独創性に満ちたジースターロゥのジーンズ。その魅力を徹底紹介!

独創性に満ちたジースターロゥのジーンズ。その魅力を徹底紹介!

ヨーロピアンジーンズブランドのなかでも、その技術力で一目置かれている『ジースターロゥ』。それまでの概念を覆した、クリエイティビティに満ちたアイテムをご紹介。

TASCLAP編集部

2019.01.28

ジースターロゥ(G-STAR RAW)
ボトムス
ジーンズ

ジーンズ業界に革命を巻き起こした『ジースターロゥ』

『ジースターロゥ』は、1989年オランダのアムステルダムにて誕生したブランドです。デザイナーのピエール・モリセット氏のもと、素材や加工にこだわった独創的なコレクションを発信し続けています。とくにジーンズやデニムウェアへのこだわりが強く、『ディーゼル』や『AG』と並び立つヨーロピアンデニムブランドとしても知られています。

ジーンズ業界に革命を巻き起こした『ジースターロゥ』 2枚目の画像

『ジースターロゥ』の顔といえば、人間の足の形状に沿ったカッティングを取り入れた、世界で初めての立体裁断ジーンズ。ぴったりと脚に吸い付くスタイリッシュなスキニーシルエットでも、快適なはき心地を提供してくれます。また、以下に紹介するブランドの元祖にして定番モデルの「エルウッド」が、バイカーがはき古したジーンズをサンプリングしたものであるという逸話からもわかるように、男らしくハードな印象も同ブランドの持ち味。独自のコンセプトを今なおブレずにアイテムに落とし込み続けている『ジースターロゥ』のジーンズは、ここ日本でも浅野忠信氏や木梨憲武氏など目の肥えた大人たちからも愛用されています。

『ジースターロゥ』を語るうえで欠かせない、“ロゥデニム”と“3Dデニム”

加工ジーンズにも一家言ある『ジースターロゥ』ですが、実はブランドのオリジンである素材は名前にも入っている“ロゥ(RAW=生)デニム”。要するに、加工もウォッシュもかけていない、未加工のデニム地です。リジッドデニム、などとも表現されます。

ただ、『ジースターロゥ』のそれは、ただのロゥデニムではありません。“縮まない、ねじれない、色落ちしない”という、「ジーンズは育てるモノ」というそれまでの観念をひっくり返す生デニムとして1996年に発表されました。ジーンズをあくまでクリーンにはきこなす、欧州的なファッション観が表れているとも言えそうです。

『ジースターロゥ』で言うところの“3Dデニム”すなわち立体裁断ジーンズも忘れてはいけません。そのはき心地良さは上記でも触れていますが、人体の解剖学にのっとったカッティングと構築的な縫製、一般的なジーンズの倍近いパーツ数で構成される1本は、デザインとしても見事です。なお、立体裁断の技術をジーンズに落とし込んだのは『ジースターロゥ』が初と言われています。とくに1996年に「エルウッド」が登場した際には、ジーンズ業界に立体裁断ブームが巻き起こるほどの衝撃を与えました。ちなみに、立体裁断は脚にストレスを与えないだけでなく、運動時に生地にシワが寄りにくいため、スタイリッシュに見えるというメリットもあります。

ヨーロピアンジーンズに新風を巻き起こした定番「エルウッド」を知っておく

ここまで何度か登場していますが、『ジースターロゥ』のジーンズブランドとしての人気を確固たるものにしたのが「エルウッド」です。デザインモチーフは、デザイナーのピエール・モリセット氏が雨宿りの際に出会った1人のバイカーの着用物。バイカーと一緒に雨風にさらされ、ぴったりと体に馴染むように経年変化したジーンズは、モリセット氏に強烈なインスピレーションを与えました。そうして出来上がった「エルウッド」のひざやかかと部分にパッチがあしらわれているのも、バイカーパンツ由来のディテールです。発表から20年以上経った今でも、その時々のトレンドを加工やシルエットで表現しながら定番モデルとして販売され続けています。

『ジースターロゥ』で押さえるべきジーンズ10選

『ジースターロゥ』のジーンズの魅力に触れていただいたところで、現在リリースされている10本をご紹介しましょう。リアルさにこだわったダメージ加工や立体裁断による立体的なシルエットなど、同ブランドらしいジーンズが揃っています。

アイテム15620 3Dスリム

『ジースターロゥ』の立体裁断を存分に楽しめるのが、こちらの5620。ダーツとパッチにより構成されたひざ部分の独特な3Dパターンや縫製がアクセントとなり、シンプルな着こなしにも男らしさを加味してくれます。コーディネートの主役として取り入れたい1本です。

アイテム25620 3Dテーパード

こちらは、5620のテーパードタイプ。3Dスリムよりもお尻や太ももまわりにゆとりがあるため、ゆったりはきたい方にはこちらがおすすめ。ひざから下を絞ったテーパードシルエットは、合わせるシューズを選ばないのもメリットです。

アイテム3ラッカムスキニーカラージーンズ

一見5620のようにも見えますが、実は左もも部分の切り替えが大きなジップポケットになったカーゴタイプの1本。環境にやさしい素材使いにもこだわったRAWサステナブルモデルでもあり、テンセル、リサイクルポリエステル、エラスティンを混紡することでコットン100%では表現できない独特な光沢をたたえています。

アイテム43301テーパード

「エルウッド」と並ぶ『ジースターロゥ』のロングセラーモデルがこちらの3301。いわゆる5ポケットを踏襲した、オーセンティックでシンプルなデザインが特徴です。ももから裾にかけて、すっきりシェイプされたテーパードシルエットは大人の着こなしに最適。

アイテム53301スリム

こちらは、同じ3301のスリムフィットモデル。すっきりとした細身のシルエットですが、わずかにストレッチがきいているので、はき心地は上々です。インディゴの色落ちや、程良いリメイク加工が味のある1本へと仕上げています。

アイテム63301ストレートジーンズ

こちらは定番のベーシックモデルである3301のストレート。ブランドの名前の由来でもある未加工の生デニム、ロゥデニムを採用した1本で、『ジースターロゥ』ならではのシルエットをクリーンに楽しむことができます。サラッとしたドライな肌触りにより、快適な着用感を味わえます。

アイテム7ジースターロゥ バイ マーク・ニューソン

腕時計からジェット機まで、さまざまなデザインを手掛けるカリスマデザイナー、マーク・ニューソン氏が唯一ウェアのデザインに携わっているのが『ジースターロゥ』。2004年からの取り組みになりますが、シンプルななかにも工業デザイナーらしい美意識が感じられるジーンズは高い人気を博しています。

アイテム8アーク3D スポーツテーパード

リアルなジーンズの風合いを表現したスウェット生地を採用し、はき心地にも留意した1本。ウエストがドローコードで楽ちんなのもうれしいポイント。テンセル、リサイクルポリエステル混による強力なストレッチ感も特筆ものです。

アイテム95621 3Dスポーツ1/2

柔らかいスポーツデニムを使用したショートパンツは、なんといっても快適なはき心地が魅力的です。シンプルな形ですが、色落ちやはき込み跡がヴィンテージライクで味のある仕上がりになっています。ひざ丈なので、大人っぽくはきこなせるはずです。

アイテム10アーク3D スポーツ1/2

『ジースターロゥ』らしい立体裁断デザインを取り入れることで動きやすさを重視。また伸縮性があり肌触りも良いループパイルのスウェット素材を採用することで、ストレスフリーな着用感も実現しています。

リアルな着こなし方を研究。『ジースターロゥ』のジーンズ活用術

ベーシックなモノから、デザイン性の高いモノまで幅広いラインアップが揃う『ジースターロゥ』。魅力的なアイテムばかりですが、それをどう着こなしに落とし込むかは気になるところです。ファッショニスタのコーディネートから、チェックしていきましょう。

着こなし1濃紺デニム・オン・デニムを足元のベージュで軽やかに

『ジースターロゥ』のアーク3Dスリムジーンズを主役に、同ブランドのGジャンをオン。精悍なデニム・オン・デニムでスタイリングしています。ウォッシュドではハードな印象になりがちですが、リジッドかワンウォッシュを選べばカジュアルすぎず、大人っぽく着こなせます。足元にインディゴと相性の良い明るいサンドベージュの『クラークス』を落とし込むことで、より大人のカジュアルスタイルを構築しています。

着こなし2立体裁断ジーンズを自然に落とし込んだ好サンプル

『ジースターロゥ』らしい3Dジーンズを主役に、シンプルにスタイリング。合わせるアイテムの柄をブロックチェックにしたり、スニーカーもボリュームのあるカラーリングの強いモノをセレクトすることで、ジーンズに負けない存在感を引き出しています。これにより、ジーンズが悪目立ちせずトータルでバランス良く仕上がっています。

着こなし3ジーンズのワイルドな加工に負けない大胆なカモ柄

『ジースターロゥ』らしい強めユーズド加工が施された、色落ち感のあるワイルドなジーンズをセレクト。グリーンの鮮やかなカモ柄のコーチジャケットを羽織ることで、とことん男らしい着こなしに誘導しています。ただそれだけだと子供っぽくも見えてしまうため、スエードローファーとレザーのクラッチバッグでシックさも加味したテクは真似したいポイントです。

着こなし4『ジースターロゥ』の美脚シルエットを生かすメリハリコーデ

『ジースターロゥ』といえばデザイン性の高いボトムスが代表的ですが、よりシンプルにシルエットの良さを楽しめるすっきりとした顔のモデルも揃っています。スリムフィットのブラックジーンズは、美脚ラインを強調するべくトップスの色みも抑えてサラッとコーディネート。白黒のコントラストが、その存在感を引き立てます。

着こなし5珍しいオーバーオールタイプは、とことんワークに

最後は珍しいオーバーオールタイプの着こなしをご紹介。ルーズなサイズ感と『ジースターロゥ』ならではの生地感が存在感を主張するため、ほかをあえてミニマルにまとめています。ただ、ルーズフィットな足元もローテクスニーカーなどでシンプルに合わせてしまうと脱力感の強いスタイリングになってしまうため、ソールにもボリュームのある武骨なシューズで引き締めています。

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