
観葉植物で部屋を彩ろう。おしゃれで映える飾り方のアイデア
おしゃれな部屋の共通点、それは観葉植物を飾っていること。インテリアとして部屋を彩るのはもちろん、育てる楽しみも魅力の1つでハマる大人も多いんです。
観葉植物だからこそ叶えられる、クリーンなおしゃれ空間
グリーンの葉が部屋に明るさや爽やかなムードをプラスするとともに、おしゃれな雰囲気も演出してくれる観葉植物。部屋のインテリアとして人気を集めていますが、育てて成長するのを楽しめるのも人気の理由です。花が咲いたり、新しい葉が開いたり、季節によって表情を変える姿にワクワクしたり癒やされたり。日々の暮らしにも彩りを添えてくれます。また育てるうえで日当たりや風通しが重要になるので、おのずと部屋には光や新鮮な空気が入り、クリーンで明るい空間が叶えられます。
これから始めたい人必見。観葉植物を購入する前にチェックすべきポイント
クリーンなおしゃれ空間を演出できるとなれば、観葉植物を取り入れない手はありません。最初に知っておきたいポイントをご紹介します。
ポイント1
まずは置く場所の日当たりを確認
日がさんさんと降り注いで暖かい南向き、午前中は日がよく入る東向き、夕方にまぶしいくらい日が当たる西向き、1日を通して日があまり入らない北向き。置きたい場所の日当たりをチェックし、それに合わせて観葉植物を選ぶのがおすすめです。日当たりがあまり良くない場合は、耐陰性がある観葉植物を選ぶと良いでしょう。日が強すぎる場合はレースカーテン越しに置いたり、窓から少し離して置いたりして調整を。
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ポイント2
置く場所の広さや鉢のサイズの確認も忘れずに
理想の観葉植物を見つけてウキウキと帰宅し、いざ置いてみたらなんか結構大きくない? なんて失敗もしばしば。売り場面積が広い店舗では、大きいサイズの観葉植物もそれほど大きく見えなかったりします。そのため目安でかまいませんので、置きたいスペースの面積や高さは把握しておきましょう。鉢や鉢カバーも同様に、サイズの確認をお忘れなく。
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ポイント3
お気に入りの観葉植物を選ぼう
初めて植物を育てる方が重視する傾向にあるのが、育てやすさ。きちんと世話をして育てられるか不安だと思うので、育てやすさで選ぶのは当たり前ではありますが、やはり愛情を持って育てるのが1番ですので、著者的にはお気に入りの植物を選ぶのがおすすめです。好きだからこそ、植物のことをよく知って、適した環境を作り、可愛がって大切に育て、成長していく姿を楽しみましょう。
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クリーンさとおしゃれを演出するのに適役。おすすめ観葉植物10選
観葉植物とひと口にいっても種類はさまざま。インテリアに馴染みやすく、クリーンでおしゃれな空間を作るのにおすすめの植物をピックアップしました。大きさや扱いやすさも紹介しているので参考にして選んでください。
おすすめ1
フィカス ベンガレンシス
一鉢でも存在感があり、おしゃれな雰囲気が満点と人気の高いフィカス ベンガレンシス。すらっと背の高い大きめのサイズは、部屋のシンボルツリーにうってつけです。樹形もサイズもさまざまなので、好みのタイプを探してみてください。管理しやすいので引っ越し祝いなど、ギフトとしてもおすすめです。
■大きさ:小~大
■扱いやすさ:比較的育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:明るい窓辺がベスト、冬は寒い場所は避けること
おすすめ2
ガジュマル
観葉植物の定番の1つであるガジュマル。太い幹が特徴的で樹形も個性的なものが多く揃っています。写真のように盆栽風に仕立ててもかっこいいですよ。コンパクトなサイズなら、デスクや窓際などのわずかなスペースでも楽しめます。インドアグリーンではありますが、春~秋は屋外の日当たりの良い場所でも育てることができます。ただし、直射日光は避けること。
■大きさ:小~中
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:日当たりの良い窓辺が最適。デスク上でも楽しめる
おすすめ3
ポトス
明るい緑や、斑入りのものなど種類がいくつかあるポトス。どれも室内で育てやすいのでおすすめです。成長し伸びすぎて形が崩れてきたら、カットして整えましょう。カットした茎を水に挿せば水栽培もできるんですよ。窓辺で育てる場合、真夏の直射日光には当てないようにしてください。
■大きさ:小~中
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:プラントハンガーを使って吊るして飾るのもおすすめ
おすすめ4
フィカス ウンベラータ
葉が大きいため一鉢でも緑量が多く感じられ、存在感があるフィカス ウンベラータ。明るい緑色の葉が部屋を明るい印象にすると人気です。生育旺盛なので育てているという実感が湧きやすいのもポイント。日当たりの良い場所で管理しますが、直射日光は避けてください。管理状態が良くないと、葉が落ちることがあります。
■大きさ: 中~大
■扱いやすさ:比較的育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:大きいサイズは一鉢でサマになる
おすすめ5
モンステラ
こちらも定番中の定番、南国感溢れるモンステラ。ツヤのある濃い緑色で大きく切れ込みが入っていたり、穴が開いていたりとユニークな葉が特徴的です。耐陰性があるので日当たりが良くない場所でも育てることが可能。丈夫な観葉植物なので育てやすくビギナーにもおすすめです。夏の直射日光は葉が焼けてしまうので避けて管理しましょう。
■大きさ:中~大
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:ポットスタンドを使って高さを出すとおしゃれ
おすすめ6
シラフカズラ
なんといってもマットでベロアのような質感の葉が魅力的なシラフカズラ。落ち着いた色味の緑に白銀の斑が入り、葉裏も明るい緑色で上品な印象を放ちます。耐陰性があるので、日当たりが心配な部屋や窓から少し離れた場所でも◎。真夏の直射は避けてください。
■大きさ:小
■扱いやすさ:比較的育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:テレビ台や出窓などスペースが狭い場所にも飾れる。ツルが伸びてきたら吊るして飾るのもおしゃれ
おすすめ7
サンスベリア サムライドワーフ
コンパクトなサイズのものが多いのでワンルームや窓辺など、スペースがあまり取れない場所でも楽しめます。乾燥には非常に強いので、忙しい人や水やりを忘れがちな人でも育てやすいです。水のやりすぎは根腐れの原因になりますので、土が乾いてからたっぷりと水やりをしましょう。
■大きさ:小
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:狭いスペースにも置きやすいため手軽に楽しめる
おすすめ8
セローム
ギザギザとした形の個性的な葉が特徴的なセローム。耐陰性があるので日光が入る室内であれば育ちますが、日当たりが良い場所のほうが締まった姿に育ちます。暑さには強いですが寒さには弱いので冬場は暖かい場所で管理をしましょう。こまめに霧吹きで葉に水をやると◎
■大きさ:小~大
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:横に広がるので床置きより棚やスツールの上がおすすめ
おすすめ9
エバーフレッシュ
線が細く、繊細な作りの葉で爽やかな印象のエバーフレッシュ。夜になると葉を閉じて、朝になると葉を開くという性質があります。春から夏にかけて小さな花が咲くこともあります。寒さにはあまり強くはないため、冬場は日当たりの良い暖かい場所で管理しましょう。
■大きさ:小~大
■扱いやすさ:育てやすい
■置き方・飾り方のポイント:床置きで一鉢でもサマになる。他の植物とも相性が良く飾れる
おすすめ10
カラテア マランタ
定番の観葉植物はもうすでにあるからインパクトのあるものを追加したい! という方におすすめなのがカラテアです。なんといっても個性的で美しいルックスに目がいくはず。耐陰性があるので日光が入る部屋でしたら育てることができます。高温多湿を好むのでこまめに霧吹きをしてください。直射日光と寒さを避けて管理しましょう。
■大きさ:中~大
■扱いやすさ:やや難しい
■置き方・飾り方のポイント:シンプルな鉢を選んで葉の模様を楽しんで
インテリアと好バランス。観葉植物の飾り方のコツ
お気に入りの植物を見つけたところで、参考にしたいおしゃれな部屋のサンプルとともに飾り方のコツをご紹介します。
コツ1
ベスポジを探して、ワゴンや吊りフックを使って飾る
ワゴンにまとめて乗せておくことで日当たりの良い場所への移動も楽々。日当たりの心配を解消しつつも、まとまり良くおしゃれに見せてくれる便利アイテムです。続いて天井にも注目を。ライティングレールに吊りフックを取り付け、プラントハンガーで吊るし日当たりを確保しています。部屋の中でベストなポジションを探し、インテリアと馴染ませた好例です。
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コツ2
鉢や鉢カバーもこだわって選ぶ
ブラウンベースの部屋に合わせて、ヴィンテージ感のある鉢や鉢カバーをチョイス。トーンは同系色で合わせて質感や素材を変えて楽しんでいます。背の低い観葉植物は棚の上に置くことで存在感がアップ。周りに家具があって日光を遮っている場合なども、これで日当たりが良くなり植物にはうれしい環境に。
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コツ3
1つは欲しい。マイルームのシンボルツリー
パッと目に飛び込んでくる大きな観葉植物。1つあるだけでとても華やかな空間を作り上げてくれるのがわかりますよね。たくさん種類があってどれにしようかと迷うならまずは1つ、気に入った大きめの植物を1点投入してみるのも良いでしょう。存在感が大きいので樹形や葉の色、鉢などはしっかりこだわって選んで。
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コツ4
並べる場合は、葉の色や形はランダムにしてメリハリを
ちょうど良いサイズ感の観葉植物をいくつか並べる場合は、葉の形や色、質感、背の高さを変えて飾ることでおしゃれ感がアップします。濃い緑の隣には明るい色合いの植物を置いたり、高さや伸び方が異なるものを並べたり、メリハリをつけることでもっさりとした印象はなくなります。いくつかまとめて購入する際は、メリハリを意識して選んでみてください。
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合わせて欲しい! 観葉植物をおしゃれに飾る小物
最後に観葉植物と合わせて揃えたい、小物や鉢カバーなどをご紹介します。植物の魅力をさらに引き立てるアイテムをセレクトしました。
アイテム1
ポットスタンド
小さい鉢の高さ調整に使えるのがポットスタンドです。植物を置くスペースが限られている場合、このスタンドの高さを生かして飾ることができます。床に直置きにすることなくディスプレイできるので、掃除がしやすいというメリットも。サイズの合わないスタンドは鉢の落下原因になりますので購入するときは鉢のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。
アイテム2
鉢カバー
自分で植え替えが苦手……、植え替えたいけれど季節が植え替え時期ではない……、部屋の模様替えをしたら植木鉢が浮いている……。そんなときには鉢カバーを使ってみませんか。さっと鉢カバーに入れるだけでイメージチェンジが可能。鉢カバーを使う場合は、水やりのときに水を鉢カバーの中にためてしまわないよう気をつけましょう。
アイテム3
プランツテーブル
飾るだけではなく観葉植物に実用性をプラス! 鉢の上に乗せるだけで、テーブルに早変わりする便利アイテムがこちらです。ちょっとした物置や、サイドテーブルとして使うことができます。特別な工具は使わずに、付属のビスをはめ込むだけでセットできる手軽さもうれしいポイント。上で紹介している鉢カバーとセットで使いたいアイテムです。
アイテム4
ミニテーブル
大きい窓辺のリビングやワンルームにあると便利なのがミニテーブル。特に小さめの観葉植物を並べて飾るのに便利です。下にジョウロや霧吹きなどガーデニンググッズをまとめて置いておけばグリーンコーナの出来上がり。ばらばらに置くより、観葉植物もグッズもひとまとめにしておくことで管理しやすくなりますよ。
アイテム5
プラントハンガー
鉢を吊るして飾るための必須アイテムがプラントハンガー。ポトスやシラフカズラなど長く伸びるように育つタイプの植物と相性が良いです。窓辺にいくつか並べて飾るだけで、緑溢れる空間が完成。高低差をつけてランダムに飾っても素敵です。大きめの鉢や陶器の鉢は重い場合がありますので、フックの耐荷重を確認してから使ってください。

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