
アウトドアチェアは快適キャンプの決め手だ。おすすめの厳選20脚
キャンプでチルする際に必須なのがアウトドアチェア。座り心地はもちろんのこと携行性やルックスなど購入前にチェックすべき項目と、おすすめのアイテムをご紹介します!
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アウトドアチェアが最高のリラックスタイムを届けてくれる
自然の中といえど快適に過ごしたいのであれば、アウトドアチェアは必須のアイテムです。キャンプ人気が高まった結果、当然ラインアップもひと昔前と比べると非常に豊富になっています。実際の座り心地や他のギアとの相性も考えるとなかなか「コレ!」という一脚を選びにくい今。だからこそ、本当におすすめのアイテムを厳選してご紹介します!
理想のアウトドアチェアはロー? それともハイ?
アウトドアチェアは、座面の高さによってローとハイに大別することができます。現在のキャンプシーンで主流なのが、座面が低めの「ロータイプ」です。おおむね座面高が30cm以下のものが多く、足を投げ出すように座れるためリラックス感が強いのが特徴。また、子供が座りやすいのも魅力のひとつです。地面から近い位置に座るため焚き火のそばでゆったりと過ごすなど、あまり立ち座りがないシチュエーションに向いています。携行性に優れているアイテムが多く後ろの視線を遮りにくいこともあって、フェスの会場での使用にもおすすめです。
座面高が40cm前後の「ハイチェア」は、天板高が70cm前後のアウトドアテーブルとの相性が良好。そのため食事のときはもちろん、座って調理したいときにもこちらのタイプを選ぶと良いでしょう。サッと立ち上がりやすいのも魅力です。最近は高さ調節が可能なアイテムも増えているため、それらのアイテムをチョイスすれば、ロータイプとハイタイプのいいとこ取りで使うことも可能です。
理想の1脚と出合うために。押さえておきたいアウトドアチェア選びのポイント
”ソファの質は値段に比例する”とは、インテリア業界において常識。この格言はおおむねアウトドアチェアにも当てはまりますが、ソファと違うのは座り心地や質感だけでなく、軽さや組み立てやすさ、耐久性といった要素も価格に反映される点。ここでは家具の中でも特異な存在であるアウトドアチェアならではのチェックポイントをご紹介します。
ポイント1
座り心地と安定感
チェアの性能で最も重要なのが座り心地ですが、アウトドアギアの進化と競争が著しい昨今においては、主要メーカーのものであればどれも満足できる座り心地と思ってOK。強いていうならば『ヘリノックス』などのようにフレームを組み立てる必要があるタイプや『カーミットチェア』のような折りたたみ式は座面のファブリックがピンと張っているぶん、かっちりと頼もしい座り心地のアイテムが多い傾向にあります。一方で収納袋から出して広げれば、組み立てずに設置できる構造の収束式のアイテムは座ると座面が少し沈み込むため、フワッと包み込まれるような座り心地のものが多いといえるでしょう。
ポイント2
座面の素材
フェス会場で使うのであれば携行性や組み立てやすさも重視したいところですが、オートキャンプでの使用がメインであれば、それらはさほど気にしなくてもOK。その代わり座面の素材には注目しましょう。夏場ならば通気性に優れたメッシュ素材のほうが快適ですが、秋冬になると寒さが少々気になります。また、軽さを重視したチェアの場合はナイロンなどの化学繊維を使用していることが多く、焚き火のそばで使うと火の粉で穴が開いてしまうことも。もし焚き火のときに使うことを想定しているなら、火に強いコットン素材のアイテムをチョイスしたほうが安心でしょう。また、メッシュ素材のチェアにコットン素材の専用カバーを組み合わせて使うのもおすすめです。暑い日中はメッシュのまま使いつつ、肌寒い夜や焚き火のときはカバーをかぶせれば一台二役で活躍してくれます。
快適なキャンプを約束する厳選アウトドアチェア
自宅のようにくつろげる空間作りを目指すのか、それともアウトドアならではの体験を満喫したいのか。そのキーとなるのがチェアといえるでしょう。以下ではハイ&ローそれぞれのキャンプスタイルにおすすめのアイテムに加えて、リクライニング機能や回転座面を搭載したモデルを厳選してご紹介します!
▼ローチェア
年々ゴージャス&グランピング化してきた揺り戻しとして再び注目されているのが、低めのキャンプファニチャーを使ってサイトを作り上げるロースタイルのキャンプ。比較的コンパクトに収納できるギアが多いため、ソロキャンやツーリングキャンプにもぴったりなのも魅力です。ここではそんなロースタイルにフィットする、低めの座面を持つチェアをご紹介します。
アイテム1
『ヘリノックス』グラウンドチェア
テントポールを製造するDAC社が2009年に立ち上げ、日本に上陸するや否やその軽さと座り心地の良さで人気を確立した『ヘリノックス』。このグラウンドチェアはシリーズ中で最も座面が低いタイプで、ゆったりとくつろげるよう他モデルより深めのシート設計を採用。かさ張らず非常に軽量のため、キャンプだけでなくフェスや山行にもおすすめの一脚です。
アイテム2
『カーミット』カーミットチェア
バイク愛好家が、バイクのサドルバッグに入る折りたたみチェアとして開発した「カーミットチェア」。折りたたみ式のウッドフレームは持ち手としても使えるように配慮されており、コットン製の座面と相まって、パップテントやコットンテントなどを使ったクラシックなキャンプスタイルとも相性バッチリです。現在はさまざまなメーカーがアレンジした商品をリリースしていますが、ここはひとつ本家本元を押さえておきたいところです。
アイテム3
『オガワ』ローチェア2
コットンテントで人気の『オガワ』のローチェア。ポリエステルの座面に、収納も設営も一瞬で完了するアルミ合金製の蛇腹式フレームを採用。浅く腰掛けても倒れにくい構造のため、キッズ用にもおすすめです。ちなみに『オガワ』は自社製品の全ラインアップを実際に手に取れる「ogawa GRAND lodge」というコンセプトストアを全国で運営しているため、気になる人は座り心地を気軽に試せるのもうれしいところです。
アイテム4
『コールマン』ソファチェア
一般的にアウトドアチェアといえばメッシュやポリエステルの生地を貼り地に使うことが多いものですが、こちらはその名の通り、クッション材を内蔵した貼り地をフレームに吊り下げることで包み込まれるような極上の座り心地を実現。軽く持ち運びやすいアルミフレームの採用に加えてリビングなど室内での使用も想定されているため、家でもキャンプでもフル活用することが可能です。
アイテム5
『ロゴス』キングあぐらチェア
”あぐらが組めるほど楽ちん”と評判の「あぐらチェア」の中でも、こちらは最もワイドな座面を採用したバージョン。頭までサポートするハイバック仕様で座面は適度な角度が付いているため、長時間座っても疲れません。また、座面が低いのでテント内で使用しても圧迫感が少ないのもメリットのひとつです。
アイテム6
『スノーピーク』Take! チェア ロング
竹の修正材とX字状のアルミを組み合わせたフレームに吊り下げ式の座面を採用し、包み込まれるような座り心地を実現。座面高は36cmと高めでハイバック仕様のため一見するとハイタイプに分類されそうですが、実際に座ってみると意外にも視線は低めでローテーブルと相性抜群。貼り地に採用した6号帆布は火の粉にも強く洗濯可能のため、焚き火の煤で汚れても安心です。
アイテム7
『ディーオーディー』ローローバーチェア
英国軍の軍用車であるランドローバーに車載されていた「ローバーチェア」は、デザイン性の高さからキャンプ用として注目を浴び、オリジナルのヴィンテージ品は高値で取り引きされるほど。こちらは『ディーオーディー』がその「ローバーチェア」をヒントに、低めの座面高にアレンジ。さらに背もたれをやや後ろに傾けることで座り心地をアップデートするなど、オリジナルを所有する人でも欲しくなるような、かゆいところに手が届く仕上がりになっています。
▼ハイチェア
高めの座面で、しっかりと腰掛けることができるハイチェアは、ゆったりと体を預けられるリラックス感が高く、調理や食事などの作業もはかどります。近年のキャンプシーンではロースタイルが主流ですが、テーブルクロスを敷いてカトラリーにもこだわって……というようなラグジュアリーなキャンプサイトを作りたいなら、ハイチェアをチョイスが良いでしょう。
アイテム8
『ヘリノックス』カフェチェア ホーム
オフィスチェアとしても使える53cmと高めの座面高が設定されており、自宅のダイニングテーブルなどと組み合わせても使用できる「カフェチェア ホーム」。シートは丈夫で汚れに強いポリエステル製ながら、リネンのようなざっくりとした質感のため、ウッドやコットン、アイアンを基調としたサイト作りにも違和感なくフィットしてくれます。
アイテム9
『コールマン』コールマン インフィニティチェアマックス
ハイチェアの名品としてロングセラーを記録する「インフィニティチェア」の2023年新作がこちら。角度を変えられるサンシェードとカーフクッションが追加されて、至れり尽くせりの豪華装備となっています。貼り地とフレームはゴムひもで連結されており、背もたれを倒せば「まるで無重力空間に浮いているよう」と評される極上の座り心地&寝心地を体感できます。
アイテム10
『ロゴス』ダイニングマスターチェア
ダイニング用にぴったりの座面高44cmで、座面が広く肩口までサポートしてくれるハイバック仕様のため、ゆったりとくつろぐことが可能なハイチェア。同じチェアを横並びで使用したときもスッキリとまとまるよう、木製のアームレストがチェア幅に収まっているなど、細かなところまで配慮が行き届いています。
アイテム11
『コールマン』リゾートチェア
収束式のフレームにカップホルダー付きの布製アームレストというスタンダードなデザインですが、なかでも定番中の定番が『コールマン』のこちら。日進月歩のキャンプ業界においてはもはや古式ゆかしいアイテムといった印象ですが、その使い勝手や座り心地は必要十分にして、コスパの良さは唯一無二。「とりあえずデイキャンプから始めてみよう」というお試しキャンパーはもちろん、来客用として持っておいても損はありません。
アイテム12
『ハングアウト』BFディレクターズチェア
もともと映画監督がロケ撮影時に座るための椅子として開発され、今ではキャンプ用として親しまれている「ディレクターズチェア」。こちらはそんな定番品に座面高43cmのハイと26cmのローと、2段階で調節可能なギミックを採用。焚き火も食事もこの一脚で対応できるだけでなく、インダストリアルなルックスはガレージやリビングに置いても映えます。
アイテム13
『ダーチ』バイパー
オーストラリア発の『ダーチ』は、今注目のオーバーランド(カーサイドタープやルーフトップテントなどを使い、クルマとともに長距離を旅すること)なキャンプスタイルの旗手として知られるブランド。同社のチェアの中でも最もハイエンドな「バイパー」は、ご覧の通り左右や後部にこれでもかというほど小物入れが付属し、座面も体の曲線にフィットするよう立体的に設計。どことなくカー用品を思わせるデザインなのは、オーバーランド専業メーカーだからこそでしょうか。
アイテム14
『リオソル』タフ&ライト アウトドアハイチェア
組み立て式のアルミフレームと吊り下げ式の座面を採用したハイバックチェアですが、特筆すべきは頭までカバーする背もたれにヘッドレストが付属している点。日本のブランドながらリーズナブルな価格設定に加えて、ハイチェアの中では群を抜いて軽い1.35kgという重量。さらに、フレームがしなやかで組み立てやすい点もビギナーにはうれしいところです。
▼ひとヒネリある個性派タイプ
ひと昔前は収束式がほとんどだったアウトドアチェアですが、今では各社が個性的なデザインや機能を盛り込んだアイテムを開発し、他のキャンパーとカブりたくないこだわり派の人たちから支持を集めています。以下では、そんな個性派アイテムをご紹介!
アイテム15
『ニーモイクイップメント』スターゲイズ ラグジュアリー
座面をフレームに固定することなく吊るすことで、ハンモックのように自然な揺れを楽しむことができる革新的なキャンピングチェアがこちら。高さ調節可能なヘッドレストやカップホルダーも付属しており、グッと背もたれに体重をかければ自動でロッキングしてまさに”Stargaze(星を眺める/空想に耽る)”のにぴったりな体勢でチルできます。
アイテム16
『ヨカ』パネルチェア
釘や金具を使わずに合板を切り出してパズルのように組み合わせることでキャンプファニチャーを作る『ヨカ』。座面や背もたれも直線で構成されているため、長時間座るならクッションを追加したいところですが、無塗装の修正材を使用したそのルックスは唯一無二。ステッカーやステンシル、ペンキなどでデコって自分だけの一脚を作るのも楽しそうです。
アイテム17
『キャプテンスタッグ』オートリクライニングチェア
リクライニング機能がついたチェアは数多く存在しますが、こちらはレバー操作などをすることなく背もたれに体重をかけるだけで自動的に倒れ、さらにフットレストがグググっとせり上がるオートリクライニング機能を搭載。ドリンクホルダーに置いたお酒を飲むうちに、思わずうたた寝をしてしまいそうな快適さです。
アイテム18
『フィールドア』ポータブルコンパクト アウトドアチェア ミドルバック ロッカーベースセット
リーズナブルながら質の高いアイテム作りで注目を浴びている『フィールドア』のチェアと、ロッキング仕様にするためのベースのセットがこちら。ゆらゆらと揺れる座り心地はリラックス感を誘ってくれるのはいうまでもなく、砂浜などで使用する際に幅広のロッカーベースを使用することで脚部分の沈み込みを防いでくれるというメリットもあります。
アイテム19
『ランドフィールド』リクライニングチェア
収束式で布製アームレストという一般的な作りのハイチェアですが、最大の特徴は座面と同じ高さのサイドテーブルが付属すること。サイドテーブルとしてだけでなくリクライニングしたときに脚を載せればオットマンとしても使えるため、ハイチェアながら脚を投げ出してリラックスした体勢を取ることが可能です。
アイテム20
『ホールアース』クラムチェア デラックス
アームレストと背もたれが包み込むようにレイアウトされたフレームの設計に加えて、たっぷりと中綿が入った座面のおかげでひとり用ソファのような極上のリラックス感を演出してくれる「クラムチェア」。本体に使用している生地も肌触りの良い起毛素材で、特に秋冬のキャンプで活躍してくれること間違いなしです。
この記事の掲載アイテム一覧(全20商品)
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『ヘリノックス』 グラウンドチェア
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『カーミット』 カーミットチェア
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『オガワ』 ローチェア2
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『コールマン』 ソファチェア
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『ロゴス』 キングあぐらチェア
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『スノーピーク』 Take! チェア ロング
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『ディーオーディー』 ローローバーチェア
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『ヘリノックス』 カフェチェア ホーム
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『コールマン』 コールマン インフィニティチェアマックス
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『ロゴス』 ダイニングマスターチェア
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『コールマン』 リゾートチェア
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『ハングアウト』 BFディレクターズチェア
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『ダーチ』 バイパー
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『リオソル』 タフ&ライト アウトドアハイチェア
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『ニーモイクイップメント』 スターゲイズ ラグジュアリー
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『ヨカ』 パネルチェア
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『キャプテンスタッグ』 オートリクライニングチェア
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『フィールドア』 ポータブルコンパクト アウトドアチェア ミドルバック ロッカーベースセット
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『ランドフィールド』 リクライニングチェア
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『ホールアース』 クラムチェア デラックス
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