高級腕時計ブランド30選。ステータス性を備えた一生モノ勢揃い

高級腕時計ブランド30選。ステータス性を備えた一生モノ勢揃い

生涯をともにできるアイテムは意外と少ないもの。そのなかでも腕時計は、最も身近な存在ではないでしょうか。一生モノにふさわしい逸品の選び方と傑作をご紹介しましょう。

夏目 文寛

2019.01.23

腕時計
機械式

いつかは手に入れたいステータスの証し、高級腕時計

男なら、いつかは高級腕時計を買い求めたいもの。人生の時を共に刻む腕時計は、機能を超えた特別な存在ゆえ、やはり良いモノを選びたいですよね。腕時計も50万円を超えてくると、持つ人に自信を与えるステータス性を備え、孫の代まで受け継げる優れた機構を搭載した一生モノが手に入ります。いつかは欲しい高級腕時計ですが、値が張るだけに失敗は避けたいところ。購入の際はしっかり自分のニーズを吟味することが必要です。でも恐れることはありません。ポイントを押さえれば、かけがえのない一生の相棒に出会えるはずです。

失敗したくないなら知っておきたい、高級腕時計の選択基準

一生モノの高級腕時計は一世一代のお買い物。後悔しない腕時計選びをするために、注意すべきポイントを3つにまとめました。じっくりと考えて最高のパートナーを見つけてください。

ポイント110年後も20年後も人に誇れる、信頼できるブランドの逸品か

腕時計は男の数少ない装飾品。腕元だけでその人の格を表してしまうステータスアイテムなのです。それだけに、ブランドの歴史は非常に重要です。高級ブランドが提案する機械式腕時計は伝統工芸というべきもの。長い歴史の中で、職人が築き上げてきた技術が息づいているブランドこそが圧倒的な信頼感を持っているのです。ステータスという意味では、知名度も大切です。いくら高価な腕時計でも誰も知らなければ意味がありません。たとえば『ロレックス』『オメガ』といった誰もが知っているブランドはその人の価値をわかりやすく高めてくれるでしょう。

ポイント2ライフスタイルに見合うデザインを手に入れる

高価な腕時計は何本も買えるものではありません。それゆえ、自分の着用シーンをよく考えることが重要です。ビジネスの場ならば、貴石入りの腕時計は避けるべきですし、オフでしか腕時計をしない人にドレスウォッチは必要ありません。また、自分をどう見せたいかも腕時計選びで重要です。若々しく見せたいならステンレスの精かんなモデルがいいでしょうし、信頼感を与えたいなら革ベルトのモデルはその願いを叶えてくれます。ショップに足を運ぶ際には、腕時計をよく着用する装いで足を運ぶべきでしょう。仕事で着けたいのに目当ての腕時計がスーツに合わなかった、ということはよくあることです。

ポイント3永く使うなら購入価格のほかに維持費もよく考える

腕時計を購入する際、本体価格のことしか考慮していない人が多いのですが、メンテナンス価格のことも考えなければなりません。機械式腕時計は3〜5年に一度はオーバーホールに出す必要があるからです。シンプルな3針なら5万円は見ておいたほうがいいでしょう。クロノグラフやGMTなど付加機能が付くとさらに3〜5万円かかります。また、革ベルトは消耗品であることを忘れてはいけません。高級ブランドの純正品は、10万円を超えることもざらです。長く使う一生モノは、メンテナンス費用も考慮して機能やベルトの素材を選定することが重要なのです。

50万円台から雲上まで。有名腕時計ブランドとその名作30本を厳選

『ロレックス』『オメガ』『タグ・ホイヤー』など、我々がよく耳にするブランドは腕時計業界の一角に過ぎません。老舗と呼ばれる100年以上の歴史を持つブランドから、昨今めきめきとその頭角を現している宝飾形ブランドなど、そして新鋭ながら確固たる製産背景を持ち時計通を唸らせているブランドなど数え上げればキリはありません。その中でも、特に知っておいて損はない30ブランドをピックアップ。現在購入できる名品と併せて、解説していきましょう。

ブランド1『ロレックス』

『ロレックス』は、着けていると間違いなく尊敬される世界で一番有名な高級腕時計ブランド。歴史は比較的浅いものの、腕時計の現代的機能を開拓してきた高い技術力は他の追随を許しません。デイトジャストは『ロレックス』のベーシックモデル。とはいえ、『ロレックス』の3大発明であるデイトジャスト(日付が瞬時に変わる)、パーペチュアル(効率のいい自動巻き上げ機構)、オイスターケース(防水性に優れた一体成形ケース)をすべて搭載した歴史的傑作です。同ブランのdのスポーツモデルと比べるとシニア向けという印象もありますが、バーインデックスのモデルを選べば、30代でも違和感なく着けこなせます。

王者ロレックス。我々を惹きつけてやまない人気モデルを知る

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『ロレックス』ほど機能と価値を備えるブランドも珍しい。時計界では後発ながら、革新的なアイデアと確かな技術により現在の地位に上り詰めた稀な存在。その魅力に迫る。

ワダ ソウシ

ブランド2『オメガ』

東京オリンピックの公式タイムキーパーを務める『オメガ』。『ロレックス』と並びスイスを代表するビッグネームで、腕時計好きでなくても知っている人は多いでしょう。高い耐久性、精度によってNASAに認められ、世界で初めて月面上陸に随行したブランドでもあります。今回紹介するシーマスターはダイバーズウォッチですが、気品を感じさせるため、オフスタイルにはもちろんスーツにも十分対応できます。とくにメンテナンス性に優れたコーアクシャルと呼ばれる『オメガ』独自の機構を搭載している点にも注目です。

やっぱりほしい、オメガ。名門ブランドの人気モデルを再確認

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男性が着けたい高級腕時計のランキングで、『オメガ』は常に上位。デザイン、機能、格式のどれもが一流で憧れの的なのだ。そんな名門ブランドの魅力を掘り下げていこう。

ワダ ソウシ

ブランド3IWC

『IWC』は腕時計好きの間では圧倒的な支持を得ているスイスのブランドです。1868年の創業以来、高い技術力で優れたムーブメントを製造してきました。スイスでもドイツ語圏に本拠地を構え、このブランドはよく「質実剛健」と形容されます。ドイツの職人魂を受け継ぎ、技術に関してもデザインに関してもストイックさが際立っており、硬派な腕時計がお好みならうってつけといえるでしょう。ポルトギーゼはシンプルな文字盤が特徴で、元となった懐中腕時計は1939年に誕生した歴史的な逸品です。

IWCの6つのコレクションに見る、ブランドの歴史と革新

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『ロレックス』『オメガ』に引けを取らないステータス性を持ち、むしろ時計通の間で評価が高い腕時計ブランド、それが『IWC』。人気のコレクションから、魅力を深堀り。

夏目 文寛

ブランド4『ゼニス』

『ゼニス』は1865年にスイスで創業したブランドです。このブランドはクロノグラフに定評があり、腕時計好きの間では、「エル・プリメロ」と名付けられたクロノムーブはステータス化した存在です。このムーブメントは毎時3万6000振動という、ハイビートで時を刻みます。つまり1秒に10振動することになり、機械式でありながら1/10秒まで計測できるのです。クロノマスターは『ゼニス』の旗艦モデルで、オープンハートからテンプが高速で振動する様子がよく見え、高級機械式の醍醐味をより深く味わえるものとなっています。

機械式時計を語るなら。ゼニスの存在は欠かせない

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時計大国のスイスでも、自社で一貫製造できるメーカーは限られる。それだけ高い技術が必要なのだが、老舗『ゼニス』は古くからその体制を厳守する数少ないブランドである。

ワダ ソウシ

ブランド5『タグ・ホイヤー』

『タグ・ホイヤー』は1860年から続くスイスの名門。モータースポーツを古くからサポートしているため、スポーティさが持ち味です。知名度も非常に高く、男女ともに威厳を誇示できるブランドのひとつです。近年は前代未聞のベルト駆動ムーブメントを開発したり、コネクテッドウォッチに参入したりと、時代の先端を行く革新的なイメージを打ち出しています。また、高級ブランドの中では比較的安価なため、50万円台でグランドカレラのようなプレステージラインを手に入れることができるのも大きな魅力でしょう。

高級時計界の登竜門。タグ・ホイヤーを知りたいなら

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『ロレックス』『オメガ』と並び、スイスの名門ブランドとして知られる『タグ・ホイヤー』。高級時計の登竜門ともいえる同ブランドの魅力をとことん掘り下げます。

夏目 文寛

ブランド6『ブライトリング』

世界で一番有名なパイロットウォッチブランド、それがスイスの『ブライトリング』です。1884年に創業すると、精密なクロノグラフで評判を集め、航空機の発達とともに、パイロットに欠かせない相棒として人気を博します。象徴的なモデルが世界初の回転計算尺付きクロノ「ナビタイマー」です。腕元で速度や残燃料の計算ができるこのモデルは当時の最新計器が搭載され、手動での計算が必要なくなった現在でも、パイロットのステータスになっています。

ブライトリング10傑。プロフェッショナルのための計器を腕元に

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20世紀初頭、ライト兄弟の有人動力飛行などによって幕を開けた航空史。その時代から『ブライトリング』は大空への挑戦をサポートするべく、優れた航空時計を輩出している。

ワダ ソウシ

ブランド7『オフィチーネ パネライ』

イタリアのブランド『オフィチーネ パネライ』は、イタリア海軍に時計を納入するミリタリーウォッチで名を馳せました。そのため、高い視認性とシンプルな文字盤を特徴としています。代表作「ルミノール」は蛍光塗料の名前からとられたもの。ちなみに先代のモデルは「ラジオミール」といって、こちらも蛍光塗料が由来。いかに『パネライ』が視認性に力を入れているかがわかります。機能性に加え、リューズガードに代表されるイタリアらしい造形美も人気が高く、現在は高級腕時計として人気が定着しています。

軍との蜜月が作り上げた機能美。パネライが今、欲しい理由

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『パネライ』は前例を見ないダイバーズを作り上げたことで知られている。その存在は長く軍事機密とされたが、90年代に晴れて民間市場に進出し現在の地位へと上り詰めた。

ワダ ソウシ

ブランド8『フランク・ミュラー』

超絶複雑機構を次々と腕時計へ搭載した天才時計師フランク・ミュラー氏のブランド。 ‘90年代には、ここ日本でもバブル的人気を博しました。独特なトノー型のケース、文字盤いっぱいに植字されたインデックスを見たことがある人も多いでしょう。近年、少しずつ人気が復活し、腕時計愛好家の間でも再注目されています。「トノーカーベックス」は高いザイン性と腕時計としての確かな技術に加え、腕に吸い付くように弧を描くトノー型ケースで腕馴染みもGOOD。腕時計通をおっと言わせる狙い目のモデルです。

ブランド9『ベル&ロス』

近年ますます人気を確かなものとする、フランスの若きニューカマーブランド。軍や警察に制式採用されるなど、質実剛健な腕時計ブランドとして知られるドイツの『ジン』を範としているため、そのファッショナブルなルックスを良い意味で裏切る、高い精度やケースの作り込みには玄人もうなります。このブランドを象徴するモデルは、スクエアケースが特徴的な「BR-01」。この形状は航空機の計器からインスパイアされたもの。特大インデックス&針が、視認性の高さをもたらしており、このブランドの見た目だけではない硬派な姿勢が垣間見られます。

一度ハマったら抜けられない。ベル&ロスの名作と人気モデルを解説

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フランス生まれの腕時計ブランド、『ベル&ロス』。歴史こそ古くありませんが、優れたデザインとその裏側を支える信頼性は老舗・名門にまったく引けを取りません。

増山 直樹

ブランド10『ジラール・ペルゴ』

その起源を1771年までさかのぼることができる、スイスの超老舗ブランドが『ジラール・ペルゴ』です。ムーブメントを自社で開発製造できる数少ないウォッチメーカーとしても有名で、組み立てや装飾はすべてハンドメイドで行われています。そんな『ジラール・ペルゴ』で最も人気のあるモデルが「ヴィンテージ 1945」です。特徴的なレクタンギュラーケースは、モデル名にもある1945年の発売開始より続く、不変のフォルム。まさに腕時計史に残る名モデルとして長く愛せる逸品です。

ブランド11『カルティエ』

ジュエリー界のビッグネームですが、1904年に登場した「サントス」は世界初のメンズ腕時計とも言われ、実は腕時計の世界でも古い歴史を持っています。当時、男性の時計の正統はあくまで懐中時計、腕時計は女性が身に着ける装飾品という扱いでした。『カルティエ』は、メンズの世界に実用的な腕時計を持ち込んだのです。それゆえに、時計マニアの間でも『カルティエ』は一目置かれる存在。自社でムーブメントを製造できる“マニュファクチュール”でもあり、見た目だけでなく、中身も歴史もすごいブランドなのです。

20世紀初頭の革命。カルティエが切り拓いた腕時計の歴史

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トップジュエラーとして君臨する『カルティエ』だが、“世界初の男性用腕時計”を生んだ時計ブランドという顔も持つ。その卓越した技術は継承され、傑作を生み続けている。

ワダ ソウシ

ブランド12『グランドセイコー』

日本が誇る『セイコー』の高級ブランドとして、その技術力の粋を集めたフラッグシップが『グランドセイコー』です。選抜された優秀な職人がハンドメイドで組み立て、一点一点丁寧に作り込まれた逸品は、一生モノにできる魅力に溢れています。とくにおすすめしたいのが、世界で『セイコー』しか作れない、機械式とクォーツ式の“いいとこ取り”をした「スプリングドライブ」搭載モデル。ゼンマイと歯車で動く機械式の温か味が感じられながら、クォーツの正確さを持った究極の機構なのです。「時計はスイス製が最高」という定説を打ち破るMADE IN JAPANの傑作です。

グランドセイコー20傑。男が持つべき名作を厳選

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国産時計の雄『セイコー』が1960年に生み出したハイエンドコレクションが『グランドセイコー』です。スイス時計を超越する高精度のジャパンブランドに迫ります。

黒野 一刻

ブランド13『モーリス・ラクロア』

歴史は40年あまりと時計ブランドのなかでは新参ですが、ドイツの著名な賞「レッド・ドット デザインアワード」を受賞するなど近年メキメキと伸びてきている『モーリス・ラクロア』。他社ムーブを搭載した比較的安価なモデルもありますが、このブランドの真価を知りたいなら、自社製造のムーブメントを採用し、凝りに凝ったデザインを施した「マスターピース」をチェックすべきです。文字盤をアシンメトリーに構成、インダイヤルに異なる装飾を施すなどなど、とにかくエッジが効いていて見るものを飽きさせない工夫がふんだんに見いだせます。

手が届く傑作から、超絶技巧の名品まで。モーリス ラクロアの腕時計を語る

手が届く傑作から、超絶技巧の名品まで。モーリス ラクロアの腕時計を語る

『モーリス ラクロア』はスイスの腕時計ブランド。手頃な価格で“いいモノ感”あふれる傑作を送り出す新鋭にフォーカスし、その魅力や至極のラインアップをお届けします。

夏目 文寛

ブランド14『ショパール』

『カルティエ』と並び、腕時計でも実力が高く評価されているジュエラーに『ショパール』があります。当時、腕時計専業メーカーの独壇場だったムーブ製造において、1997年、『ショパール』は完全自社開発「L.U.C」で業界を驚かせます。出来も良く、時計通の間でも評判となりました。気品に満ちたのドレスモデルのほか、クラッシクカーレース「ミッレミリア」とコラボを行うなど、スポーティかつエレガントな大人の世界を表現した逸品が多く、高いデザイン力と技術力を持ち合わせたブランドとしてますます存在感を高めています。

ブランド15『グラスヒュッテ・オリジナル』

『グラスヒュッテ・オリジナル』

GMTGMT

ザクセン地方のグラスヒュッテはドイツ時計の聖地。その名をブランド名に関し、ドイツ時計の伝統を継承しているブランドが『グラスヒュッテ・オリジナル』。それぞれの桁を別のダイヤルで動かす特徴的なビッグデイトや、アシンメトリーな文字盤、裏蓋には施されたグラスヒュッテストライプはまさにドイツ時計の生き証人とも呼べるもの。作りが違うので単純比較はできませんが、同じグラスヒュッテに出自を持つドイツの時計ブランド『ランゲ&ゾーネ』がウン百万円もする一方、こちらは100万円以下でドイツ時計の由緒正しき名品を買えるのも魅力です。

ブランド16『オーデマ ピゲ』

起業社長や人気アーティストがこぞって手に入れる腕時計。それが『オーデマ ピゲ』のロイヤルオークです。腕元から特徴的なオクタゴンベゼル(八角形ベゼル)が見えたら、その所有者はなにかしらの業績を成し遂げた人と考えていいでしょう。まさに成功者の証しです。この『オーデマ ピゲ』は世界3大高級腕時計ブランドに数えられる雲上ブランドで、1875年に創業した歴史あるブランド。一般にはあまり知られていませんが、腕時計の世界では知らぬ人がいない超大物ブランドなのです。

オーデマ ピゲの格。一目置かれる腕時計の超絶技巧

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『オーデマ ピゲ』と聞いてピンとくる人は時計好きでもなければ少ないはず。時計ブランドのなかでも名門中の名門を、ここでしっかり深掘りしてみましょう。

夏目 文寛

ブランド17『パテック フィリップ』

腕時計ブランドの最高峰、それが『パテック フィリップ』です。もちろん上記同様、世界3大高級ブランドのひとつに数えられます。パテックを手に入れたらもうほかに買う腕時計はないといわれる、いわゆる“上がり”のブランドです。資産価値も抜群で、アンティークは何千万もの価格で取り引きされるほど。当然歴史も古く、創業は1839年にさかのぼります。このブランドの哲学を表しているのが、持ち込まれた腕時計はどんな時代のものでも修理してくれること。つまりは一生モノどころか、後世に伝えることを前提としたブランドとして腕時計作りを行っているのです。代表作カラトラバは、3針ウォッチの基礎を作った超名作として知られています。

ブランド18『ウブロ』

世界中のセレブリティーから愛される『ウブロ』。代表作ビッグバンの異素材を組み合わせた押し出しの強いデザインは、遠目からでもひと目でこのブランドとわかるほど個性的です。歴史は40年に満たない新興ブランドですが、現在では高級腕時計ブランドの一員として、名門ブランドに肩を並べるほどの人気とステータスを併せ持つまでになっています。印象的なルックスですが、オールブラックなどワントーンのモデルならば、スーツスタイルにも馴染んでくれます。

ビッグ・バンから読み解くウブロ。時代の寵児に愛されるブランドを知る

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異素材を組み合わせたコレクションで時計界に旋風を巻き起こした『ウブロ』。とりわけ「ビッグ・バン」はシンボリックで、ブランドに唯一無二の価値をもたらした存在だ。

ワダ ソウシ

ブランド19『ジャガー・ルクルト』

『ジャガー・ルクルト』

GMTGMT

腕時計通の間では熱狂的なファンが多い『ジャガー・ルクルト』。1833年にスイスのジュウ渓谷で産声を上げた当初から、ムーブメントを内製できるマニュファクチュールブランドとして非常に高い評価を得てきました。これまでに開発したムーブメントは実に1,200以上に及びます。レベルソは反転式ケースが特徴となる、ブランドの中核モデル。1930年代に英国人将校から、ポロの競技中でも文字盤に傷がつかない腕時計をオーダーされたのがきっかけで生まれました。レクタンギュラーのエレガントなフォルムは、上品さを演出するのにぴったりの逸品です。

ブランド20『ブレゲ』

腕時計の背後にあるストーリーにこだわるなら『ブレゲ』もおすすめです。腕時計史に燦然と名を残すアブラアン-ルイ・ブレゲ氏が1775年にパリで工房を開いたことがそのはじまり。このブレゲ氏は、腕時計の歴史を200年早めたといわれる天才腕時計師。実用的な自動巻き機構や複雑機構トゥールビヨン、さらに針や装飾の意匠におけるまで、その発明は多岐に亘ります。顧客にマリー・アントワネット妃などの王侯貴族が多かったことからも当時の名声の高さがわかります。『ブレゲ』の現行モデルにも彼が開発したさまざまな発明が生かされています。

ブランド21『ヴァシュロン・コンスタンタン』

世界3大高級ブランドに挙げられる『ヴァシュロン・コンスタンタン』。その創業は1755年と長い歴史を誇ります。1880年には現在も使われている有名なマルタ十字のロゴが誕生。ムーブからケースまで自社で製造するマニュファクチュールであり、19世紀から精度コンクールでたびたび受賞するなど、技術力の高さには定評があります。今回紹介する「オーバーシーズ」は1996年に誕生したスポーツモデル。デコラティブなモデルも多い当ブランドのなかでは、シンプルで使い勝手の良いモデルです。

ブランド22『A.ランゲ・アンド・ゾーネ』

ドイツにおける腕時計製造の最重要人物アドルフ・ランゲ氏の名を冠すブランドで、世界4大ブランドと呼ばれるときは、そのなかに当ブランドを含めることが一般的です。第二次世界大戦後にブランドが消滅しますが、東西ドイツ統合後に復活、1994年に「ランゲ1」で華々しい再出発を遂げます。「ランゲ1」は、ザクセン地方の伝統的デザインであるデジタル表示をデイトに採用し、大きな評判を得ます。現在では、プレステージブランドとして、腕時計界に名を馳せるビッグネームになっています。

ブランド23『リシャール・ミル』

2019年6月執筆時、そのお値段22,480,000円也。打ち間違いではありません。下手したら家がかえてしまう超高額ブランドが『リシャール・ミル』です。テニスプレイヤーのナダル氏がプレイ中もずっと着けていることでも有名ですね。特徴は最新のハイテク素材を使っているため、とにかく軽いこと。ナダル氏のように着けたままスポーツをプレイできてしまうほどです。またネジ1本1本に至るまで自社で開発しているため、もちろんクオリティは最上級。今、もっともホットなブランドの1つです。

ブランド24『ハリー・ウィンストン』

宝飾ブランドというイメージが強いアメリカの『ハリー・ウィンストン』ですが、腕時計ブランドとしても有名なんです。とくに注目を浴びているのは、「オーパス」と名付けられたシリーズ。これは時代を代表する独立時計師と手を組んで、腕時計マニアもびっくりの超複雑腕時計を毎年発表するもの。この「オーパス」によって、腕時計ブランドとしての『ハリー・ウィンストン』の名が世に広まりました。ただし「オーパス」は超限定モデル、ここでは「オーシャン ダイバー」をご紹介します。エレガントでありながら、普段使いできるスポーティさが魅力です。

ブランド25『ブランパン』

『ブランパン』

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現存する世界最古の時計ブランドといわれる『ブランパン』の設立はなんと1735年のこと。スイスのジュラ地方で誕生しました。また1926年には世界で初めて自動巻き腕時計を商品化したことでも知られています。ブランドの代表モデル「フィフティファゾムス」はフランス海軍の水中工作員のために、1953年に発表されたダイバーズウォッチ。現行モデルでも発表当時のオリジナルデザインを搭載し、多くの腕時計ファンを引きつけています。

ブランド26『ロジェ・デュブイ』

『ロジェ・デュブイ』

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技術力に定評のあった創業者で時計師ロジェ・デュブイ氏の名を冠し、1995年に設立されたブランドです。超絶技巧を駆使した自社開発ムーブメントに評判があり、とくに有名なのがフライングトゥールビヨン。時計に及ぼす重力を均等にする超複雑機構トゥールビヨンが宙に浮いたように見える驚きのモデルで、業界人の度肝を抜きました。近年はランボルギーニやピレリなど、モータースポーツの先頭を走るメーカーと密接に連携し、革新性をアピールすることに成功し、セレブからも絶大な支持を得ています。

ブランド27『ユリス・ナルダン』

ユリス・ナルダン氏が、スイスにて自らのブランドを立ち上げたのが1846年のこと。当初は航海用の時計であるマリーンクロノメーターを手がけていました。そのスタートを忘れないために、ブランド設立150周年となる1996年には「マリン クロノメーター1846」を発表しています。その後は、天文レギュレーターやポケットウォッチ(懐中時計)の世界でも名作を続々と発表し、確固たる名声を手にしました。近年でも超複雑時計を数多くリリースするなど、マニュファクチュールとしても時計マニアを常にワクワクさせてくれる存在です。

ブランド28『H.モーザー』

『H.モーザー』

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ハインリッヒ・モーザー氏により、ロシア・サンクトペテルブルクにH.モーザー社が設立されたのは1828年のこと。その後、故郷であるスイスのシャフハウゼンに戻り事業を行ったのち、スイス時計の聖地ル・ロックルで腕時計の製造に着手します。現在は本拠地を再びシャフハウゼンに移し、複雑機構を手作業で完成させることにこだわりながら通好みのハイクオリティな逸品を生み出しています。その特徴を一言であらわすなら、「上品」という言葉がぴったりでしょう。すべてのモデルでレザーベルトを採用し、その多くは3針。奇をてらわないシンプルデザインで、品質で勝負する“いいもの感”あふれる傑作が揃います。

ブランド29『ジャケ・ドロー』

ジャケ・ドロー氏がスイスに最初の工房を開いたのは実に1738年のこと。高い技術力を持っていた彼はオートマタ(機械人形)を時計に組み込み、貴族たちの間でムーブメントを起こします。その後スペイン、フランスなど世界を旅し、中国や日本でもビジネスを展開しました。現在の主力モデルでも、18世紀に制作されたポケットウォッチをイメージした重なり合う上下2つのダイヤルがデザインアイコンとなっており、長い歴史をその腕に感じることができるでしょう。ブランドとしては紆余曲折がありましたが、当時の懐中時計に使われていたエナメルを文字盤に使用したり、オートマタモデルを発表したりと、創業時からブレない時計作りを行っています。

ブランド30『ピアジェ』

ジュエラーとしても有名な『ピアジェ』は、腕時計でも存在感を示しているブランドです。『ピアジェ』の腕時計のDNAはズバリ薄型であること。1957年には当時の最薄記録、わずか2mmの厚さしか持たないムーブメントを発表しました。以来、『ピアジェ』=薄型という認識は時計通の間で定着しています。また、デザイン面もジュエラーらしい繊細なギョシェやエッジの仕上げなど、見る者をうっとりさせる出来栄えを誇っており、誰が見ても上質だと感じられることでしょう。

ブランド31『チューダー』

ご存知『ロレックス』の兄弟ブランド『チューダー』。誕生は1926年にさかのぼり、昨年、日本でも正規販売が始まったことで話題を呼びました。『ロレックス』譲りの機能性をもちながら、よりファッションとの高い親和性を持っており、ブランドアンバサダーもレディガガ氏やデイヴィッド・ベッカム氏が務めます。この「ペラゴス」はブランドを代表するダイバーズウォッチ。フランス海軍に要請を受けて製作したもので、リューズが9時位置にセットされた特注品の復刻です。防水性は500m、プロフェッショナルダイバーの飽和潜水用にヘリウムガス・エスケープバルブを装備した、超本格派ダイバーズウォッチです

ブランド32『シャネル』

『シャネル』といえば、知らない人はいないほど巨大なファッションブランドですが、近年は部品メーカーや気鋭の時計ブランドの買収など時計界でも話題をさらっています。そんな『シャネル』を代表するモデルは2000年に誕生するや、またたくまに一世を風靡した「J12」。新しいキャリバーを積んだ新作が2019年に発表されたばかりです。その特徴はなんといってもセラミックケースとセラミックブレスレットにあるでしょう。逆回転防止ベゼルを採用したスポーティなフォルムながら、セラミックの艷やかな光沢により、まるでジュエリーのような美しさを持ち、時計界にセラミックブームを巻き起こしました。

ブランド33『エドックス』

『エドックス』の歴史は古く、1884年にさかのぼります。誕生の地は、時計産業の本場、スイスのジュラ地方。なお。“EDOX”は古代ギリシャ語で「時計」を表します。『エドックス』はダイバーズに強い情熱を持っていることで知られ、1961年には画期的な「ダブルOリング」で特許を取得したモデル「デルフィン」で、リューズをねじ込み式にすることなく、200m防水を達成するなど、高い技術力を見せつけました。現在の代表作「オフショア」もダイバーズウォッチ。カーボンケースを採用したオールブラックのスポーティなクロノグラフです。

ブランド34『ブルガリ』

『ブルガリ』

GMTGMT

30歳以上の人からすると、『ブルガリ』の時計といえば、ベゼルに“BVLGARI”のロゴが刻まれた「ブルガリブルガリ」の印象が強いかも知れません。しかし、現在のウォッチはバブリーな押し出しの強さは鳴りを潜め、ずっとスマートで知的になっています。『ブルガリ』を象徴するモデルとしてはやはり「オクト」が挙げられるでしょう。文字通り円形と8角形を合わせたベゼルを持ったモダンな時計です。この形状を見て、ピンときた方は相当の時計通。『IWC』や『ヴァシュロン・コンスタンタン』も手掛けた、巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによるものです。こちらはケースと文字盤にチタンを採用した、軽量で使い勝手のいいモデルです。

ブランド35『ルイ・ヴィトン』

ビッグメゾン『ルイ・ヴィトン』の腕時計では、2002年に登場した「タンブール」が圧倒的な存在感を放っています。「タンブール」のデザインは16世紀のドラムクロックをイメージしたもので、ベゼルレスかつ裏蓋に向かって広がっていくユニークなケースフォルムで時計界を驚かせました。当初はデザインで注目を集めましたが、ムーブメントの自社開発をはじめることで、時計自体の魅力も上昇しています。また、スマートウォッチバージョン「タンブール ホライゾン」もリリースし、ますます注目度を高めています。紹介するモデル「ダミエ」は、初代とは逆に裏蓋に向かって狭まっていく逆円錐型ケースが特徴です。

ブランド36『カンパノラ』

『カンパノラ』は、日本を代表する時計ブランド『シチズン』が2000年に創設したラグジュアリーブランド。宇宙をイメージし、神秘的で芸術性に溢れたモデルを多く生み出しています。『シチズン』といえば、近年『ブローバ』や『フレデリック・コンスタント』など、名だたる時計ブランドを買収していますが、スイスの名門ムーブメントメーカー『ラ・ジュー・ペレ』もそのうちのひとつ。紹介する『カンパノラ』の「メカニカルコレクション」には、この『ラ・ジュー・ペレ』の美しいクロノグラフムーブが積まれ、シースルーの裏蓋から、美しく磨かれた機械が動くさまを楽しめます。

ブランド37『クロノスイス』

1983年にドイツで、時計師ゲルト・R・ラング氏が起こした『クロノスイス』は、昔ながらの機械式にこだわるブランドです。装飾においても伝統的なギョシェを多用した、オーセンティックなモノ作りで時計ファンの心を鷲掴みにしています。同社を一躍有名にしたのが、レギュレーターです。レギュレーターとは、時、分、秒の針をそれぞれ独立させた場所に配置した時計のこと。『クロノスイス』はレギュレーターで初の量産型時計を製作したのです。紹介モデルは、レギュレーターでこそありませんが、文字盤全体に施された、工芸的なギョシェや、オニオンリューズなど、ヨーロッパの時計文化を色濃く体現した、『クロノスイス』らしい逸品です。

ブランド38『パルミジャーニ・フルリエ』

『パルミジャーニ・フルリエ』の創業者ミシェル・パルミジャーニ氏は名うての時計師でした。そして、パテック・フィリップミュージアム所蔵の歴史的な傑作を修復したことで大きな評判を得ます。そして1996年、スイスの時計作りの伝統を守るべく、自らのブランド『パルミジャーニ・フルリエ』を発足させたのです。

完全自社製造のマニュファクチュールの道を歩み始めた同ブランドは、2004年、自動車メーカー『ブガッティ』とコラボし、アヴァンギャルドなエンジン型の腕時計を発表、さらに2006年には『エルメス』とパートナーシップを結び、同ブランドの革ベルトはすべて『エルメス』製になります。自社で設計できる強みを生かし、『パルミジャーニ・フルリエ』は、独創的で非常に手の込んだ時計を製造するマニア垂涎のブランドに成長しました。こちらのモデルも、2タイムゾーンの時刻表示、レトログラード、デイ&ナイト表示など、非常に複雑な作りの1本です。

ブランド39『ノモス グラスヒュッテ』

2014年にはムーブメントを自社開発生産するマニュファクチュールの仲間入りを果たし、技術力の向上も目覚ましいものがあります。ラインアップの特徴を一言で表せば「シンプル」。ラウンドケースに極細ベゼルで文字盤を大きくとり、視認性を追求した形状はすべてのモデルに共通しています。スイスの著名なデザイナーであるハンス・ウェッツスタイン氏がデザインしたこちらの「チューリッヒ」も、ブランドの美点をことごとく受け継いでいるモデルです。レザーベルトは『オールデン』で有名なホーウィン社のコードバンを採用、職人がハンドメイドで取り付けたファセット仕上げのアプライドインデックスなど、細部にこだわりが満点なのです。

ブランド40『オリス』

スイスブランドの中でも、隠れた優良ブランドとして知られるのが『オリス』。1904年に、スイスはヘルシュタインで誕生し、第二次世界大戦時には、パイロットがグローブをしたまま操作ができるよう大型のリューズを備えた「ビッグブラウン」で有名になりました。

1970〜80年代はクォーツショックにより存続の危機も訪れましたが見事に立ち直り、現在もスイスを代表するブランドとして人気を博しています。特にスポーティな時計に強く、パイロットウォッチやダイバーズ、そしてレーシングウォッチで傑作を多数輩出しました。今回紹介するモデルはなんと水圧によって水深を測ることができる驚愕の機構を採用した防水性能500mのプロフェッショナルダイバーで、『オリス』技術力の高さがよく分かる一本です。

ブランド41『グラハム』

「クロノグラフの父」と言われる17世紀のイギリスの天才時計師ジョージ・グラハム氏の名を冠し、1995年に創立された新興ブランドが『グラハム』です。イギリス時計がテーマですが、スイスのラ・ショー・ド・フォンに本拠地を置いています。主力はもちろんクロノグラフ。代表作は「クロノファイター」で9時位置のトリガーがこのモデルの最大の特徴になっています。これは第二次世界大戦時、爆撃機のパイロットがグローブをつけたまま、親指でクロノグラフを操作できるようにした英国空軍用時計にインスピレーションを受けたもの。メカメカしいギミックとフォルムが男心をくすぐるユニークピースです。

ブランド42『ジェイコブ』

セレブを虜にしたジュエリーウォッチブランド『ジェイコブ』は、1986年にニューヨークでジェイコブ・アラボ氏によってスタートを切りました。当初は完全なジュエリーブランドでしたが、ある時計を発表したところ大ブレイクを果たし、現在ではジュエリーより時計ブランドとして認識している人も多く存在しています。そしてその時計こそ2003年に発表された「ファイブタイムゾーンウォッチ」。中央のメイン時刻に加え、4つのサブダイヤルにより、計5都市の時刻を同時に表示するという驚愕の時計でした。この時計はまたたく間に話題となり、世界中のセレブの腕に巻かれ、『ジェイコブ』のフラッグシップモデルとなったのです。

ブランド43『クエルボ・イ・ソブリノス』

ブランドの由来は、19世紀後半からキューバ・ハバナで高級宝飾店「La Casa」を経営していたクエルボ一族。この「La Casa」は、ヘミングウェイ氏、チャーチル氏、アインシュタイン氏などを顧客に持つサロン的な名店でした。のちにヨーロッパに進出したクエルボ一族はスイスで時計製造をはじめ、キューバテイストのスイスウォッチを作りあげたのです。1950年代、キューバ革命によりブランドは休眠時期に入るものの、2002年復活を果たします。「プロミネンテ」はブランド復活後、2003年に初めて発表された3モデルのうちの1つで、ブランドの顔的存在。レクタンギュラーケースにギョシェを施した文字盤は洗練された大人の時間を満喫させてくれます。

ブランド44『コルム』

1955年にスイス、ラ・ショー・ド・フォンで創業した『コルム』。ブランドの特徴は斬新ともいえる高いデザイン性です。過去には金貨にムーブメントを埋め込んだ「コインウォッチ」やベゼルにインデックスを刻んだ世界初のモデル「ロムルス」、本物の羽根を文字盤に使った「フェザーウォッチ」など、革新的なデザインで注目を集めています。

フラッグシップは1960年に発表された「アドミラル」。このモデルはイギリスのヨットレース「アドミラルカップ」をリスペクトして作られたもの。当時は角型のモデルでしたが、1983年に12角形にリニューアル。現在でもこの12角形ベゼルといえば『コルム』と認識されるほど、ブランドのアイコンになっているのです。こちらは2本のクロノグラフ針を持ち、経過時間を計測できるスプリットセコンドクロノグラフ搭載モデル。スポーティなのに優雅なフェイスが特徴です。

ブランド45『ティファニー』

『ティファニー』といえば、ニューヨークに本拠を持つ世界屈指のジュエラーとして有名ですが、設立後すぐの1847年から時計の取り扱いをはじめ、スイスのジュネーブに時計工房を開設したり、最上級時計ブランド『パテック フィリップ』と提携したりするなど、時計とは縁が深いブランドなのです。

1868年には、アメリカ初のストップウォッチ付きの懐中時計である「ティファニー タイマー」を発売、また1945年にはアメリカ大統領フランクリン・ルーズベルトが誕生日に『ティファニー』のカレンダーウォッチが贈られるなど、アメリカの時計史に『ティファニー』は欠かせない存在なのです。この「イースト ウエスト」は1940年代のトラベルクロックをイメージした、横向き文字盤のユニークピース。大人の余裕を醸し出す、遊び心溢れる逸品です。

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