華やかさと洒落感を演出。結婚式に最適なネクタイとは

華やかさと洒落感を演出。結婚式に最適なネクタイとは

結婚式の着こなしにおいてネクタイは重要なアイテム。でも、正しい選び方って意外と知らないですよね? 選び方からおすすめまで、結婚式のネクタイのすべてを伝授します。

近間 恭子

2018.11.30

小物
ネクタイ

はじめに知っておきたい、結婚式のネクタイのマナー

結婚式は新郎新婦とその家族にとって、とっても大事な行事。なので、振る舞いだけでなく、着こなしにも失礼がないよう心掛ける必要があります。ここではコーディネートの顔ともいえるネクタイにフィーチャー。意外と知らない結婚式におけるネクタイのマナーを詳しく解説します。

マナー1色は白、もしくはシルバーが基本

気の置けない間柄の式だと最近は色モノもOKだったりしますが、本来結婚式で正装とされるネクタイの色は白かシルバー。無地はもちろんですが、柄はドットやストライプでもいいですね。チェック柄も良しとされていますが、あまりおすすめしません。なぜなら、結婚式にはちょっとカジュアルすぎるから。ちなみにシャンパンゴールド系のネクタイも上品でおすすめ。

マナー2エレガントな光沢を放つシルク素材がマスト

シルクやリネン、コットン、ニット地など、ネクタイにもさまざまな素材が存在します。風合いもそれぞれですが、結婚式でチョイスすべきは艶やかな光沢感のあるシルク素材。上品かつ華やかな光沢感が、結婚式という特別な場所にふさわしい雰囲気を演出するんです。ちなみに蝶タイも光沢のあるシルク素材がマストですよ。

マナー3縁起の悪いブラックネクタイは結婚式にはNG

縁起の悪いブラックネクタイは結婚式にはNG

ブラックスーツに白シャツ、そこに黒のナロータイ。こんな格好の海外セレブってよく見かけますね。確かにモダンでカッコいいのですが、結婚式においてはご法度です。なぜなら、黒は喪服を連想させる縁起の悪い色だから。たとえ部分的でも華やかな光沢のあるタイプでも、黒を使用したネクタイは結婚式では避けたほうが賢明でしょう。

新郎新婦との関係性も考慮してネクタイを選ぶべし

主賓として出席する場合と新郎新婦の友人として出席する場合とでは、セレクトするネクタイも変わります。そこまで大きく差はないのですが、このマナーをきちんと知っていると、いざというときにきっと役立つはず。

シーン1主賓として出席するなら

主賓とは両家の“招待客の代表”という意味。つまり招待客のなかで自分がメインのゲストとなるので、その立場にふさわしい服装が必要となります。最近はブラックスーツに、白かシルバーのネクタイが主流。ただ、格式を重んじる結婚式の場合は、正礼装(モーニング・燕尾服)を着用することも。念のため、新郎新婦にドレスコードを確認しておきましょう。

シーン2友人として出席するなら

主賓に比べると気軽な立場ですが、あくまでも結婚式なので新郎新婦より目立ってしまうのは厳禁。なので好ましいのはブラックスーツ、もしくはダークスーツ(チャコールグレーや濃紺)です。ネクタイは光沢感のある素材を使用したシルバー系。またはピンクやライトブルーなどのパステル系も最近は人気です。ただ、主張の強い柄は年配者には不評なので、避けたほうがいいかもしれません。

手持ちのスーツのカラー別に似合うネクタイの選び方を知りたい

結婚式で着用するスーツは、ブラックもしくはダークカラーが基本。マナーを守るのはもちろんですが、それぞれのスーツに似合うネクタイを知っておく必要があります。そうすれば結婚式のスタイリングが、もっと楽しくなるかもしれません。

スーツ1ブラックスーツには基本の白かシルバーを

結婚式において間違いのないブラックスーツは、ネクタイもモノトーン系で揃えるのがベストな選択。ただ、前述したとおり、黒のネクタイは絶対に避けること。白はバランスを取るのが難しく、かつ老けて見える場合もあるので、若々しさを取るならシルバーがおすすめですね。無地もいいですが、主張控えめにドットやストライプが施されたものなら、おしゃれなアクセントになってくれるはず。ちなみにチーフも同色で揃えるのがベストです。

スーツ2グレースーツにはシャンパンゴールドで華やかに

ブラックやネイビーに比べるとトーンの幅が広いグレー。結婚式ではライトトーンはNGなので、チャコールグレーなどのダークトーンのスーツをセレクトするのが絶対です。ちなみにグレーはブラックと並んでドレッシーとされている色。なので、結婚式にもふさわしいといえます。そんなグレースーツにはシャンパンゴールドがおすすめ。もちろんシルバーや白とも相性がいいですが、せっかく抜け感を楽しめるチェコールグレーのスーツ。シャンパンゴールドで華やかさに磨きをかけるのが素敵でしょう。

スーツ3ネイビースーツにはパステルカラーのネクタイを

ブラックやグレーに比べると、ややカジュアルな印象のネイビースーツ。最近はさまざまなトーンが展開されていますが、グレー同様、ネイビーもダークトーンが好ましいと私は思います。で、ネクタイですが、海外スナップに多く見られる同色でモダンに着こなしたいところですが、結婚式ではふさわしくないもの。お祝いの場には華やかなネクタイがいいので、ネイビーだったらパステルが好適でしょう。ブルーも良いですが、ネイビーと相性のいいピンクもおすすめです。

ちょっと人と差をつけるなら、こんなデザインもあり

正直、結婚式にスタイリッシュさは必要ないですが、良き出会いもあるかもしれないのでちょっと人と差をつけたいところです。そこでマナーの範囲内で、おすすめのデザインをピックアップしてみました。

デザイン1おしゃれと人気の蝶タイがイチ押し!

蝶タイはネクタイと一線を画すしゃれ感がありますが、実は日中におこなわれる結婚式ではNG。なぜなら、蝶タイは燕尾服に使用するアイテムで、その燕尾服は夜の正礼装とされているから。なので、蝶タイをセレクトするなら、夜の結婚式で取り入れるのが正解です。とはいえ、最近は昼夜関係なく、蝶タイを取り入れている人が増えてきているのも事実。マナーも時代と共に移り変わっていくもの。なので、格式高くないカジュアルな式なら、蝶タイも問題ないでしょう。

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デザイン2ワンランク上のエレガンスを演出するアスコットタイ

アスコットタイと聞いてピンとこない人も多いと思います。が、昼の正礼装であるモーニングには欠かせないアイテム。それゆえに結婚式にふさわしく、楽礼装としてブラック・ダークスーツに合わせるのも問題ないのです。ただ、そのときに気をつけたいのがシャツ。アスコットタイは襟が左右に大きく開いたウィングカラーシャツであることが基本。ネクタイに比べるとボリュームがあるからか、アスコットタイを取り入れるとエレガントな雰囲気を醸せますよ。

デザイン3程良く肩の力の抜けた略礼装を楽しむならクロスタイ

これまた馴染みのないアイテムですが、クロスタイは蝶タイを略したもので、略礼装で使われます。帯状の短い布を襟元で交差させ、その合わせ目に飾りピンでとめるネックウェアのこと。色柄もさまざまですが、選ぶなら写真のようなシルバー無地が無難ですね。飾りピンは別売りなので、そこで個性や華やかさを演出するというのもひとつの手。また、シャツはレギュラーやワイド、さらにはウィングカラーともマッチします。

結婚式のネクタイ選びで困ったとき頼りになる、おすすめの1本

正直、「結婚式だからこのブランドじゃないとダメ」ということはありません。重要なのはどんなネクタイを選ぶか。なので、おすすめのブランドをバリエーション豊かにセレクトしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

ブランド1『ドレイクス』

『アクアスキュータム』のアクセサリー・コレクションのデザイナーとして活躍していたマイケル・ドレイクス氏が、1977年に英国で創業。上質な素材を使ったメンズのマフラーやスカーフからスタートし、現在ではネクタイとシャツの英国に残る希少なファクトリーブランドとして、その地位を築いています。サテンの光沢が美しいこちらのネクタイは、ソリッドながらも存在感は抜群。エレガントに花を添えてくれること間違いなしの1本です。

ブランド2『クリケット』

1960年に創業したネクタイ専門ブランドである日本発の『クリケット』。英国トラディショナルのルーツを取り入れた“洗練された大人のネクタイ”を、高品質・良心的なプライスで提供しています。膨大なコレクションからピックしたのは、シルバーにライトグレーのストライプが施されたもの。英国・ヴァーナーズ社製の生地を使用し、縫製は日本というこだわりのネクタイ。主張しすぎないものの、周りと差がつくこと請け合いです。

ブランド3『フェアファクス』

1976年の創業以来、東アメリカの伝統的なスタイルをベースに、各時代のトレンドをミックスした“TOKYO HIGH STANDARD”を提唱し続けている『フェアファクス』。国内外の伝統ある産地で織られた生地を使い、それを日本の高い技術による縫製で仕上げる。この物作りへの姿勢は、『バーニーズ ニューヨーク』本店でも高い評価を得ているんです。シルバーグレーとネイビーで構成したドット柄のフォーマルタイは、上品かつ華やかな装いへと導いてくれますよ。

ブランド4『シップス』

結婚式でもやっぱり頼りになるのがセレクトショップ。ということで、日本のセレクトショップのパイオニアともいえる『シップス』をチョイスしてみました。こちらは結婚式でのネクタイの基本であるシルバーと白を組み合わせたストライプで、主張しすぎることなく華やかな印象を与えられます。きちんと光沢感もあり、まさにフォーマルな装いにぴったりのルックス。ブラック・グレースーツの相性も抜群の1本です。

ブランド5『ナノ・ユニバース』

そもそもメンズからスタートした『ナノ・ユニバース』は、1999年に渋谷に第1号店をオープン。2002年にはセレクトショップとして展開し、今ではファッション感度の高い幅広い世代から支持されています。シャンパンゴールド地にドット柄をあしらったこちらは、滑らかなシルクと質感と上品な光沢が魅力。ちなみにドットは細かいほどドレッシーとされているので、まさに結婚式にぴったり。

ブランド6『ビームスF』

セレクトショップの雄『ビームス』が、 “FUTURE”の“F”をレーベル名に掲げて1978年にスタート。ヨーロッパのクラシックをベースに、現代的な解釈をプラスしたスタンダードを提案しているレーベルです。艶やかな光沢のあるシルバーのネクタイは、シルクツイル地を採用しているため、ソリッドながらも表情豊かな仕上がり。結婚式などのフォーマルなシーンはもちろん、普段使いもしやすい1本です。

ブランド7『ルイジ・ボレッリ』

1975年にイタリア・ナポリで創業した『ルイジ・ボレッリ』。こちらといえばミシンとハンドワークを駆使した最上級の着心地のシャツが有名ですが、現在はネクタイやスーツ、ジャケットといったトータルアイテムを展開しています。結婚式に花を添えつつ周りとも差がつくのが、美しいスカイブルーの発色が目を引くネクタイ。ネイビースーツと相性がいいのはもちろん、グレースーツとも絶妙にマッチするはずです。

ブランド8『タケオキクチ』

1984年に菊池武夫氏が、自分の名を冠したブランド『タケオキクチ』を設立。トラディショナルな英国スタイルが特徴で、スーツからカジュアルウェア、小物にいたるまで幅広く展開しているブランドです。大剣にドット、小剣にストライプを採用したコンビタイは、フォーマル感がありながらもおしゃれなVゾーンを演出。しかも特筆すべきは、チーフがセットになっている点。これをスリーピークスやパフドで挿せば、より華やかな装いに仕上がりますよ。

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ブランド9『ポール・スミス』

英国の伝統的なスタイルに、独特なスパイスや遊び心を加えたコレクションが人気の『ポール・スミス』。そもそもはセレクトショップとして1970年にスタートしたものの、1970年代半ばにはロゴ入りのオリジナルアイテムの販売を開始。以降、本国はもちろん、世界中の洒落者に支持されています。で、おすすめなのが、ライトブルーが美しいピンドットタイ。ブライトカラーのライニングなど、見えない部分に『ポール・スミス』らしい遊びが光ります。

ブランド10『アバハウス』

最後に紹介するのが、1978年にスタートしたご存じ『アバハウス』です。こちらも『タケオキクチ』や『ポール・スミス』に並んで、根強く人気ですよね。“ファッションを模索する人たちに”をテーマに、自由で柔軟な発想とモダニズムな世界観を提案しています。そんな『アバハウス』で見つけたのが、パステルピンクが印象的なこちら。光沢感も華やかで、女性受けも期待できそうです。

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