ローファーが旬の今こそビットローファーを狙い撃ち!

ローファーが旬の今こそビットローファーを狙い撃ち!

ペニー、タッセルとローファーが大人気。それならペニーよりも大人っぽく、タッセルよりも若々しくモダンな印象で履ける、ビットローファーでまわりに差をつけてみては?

桐田 政隆

2015.05.15

レザーシューズ
ローファー

今では『グッチ』以外のブランドも充実し、セレクトもしやすくなっています

数年来「来る、来る」と言われ続けてなかなかブレイクしないビットローファー。ただアイコニックで華やかなルックスは、一度履いてみたい人も多いのでは? ならローファー人気の今こそ手にとり、まわりと差別化してみましょう。ただビジネススーツに合わせるのはやり過ぎ感があり、あくまでカジュアル靴としての提案です。

Part1『グッチ』ホースビットローファー

はじめはやはりココから。ビットローファーを作り出した『グッチ』です。アメリカの学生に人気だったペニーローファーをベースに、卒業後に大人が履けるモデルとして『グッチ』のアイコン、ホースビットの装飾をくわえて華やかさを演出。1970年代には欧州以上にアメリカで人気が爆発し、その存在を世界に知らしめました。

ビットローファーはビットの色の扱いが肝心!

ビットローファーのビットとは馬具の意。これはもともとは『グッチ』のバッグに付けられた飾り。グッチの出自が馬具店であるため、馬具の轡の形をしてます。またビットローファーのチョイスは、ビットの色が肝! 例えばスムースレザーの同足は、ビットが金だと下品な印象に。そうしたトラップなモデルもあるのでご注意を。

無駄のないスマートなフォルムに、作りの良さも一級品

『グッチ』はオリジネーターとしての魅力もありますが、作りもさすが。本国イタリア製の美フォルムに、モカ縫いはハンドソーン。モカ縫いのステッチの下に不均一なシワがありますよね? これは職人が丁寧に手縫いした証です。またチュブラー構造というインソールのない作りも特徴で、軽くしなやかな履き心地を楽しめます。

Part2『フラテッリ ジャコメッティ』 FG291

イタリアブランド『フラテッリ ジャコメッティ』のビットローファー。エレガントなフォルムとデザインセンスが光る1足です。淡い起毛感と美しいブラウンスエードも大人っぽいですね。また実力派の老舗らしく、モカ縫い部分はスキンステッチという高度な縫製が駆使されています。モカの立体的な美しさもこれによるものです。

Part3『オールド ポート モカシン』 ビットローファー ウィズ レザーソール

数々の名作モカを生んだアメリカ・メイン州にあるローファーブランド。現地でも少なくなった、ハンドソーンモカを可能とする職人が1足1足作製しています。また旬度と質を備えた素材使いに、モダンなデザイン性も白眉。グッチでゴールドビットのリスクに触れましたが、ダンディなグレインレザーとのコンビはとても男前です。

Part4『ランコート』 ホースビットローファー

元『コールハーン』の職人が1964年に設立。こちらもメイン州のモカシンファクトリーで、現在もハンドソーンモカを続け、『ブルックスブラザーズ』などの有名ブランドも手掛けることで有名です。こちらはホーウィン社のスエードを使用。柔らかみのあるブラウンスエードに、ゴールドビットが華やかな印象です。

Part5『ハルタ×ビームス』 ビットローファー

『ハルタ』と『ビームス』の人気コラボシリーズからも、新作のビットローファーが登場。『ハルタ』と言えば、日本人にとってとても馴染み深いローファーですが、大人っぽいビットローファーのチョイスに、アッパーをパテントに別注して、旬のモードな仕上がりなのもオツ。日本製が1万円台で買えるのもうれしいですね!

ファッション誌やニュースサイトなどで執筆。洋服はいろいろなスタイルにふらつくも、なんだかんだでアメカジ好き。またラーメン、酒、川崎フロンターレがライフワーク。
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