
腕元で薫るエレガンス。ハミルトンのジャズマスター、人気モデルを徹底解剖
数ある『ハミルトン』のシリーズの中でも、ドレッシーなルックスからビジネスマンからの支持も厚いジャズマスター。特に注目すべきモデルを、ピックアップしました。
『ハミルトン』屈指の人気ライン。「ジャズマスター」とはどんなモデル?
アメリカを発祥とする名門ウォッチメーカー『ハミルトン』。そのシリーズの中でも、ビジネスマンを中心に支持率が高いのが「ジャズマスター」です。『ハミルトン』のコレクションは、大きくミリタリー系とアメリカンクラシック系に分けられます。ジャズマスターはそのうち後者に分類されるシリーズ。音楽の”ジャズ”のように革新と現代性を兼ね備えるコレクションでありたいとの思いから名付けられています。全体を通して上品さを感じさせる、洗練されたデザインが特徴です。
「ジャズマスター」はなぜ大人を惹きつけるのか
ドレス顔のモデルからスポーティな1本まで、多彩なラインアップをリリースする「ジャズマスター」。ですが、そのどれもがアメリカンクラシックの名に恥じない非常にシックでエレガントなデザインとなっています。加えて、現在では生産を時計大国・スイスに移すことで外装だけでなくムーブメントの質も向上。より実用時計としての地位を確かなものとしています。
『ハミルトン』の「ジャズマスター」。押さえておくべき定番モデルを紹介
ひと口に「ジャズマスター」といっても、そのルックスやコンセプトは多種多様。どれを選べばいいか非常に悩ましくも、楽しいのが「ジャズマスター」の魅力です。まずは押さえておいて間違いのない、定番と呼ぶべきモデルを紹介します。
1本目
ジャズマスター オープンハート オートマティック
大胆にカットされたオープンスタイルのダイヤルから腕時計の“ハート”であるムーブメントが覗く、躍動感のあるデザインの「ジャズマスター オープンハート」。『ハミルトン』の名前を聞いて、真っ先にこれを思い出す人も多いでしょう。アシンメトリーにカットされた窓は、シリーズ名にもある“ジャズ”の即興性を示しているかのよう。機械式時計を持つ喜びを実感させてくれる、『ハミルトン』らしい独創的なデザインといえます。カラーやストラップのバリエーションが揃っているのもうれしいポイントで、ソリッドなブラックから写真のようにシックさが際立つ白×ゴールドコンビまで用意しています。
2本目
ジャズマスター シービュー デイデイト クォーツ
「ジャズマスター」のトラディショナルさを前面に押し出した「ジャズマスター シービュー」。ダイバーズウォッチをベースとするデザインですが、装飾を抑えた細身のベゼルとシャープなインデックスにより重厚な印象は皆無。あくまで都会的な1本として身に着けることができます。クォーツムーブゆえに抑えられた厚みと、程良く主張する42mm径のバランス感も絶妙。100m防水と日常生活における実用性も担保している点もポイントです。
3本目
ジャズマスター オート クロノ オートマティック
シックなクロコ型押しのカーフベルトに、縦並びのインダイヤルがモダンなアクセントを残す1本。インデックス、時分針もエッジの効いた形状を採用しており、非常にシャープな空気を醸し出しています。高い人気を誇る「ジャズマスター」のクロノグラフのなかでも、ドレッシーに着けこなすならもってこいのモデルです。42mm径、15.43mm厚と存在感も満点。ムーブメントには、約60時間のパワーリザーブを誇るH-21を採用しています。
4本目
ジャズマスター ビューマティック オート
普遍的でシンプルなデザインと、ポリッシュとヘアラインを使い分けた美しいケースが特徴的な、「ジャズマスター」を代表するモデル。繊細なサンレイ仕上げと”H”を組み合わせた意匠が特徴的な文字盤は印象的ですね。レザーストラップもオーストリッチを使用するなど、上質さと高級感を刺激する見た目に仕上がっています。また、実はケース径のバリエーションも豊富。ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンとスタイルに対応可能です。ムーブメントもETA社の80時間ロングパワーリザーブのモノを使用しているので、実用面でもピカイチ! このスペックで15万円を切っているというのも強みでしょう。
5本目
ジャズマスター シンライン スモールセコンド クォーツ
スリムでスッキリとしたケースで、トラディショナルな外観が特徴の「ジャズマスター シンライン」。そのシンプルさから、きれいめカジュアルコーデやスーツスタイルにも好相性です。ミニマルな一方で、アラビアインデックスをプリントではなくアプライドで表現していたり、立体的なスモールセコンドを搭載するなど、高級感を漂わせるディテールが光ります。オートマチックも用意がありますが、クォーツモデルは5万円台と価格も控えめとなっており、腕時計初心者の方でも手の届きやすいがうれしいところ。はじめての本格派腕時計としてもおすすめです。
バリエーション豊富な「ジャズマスター」のラインアップをチェック
定番を知った後は、デザインもスペックもさまざまな「ジャズマスター」の人気モデルを見てみましょう。「ジャズマスター」シリーズの懐の深さをうかがい知ることのできる、秀逸なルックスの13本をピックアップしてみました。
1本目
ジャズマスター オープンハート オートマティック 36mm
上で紹介した「オープンハート オート」と大きく異なる点は、ケースサイズ。ムーブメントの幅ギリギリまでそぎ落とした36mm径により、従来の同モデルよりエレガントな顔立ちに生まれ変わりました。これまで3、6,9、12時位置に配置していたアラビアインデックスもバーに置き換えることで、遊びの利いたオープンハートながらビジネスにも似合うドレス顔に仕上がっている点にも注目です。ちなみに、こちらのモデルには従来より磁気帯びしにくくなった新開発のひげゼンマイ、二ヴァクロン(TM)を採用。技術面でも、最先端なんです。
2本目
ジャズマスター オープンハート オートマティック 42mm
こちらは前述の40mm径モデルからややサイズアップした42mmモデル。インデックスもオープンハートで切れることなく、その全体を拝めます。ムーブメントも80時間連続駆動を可能としたH-10を装備。他ブランドではサイズアップによりデイト表示を載せるところもありますが、そうしないのが『ハミルトン』の良いところでもあります。
3本目
ジャズマスター オープンハート オートマティック 40mm
より大人顔の”オープンハート”をお求めなら、スモークダイヤルが絶妙な色気を放つこんな1本も。サイズは40mm径とベーシックながら、ベゼルに向かって色味を深めるブルーが腕元に視線を集めてくれます。ストラップもそれに合わせたかのような、パティーヌカラー。また、インデックスがすべて楔形で統一されているのもポイント。あくまでシャープな印象をキープしてくれます。
4本目
ジャズマスター シンライン オートマティック
上記で紹介した「シンライン」シリーズの1本ですが、こちらは縁に向かって湾曲するクラシックなダイヤルとヴィンテージを思わせる優しい色味のサンレイダイヤルを併せ持つ趣深い1本。ロゴも別ラインの「イントラマティック」同様に、50年前の古き良き時代のものを採用しています。こちらはレザーストラップですが、ドレッシーな7連ビーズブレスも用意があるので、ぜひチェックを。
5本目
ジャズマスター スケルトン オートマティック
上記でもオープンハートモデルを紹介しましたが、こちらはより『ハミルトン』らしいカットアウトを施した1本。遠目によく見てもらえばわかりますが、そのモチーフは『ハミルトン』の“H”。2層構造のダイヤルは奥行きを演出し、コート・ド・ジュネーブが施されたムーブメントと文字盤とのコントラストも目を引きます。40mm径で、腕元への収まりも上々です。
6本目
ジャズマスター デイデイト オート
シンプルな文字盤が上品でクラシカルな表情を生む「デイ デイト」。トラディショナルでありながら洗練されたデザインと、漆黒のダイヤルが織りなすシックな佇まいが普遍的な魅力を感じさせます。一方で、12時位置に扇形に配置された曜日表示がさりげない個性と遊び心を演出。ssケースにブラックフェイスという鉄板モデルもありますが、ゴールドコンビモデルも今だと程良いエレガン主張主張します。
7本目
ジャズマスター ジェント クォーツ
シンプルでクラシックなウォッチにモダンな雰囲気をプラスした「ジェント クォーツ」。40mmというスタンダードなケース径に加えてクォーツムーブメント搭載でコストパフォーマンスにも優れ、オン・オフ問わずに使える万能さを備えています。ただ、少し変化を付けたいなら、こんなブルーグレーの文字盤も選択肢に挙がります。
8本目
ジャズマスター パワーリザーブ オートマティック
上記で紹介した「ジャズマスター ジェント」のようなミニマルな腕時計、その9時位置に大胆に取ったパワーリザーブ表示がモダンな空気を醸し出すワザありの1本です。文字盤のサンレイ仕上げが表現するシックな空気感との対比も、実にユニーク。日付窓の縁もあえて付けていないなどドレス感ある顔立ちながら、程良いアクセントを腕元に添えてくれます。
9本目
ジャズマスター ビューマティック スケルトン ジェント オートマティック
ケースの裏だけでなく、表からもETA社による『ハミルトン』専用ムーブメントの繊細な動きを楽しめるスケルトンモデル。流れるようなカッティングの施された文字盤と、文字盤をぐるりと1周する堂々たる“HAMILTON VIEWMATIC”のモデル名もユニークな1本です。スケルトンというとスポーティな印象ですが、実は天才時計師、アラブアン-ルイ・ブレゲ氏の時代からある由緒正しき意匠。奇抜なカッティングも、ブラック×ホワイトの鉄板カラーで仕上げれば細良いアクセントへと昇華されます。ゴールドコンビもあるので、クラシカルさ重視ならそちらもチェック。
10本目
ジャズマスター トラベラー GMT オートマティック
くさび形インデックスによるシンプルでスタイリッシュなルックスに、2つの時刻を読み取ることのできるGMT機能を搭載。控えめながら洗練されたデザインとオーストリッチベルト、ETA社の自動巻きムーブメントを使用した「トラベラー GMT オート」は、クラス感ある男の腕元を演出してくれます。ねじ込み式リューズによる20気圧防水に加え2時位置のリューズでインナーベゼルも回転できるなど、機能面でも充実しています。
11本目
ジャズマスター クロノ クォーツ
ケース径42mmと程良い存在感のケースに、3者3様にあしらいを変えたインダイヤルを設置。インダイヤルの縁にはポリッシュを施し、文字盤とのコントラストを描くことでツートーンの顔立ちがより引き立っています。ストラップには、インダイヤルのブラウンが放つ品の良さを強調する、レザーストラップがベストチョイスでしょう。
12本目
ジャズマスター レギュレーター オートマティック
時針・分針・秒針がそれぞれ独立して駆動するレギュレーターモデルも、「ジャズマスター」からリリースされています。42mm径の程良い大きさは存在感がありながらも、くさび型のアプライドインデックスや細字体のフォントが繊細な印象を与えます。一コマずつポリッシュとサテンを使い分けて磨き上げた5連ブレスの仕上げも、実に見事。
13本目
ジャズマスター マエストロ オートマティック
上品でクラシカルな雰囲気とスポーティなクロノグラフが融合した「マエストロ オート クロノ」は、『ハミルトン』のなかでも上位機種に位置するモデル。45mm径の大ボリュームとラグジュアリーさ漂うピンクゴールドのインデックスが、他の「ジャズマスター」とはひと味違う品格を感じさせます。
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『ハミルトン』 ジャズマスター オープンハート オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター シービュー デイデイト クォーツ
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『ハミルトン』 ジャズマスター オート クロノ オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター ビューマティック オート
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『ハミルトン』 ジャズマスター シンライン スモールセコンド クォーツ
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『ハミルトン』 ジャズマスター オープンハート オートマティック 36mm
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『ハミルトン』 ジャズマスター オープンハート オートマティック 42mm
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『ハミルトン』 ジャズマスター オープンハート オートマティック 40mm
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『ハミルトン』 ジャズマスター シンライン オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター スケルトン オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター デイデイト オート
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『ハミルトン』 ジャズマスター ジェント クォーツ
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『ハミルトン』 ジャズマスター パワーリザーブ オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター ビューマティック スケルトン ジェント オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター トラベラー GMT オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター クロノ クォーツ
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『ハミルトン』 ジャズマスター レギュレーター オートマティック
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『ハミルトン』 ジャズマスター マエストロ オートマティック
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