歴史まるわかり!ニューバランスのスニーカー年表

スニーカーブームは落ち着いたものの、まだまだ人気が衰えない『ニューバランス』。そこで数多くの名作モデルとともに、『ニューバランス』の歴史を解説します。

ブランド:
キーワード:

歴史まるわかり!ニューバランスのスニーカー年表

『ニューバランス』の歴史一挙公開。その前に知りたい基本事項

レトロな見た目と抜群の履き心地で絶大な支持を得ている『ニューバランス』。名作を数多くリリースしていますが、その歴史をご存じですか? そもそも矯正靴の製造メーカーとして1906年にボストンで誕生。1972年に現会長のジェームス・S・デービスが買収したことをきっかけに、本格的にランニングスニーカーブランドとして成長していったのです。その後の快進撃はご存じのとおり。

『ニューバランス』の名作ヒストリー

288

クラシックなテニスシューズ「CT300」をベースにしている「CT288」。ちなみに数字の前につけられた“CT”は男性用テニスの意味。で、こちらはピッグスキンスエードをぜいたくに使用したアッパー、グリップ性に優れたガムラバーソールとのコントラストがアイコニックなモデルです。Nロゴまでも同色でそろえたワントーンカラーも印象的ですね。

300

ランニングシューズ開発におけるテーマとして掲げていた“フィッティング性・コンフォート性・安定性・耐久性”を、テニスシューズに落とし込んで1979年に誕生した「CT300」。この「CRT300」は「CT300」のアッパーに、軽量でクッション性に優れた“レブライト”ソールを搭載したもの。通気性の高いメッシュを使い、どこかレトロな雰囲気漂う仕上がりに。

320

1976年に鮮烈デビューした「M320」。当時は画期的だったサポート性と屈曲性を両立させたシステムを採用し、NYシティーマラソンで見事に優勝を果たしたトム・フレミング選手が着用していたことで、市民ランナーに熱狂的に支持された伝説的モデルです。「U320」はユニセックスモデルで、70年代を連想させるレトロ感漂う色と素材使いが特徴。

420

爆発的な人気を獲得した「M320」の進化モデルとして、専門誌で多くの受賞歴を誇る名品「M420」。そんな伝説的モデルをアップデートさせたのが「U420」です。ヌバックレザーのパンチング加工やガムラバーソール、シュータンのレザーパッチなど、細部にもこだわってレトロな雰囲気と高級感を演出。コルク製のインソールで履き心地も快適です。

574

『ニューバランス』の伝統的なアッパーデザインを継承し、日本での人気も高い「574」。ボリュームのあるクラシックなデザインながら、ほかのモデルに比べると安いというのも支持されている理由の1つだと思います。凹凸感あるアウトソールを採用しているため、山道などのデコボコした道、いわゆるオフロード仕様のモデルともいわれていますね。

576

1988年に登場して以来、不動の定番モデルとして支持されている「576」は「574」の兄貴的存在。グリップ力の高いアウトソールやぽってりとしたボリュームあるフォルムが最大の魅力です。ちなみに「574」との違いはソール。「574」は“エンキャップ”というEVA素材とポリウレタンを挟んだもので、「576」はEVA素材を圧縮成型した“シーキャップ”が使われています。

990

99Xシリーズの先駆けモデルとして1982年に発売された「M990」は、やや高めの価格設定ながらも審美眼に優れたユーザーから高い支持を得たモデルです。クッション性・安定性・着地から蹴り出しまでのライド感など、すべてにおいて高評価の「M990」は99Xシリーズの人気を決定づけたモデルといっても過言ではありません。

996

「M990」の後継として、99Xシリーズの評価を不動のものにした80年代後半の傑作「996」。「996」のスリムで洗練されたシルエットはそのままに、軽量性とクッション性に優れた“レブライト”をミッドソールに搭載したのが「MRL996」です。写真は『グリーンレーベル リラクシング』が別注したネイビーモデル。大人なルックスでヘビロテ間違いなしです。

997

重厚なアッパーデザインに“エンキャップ”搭載の画期的な一体成型ミッドソールを融合させ、1990年に登場した際には市場を驚かせたといわれている「M997」。こちらはヘリテージシリーズを継承するUSA製を復刻させたもの。人気度は「996」にかなわないものの、同様のすっきり細身のフォルムと確かな履き心地が味わえるモデルです。

998

1993年に初めて“アブゾーブ”を採用したミッドソールで、衝撃的なデビューを果たした「998」。“アブゾーブ”をかかとに搭載することで、高いクッション性と安定性を実現しています。また、ロゴの大きさや履き口のディテールをアップデートさせているのも特徴。「998」はほとんどがアメリカ製ゆえ、頑強な作りというのも見逃せないポイントです。

999

履き心地のよさに定評がある99Xシリーズの最後を飾るのが、1996年に登場した「999」。立体感あるモダンクラシックなたたずまいが特徴的なモデルです。アメリカ製がほとんどの「998」に対し、「999」はほとんどがインドネシア製。衝撃吸収剤“アブゾーブ”に加え、ハイレベルの安定性とクッション性を実現する“エンキャップ”も搭載されています。

1300

1985年発表の「1300」は、“エンキャップ”を世界で初めて搭載したランニングシューズの最高傑作。ラルフ・ローレンをはじめとする多くの著名人が愛用し、価格も高価なことから“スニーカーのロールスロイス”と呼ばれていました。経年変化の軽減や通気性の向上といった長く愛用することを前提に、2007年よりライニングがテキスタイルにアップデート。

1400

「1400」は「1300」の後に発売する予定だったが、当時の技術では大量生産できず、結果的に「1500」よりも遅い1994年のデビューに。ハイレベルの安定性とクッション性を実現する“エンキャップ”をミッドソールのかかとに搭載されています。「1300」よりもスタイリッシュな見た目というのも特徴。アメリカ製ながらも日本のみの展開になっています。

1500

1989年に登場した「1500」は、当時の最新テクノロジーを結集した画期的なミッドソールを搭載。この「M1500」は英国製ならではのクラフトマンシップを感じさせる上質なレザーアッパー製で、レザーシューズのような高級感も持ち合わせています。ちなみに同じ1500でも「MD1500」もありますが、これはベトナム製なのでお間違いないように。

1700

最後に紹介するのが、尋常じゃない履き心地のよさと称されている「1700」です。1999年に発売された「M1700」は、その高価な価格に見合うテクノロジーや履き心地で話題となり、多くのファンを生み出しました。いわゆるハイテクスニーカーのような顔つき故に好き嫌いが別れると思いますが、その最高の履き心地に病みつきになること請け合いです。

気になる記事を保存できる、
スクラップ機能が追加されました!

ページトップへ戻る