
名刺入れブランド厳選20。大人に似合うレザーで上質な逸品たち
ビズシーンで必須アイテムである名刺入れ。日々使うからこそ、上質な1点を選びたいものです。品質も折り紙付きの、革小物ブランドの逸品を紹介します。
ビジネスシーンで好印象。大人が持つべき名刺入れとは
“名刺交換”はビジネスマンの習わしであり、日本では仕事をするうえでとても重んじられています。そこで必須となるのが名刺入れ。渡す際に名刺を名刺入れの上に乗せて両手で持ちながら差し出すのがマナーとされているため、第一印象も左右するアイテムでもあります。自分を覚えてもらうために存在感あるデザインを選ぶのではなく、大人としての品格を感じさせる名刺入れであることが理想。そうすればクライアントや取引先などから信頼を勝ち取ることもできるはずです。
新入社員のときとは違う。30代大人ならではの名刺入れを選ぶポイント
名刺入れを選ぶなら、品格や貫禄を演出してくれるアイテムを選びたいもの。以下では、新入社員のときとは異なる、30代男性ならではの選ぶポイントを紹介します。
ポイント1
大人の名刺入れの素材はレザーの一択
名刺入れはさまざまな素材で展開されていますが、大人にふさわしいのはレザーです。レザーならではの上質な風合いは品格が醸し出すことができ、名刺交換の際もデキる男の印象を与えられます。ただ、ツヤが失われていたり、ひび割れしていると品格を損ってしまうので、定期的なメンテナンスを忘れずに。
ポイント2
名刺が30枚程度収納できるものがベスト
スマートな名刺入れはきちんと名刺管理をしているイメージがありますが、実用面においてはイマイチ。1日に何人もの方と名刺交換をする場合に名刺切れになるのも失礼なので、マチ付きで収納力が高いものをセレクトするようにしましょう。また、仕切りやポケットがあると整理して名刺を管理できるので便利です。
ポイント3
派手な色柄は避けるのが大人の嗜み
いくら着こなしに直接関係ないとはいえ、インパクトある色柄の名刺入れはいただけません。あくまでも仕事で使うツールであることを念頭に、ブラックやブラウンなどのベーシックな色でシンプルなデザインをセレクトするのが好印象です。また、ブランドの主張が強すぎるデザインも避けたほうがいいでしょう。
大人の男性にふさわしい名刺入れのおすすめ20選
大人が選ぶべき名刺入れのポイントがわかったところで、最後におすすめをピックアップ。レザーや縫製など、あらゆる面においてクオリティが高いブランドを4つのタイプ別にご紹介します。
▼タイプ1:レザーのクオリティに定評がある革小物ブランド
シンプルな色柄を基本とする名刺入れは、何よりレザーのクオリティが重要。そこでレザーにこだわりを持つ国内外の革小物ブランドを厳選しました。ビジネスマンとしての品格も漂わせることができるので、名刺交換の際に好印象を与えられること請け合いです。
ブランド1
『ホワイトハウスコックス』
1875年創業したイギリスの老舗。長い歴史で培った確かな技術と製法により、高品質な馬具や洗練されたデザインの革小物を発信し続けています。また、ブランドの代名詞になっているのが、イギリスで1000年以上前から続く伝統的な製法で作られたブライドルレザー。使い込むほどに美しい光沢が生まれ、長く愛用することができます。もちろんこの名刺入れにもブライドルレザーを採用。マチ付きとフラップタイプのポケットを両サイドに備え、シンプルなデザインながら使い勝手も抜群です。太めのステッチワークもアクセントに。
ブランド2
『グレンロイヤル』
1979年にスコットランドで設立した『グレンロイヤル』。伝統的な技術を継承しつつ、時代が求める機能も柔軟に取り入れたコレクションを展開しています。設立当時から使用しているのが、ハイグレードのブライドルレザー。また、すべての製品は今もなおスコットランドの熟練職人のハンドメイドで作られています。こちらの名刺入れにもブライドルレザーが使われていますが、イギリスの湖水地方をイメージしてエンボス加工が施されているのが特徴。水面にさざ波が立つ様子を繊細な格子柄で表現しており、他とは一線を画すエレガントな表情を生み出しています。
ブランド3
『エッティンガー』
1934年にロンドンで創業した『エッティンガー』は、1996年に英国王室御用達の栄誉も授かっています。商品の一つひとつに誇らしげに輝いているロイヤル・ワラントが、その証し。耐久性はそのままに薄くそいだブライドルレザーと端正なデザインが相まった、大人にふさわしい品格ある革小物をラインアップしています。内側に鮮やかなイエローを採用した、『エッティンガー』らしいデザインの名刺入れ。マチのあるポケットには30枚程度の名刺が収まり、さらにポケットを3つ備えているので交換した名刺などを分けて収納できるのも便利です。
ブランド4
『ファーロ』
その美しい佇まいからヨーロッパブランドのようですが、『ファーロ』はれっきとした日本ブランド。世界に誇れる日本の伝統技法から生まれる製品を発信したいという思いから、1965年に誕生しました。『ファーロ』が追求しているのは、道具としての機能美。もちろんこの名刺入れも機能美にこだわっており、マチをできるだけ薄くして見た目の美しさが保てるよう工夫して作られています。ジャケットの内ポケットなどに入れてもシルエットを崩す心配がないのも特筆すべきポイント。素材は外装・内装ともに職人が手作業でなめしたカーフレザーを使用しています。
ブランド5
『ガンゾ』
日本の熟練職人の手により、一切の妥協を許さない本物を追求したレザーアイテムを展開する『ガンゾ』。作りの良さはもちろんですが、ホーウィン社のシェルコードバンをはじめとする素材へのこだわりも相当なもの。そんな素材を生かしたシンプルなデザインが多く、ビジネスシーンでも取り入れやすいのも魅力です。こちらは『ガンゾ』定番のコードバンシリーズの名刺入れ。使いはじめはマットな質感ですが、使うほどに独特なツヤが生まれるという経年変化を楽しめます。約30枚の名刺が収納できるメイン室に加え、3つのカードポケットとスリットポケットを装備。
▼タイプ2:取り出すたびに気分も上がる憧れのハイブランド
クオリティの高いレザーを使用しているだけでなく、シンプルながらもブランドらしい個性もさりげなく光るハイブランドの名刺入れ。他とは一線を画すクラス感を醸し出すので、大人の品格までも演出できます。名刺交換の際に気分も上がること間違いなし。
ブランド6
『ボッテガヴェネタ』
イタリア・ヴェネト地方の熟練した革職人の伝統やクラフトマンシップに深く根ざした最高品質のアイテムを発信。ダニエル・リー氏がクリエイティブディレクターに就任した2018年以降、注目度がさらに高まっています。特に人気を集めているのは、財布をはじめとするレザーアイテム。この名刺入れにも採用されている伝統のイントレチャートは、『ボッテガヴェネタ』ならではの品格や気取らない美しさが感じらる仕上がり。使いはじめからしっとりなめらかな質感のラムレザーも、ラグジュアリー感を高めるのに一役買っています。
ブランド7
『プラダ』
90年代に一世を風靡したナイロン素材の人気が再燃している『プラダ』ですが、ブランドのはじまりは1913年にミラノに開業した皮革製品店。それゆえにレザーには並々ならぬこだわりを持っており、イタリア職人の技術を駆使したレザーアイテムはブルジョワの間で話題となり、イタリア王室の御用達にもなりました。サフィアーノカーフを使った名刺入れは、収納力に優れた財布をヒントにデザインされたもの。メイン室に加え、内外に4つのフラットポケットを設けているので使い勝手も抜群。お馴染みのトライアングルロゴも健在です。
ブランド8
『ロエベ』
1846年にマドリードに工房を開業し、ブランドとしての設立は1872年。超高品質なレザーを使ったアイテムに定評があり、それはスペイン王室御用達の称号を得るほど。2013年にジョナサン・アンダーソン氏がクリエイティブデザイナーに就任してからは、ファッション性がより高まり、その人気は不動のものとなりました。シボ加工が施されたソフトグレインカーフスキン製の名刺入れは、ブランドを象徴するアナグラムの刻印をさりげなく配置しているのがポイント。収納スペースはシンプルな仕様になっているので、使用時もスマートにキマります。
ブランド9
『ブルガリ』
1884年に高級宝飾店としてローマで創業。『ブルガリ』というと時計やジュエリーなどの宝飾品のイメージが強いですが、レザーアイテムも大人を中心に絶大な支持を得ています。ブランドアイコンがいくつもありますが、なかでも人気なのがこの名刺入れに採用されている「ブルガリ・ブルガリ」。マチ付きのメイン室に加えて内側に6つのカードポケット、外側のフリーポケットを備え、クラシックかつエレガントなデザインとは裏腹に機能性にも優れています。高級感ある質感ながら耐久性が高くて傷が目立ちにくいグレインレザー製。
ブランド10
『サルヴァトーレフェラガモ』
1927年にイタリア・フィレンツェで創業した『サルヴァトーレフェラガモ』。ブランドのルーツは靴工房で、ウェッジヒールやフラットフォームソールの靴などを次々と生み出し、貴族やセレブなどを中心に人気を集めました。現在はファッションブランドとして、イタリアの伝統と職人技が生み出す上質でエレガントなアイテムを発信しています。今回ピックした名刺入れは、アイコニックなダブルガンチーニのオーナメントが印象的なモデル。クラシックな見た目ながら、内装は赤を採用したギャップのあるデザインもポイントです。
▼タイプ3:信頼が置けるジャパンメイドの名刺入れ
つい海外ブランドに目を向けがちですが、日本にも高品質な名刺入れが数多く存在します。そこで世界に誇るジャパンメイドにこだわった日本発の革小物ブランドをピックアップ。熟練職人の技も冴わたる名刺入ればかりなので、ぜひチェックしてみてください。
ブランド11
『土屋鞄製造所』
1965年にランドセル作りからスタートした『土屋鞄製造所』のモットーは、”長く愛せる、丈夫でシンプルなものを作ること”。一つひとつ職人の丁寧な手作業で仕上げられたアイテムはどこか温もりがあり、自分にとって唯一無二の存在になること請け合いです。フラップ式の名刺入れは、なんと名刺を50枚も収納可能。これなら名刺切れになる心配がなく、心強いことこの上なし。また、使用しているイタリア・トスカーナのタンナーが手がけるバケッタ・ミリングレザーは、オイルをたっぷり含んでいるため強靭な革質ながらしっとりとソフトな手触りなのも特徴です。
ブランド12
『アニアリ』
独自で開発した高品質なレザーとジャパンメイドにこだわったモノ作りで、確実にファンを増やしている『アニアリ』。ミニマルなデザインながらも機能的なアイテムは、使い勝手の面でも高評価を得ています。この名刺入れに使用している素材は、ステアハイドを用いたオリジナルのアイディアル アンティークレザー。柔らかくしっとりと手に馴染むのに加え、独特なムラ感とツヤ感も併せ持っており、シンプルなデザインに存在感を発揮しています。モノトーンの濃淡で構成したカモフラ柄のライニングも開閉時のアクセントに。
ブランド13
『キプリス』
“一生愛せる本質的価値のあるものづくり”をコンセプトにする『キプリス』は、1995年に東京で誕生。ブランド名は世界でもっとも美しい蝶である”キプリス・モルフォ”に由来し、製品を作ることに対して美意識を高め、常に頂点を目指して輝き続けたいという作り手の想いが込められています。そんな想いが見事に体現されているともいえるのが、美しいボックスカーフと端正なデザインが印象的な名刺入れ。使い勝手もきちんと考えられた作りになっているので、ビジネスシーンで頼もしい相棒になってくれること間違いなし。
ブランド14
『フジタカ』
1941年に創業して以来、一貫して鞄作りを続けているイケテイのプライベートブランド。ブランド名は日本一の山である”富士”と、賢くて力強く、正確な狙いを定める”鷹”を組み合わせたもの。大切に伝承されてきた職人の技術とデザイナーの感性を融合させた、バッグや革小物をラインアップしています。こちらは希少なオイルコードバンを外側に、内側にはアニリンレザーを使用。しかもバイカラーで構成しているので、閉じた状態と開いた状態のギャップも楽しめます。職人が丁寧に縫い上げたカラフルなステッチにも注目です。
ブランド15
『ポーター』
1935年の創業した吉田(通称:吉田カバン)初の自社ブランドとして1962年に誕生した『ポーター』。すべての工程に置いて手を抜かないモノ作りの姿勢は、創業者が掲げた社是”一針入魂”そのもの。ツヤやかで品のあるレザーを用いた「シーン」シリーズの名刺入れは、名刺がスムーズに取り出せる設計が特徴です。その秘密は”風琴マチ”。マチが外側に折れているので、名刺の角が引っ掛かることなく出し入れしやすくなっているのです。金属のロゴプレートやジャカード織りのオリジナル生地を使った内装など、細部にもこだわりを見せた高級感ある仕上がり。
▼タイプ4:8,000円以下で手に入るコスパが高い名刺入れ
最後にご紹介するのは、レザーを使用していながらもお求めやすい価格で手に入る名刺入れです。今回は8,000円以下に限定し、大人としての品格も醸し出せる高コスパなおすすめを厳選。自分用に購入するのはもちろん、ちょっとしたギフトにもおすすめですよ。
ブランド16
『グリーンレーベル リラクシング』
『ユナイテッドアローズ』の持つ伝統的な価値観をベースにしたアイテムを、よりお手頃な価格で展開している『グリーンレーベル リラクシング』。”Be Happy ― ココロにいい、オシャレな毎日”をコンセプトに、メンズ・レディースのビジネス&カジュアルウェアからキッズ、生活雑貨などをラインアップしています。今回セレクトしたのは、マットな表情のケシボスムースレザーの上質さが引き立つシンプルな名刺入れ。マチのあるメインコンパートメントに加えて、2つのカードポケットを設けているので使い心地にも優れています。/5,390円(税込)
ブランド17
『イルビゾンテ』
1969年にフィレンツェで創業した『イルビゾンテ』が使用しているのは、イタリアの良質なナチュラルレザー。使い込むほどに柔らかい質感&味わい深い色へと変化し、革を育てる楽しみを存分に味わうことができます。また、熟練職人のハンドメイドによる温もりある仕上がりも特筆すべき魅力。この名刺入れは、折り紙のように折りたたんだデザインが人気のモデル。約25枚の名刺が収まり、仕切りなどの機能はないものの使い勝手は抜群です。レザーだけでなく、スナップボタンまでにも刻印されたブランドロゴがさりげないポイントに。/6,600円(税込)
ブランド18
『ノーティブカンテラ』
“For climbing a building:究極の都市用BAG”をコンセプトに、2019年春夏よりスタートした日本発のバッグブランド。デビューして間もないものの人気セレクトショップでも展開している『ノーティブカンテラ』は、めまぐるしく変化する時代環境の中で、トレンドに左右されない独自のデザインの都市型バッグを提案しています。スナップボタンで開閉するタイプの名刺入れは、両サイドに名刺やカードを収容できるシンプルな作り。仕切りを設けていないので見た目以上の収納力を誇り、しっとりと手に馴染むなめらかなレザーの質感も目を引きます。/7,700円(税込)
ブランド19
『キイチ』
『キイチ』は“MADE IN KOBE”をコンセプトに、神戸元町で生まれたレザーブランド。素材から縫製まで国内にとことんこだわり、発色の良いカラフルなレザー使いも1つの特徴になっています。トレードマークのイカリのロゴを刻印した名刺入れは、ブラウンに映えるベージュのステッチも印象的。しかもそのステッチの色は内装ともリンクしており、使用するたびに気分が上がること請け合いです。メインコンパートメントは底の部分までしっかり広がる紙袋のような構造の通しマチのおかげで、シンプルな見た目ながら収納力にも優れています。/7,700円(税込)
ブランド20
『シーカー』
日本のレザーアイテムブランドである『シーカ』がデビューしたのは2012年。レザーの魅力を最大限に引き出すデザインと革新的な機能性をMIXし、既成の枠にとらわれないオリジナルスタイルを探求し続けています。この名刺入れは、適度にオイルを馴染ませた上質なベジタブルタンニンレザーを贅沢に用いているのが特徴。使用するほどに色に深みと光沢感が生まれ、さらにブラックで仕上げたコバ部分が全体をピリッと引き締める効果も。フラップのカッティングや取り出しやすさも考えられたポケットの形状など、細部にもこだわりが光ります。/7,480円(税込)
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※掲載の金額は2021年11月6日時点のもので、すべて税込価格です
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この記事の掲載アイテム一覧(全19商品)
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『ホワイトハウスコックス』 カードケース
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『グレンロイヤル』 スリムビジネスカードホルダー
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『エッティンガー』 ブライドルレザー カードケース
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『ファーロ』 カヴィロフィンカープ
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『ガンゾ』 コードバン 名刺入れ
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『ボッテガヴェネタ』 レザーカードケース
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『プラダ』 三角ロゴ レザーカードケース
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『ロエベ』 ソフトグレインカーフスキン カードケース
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『ブルガリ』 カードケース
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『サルヴァトーレフェラガモ』 名刺入れ
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『土屋鞄製造所』 ウルバーノ ベルトカードケース
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『アニアリ』 アンティークレザー カードケース
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『キプリス』 名刺入れ
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『フジタカ』 コードバン 名刺入れ
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『ポーター』 シーン カードケース
-
『グリーンレーベル リラクシング』 スムース カードケース
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『イルビゾンテ』 オリジナルレザー カードケース
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『キイチ』 名刺入れ
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『シーカー』 ベジタブルタンニンレザー 名刺入れ
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