
スイコックのサンダル入門。おすすめ10足と着こなし方を掘り下げ
タウンユースからちょっとしたアウトドアまで幅広く活躍するスポーツサンダル。数あるブランドの中でも人気の高い『スイコック』から、おすすめのモデルとコーデをご紹介。
スポサン好きなら押さえたい。『スイコック』というブランド
「本当に自分たちが欲しいもの、所有したいものだけを作っていく」というコンセプトを掲げ、2006年に設立された『スイコック』。シューズ作りで培ったノウハウを駆使して、2012年には高性能なサンダル用フットベッドを独自開発し、話題を集めた。さらに2014年には、他ブランドがなし得なかったビブラムソール搭載のオリジナルサンダルを実現。最高の履き心地と軽さを兼備したそのサンダルは熱い注目を浴びることとなり、今もファン層の幅を拡大している。
『スイコック』ならではのサンダルの魅力とは?
『スイコック』のサンダルにおける1番の語り所といえばやはり、かのビブラム社と共同開発したソール&フットベッドではないだろうか。モルフレックスソールと呼ばれるこのソールは、驚くほどの軽量性と屈曲性、さらにグリップ力を備え、さまざまなシーンに対応する優れモノ。そして足を乗せるフットベッドも長時間履いていても疲れにくく、快適に過ごせるように設計された秀逸作。また機能性のみならず、現代的でミニマルなデザインが何にでも合うという点も、人気の要因だ。
豊富なラインアップから抜粋。『スイコック』のおすすめサンダル
『スイコック』のサンダルはバリエーションが豊富。それだけに何を選択するのがベターなのか迷ってしまうこともあるだろう。そこで、以下では同ブランドの定番モデルや人気の1足をピックアップした。
アイテム1
DEPA-V2
コラボモデルにおいても数多く採用されている基本の1足。足首と前足部をつなぐ甲部分のストラップが特徴で、前作であるDEPAに改良を加えて足とのフィット感を向上させているのもポイント。しっかりとホールドされるので、ソックスを履いていてもズレることなく快適な履き心地を約束する。
アイテム2
KISEE-V
肌との接触面にネオプレン素材のクッションを採用し、柔らかく足全体をホールド。3本のナイロンストラップそれぞれのサイズ調整が利くため、好みのフィット感が簡単に手に入る。ストレスフリーな履き心地と多様なアクティビティに対応する万能性こそが、人気の理由だ。
アイテム3
KAT-2
下駄の鼻緒を想起させるストラップが、他モデルにはない和のテイストを感じさせるKAT-2。ストラップの配置にもこだわり、過不足なくホールドしつつ開放的に履けるよう設計されている点も見逃せない。周囲と被ることのない1足を探している人は、ぜひともチャレンジを。
アイテム4
MOTO-Cab
甲部分を覆うアッパーにパッドを搭載した2本のベルクロストラップを配置して、フィット感を調整する仕様。各パーツの素材感の違いによって、ネイビーのワントーン配色ながら足元を表情豊かに見せてくれる。脱ぎ履きも、足をスポッと滑り込ませるだけでとってもイージー。
アイテム5
GUT
一見、KAT-2のように思えるが、違いはソールにあり。フラットタイプではなく、ジグザグ状のラグパターンを施すことで踏破性と力強い表情を獲得。またこの溝は、左右を合わせると合体することが可能。レジャーなどに手軽に持ち運ぶことができるので、旅のパートナーにも最適だ。
アイテム6
CAPPO
カバー率の高い1足をお望みなら、こちらのようなサボタイプも選択肢として大いにアリ。シンプルな見た目でありながら、靴ずれ予防になるかかとのクッション素材や、歩きやすさ・疲れにくさに考慮された高低差のあるソールなど、こだわりが光る逸品となっている。ストラップを外せばスリッパのようにも履くことができ、汎用性の高さも魅力的。
アイテム7
ZIP-ab
足元にアクセントを持ってきたい場合におすすめなのが、こちらのZIP-ab。ジグザグに配されたストラップのデザインがなんともユニークで、オレンジの挿し色が夏らしい彩りを与えてくれる。ソールはシャークソールと呼ばれるギザギザした形状のものを採用しており、コーデの主役にもなりうるインパクト大な仕上がりだ。
アイテム8
COKO
COKOは、細身のナイロンストラップで足首&ヒールと甲部分をピンポイントで固定する、ミニマルなデザインが特徴。その無駄なくスタイリッシュな雰囲気を生かすなら、ボトムスは細身のくるぶし丈を選ぶのが正解。シンプルという意味において、これに勝るものはないだろう。
アイテム9
VON
トングタイプのビーチサンダルスタイルは、数あるラインアップの中でも一際フレッシュな印象。見た目のシンプルさとは裏腹に、厚みを持たせたビブラムソールが非常に機能的で、履き心地も文句なし。ホワイトやブラックを選べばビーチサンダル特有のだらしなさもなく、着こなしに抜け感を与えてくれる。
アイテム10
URICH
『スイコック』がリカバリーサンダルを作るとこうなる。ボリューミーなソールは、昨今人気のダッドシューズの如し。ソールはEVA素材で構成されているので、濡れたり汚れたりすることも気にせず履けてアウトドアシーンでも重宝。素足で履くのはもちろん、ソックスを合わせるのも◎。
『スイコック』のスポーツサンダルを履く前に。押さえておきたい今どきの取り入れ方
履きやすいから、つい漫然と合わせてしまいがちな『スイコック』のスポーツサンダル。白Tにショートパンツでもサマにはなるが、小物など他アイテムとのバランスに気を付ければ、より洒脱な着こなしが完成する。ではここで、良きお手本となるグッドサンプルをご覧いただこう。
コーデ1
丈短ショーツで、足をすっきりアクティブに魅せる
大人のスポサンコーデにおける定番ボトムスといえば、やはりショーツに他ならない。彼の場合は、若干ゆとりを持たせ半袖のシャツに対し、墨黒&膝上丈のショーツをマッチング。足元はリカバリーサンダルタイプのURICH、さらにモノトーンでまとめられたコーディネートも相まって、大人っぽいクールさが漂っている。
コーデ2
オールブラックの重厚感を、小物とソックスで緩和
夏なら素足で履くのも当然だが、着用シーンの幅を広げてくれるソックス使いはマスターしておいて損がない。彼のようにウェアとサンダルを同色でまとめつつ、ソックスで挿し色を取り入れるのが簡単でおすすめ。また小物の取り入れ方も秀逸で、足元がスポーティな分、ボストンタイプのメガネやシルバーアクセなど、モダンなテイストのもので巧みにバランスを取っている。
コーデ3
鮮やかな挿し色を取り入れて、ビーサンコーデも洒脱に
楽ちんだからと、つい手を伸ばしてしまいがちなビーチサンダルも『スイコック』ならグッと洒落感アップ。ハットからシャツにパンツと、ウェアは清潔感と大人っぽさを演出するネイビーで統一しつつ、目にも鮮やかなスカイブルーのVONとシャツの柄をさりげなく色合わせ。上から下にいくにつれてトーンを明るくすることで、さりげなくスタイルアップ効果も獲得。
コーデ4
クラシカルな着こなしは、スポサンでリラックス感を加味
スリッパ感覚で気楽に履けるMOTO-VSに、クロップド丈のカーゴパンツを合わせたら、トップスはクラシカルなトラベラーズベストと白Tを重ねて。どことなくかっちりした雰囲気に対し、本来だったら短靴やブーツを足元に持ってくるのがセオリー。だが、そこをあえてハズしてスポサンに置き換えたことで、リラックス感のある大人らしい着こなしを導き出した。
コーデ5
ソックス&サンダルで、ウェアとのギャップ感を演出
最後は基本に立ち返って、白Tに膝上丈ショーツというスポーツサンダルの王道的着こなし。鍵を握るのは、アイキャッチとなるライン入りのハイソックスとEVA素材で作られたサンダルのコンビネーション。膝より上の色味を抑えることで、スポーティな足元がハズしとして効果を発揮。このようにウェアとのギャップ感を上手に扱えれば、ワンランク上の着こなしだって難しくない。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『スイコック』 DEPA-V2
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『スイコック』 KISEE-V
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『スイコック』 KAT-2
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『スイコック』 MOTO-Cab
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『スイコック』 GUT
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『スイコック』 CAPPO
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『スイコック』 ZIP-ab
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『スイコック』 COKO
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『スイコック』 VON
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『スイコック』 URICH
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