
シンプルコーデは定番6アイテムでおしゃれに見違える。実例で学ぶ着こなしのコツ
シンプルであれはどんなコーデもおしゃれに見える、というわけではありません。おしゃれに見せるにはコツが必要。ポイントとともにアイテム別のコーデ例をご紹介します。
シンプル=おしゃれではありません。おしゃれに見せるためにはコツが必要
街で見かけるおしゃれな人の多くは、たいていシンプルな着こなし。それを真似して定番アイテムをシンプルにスタイリングしてみたものの、なぜかおしゃれに見えない……という経験がある人もいるのでは? その理由は簡単で、おしゃれな人はシンプルな着こなしながらも、サイズ感や配色などにしっかりこだわっているのです。そのコツさえ知っていれば、“シンプル=おしゃれ”が叶いますよ。
シンプルコーデをおしゃれに見せる3つの重要ポイント
シンプルコーデをおしゃれに見せるには、最低でも3つのポイントを押さえておく必要があります。といっても決して難しいことはなく、誰でも簡単に習得できるんです。早速チェックしていきましょう。
ポイント1
ワントーンに仕上げるのがおしゃれ見えの近道
着こなしの印象を最も左右するのが色。シンプルなのにおしゃれに見せる手っ取り早い方法が、ワントーンで仕上げることです。鮮やかな色はただ派手な人になってしまいがちなので、ネイビーやグレー、白といった定番色がベスト。また、それが難しい場合は、スタイリングに使う色を3色以内にまとめるとバランス良く仕上がります。
ポイント2
トレンドのオーバーサイズであか抜ける
おしゃれに見せるためにはサイズ感も重要。シンプルな定番アイテムでも、今ならちょっとオーバーサイズをチョイスするだけでグッと洒落感がアップします。ただし、オーバーサイズのトップスにスキニーなボトムスを合わせてしまうと若々しい印象になりすぎてしまうので、上下のシルエットにあまりコントラストをつけないのもポイント。そうすれば、おしゃれで今っぽいシンプルコーデが手に入れられますよ。
ポイント3
小物で着こなしにアクセントを加える
シンプルコーデにどこか物足りなさを感じる人は多いことでしょう。しかし、色やデザインに個性を持たせると一気にコーデがうるさくなってしまいます。あくまでも“シンプルなのにおしゃれ”というスタイルを維持するなら、キャップやメガネといった小物をプラスするのが正解。着こなし同様に定番色をチョイスすると目立ちすぎることなく、絶妙なアクセントになってくれますよ。
6つの定番アイテム別に解説。大人が真似したいおしゃれなシンプルコーデ18選
白シャツや無地Tなどの6つの定番アイテムをピックアップし、それを使ったおしゃれなシンプルコーデをご紹介。上記の3つのポイントも上手く取り入れているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼アイテム1:今っぽいサイズ感で差をつけたい「白シャツ」
白シャツの魅力といえば、クリーンで洗練された印象を与えられること。その一方で、取り入れ方によっては”フツウ”に見えてしまう、実は難易度の高いアイテムでもあります。ここではちょっとしたテクでおしゃれに見せたスタイリングをピックアップ。誰でも簡単に真似できるので、白シャツを使ったシンプルコーデに取り入れてみてはいかがでしょう。
コーデ1
旬のオーバーサイズで白シャツコーデを今っぽく
オックスフォード生地のボタンダウンと、いたってベーシックな白シャツ。それでいておしゃれに見えるのは、トレンドのオーバーサイズをチョイスしているから。ボトムスもゆるめをセレクトすることで、今っぽさをさらに増量させています。全体を黒×白のモノトーンで構成し、すっきりした見た目に仕上げているのも◎。
コーデ2
白ワントーンで軽やかに仕上げたワークスタイル
バンドカラーシャツやインナーのTシャツ、ジーンズを白で揃えておしゃれなワントーンを構築。全体をゆったりめに仕上げて、今どき感を醸し出しているのも見逃せません。さらに注目すべきは小物使い。キャップやベルトなどを黒でまとめることで、白のワンコーデコーデに絶妙なメリハリをつけています。
コーデ3
王道スタイルはサイズ感でおしゃれに見せる
白シャツ×ベージュのチノパンの合わせを、オーバーサイズで今っぽく格上げ。さらにニットベストをプラスすることで、シンプルながらもおしゃれな印象をより高めています。ちなみにニットベストはプルオーバータイプでも、同様の雰囲気を演出することは可能。足元はレザーシューズできちんと感を持たせているのも良い感じです。
▼アイテム2:シンプルコーデの鉄板アイテムといえば「無地Tシャツ」
誰もが1枚は持っているであろう無地Tシャツ。定番中の定番アイテムだけに、小物などでアクセントを加えたほうが良さそうですが、意外にもサイズ感や配色だけでおしゃれに見せることができます。逆に小物で遊びすぎないほうがおしゃれなムードが際立ち、女性ウケもアップ。ちなみに色は黒や白などの定番色がベストです。
コーデ4
今っぽいシルエットバランスが着こなしの決め手
黒のポケットTシャツにグレーのスラックスをスタイリング。かなりシンプルな組み合わせですが、どちらもオーバーサイズをチョイスすることでおしゃれ度を高めています。足元もあえてベーシックなスニーカーというのがGOOD。メリハリある配色によってどこか清潔感が漂っているので、女性にも好印象。
コーデ5
ネイビーワントーンなら好印象でおしゃれに見える
オーバーサイズでなくてもおしゃれに見せることは可能です。その好例が、ネイビーのワントーンコーデ。ジャストサイズの無地Tとストレートのスラックスで、上品かつ大人っぽいムードを演出。メガネやコードネックレスなど、洒落感を高める小物使いも技アリです。
コーデ6
無地Tをアンサンブル風に着こなすアイデアに脱帽
シンプルな無地Tはカーディガンとの相性も抜群。コントラストをつけるのも良いですが、この着こなしのようにアンサンブルに仕上げるのもおすすめ。白でリンクさせているのでクリーンな雰囲気を醸し出せ、同時にカジュアルな合わせに適度な大人っぽさもプラスできます。サンダルで着こなしに抜け感を持たせたところにも注目を。
▼アイテム3:着こなしにこなれ感をプラスできる「グレーパーカー」
色の濃淡で与える印象も大きく変わるグレーパーカー。ライトトーンほど軽やかで、ダークトーンほど落ち着いた大人のムードを醸し出すことができます。一見すると部屋着に見えてしまうこともあるので、オーバーサイズを選んだり、レイヤード感を強調したスタイリングに仕上げたりするのがポイント。
コーデ7
カジュアルだけど上品さも漂うワントーンスタイル
軽やかなライトグレーのパーカーは、1枚で着てもおしゃれ見えするオーバーサイズ。しかもジーンズもスニーカーも白というのがポイントで、ワントーンのような洒脱なムードを醸し出しています。そんな配色をより引き立てるべく、あえてノーアクセサリーに仕上げた潔さも好印象。
コーデ8
難易度の高いジップパーカーはオーバーサイズで攻略
おしゃれに着こなすのが難しめなジップパーカーも、オーバーサイズをチョイスすれば今っぽいムードで着こなすことができます。インナーは同トーンの白Tシャツをチョイスしつつ、ボトムスは黒でコントラストをつけているのもおしゃれ。フロントファスナーはオープンにするとレイヤード感が強調され、同時に抜け感も演出できます。
コーデ9
シャツを重ねて洗練度を高めた大人のパーカーコーデ
プルオーバータイプのパーカーをおしゃれに見せるなら、シャツを重ね着するのがおすすめ。ダークグレーに映えるサックスブルーのストライプをネックや裾などから覗かせれば、着こなしに動きが生まれ、かつスタイリッシュな印象を与えられます。ボトムスはシンプルなグレースラックスを合わせているのも正解。
▼アイテム4:簡単におしゃれが叶うカジュアルな「ネイビーセットアップ」
大人なら1着は持っておきたいカジュアルなセットアップ。なかでも使えるのがネイビーで、知的できちんとした雰囲気を獲得できます。さらにどんなインナーとも相性が良く、おしゃれなシンプルコーデが誰でも簡単に作れるのも魅力。今回は3つのインナーをセレクトし、与える印象なども詳しく解説します。
コーデ10
デートにも最適なセットアップのお手本的なコーデ
ネイビーのセットアップをシンプルに着こなすなら、白Tを合わせるのが王道。ネイビーと白のコントラストが爽やかさや清潔感を醸し出し、女性ウケも期待できるスタイリングです。基本的にどんなシューズともマッチしますが、白スニーカーをチョイスすると爽やかさや清潔感を倍増できますよ。
コーデ11
シャツはタックアウトさせるのがビジネススタイルと差別化する鍵
セットアップ×シャツの組み合わせはビジネススタイルを連想させますが、シャツをタックアウトすると抜け感がプラスされ、適度にカジュアルダウンすることができます。ただ、白はお堅いイメージを与えてしまうこともあるので、この着こなしのようにサックスブルーをセレクトするのがおすすめ。
コーデ12
パーカーとの重ね着ならセットアップがこなれる
肌寒い時期はパーカーとレイヤードするのもアリ。シンプルさはキープしつつ、こなれたセットアップスタイルに仕上がります。何色を合わせるかも重要で、オフホワイトをチョイスすると重みのある着こなしが軽やかに。足元もパーカーと同系色のベージュを合わせると統一感が生まれます。
▼アイテム5:シンプルコーデのアクセント使いに最適な「ボーターカットソー」
シンプルコーデ=無地のイメージがありますが、もちろん柄を取り入れてもOK。ただ、個性的な柄だとシンプルさを損なってしまうので、定番のボーダー柄を選ぶのが正解です。今回はボーダーの中でも1番馴染みがあり、コーディネートにも組み込みやすいカットソーをピックアップしました。
コーデ13
今どきのサイズ感で定番コーデの鮮度をアップ
ボーダーカットソー×チノパンのよくある着こなしですが、どちらもオーバーサイズをセレクトすると途端に今どきに。カットソーの裾がラウンドカットされているのもポイントで、リラックスしたムードをさらに高めています。足元はボリューミーなコーデに負けない存在感あるローファーなのも好バランス。
コーデ14
きれいめパンツならボーダーカットソーも大人っぽく着こなせる
ボーダーカットソーを大人っぽく着こなした好例がこちら。オーバーサイズを選択していますが、落ち感のあるきれいめパンツを合わせることで洗練された印象に。さらにビットローファーの足元が、上品さにより磨きをかけてくれています。ベーシックなカラーリングでまとめているのも成功の鍵。
コーデ15
セットアップのアクセントにボーダーカットソーは最適
ボーダーカットソーをセットアップのインナーとして活用。スタイリングの占める面積を抑えられるので、1枚で着るよりも取り入れやすいと感じられるはずです。ボーダーカットソーをはじめ、すべてのアイテムがオーバーサイズというのも見逃せないポイント。スエード製のスリッポンスニーカーで抜け感を持たせたところも注目です。
▼アイテム6:シンプルだけど大人っぽい「クルーネックニット」
シンプルコーデを大人っぽく昇華させるのに活躍するクルーネックニット。ゲージによって表情が異なりますが、ここでは上品なハイゲージを使った着こなしをご紹介します。他のトップスとは違ってジャストサイズをセレクトし、ボトムスはゆったりめというシルエットバランスが今っぽく着こなす秘訣です。
コーデ16
トップスとボトムスのシルエットバランスが理想的
クルーネックニットにバンドカラーシャツをレイヤード。ネックや裾からチラッと覗かせることで、1枚で着るよりもおしゃれ度はグッとアップできます。ボトムスはベーシックなベージュのチノですが、ゆるめのシルエット&9分丈で今っぽさと軽やかさをアピール。とにかく全体のバランスがピカイチなコーディネートです。
コーデ17
モックネックカットソーとの重ね着が新鮮
モックネックカットソーを重ねるテクにより、シンプルさをキープしつつもこなれた印象に。ベージュのクルーネックニットと黒のパンツというバイカラーで構成することで、カジュアルな着こなしに上品さをプラスしています。ニットとソックスの色をさりげなくリンクさせるなど、技アリの足元も要チェック。
コーデ18
アンサンブルでクルーネックニットを品良く
クルーネックニット×カーディガンのアンサンブルは、シンプルコーデを品良く見せるのにうってつけ。ライトグレーをセレクトしているので顔周りもパッと明るくなり、同時に洗練されたムードも漂わせてくれます。ボトムスも同色のスラックスでエレガントさを高めつつ、さりげなく主張するチェックが絶妙な挿し柄に。
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