狙うは一生モノ。高級腕時計の厳選おすすめカタログ

狙うは一生モノ。高級腕時計の厳選おすすめカタログ

生涯をともにできるアイテムは意外と少ないもの。そのなかでも腕時計は、最も身近な存在ではないでしょうか。一生モノにふさわしい逸品の選び方と傑作をご紹介しましょう。

夏目 文寛

2018.04.27

腕時計
機械式

いつかは手に入れたいステータスの証し、高級腕時計

人生の節目に高級腕時計を買い求める人たちが増えています。人生の時を共に刻む腕時計は機能を超えた特別な存在ゆえ、やはり良いモノを買いたいですよね。腕時計も50万円を超えてくると、持つ人に自信を与えるステータス性を備え、孫の代まで受け継げる優れた機構を搭載した一生モノが手に入ります。いつかは欲しい高級腕時計ですが、値が張るだけに失敗は避けたいところ。購入の際はしっかり自分のニーズを吟味することが必要です。でも恐れることはありません。ポイントを押さえれば、かけがえのない一生の相棒に出会えるはずです。

失敗したくないなら知っておきたい、高級腕時計の選択基準

一生モノの高級腕時計は一世一代のお買い物。後悔しない腕時計選びをするために、注意すべきポイントを3つにまとめました。じっくりと考えて最高のパートナーを見つけてください。

ポイント110年後も20年後も人に誇れる、信頼できるブランドの逸品か

腕時計は男の数少ない装飾品。腕元だけでその人の格を表してしまうステータスアイテムなのです。それだけに、ブランドの歴史は非常に重要です。高級ブランドが提案する機械式腕時計は伝統工芸というべきもの。長い歴史の中で、職人が築き上げてきた技術が息づいているブランドこそが圧倒的な信頼感を持っているのです。ステータスという意味では、知名度も大切です。いくら高価な腕時計でも誰も知らなければ意味がありません。たとえば『ロレックス』『オメガ』といった誰もが知っているブランドはその人の価値をわかりやすく高めてくれるでしょう。

ポイント2ライフスタイルに見合うデザインを手に入れる

高価な腕時計は何本も買えるものではありません。それゆえ、自分の着用シーンをよく考えることが重要です。ビジネスの場ならば、貴石入りの腕時計は避けるべきですし、オフでしか腕時計をしない人にドレスウォッチは必要ありません。また、自分をどう見せたいかも腕時計選びで重要です。若々しく見せたいならステンレスの精かんなモデルがいいでしょうし、信頼感を与えたいなら革ベルトのモデルはその願いをかなえてくれます。ショップに足を運ぶ際には、腕時計をよく着用する装いで足を運ぶべきでしょう。仕事で着けたいのに目当ての腕時計がスーツに合わなかった、ということはよくあることです。

ポイント3永く使うなら購入価格のほかに維持費もよく考える

腕時計を購入する際、本体価格のことしか考慮していない人が多いのですが、メンテナンス価格のことも考えなければなりません。機械式腕時計は3〜5年に一度はオーバーホールに出す必要があるからです。シンプルな3針なら5万円は見ておいたほうがいいでしょう。クロノグラフやGMTなど付加機能が付くとさらに3〜5万円かかります。また、革ベルトは消耗品であることを忘れてはいけません。高級ブランドの純正品は、10万円を超えることもざらです。長く使う一生モノは、メンテナンス費用も考慮して機能やベルトの素材を選定することが重要なのです。

▼50万円以上〜100万円未満:高級腕時計の世界、その魅力を体感するなら

『ロレックス』『オメガ』『タグ・ホイヤー』などなど。50万円を超えると超有名ブランドがレンジに入り、長い歴史に裏打ちされた機械式腕時計の醍醐味を味わうことができます。20万円で優れた機械式腕時計を手に入れることも可能ですが、明確なステータス性を併せ持つモデルとなるなかなか見つかりません。30代でも頑張れば手が届く、50万円を超えるぐらいのモデルがおすすめです。

合わせて読みたい: 30万円以下で厳選。プロがおすすめする高級腕時計15選

合わせて読みたい: 15万円以下で厳選。30代にハマる腕時計ランキング

合わせて読みたい: 10万円以下で厳選。時計ライターおすすめの腕時計15選

モデル1『ロレックス』

『ロレックス』は、着けていると間違いなく尊敬される世界で一番有名な高級腕時計ブランドです。歴史は比較的浅いものの、腕時計の現代的機能を開拓してきた高い技術力は他の追随を許しません。デイトジャストは『ロレックス』のベーシックモデル。とはいえ、『ロレックス』の3大発明であるデイトジャスト(日付が瞬時に変わる)、パーペチュアル(効率のいい自動巻き上げ機構)、オイスターケース(防水性に優れた一体成形ケース)をすべて搭載した歴史的傑作です。シニア向けという印象もありますが、アラビア数字のモデルを選べば、30代でも違和感なく着けこなせます。

合わせて読みたい: 実用性と“格”を手にできる手始めのロレックス

モデル2『オメガ』

東京オリンピックの公式タイムキーパーを務めることでも有名な『オメガ』。『ロレックス』と並ぶ、スイスを代表するビッグネームで、腕時計好きでなくても知っているという人は多いはずです。その高い耐久性、精度によってNASAに認められ、世界で初めて月面上陸に随行したブランドでもあります。今回紹介するシーマスターはダイバーズウォッチですが、気品を感じさせるため、オフスタイルにはもちろんスーツにも十分対応できます。とくにメンテナンス性に優れたコーアクシャルと呼ばれる『オメガ』独自の機構を搭載している点も大きなメリットです。

合わせて読みたい: オメガの看板モデル。シーマスターのすべてを徹底解説

モデル3IWC

『IWC』は腕時計好きの間では圧倒的な支持を得ているスイスのブランドです。1868年の創業以来、高い技術力で優れたムーブメントを製造してきました。スイスでもドイツ語圏に本拠地を構え、このブランドはよく「質実剛健」と形容されます。ドイツの職人魂を受け継ぎ、技術に関してもデザインに関してもストイックさが際立っており、硬派な腕時計がお好みならうってつけといえるでしょう。ポルトギーゼはシンプルな文字盤が特徴で、元となった懐中腕時計は1939年に誕生した歴史的な逸品です。

合わせて読みたい: 見識ある腕時計ファンからも一目を置かれる、IWC

モデル4『ゼニス』

『ゼニス』は1865年にスイスで創業したブランドです。このブランドはクロノグラフに定評があり、腕時計好きの間では、「エル・プリメロ」と名付けられたクロノムーブはステータス化した存在です。このムーブメントは毎時3万6000振動という、ハイビートで時を刻みます。つまり1秒に10振動することになり、機械式でありながら1/10秒まで計測できるのです。クロノマスターは『ゼニス』の旗艦モデルで、オープンハートからテンプが高速で振動する様子がよく見え、高級機械式の醍醐味をより深く味わえるものとなっています。

モデル5『タグ・ホイヤー』

『タグ・ホイヤー』は1860年から続くスイスの名門。モータースポーツを古くからサポートしているため、スポーティな印象が持ち味です。知名度も非常に高く、男女ともに威厳を誇示できるブランドのひとつです。近年は前代未聞のベルト駆動ムーブメントを開発したり、コネクテッドウォッチに参入したりと、時代の先端を行く革新的なイメージを打ち出しています。また、高級ブランドの中では比較的安価なため、50万円台でグランドカレラのようなプレステージラインを手に入れることができるのも大きな魅力でしょう。

合わせて読みたい: タグ・ホイヤーの名作。カレラの魅力とラインアップ

▼100万円以上:憧れの雲上ブランドも見えてくる

腕時計は実用性以上に価値を持つアイテム。腕時計によっては所有者の信頼感を何倍にも高めてくれる魔法の道具です。また、最高峰ブランドにおいては資産価値も高く、一生モノと呼ぶにふさわしいモデルが存在します。ここではそんな腕時計たちを紹介しましょう。

モデル1『オーデマ ピゲ』

起業社長や人気アーティストがこぞって手に入れる腕時計。それが『オーデマ ピゲ』のロイヤルオークです。腕元から特徴的なオクタゴンベゼル(八角形ベゼル)が見えたら、その所有者はなにかしらの業績を成し遂げた人と考えていいでしょう。まさに成功者の証しです。この『オーデマ ピゲ』は世界3大高級腕時計ブランドに数えられる雲上ブランドで、1875年に創業した歴史あるブランド。一般にはあまり知られていませんが、腕時計の世界では知らぬ人がいない超大物ブランドなのです。

モデル2『パテック フィリップ』

腕時計ブランドの最高峰、それが『パテック フィリップ』です。もちろん上記同様、世界3大高級ブランドのひとつに数えられます。パテックを手に入れたらもうほかに買う腕時計はないといわれる、いわゆる“上がり”のブランドです。資産価値も抜群で、アンティークは何千万もの価格で取り引きされるほど。当然歴史も古く、創業は1839年にさかのぼります。このブランドの哲学を表しているのが、持ち込まれた腕時計はどんな時代のものでも修理してくれること。つまりは一生モノどころか、後世に伝えることを前提としたブランドとして腕時計作りを行っているのです。代表作カラトラバは、3針ウォッチの基礎を作った超名作として知られています。

モデル3『ウブロ』

世界中のセレブリティーから愛される『ウブロ』。代表作ビッグバンの異素材を組み合わせた押し出しの強いデザインは、遠目からでもひと目でこのブランドとわかるほど個性的です。歴史は40年に満たない新興ブランドですが、現在では高級腕時計ブランドの一員として、名門ブランドに肩を並べるほどの人気とステータスを併せ持つまでになっています。印象的なルックスですが、オールブラックなどワントーンのモデルならば、スーツスタイルにもなじんでくれます。

モデル4『ジャガー・ルクルト』

▼100万円以上:憧れの雲上ブランドも見えてくる 4枚目の画像

GMTGMT

腕時計通の間では熱狂的なファン多い『ジャガー・ルクルト』。1833年にスイスのジュウ渓谷で産声を上げた当初から、ムーブメントを内製できるマニュファクチュールブランドとして非常に高い評価を得てきました。これまでに開発したムーブメントは実に1200以上に及びます。レベルソは反転式ケースが特徴となる、ブランドの中核モデル。1930年代に英国人将校から、ポロの競技中でも文字盤に傷がつかない腕時計をオーダーされたのがきっかけで生まれました。レクタンギュラーのエレガントなフォルムは、上品さを演出するのにぴったりの逸品です。

モデル5『ブレゲ』

腕時計の背後にあるストーリーにこだわるなら『ブレゲ』もおすすめです。腕時計史に燦然と名を残すアブラアン-ルイ・ブレゲ氏が1775年にパリで工房を開いたことがそのはじまり。このブレゲ氏は、腕時計の歴史を200年早めたといわれる天才腕時計師。実用的な自動巻き機構や複雑機構トゥールビヨン、さらに針や装飾の意匠におけるまで、その発明は多岐に亘ります。顧客にマリー・アントワネット妃などの王侯貴族が多かったことからも当時の名声の高さがわかります。『ブレゲ』の現行モデルにも彼が開発したさまざまな発明が生かされています。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

    BACK