開襟シャツの人気が継続中。春夏注目の着こなし&ブランドをピックアップ

開襟シャツの人気が継続中。春夏注目の着こなし&ブランドをピックアップ

形や角度など、シャツを語るうえで襟は重要なディテール。2017年春夏よりトレンド最右翼に挙げられている開襟シャツの、着こなしとアイテムを紹介したい。

菊地 亮

2018.02.13

シャツ
2017年春のトレンド
2017年夏のトレンド
21〜25度の服装
26度以上の服装

多くのブランドがこぞってプッシュ。この春夏も開襟シャツに注目

シャツの基本ディテールといえば襟。昔からホリゾンタルカラーやボタンダウンなど襟型ひとつで印象が変わることはよく知られており、昨今ではノーカラー、バンドカラーといったカラーレスのアイテムも主流になりつつある。そして、トレンドの最前線にいるのが開襟シャツであり、さまざまなブランドから趣向を凝らしたアイテムがリリースされている。

ラフでルードなイメージの開襟シャツ。でも今季は大人っぽいのが特徴

開襟(オープンカラー)と聞くと、その名が示すとおりアロハシャツやボーリングシャツなど、脱力感のあるラフな姿を想像する人は多いかもしれない。しかし、今季はリラックス感はそのままに、どこか大人な雰囲気を漂わせる着こなし方やアイテムが注目されている。その好例を紹介していきたい。

今開襟シャツを選ぶなら、ココを押さえて

大人な趣と言われても、いまいちピンとこない人もいるだろうが、難しく考える必要はない。リラックスできてこなれて見える、今の空気を内包したアイテムの選び方を伝授しよう。

ポイント1経験豊富なシャツ専業メーカーの1着も捨てがたい

餅は餅屋の格言にならえば、出来ることならやはりシャツのことはシャツ屋に頼るのがいいだろう。酸いも甘いもわきまえた専業ブランドを選べば、シルエットや素材などに技術を存分に生かした、大人びた印象のオープンカラーシャツをラインアップしている。

ポイント2上質な生地が気品漂うビジュアルを生む

見た目は重要だが、いい大人にもなれば“中身”も気にしたいところ。例えば、サテン調のものやシルク、上質なコットンなど高級感やこだわりに満ちた生地を使った1着なら、労せずして優雅な空気をまとうことができる。カジュアルなアイテムである分、素材感で格を表現しておきたい。

ポイント3シンプルなルックスに潜ませた遊び心がキモ

今季、鮮やかな彩りやインパクトの強い柄がトレンドの1つとして挙げられる。ただ、いざ身につけるとなればやはりハードルの高さを感じずにはいられない。だが、フェード感のある色みであったり、一部にさりげなく取り入れたものであればその遊び心がおしゃれさを生む。

着こなしだって大人っぽくするのが気分

自分に合ったアイテムを選んだとしても、それをうまく着こなせなければ宝の持ち腐れ。選んだアイテムをどう合わせるか、どんなアイテムと組ませるか、さまざまな視点から開襟シャツを着こなすためのベストなポイントをかいつまんで紹介していこう。

ポイント1おなじみのワントーンコーデなら初心者でも安心

近年、メンズカジュアルの着こなしでポイントに挙げられてきたワントーン。シンプルかつイージーにおしゃれに仕上げるテクニックとして浸透してきたが、それは開襟シャツのコーデにも応用可能だ。シューズの素足履きや襟元の白Tシャツなどでポイントを作ると着こなしも単調にならない。

ポイント2大人パンツにタックイン、が今夏の最先端な着こなし

昨年から続く本格的なトレンドである、タックイン。コーデ術としてはレベルが高いが、少々のかっちり感がありつつも気取った印象のないオープンカラーシャツは、意外とアプローチしやすいものだ。タックの入ったスラックスならメリハリも付きすぎず、シルエットも合わせやすい。

ポイント3肌寒い時期はライトアウターとのレイヤードも効果的

襟元にポイントを作る開襟シャツは、春先にはアウターとのレイヤードにももってこい。シンプルなスイングトップはもちろん、ステンカラーコートやスタンドカラーのレザージャケットまで、クセの強いアイテムも程よくリラックした風合いに仕上げてくれる。

今の空気にマッチ。大人が選びたい開襟シャツ

これまで述べてきたポイントを踏まえ、今季、大人に最適なオープンカラーシャツをセレクト。リラックスできるうえにシャンとする1着は、応用も利きやすくデイリーに袖を通せるので、きたる春夏に向けて確保しておいて損はない。

古着のようなソフトな肌触りにとことんこだわり、とろけるようななめらかな着心地を実現。上品な光沢感と洗いざらしのヴィンテージ感が融合した、大人のオフにふさわしい開襟シャツだ。ロングスリーブならインにアウトにと3シーズンに渡って愛用できる。

ポリエステル糸をサテン調に織り上げることで、独特の美しい光沢感を有した春らしい質感の1枚に。落ち感のある素材の作り出す、優雅なドレープが美しい。カーディガン感覚で着こなせる、汎用性の高さも魅力だ。

先染めした極細のスーピマコットンを高密度に織り上げ、パリッとした触感に仕上げたシャツジャケット。1枚で着ても、アウターとして羽織ってもOKな1着は、春先に必ず重宝するアイテムだ。身頃の左右にはポケットも付いているので、使い勝手も申し分ない。

『デサントオルテライン』が培ってきた技術を用い、『オーラリー』の岩井良太氏がデザインを行った珠玉のコラボレートライン。ナチュラルな質感を持つ撥水素材を使用し、表にステッチが出ない「無双仕立て」によるクリーンな表情を『エディフィス』らしくワントーンにまとめ上げてよりシックな逸品に昇華している。

開襟シャツのひとつの形であるパジャマシャツ。リアルな寝具を製作している『ジェラートピケ オム』のそれを選べば、専業ブランドならではの着心地の良さを実感できる。とろみのあるモダール素材を使用し、オーバーサイズで仕立てたこちらは、タックインにも最適なシルエットが売り。

ユナイテッドアローズのクリエイティブディレクター、鴨志田康人氏が手がけるブランド。テーマに掲げている“洋の服と和の誇り”は、こちらの開襟シャツにも落とし込まれている。メッシュ状に編み込まれたカラミ織りはまさに和の手法で、すがすがしく肌をなでる生地感が心地いい。

ジャケットのラペルのような作りが独特な『スティーブン・アラン』のオープンカラーシャツ。生地に採用した上質なタイプライター素材は滑らかかつシャリ感のある触感が気持ち良く、微光沢感が上品。細やかなステッチワークも見どころだ。

生地にこだわりを見せる『ユナイテッドトウキョウ』のオリジナル生地を採用した1着。サテンを使用しつつもマットな質感に仕上げており、上品な佇まいに。フェードがかった大人っぽいカラーリングも要チェックだ。もちろん、日本製。

ヨウジヤマモトで長らくパターンナーとして活躍してきた土屋郷氏が立ち上げたブランド。コットン100%のジャガード織り生地を採用したオーバーサイズのシャツは、アウターとして軽く羽織ってもGOOD。両胸のフラップポケットがアクセントに。

シャツ10『イロコイ』

ひと手間加えた斬新な生地使いやウィットなデザインで定評のある『イロコイ』。同ブランドからリリースされている開襟シャツも同様に、遊び心の光るデザインに仕上がっている。こちらは、肩の落ちたビッグシルエットが今どき。起毛感のあるポリエステルスエードにエンボス加工のレオパード柄がアクセントとして機能。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

    BACK