
難しくない。フィッシングベストの簡単コーデ術とおすすめ15選
アウトドアトレンドの追い風を受け、フィッシングベストの支持率がシーンでうなぎ上りに。一見クセが強そうですが、コーデのコツを押さえればタウンユースにも役立ちます!
今、愛用者増加中。フィッシングベストとは?
その名の通り、釣りでの着用を想定したベストがフィッシングベストです。ルアーをはじめとした細かな釣具を合理的に収納できるよう、大小さまざまなポケットが身頃に配置されているのが特徴。また、水に濡れることを想定して撥水性に優れた素材が使われているのが基本です。もともとフィッシャーの間では定番でしたが、アウトドアトレンド全盛の現在はファッションアイテムとしても人気沸騰中。コーディネートのアクセントとして取り入れる大人が増えているのです。
フィッシングベストのコーデは難しい? 着こなすための簡単なポイント
至るところにポケットを装備する存在感満点なアイテムだけに、「普段着として取り入れるのは難しそう」と感じる人もいるかもしれません。しかし、ご安心を。合わせ方のコツさえ覚えておけば、すんなりと街着として活用することができます。もっとも手っ取り早くおしゃれに見せる方法は、インナーとベストのトーンを合わせること。ややクセのあるフィッシングベストも、写真の装いのようにインナーと色を連動させるだけで、違和感なくワードローブとして溶け込んでくれます。
その他、クリーンなイメージを備えた白インナーとレイヤードするのも効果的。フィッシングベストのキャラクターの強さが程良く和らぎ、こなれた着こなしに帰結します。サラッと着られる白Tシャツがこの場合のインナーとしてオーソドックスですが、きれいめ感を装いにプラスできる白シャツも選択肢としてアリ。どちらを選ぶにせよ、デザインはシンプルな無地がセオリーです。
もっと知りたい。コーデサンプルに学ぶフィッシングベストを着こなす方法
前述の条件を踏まえつつ、街の洒落者たちのコーディネートをチェックしていきましょう。全員に共通しているのは、着こなしがごちゃごちゃと見えないよう、フィッシングベストをシンプルに着こなしているという点。“引き算”目線でのコーデ術は、ぜひ参考にしてください。
コーデ1
ミニマルな色使いでスマートなアウトドアMIXを体現
フィッシングベスト&ロンTともにホワイト系カラーで統一したおかげで、着こなしの雰囲気は実にスマート。さらに、ボトムスに上品な黒スラックスを持ってきて大人びたムードを加速させています。アウトドアMIXコーデでも都会的に見せられるという好例ですね。
コーデ2
ボリューミーなベストをすっきりと見せる黒レイヤード
ゴツゴツとポケットが付属するフィッシングベストは、一歩間違えると野暮ったく映ってしまう恐れも。しかし、収縮色であるブラックでトップスを連動させれば、視覚効果ですっきりと見せられます。黒基調の着こなしが重たくならないよう、ネオンカラーの挿し色で適度にトーンアップしているのもお見事!
コーデ3
モノトーン基調なら大人っぽいアクティブコーデに
フィッシングべストにショーツ、足もとの『ヴァンズ』など、アクティブ感たっぷりなアイテムでコーデを構築。ただし、モノトーン基調のシックな色使いによって、大人っぽさもきちんと確保しています。こんないいとこ取りの装いなら、都会と自然のどちらにも対応できそうですね。
コーデ4
ストリートな着こなしにアウトドアな雰囲気をプラス
オーバーサイズなカットソー&デニムによる、ストリートテイストな着こなし。そこにさらりとフィッシングベストをオンすれば、旬なアウトドアミックススタイルが完成! 多ポケット仕様の存在感あるデザインですから、スタイルアクセントとしても申し分ありません。
コーデ5
フィッシングベストをクリーンに料理!
ベージュ×ベージュの同系色コーデで、フィッシングベストを使いながらもクリーンなイメージに。ボトムスに用いたスラックスも、品良いイメージを増幅する一助となっています。足もとにはトレンドのグルカサンダルを持ってきて、ヌケ感もさりげなくプラス!
コーデ6
丈感のコントラストでメリハリ出し!
ショートレングスのフィッシングベストに対して、白シャツは今季らしいやや長めの着丈。両者のコンビネーションにより、メリハリのある絶妙な丈感を描き出しています。そのレイヤード感を最大限に際立たせるならば、着こなしはシンプルにまとめるのが定石!
コーデ7
定番アメカジも“+ベスト”で見違える!
スウェットとジーンズによる王道的アメカジスタイルがベース。それだけだと見慣れた着こなしですが、上にフィッシングベストを重ねることで旬度が飛躍的に高まります。インナーとすっきり色を合わせてあげれば、悪目立ちする心配もありません。要所の白差しで重さを払拭しているのも見逃せないテクニック。
今フィッシングベストを着るなら、この15着がおすすめ
最後は、今すぐゲット可能なフィッシングベストを一挙お披露目。今季はアウトドアブランド~ファッションブランドまで、幅広くリリースされており、選り取り見取りです。大人コーデと親和性の高い15着をチョイスしたので、じっくりとご賞味あれ!
アイテム1
『アダム エ ロペ』ユーティリティ ルーズ ベスト/レイヤード
フィッシングベストやミリタリーベストのディテールを参考にしつつ、デイリーユースしやすいようにデザインをアップデート。強撚のコットン糸を使用したポプリン生地は丁寧な揉み洗いが施されており、最初からヴィンテージのような風合いを備えています。アウターの上からでもレイヤードできるよう、ゆったりとしたシルエットに設定しているのも特徴。
アイテム2
『ビームスハート』4ポケット ビッグ ベスト
フロントに大小4つのフラップポケットを配置した今作。さらに、背面にも大容量のゲームポケットを装備するため、その収納力はボディーバッグさながらです。カバンを持たずフットワーク良く行動したいシチュエーションにはぴったりと言えるでしょう。丈夫なタッサー生地で仕立てているので、耐久性に関しても折り紙付き!
アイテム3
『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』フィッシングベスト
さまざまなインナーとのレイヤードスタイルを楽しめる、ストラップタイプのフィッシングベスト。程よいルーズシルエットも印象的で、今っぽいリラクシングなコーディネートとも相性抜群です。生地はコットン×セルロースの混紡素材で、ライトウエイトなうえ非常にタフ。カラバリではカーキを展開します。
アイテム4
『ルモンカーメル』撥水加工 フィッシングベスト
フランス生まれのワークウェアブランドから登場。撥水、速乾、UVカット、ストレッチなどアクティビティに必要な機能をまるっと網羅しており、外遊びの良きパートナーとなってくれます。欧州ブランドらしいミニマルなデザインですから、タウンユースだってお任せ。肩紐でシルエットの調整ができる点もGOODです。
アイテム5
『ファーストダウン』リバーベスト サプレックスナイロン バイ E-WAX スタジオ
ナイロンならではの強度がありながら、コットン風の柔らかさを誇るデュポン社開発のサプレックスナイロンを使用。背面がメッシュとなった風通しの良い作りもポイントで、真夏でも快適に着用できます。また、アーティストのE-WAXによる主張度満点なグラフィックも印象的な要素。コーデの主役として適役なアイテムと言えるでしょう。
アイテム6
『アウトドアプロダクツ』撥水フィッシング中綿ベスト
肌寒い日に重宝しそうな中綿入りの1着は、ゆとりあるフォルムで厚手のインナーとの重ね着も余裕。表面に撥水加工が施されているので、悪天候の日にも役立ってくれます。ちなみにフード部分はデタッチャブルとなっており、スタイリングやシーンに応じて2WAYで着こなし可。
アイテム7
『ベインデイビス』サプレックス ベスト
ご存じ、米国ワーク界の老舗が手掛けた逸品。身幅にゆとりがあるシルエットなので、旬なオーバーサイズトップスと重ねて着こなすにはうってつけです。前面ポケットに配されたお馴染みのゴリラロゴが、イイ感じのデザインアクセント。
アイテム8
『grn』テブラベスト21
アウトドア好きにはお馴染みの60/40クロスをボディー素材にチョイス。さらに、表面をテフロン加工でフィニッシュすることによって、撥水性&防汚性を強化しています。合計21個のポケットを擁する圧巻の収納力も持ち味で、内側にはA4書類を収納できる特大ポケットも搭載。もはや“着るバッグ”とでも呼びたくなるアイテムです。
アイテム9
『フランクリン クライミング」リバーベスト
1990年代のヴィンテージを思わせる、オーセンティックな表情のコットンナイロン生地を駆使。高い強度に加えて、着込むほどに味が徐々に深まっていくのもこの素材の特性です。UVプロテクションや撥水といった、釣りに必要な機能性をしっかりとフォローしている点も◎。自然に都会にと、場面をまたいで縦横無尽に活躍してくれるはずです。
アイテム10
『ヘリーハンセン』アングラーユーティリティーベスト
コーデュラナイロンを表地に用いたフィッシングベストにつき、耐久性は随一! 一方で裏側には肌離れの良いメッシュがあしらわれ、着心地にも配慮されています。前面に配した4つのポケットにはそれぞれ水抜き穴が設けられており、濡れたものの収納もOK。背面にはタックルボックスを収められる大容量ポケットをセッティングしています。
アイテム11
『コロンビア』ヴィドラIIIベスト
ブランド独自テクノロジーのオムニシールドがハイレベルな撥水性&防汚性を発揮。おまけに速乾性にも長けていますから、仮に多少濡れたとしても問題ナシです。内外にバランス良く散りばめられたポケットや貴重品の管理に便利なキーフック、蒸れを防ぐ裏メッシュ仕様など、各所のディテールにもこだわりが光ります。街使いしやすいベーシックデザインも高評価!
アイテム12
『フォックスファイヤー』デオメッシュベスト
今年で生誕40周年を迎えた、日本が誇る老舗アウトドアブランドが手掛けたこちら。裏地のメッシュには抗菌消臭性のあるポリエステル素材が使われており、汗がついても嫌な匂いが発生しにくくなっています。対する表地には薄手の撥水ナイロンが使用され、主役としてはもとよりジャケットのインナーとしても活躍。ポケットは内外合計で9つ装備します。
アイテム13
『フォックスファイヤー』エキスパートメッシュベスト
通気性抜群なメッシュ素材をベースに、ポケット部分には耐久撥水性に優れるサプレックスナイロンを使用した本格派。フロントに8つ、内側に4つ、そして背面に1つという圧倒的なポケット数も魅力的で、その収納力はまさにバッグ要らずです。多彩なシーンで良き相棒となってくること間違いナシ。
アイテム14
『ダイワ』マルチフィッシングベスト
釣り専門メーカーの『ダイワ』より、シンプルでスタイリッシュなフィッシングベストをセレクト。撥水性を備えた生地や、小分け収納可能な複数のポケットなど実用性にも優れており、釣りではもちろん、大人の日常着としても有能ですよ。
アイテム15
『プロックス』 ショートベスト
多彩なポケットがデザインのアクセントとしても効果を発揮。ショート丈でバランス良く着こなしやすい1着です。軽量かつ撥水性の高いファブリックで仕立てられているので、街でもフットワーク良く動けそう!
この記事の掲載アイテム一覧(全13商品)
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『アダム エ ロペ』 ユーティリティ ルーズ ベスト/レイヤード
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『ビームスハート』 4ポケット ビッグ ベスト
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『センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ』 フィッシングベスト
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『ファーストダウン』 リバーベスト サプレックスナイロン バイ E-WAX スタジオ
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『アウトドアプロダクツ』 撥水フィッシング中綿ベスト
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『ベインデイビス』 サプレックス ベスト
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『grn』 『ジーアールエヌ アウトドア』
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『ヘリーハンセン』 アングラーユーティリティーベスト
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『コロンビア』 ヴィドラIIIベスト
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『フォックスファイヤー』 デオメッシュベスト
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『フォックスファイヤー』 エキスパートメッシュベスト
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『ダイワ』 マルチフィッシングベスト
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『プロックス』 ショートベスト
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