仕組みで叶えるおしゃれな暮らし|こだわり部屋探訪

仕組みで叶えるおしゃれな暮らし|こだわり部屋探訪

おしゃれな大人のこだわりの部屋を訪問する連載企画。今回は数々の媒体にも取り上げられているあつしさんのお宅。そのこだわりをのぞかせてもらいました。

TASCLAP編集部

2017.06.02

インタビュー記事
お部屋連載
インテリア

テイストにもコンセプトにもしばられない。それでも叶う“おしゃれな暮らし”

“おしゃれな部屋”の解釈は人それぞれ違うもの。とはいえ、その多くに共通するのがコンセプトではないでしょうか? たとえば、“北欧系”に憧れて北欧雑貨を購入してみたり、和風の居間に憧れて日本工芸に興味を持ちはじめたり。

つまり、コンセプトありきで部屋を育てる。それがおしゃれな部屋作りの通例だったのです。

テイストにもコンセプトにもしばられない。それでも叶う“おしゃれな暮らし”

しかし、「ただ単に“いいな”と思うものを飾っています」と笑顔で語るのが、今回取材したあつしさん。奥様ともうすぐ2才の娘さん、そしてコガネメキシコインコのココちゃんと暮らしている、インテリアSNS「 RoomClip 」人気ユーザーです。

あつしさんの部屋は、広々とした1LDK。もともと3DKだった間取りを1LDKにリノベーションしたそう。

テイストにもコンセプトにもしばられない。それでも叶う“おしゃれな暮らし” 2枚目の画像

■間取り:1LDK
■広さ:51平米
■築年数:30年
■持ち家or賃貸:賃貸
■家族構成:夫婦、子供1人、鳥1羽

「入居時にリクエストが可能だったので、無垢の床と白い壁にしてもらって。寝室部分をコンパクトにして、その分、玄関を広げてもらいました」

ダイニングから和室と洋室までを1つの空間にしたことで、広々とした印象に。そんな空間のなかで際立つおしゃれな雑貨などを、まずは見ていきましょう。

広々とした1LDKに欠かせない“好き”の集合体

おしゃれな部屋には、やはりおしゃれなインテリアが付きもの。「“好き”を心地良く配置した」という、お気に入りのインテリアを紹介してもらいました。

お気に入り1たくさんのグリーン

たくさんのグリーン

午前中に陽が射す部屋の東側には、多肉植物やエアプランツを中心とした多くのグリーンが並びます。

「初めて買ったのが、吊り下げているコウモリラン。『ソルソファーム』がオープンした日に行って買いました」。水やりが必要なものとそうでないものを区別して並べることで、手入れを簡単にしているそう。

お気に入り2雰囲気良し、コスパ良しのりんご木箱

雰囲気良し、コスパ良しのりんご木箱

『ムカイ林檎店』で少しずつ買い集めたというりんご木箱は、全部で16個所有。

「買った当時は1つ150円という破格でしたが、最近はもう少し高くなっているみたいです」。向きを変えて重ねることで、隠す部分と見せる部分のバランスを取っています。

お気に入り3ボックスと板で自作したダイニングコーナー

ボックスと板で自作したダイニングコーナー

180cm×60cmのパイン集成材の板3枚と、『 無印良品 』のパルプボードボックスで自作したダイニングコーナー。

「もともとあった板とボックスを応用できないか考えて作りました。ダイニングテーブルとしてというよりは、収納兼作業台として使用しています」。真ん中の板には、コード類を通す穴を開けているところもポイントです。

お気に入り4汎用性の高いミリタリーボックス

汎用性の高いミリタリーボックス

インテリアに興味を持ち始めた頃に『ランダバウト』で購入したミリタリーボックス。「汎用性の高いアイテムが好きなんです。中には普段読まないお気に入りの雑誌のストックなどを入れています」

“好きを集める”だけじゃない。おしゃれに、快適に暮らすための仕組み

おしゃれさが際立つあつしさんのお宅ですが、意外にもご本人が心掛けているのは「ストレスなくニュートラルでいられること」だそう。さまざまなテイストのインテリアを配置しながらも、なぜニュートラルでいられるかをうかがいました。

「いつも散らかってしまう場所があったら、なぜ散らかるのかを考えます。その原因が、“収納する場所がない”のであれば収納場所を考えますし、“しまいづらい”のであれば、しまいやすいように工夫する。頑張らないときれいがキープできない家だとストレスがたまってしまいますよね。なのでいかに頑張らなくて良いようにするか、家の“仕組み”のほうを変えていくんです」

気になるのは、やはり彼の部屋作りにおける“仕組み”。その具体例を教えてもらいました。

仕組み1家具はラインを合わせて配置

家具はラインを合わせて配置

ダイニングテーブルから、ソファー、りんご箱などの家具は縦のラインを合わせて配置。「構造上、残っている柱のラインに合わせることですっきり見えます」。さらに棚などを窓枠の高さに揃えることで、ものは多くとも片付いた印象に。

仕組み2“しまいすぎない”ことできれいを保つ

“しまいすぎない”ことできれいを保つ

黒で統一された美しい靴箱。「最初はすべての靴を箱に収納していたのですが、そうするとお目当ての靴が見つからず、玄関床に出しっぱなしの状態になってしまいました。そこでよく履く靴だけ上に直置きするようにしたところ、逆に片付くようになりました」

仕組み3連続が生み出す心地よさ

連続が生み出す心地よさ

前出のりんご木箱や靴箱のほか、タオルやファイル立て、ぬいぐるみに至るまで、あらゆるものが複数あるあつしさんのお宅。「例えばファイル立てには、洗剤や下着などさまざまなものを収納していますが、一見ではわからないですよね。同じものが並ぶと規則性が生まれるので、片付いて見えるんです」

好きなものが増えたら、寄り添えばいい

好きなものが増えたら、寄り添えばいい

娘さんが生まれたとき、たくさんあるサボテンとの共存について心配したというあつしさん。「でも意外と大丈夫でした。こちらが“これは危ないものだよ”と教えるのではなく“大事に扱ってね”というスタンスで教えたのが良かったのかもしれません」。同じように大きなインコも危険と遠ざけるのではなく接し方を教えることで、怖がることなく動物好きに育っているのだとか。

とはいえ、キャラクターものなど、煩雑になりがちなものも多いはず。おしゃれな部屋作りには不要なのではないかと聞いてみました。

「いや、そんなことないですよ。逆に子供がいることで『ディック・ブルーナ』のものがあっても違和感がないですし、アンパンマンだって探せばおしゃれなのがあるはず」

今はアウトドアへの興味が高まっているというあつしさん。「好きなものが増えたら、それに合わせて家も寄り添わせていく。そんな暮らし方ができたらいいなと思っています」

photo_yuri yasuda

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