華やかさを演出するという効果もあります。おしゃれなアクセントになるので、着こなしのブラッシュアップに積極的に取り入れるのがおすすめです。

選ぶ際に知っておきたい。ネクタイピンの種類

一口にネクタイピンといっても種類はさまざま。そこで代表的なデザインをピックアップしつつ、その使い方や与える印象なども伝授します。自分に合ったネクタイピンのデザインを探してみてください。

種類1もっともオーソドックスなタイクリップ

タイクリップはもっとも一般的なネクタイピンで、ワニロ式とも呼ばれています。使い方はいたって簡単で、バネの力を使ってタイの大剣と小剣、そしてシャツをはさむように使用するもの。さまざまな厚さのタイに対応し、さらには落ちにくくて扱いやすいのが特徴です。

種類2シンプルでスマートなルックスのタイバー

タイクリップとは違い、バネを使わずに金属そのものの力ではさむように使用するタイバー。シンプルなデザインが多く、見た目にもスマートな印象を与えられます。ただ、ニットやウール生地など、厚みのあるタイだとタイバーが落ちてしまう可能性があるので、使用は控えたほうが良いでしょう。

種類3パーティシーンに◎。装飾的な役割を果たすタイタック

タイタックはネクタイに針状のピンを刺し、裏側を金具で留めるタイプ。付属しているチェーンはワイシャツのボタンに掛けます。タイを固定するというより、タイを持ち上げてブローチのような装飾性の役割が主。そのため、ビジネスではなく、パーティシーンで取り入れるのがおすすめです。

種類4アクセサリー感覚で取り入れたいスティックピン

本来はスカーフを固定するものでしたが、タイを留める道具としても使われています。針状のピンでタイを留める形状で、頭とピン先に装飾用のヘッドが付いているのが特徴。ビジネスシーンではなく、礼装用に用いられるネクタイピンなので、結婚式などで取り入れるのが一般的です。

ネクタイピンのおすすめブランド10選

ビジネスからパーティまで、さまざまなシーンに対応するデザインをセレクトしたので、お気に入りを見つけてください。

アイテム1『エリザベスパーカー』モザイク WHT タイバー

カフリンクスやネクタイピン、ネクタイなどを手がけるメーカーとして1995年にイギリスで創業。シンプルなデザインからトレンドを意識したデザインまで展開し、確たるポジションを作り上げています。こちらのタイクリップは、モザイク柄デザインが特徴。光の当たり具合や角度によって表情が変わり、シンプルながらもVゾーンに存在感を放ちます。

アイテム2『ベルフィオーレ』シルバー925

貴金属やジュエリーなどの工芸が盛んなイタリア・フィレンツェで、1948年から続く銀製品ブランド。熟練の職人によって作られるアイテムは、流行に左右されることないクラシカルなデザインで、使うほどに味わいを増していきます。そんな『ベルフィオーレ』からピックアップしたのは、スターリングシルバー製のタイバー。ランダムなワニ革模様をリアルに再現しているのが印象的です。

アイテム3『サイモンカーター』モザイク白蝶貝タイスライド

1985年に創業した『サイモンカーター』は、イギリス国内で高い人気を誇るアクセサリーブランドです。1930年代の英国スタイルをコンセプトにしたアイテムは品質も高く、世界各国の高級百貨店やセレクトショップで展開されています。白蝶貝で表現したモザイク柄が印象的なタイバーは、角度や光の当たり具合でさまざまな表情を演出。Vゾーンをエレガントに彩ってくれます。

アイテム4『ルイ・ファグラン』スクエア ネクタイピン

100年以上の歴史を誇るフランス発の『ルイ・ファグラン』。すべての工程を自社工場で行うことで、ヨーロッパでは数少ない徹底した商品管理を実現。さらにクオリティの高さとコストを抑えた価格を両立させているのも魅力です。このタイバーは真ん中をくり抜いたデザインが特徴。シンプルながらもモダンな印象を与え、どんなデザインのタイともバランス良く仕上がります。

アイテム5『タテオシアン』ファーンリーフラペルピン

1990年に創立し、ロンドンを拠点とする『タテオシアン』。デザイナーのロバート・タテオシアン氏は投資銀行に勤めていたという異色の経歴の持ち主で、その独創的なデザインで多くの支持を集めています。植物のシダをモチーフにしたスティックピンは、ロジウムメッキで仕上げられたもの。モチーフが全長約94mmと大きめのサイズなので、存在感もバツグンです。

アイテム6『クリケット』オリジナル 3色カラー タイ

1960年にスタートした『クリケット』は、主に服飾小物やネクタイを展開する日本発のブランド。ネクタイピンは日本製で、熟練職人が一つひとつ手仕上げを行っているこだわりよう。このタイクリップは、シンプルなデザインに3色カラーのモチーフを採用。白×ライトブルー×ネイビーで構成され、Vゾーンにドレッシーさと知的な雰囲気を醸し出してくれます。

アイテム7『ポールスミス』ストライプ&グレンチェック

日本でも絶大な人気を誇っているイギリス発の『ポールスミス』。テーラリングをベースに、遊び心やヒネリを効かせたアイテムが得意で、ウェアはもちろん、ネクタイピンをはじめとするアクセサリーも充実しています。ストライプとグレンチェックを採用したタイクリップは、レーザーで表面を削り、部分的に溝を入れて光沢感の違いやフェード感を表現。

アイテム8『ニューヨーカー』タイタック

『ニューヨーカー』は1964年にスタートし、ベーシックながらも時代の空気感やトレンドをプラスしたスタイルを提案。こちらのタイタックは、真鍮にブラックオニキスを組み合わせた華やかな雰囲気が魅力。そのまわりにはブランドロゴが刻印され、さりげないアクセントになってくれます。

アイテム9『ジラフ』タイピン

ネクタイ専門ブランドである『ジラフ』は、他とは一線を画すカラフルな色・柄使いやユニークなモチーフが特徴。実はネクタイ以外に、ネクタイピンをはじめとするアクセサリーもラインアップしています。こちらはブランド名でもあるキリンをモチーフにした人気のタイバー。個性的なモチーフながらもシンプルなシルバーで構成しているので、悪目立ちすることなくさりげないポイントになってくれます。

ユニークなデザインがそろう。ジラフのネクタイに注目

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スーツスタイルの顔であり、印象も左右するネクタイ。そこでおすすめなのが、洒落者の間で注目されているネクタイブランドの『ジラフ』。その魅力を徹底的解説します。

近間 恭子

アイテム10『テッドベイカー』LUKK クローバーモチーフ ラペルピン

1988年にシャツブランドとしてロンドンで創業し、現在はメンズ・レディースのウェアやアクセサリーなどを発信する『テッドベイカー』。最高の品質と細部への揺るぎないこだわり、そしてヒネリの効いたブリティッシュユーモアに溢れたブランドとして人気を博しています。こちらはアンティークのような真鍮にスワロフスキーを散りばめたスティックピン。幸運のモチーフであるクローバーは、結婚式のアクセサリーとしてもうってつけ。

シーンによって異なるんです。ネクタイピンを付けるベストな位置

ネクタイピンを取り入れるうえで難しいのが付ける位置。最後に、ビジネスやパーティといったシーン別にネクタイピンを付けるベストな位置を紹介します。与える印象も異なるので、ぜひチェックしてみてください。

シーン1ビジネスシーンでは、シャツの第3~第4ボタンの間に付けるのを目安に

ジャケットを着用していてもシャツ1枚でも、ネクタイピンを付ける位置は基本的に同じです。下すぎず上すぎない、シャツの第3~第4ボタンの間くらいがベスト。そうすればネクタイピンが悪目立ちすることなく、それでいてVゾーンが立体的に仕上がります。また、華美な装飾はビジネスにはふさわしくないのでシンプルなデザインが◎。水平にセットするようにしましょう。

シーン2結婚式などの華やかな場では、少し上めにセットするのがおすすめ

結婚式などのパーティシーンでは、あえてネクタイピンを目立たせてVゾーンを華やかに彩るのもアリです。とはいえ、あまりにも上にセットするのはバランスが悪く見えるので、シャツの第2~第3ボタンの間くらいを目安にするのが良いでしょう。また、ビジネスシーンとは違い、デザイン性の高いものをセレクトするのもおすすめです。

シーン3パーティシーンで人と差をつけるなら、ネクタイピンを斜めにセット

洒落感やこなれ感を演出するのにおすすめしたいのが、あえてネクタイピンを斜めにセットするテクニック。水平に比べてネクタイピンの主張が強くなり、Vゾーンに遊び心とスタイリッシュさをプラスすることができます。付ける位置は、シャツの第2~第3ボタンに付けるのがベスト。ただ、ビジネスシーンでは遊びすぎに見えてしまうので、実践するならパーティシーンで。

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ライターのアシスタントを経て、2003年に独立。「MEN’S CLUB」や「Mono Master」などの男性誌をはじめ、女性誌やWEB、カタログで活動している。ビジネスからカジュアルまでのメンズファッション全般を得意としているが、最近は趣味がこうじて旅企画も担当。
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