
盛夏の救世主、プリントTシャツ。知っておきたいその作法とおすすめ
無地Tに飽きた、夏コーデがマンネリ気味……。そんなときはプリントTシャツにお任せあれ。Tシャツの基本にして王道であるこのアイテムが大人のおしゃれの救世主に!
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これ1枚あればすべて解決。盛夏はプリントTシャツこそが頼りになる
「大人のTシャツ」=「無地T」なんて決めつけてはいないだろうか? 確かに無地Tはトレンドだし、大人っぽい。けれど、Tシャツなんてほとんど同じ形だし、色バリエも相場が決まっている。ゆえに個性を演出することが少々難しいうえ、着こなしがマンネリしがちという側面も……。そこでこの夏プッシュしたいのがプリントTシャツだ。なかでもロゴやフォト、イラスト、バンドといった定番プリントTなら、自分の価値観やセンスをアピールできるし、何より持ち前のインパクトから“Tイチ”でも着こなしがキマる! 本記事ではプリントTシャツを大人っぽく着こなす黄金法則と、とっておきの12枚をご紹介。
足し算・引き算が重要。大人だからこそ、プリントTシャツの扱いに気を配るべし
デザインに主張がある分、プリントTシャツを大人っぽく着こなすには、無地Tよりも少々工夫が必要。とはいえ、それほど難しいテクニックは不要で、2つの基本ルールを押さえておくだけで良いだろう。例えば、主張が強めなプリントTの場合。特にモチーフが大きくカラフルなイラストなどの場合は、パンツやシューズは無地を選んですっきりまとめるのが基本ルールだ。それもグレーや白、黒といったモノトーンで全身の色数を抑えるのが効果的。このコツを押さえておくだけで、大抵のプリントTを大人っぽく着こなすことができる。
次は、プリントのモチーフがモノトーンだったり、サイズが小さかったり、主張が控えめなTシャツの場合。ジーンズやモノトーン系のパンツ・靴でまとめると、着こなしが薄味になり過ぎたり、季節感が損なわれたりする可能性も……。そこで夏らしい色味や柄モノのアイテムをコーデして、全身の色数をプラスしてみよう。パンチのあるプリントTはすっきりまとめ、シンプルなプリントTは色や柄で味付け。これがプリントTシャツを大人っぽく着こなす秘訣だ。
ロゴ、フォト、イラスト、バンド。取り入れ方まで学ぶ、プリントT12選
一口にプリントTシャツといっても、モチーフはさまざま。自分の好きなモチーフで構わないが、コーディネートしやすいよう大人っぽくアレンジされた、ファッションコンシャスな1枚を選ぶことが肝心だ。以下ではロゴ、フォト、イラスト、バンドというプリントTの四大モチーフにフィーチャー。この夏の主役を張れる12枚をピックアップした。
▼カテゴリ1:「ロゴT」は基本中の基本。ヒネりの効いたロゴデザインが狙い目
プリントTの中で、もっともポピュラーなモチーフが前面にブランドロゴがプリントされたロゴTだ。選びのポイントとして、ロゴのレイアウトやサイズが凝っていたり、語れるうんちくがあるものだったり、ヒネりの効いたものを選んで自分なりのセンスをアピールしたい。着こなしは普通にならないよう、コーデに色や柄モノのアイテムを取り入れるのが◎。
1着目
『アー・ペー・セー』Tシャツ プチ リュ マダム H
控えめなロゴといい、上品な光沢のあるコットン100%のボディといい、まさに『アー・ペー・セー』らしい大人のロゴTシャツ。ブランドロゴの下にあしらわれている“RUE MADAME PARIS”のフランス語は『アー・ペー・セー』の本店がある「パリのマダム通り」を意味している。シャツを上に羽織って、フロントからプチロゴをチラ見せするのもオツ。
2着目
『ポロ ラルフローレン』ショートスリーブ Tシャツ
『ポロ ラルフローレン』のTシャツといえば、胸にポニーの刺しゅうが入ったTシャツが定番。しかし周囲と差をつけたいなら、1990年代に流行した『ポロ スポーツ』のロゴTはいかがだろうか? 夏らしい鮮やかなブルーや、アメリカのTシャツらしいゆったりシルエットもポイントだ。ボディは吸水性に優れたコットン100%。
3着目
『サタデーズニューヨークシティ』ミラー スタンダード Tシャツ
ロゴTシャツといえば、『サタデーズニューヨークシティ』のお家芸。巧みなグラフィックワークを駆使したさまざまなロゴTをラインアップしている。こちらはもっとも人気の高いロゴをプリントしたもの。ロゴがやや上の位置にプリントされているため、着用時に上半身がバランス良く見えるのもポイントだ。ボディはしなやかで速乾性に優れたコットン100%。
▼カテゴリ2:主張の強い「フォトT」は、カラーコーデが鍵を握る
写真作品がモチーフだけあって、思いのほか主張が強いフォトT。大人っぽく着こなすにはアイテム選びとコーデにひと工夫が必要だ。おすすめは着こなしに取り入れやすいモノクロ写真。カラー写真の場合は、面積が小さめのモチーフがおすすめだ。着こなしの主役であるフォトTの存在感を生かすべく、コーデはモノトーン系のアイテムを基調にしてスタイリッシュにまとめたい。
4着目
『ボンジュールレコード』THE BEATLES for bonjour records EXCLUSIVE T-Shirt Box Set
音楽やファッションに関連する多様なカルチャーを落とし込んだセレクトに定評がある『ボンジュールレコード』。オリジナルアイテムもそんな趣向や空気を存分に反映しており、玄人も唸るツウなコラボをさらっとリリースしたりする。こちらも、そんな1つ。1967年にリチャード・アヴェドンによって撮影された『ビートルズ』メンバーのアートピースを、4枚のTシャツにオン。まさかの4枚セットで、特別なボックスに入れられた状態で提供される。貴重なアイテムだけに着用には勇気がいるが、着こなしに格が宿ること請け合いだ。
5着目
『キャル オー ライン』エア ギター ショートスリーブ Tシャツ
アメリカの写真家、ジョセフ・スザボ氏のオフィシャルプリントTシャツ。そのモチーフは1970年代にペンシルバニアで行われた「ザ・ローリング・ストーンズ」のライブ会場で撮影された1枚だ。淡い色味の写真ゆえ、コーデに取り入れやすいのもポイント。米国産コットンが使用されたオリジナルの天竺は着続けるほどに風合いを増していく。
6着目
『カルバン クライン ジーンズ』エスケープ パーム プリント グラフィック Tシャツ
カラー写真のフォトTはコーデが少々難しい。が、こんなデザインなら話は別! フロントのロゴの下にパームツリーをモチーフにした3枚の写真をレイアウト。夏らしいトロピカルなムードを演出しつつも、写真が小ぶりのため、主張し過ぎないのが高ポイントだ。着こなしやすいため、フォトTのビギナーにも最適。ふんわりソフトな綿100%ボディ。
▼カテゴリ3 :ポップ&ストリートな「イラストT」はゆるっと着こなす
イラストは写真に劣らない主張の強いモチーフだ。とはいえ、モノクロ作品やモチーフがコンパクトにアレンジされたTシャツを選べば、それほど着こなしは難しくない。大人が注意すべきは真面目過ぎるコーデで、イラストTのポップな魅力を損なわないこと。オーバーサイズを選んだり、ショーツやワイドパンツを合わせたり、ストリートライクにゆるっと着こなすのが今の気分だ。
7着目
『マーク ゴンザレス』イラストプリントハーフスリーブカットソー
レジェンドスケーターのマーク・ゴンザレス氏が手がけたTシャツは肩の力の抜けたユーモアを感じさせるイラストが魅力的。毎シーズン豊富なバリエ―ションが出揃うが、この夏は東京五輪のメダル獲得で俄然注目度が高まるスケボーモチーフはいかがだろうか? ゆったりめのシルエットやコーデしやすいモノトーン配色もポイント。ボディはガシガシ着られる丈夫なコットン100%。
8着目
『オフショア』ホットドッグ Tシャツ
サーフブランドのTシャツにはイラストやロゴがドドンとデザインされたものが多いが、カルフォルニアのニューポートビーチで誕生した『オフショア』は一味違う。サーフボードを抱えたホットドッグのキャラクターが、胸にワンポイントでプリントされているのだ。イラスト自体も70年代風のレトロな雰囲気だし、これなら大人も臆せず着られるはず。
9着目
『クリストファー ブラウン』別注 スーパープリント Tシャツ
英国を代表するイラストレーター、クリストファー・ブラウン氏と『インターナショナル ギャラリー ビームス』のコラボTシャツ。アメコミにオマージュをささげるイラストの魅力もさることながら、前面ではなく左胸にコンパクトにレイアウトされているため、コーデしやすいのもうれしい。背中には作品に登場したセリフのようなプリントも。
▼カテゴリ4:ロックな「バンドT」はあえてモードに着こなすのが粋
すっかりファッションアイテムとしての市民権を得たバンドTシャツ。ダメージジーンズやスキニーパンツでロックに着こなすのが定番だが、大人っぽさという点では疑問符が付くところも。そこでおすすめしたいのが、スラックスなどのきれいめパンツを合わせたモードな着こなし。さらにモノトーン系のアイテムでまとめて全身の色数を抑えれば、洗練際立つ大人のバンドTコーデに!
10着目
『アーバンリサーチ iD』ビートルズ 1969 カレッジ Tシャツ
数ある「ザ・ビートルズ」のバンドTの中でも、現代的なセンスを感じさせるのが『アーバンリサーチ iD』がプロデュースしたこちら。1969~70年にかけて発表された複数のジャケット写真をコラージュしたデザインが印象的だ。さらに色褪せたようなプリントの色合いや、加工によって日焼けしたようなボディの風合いがこなれた雰囲気を加速させる。
11着目
『マーブルズ@グレイトフル・デッド』スティール・ユア・フェイス Tシャツ
アメリカのサブカルをテーマにする日本ブランドが、伝説的バンド「グレイトフル・デッド」とのコラボTシャツをリリース。左胸には代表作の「スティール・ユア・フェイス」のジャケットをモチーフにしたグラフィックがデザインされている。同バンドのTシャツにしては珍しい控えめなデザインのおかげで、大人っぽく着られる1枚に。
12着目
『ヒステリックグラマー』キース 1972 Tシャツ
ロックバンドのTシャツといえば、「ザ・ローリング・ストーンズ」のそれが王道だろう。お馴染み「リップス・アンド・タン」がモチーフのTシャツが有名だが、『ヒステリックグラマー』が選んだモチーフはキース・リチャーズ氏の顔。それもジャケット写真の大家、ノーマン・シーフ氏が1970年代に撮影したポートレートを引用したというツウ好みな1枚となっている。
この記事の掲載アイテム一覧(全10商品)
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『アー・ペー・セー』 Tシャツ プチ リュ マダム H
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『ポロ ラルフローレン』 ショートスリーブ Tシャツ
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『サタデーズニューヨークシティ』 ミラー スタンダード Tシャツ
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『ボンジュールレコード』 THE BEATLES for bonjour records EXCLUSIVE T-Shirt Box Set
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『キャル オー ライン』 エア ギター ショートスリーブ Tシャツ
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『カルバン クライン ジーンズ』 エスケープ パーム プリント グラフィック Tシャツ
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『マーク ゴンザレス』 イラストプリントハーフスリーブカットソー
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『オフショア』 ホットドッグ Tシャツ
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『クリストファー ブラウン』 別注 スーパープリント Tシャツ
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『アーバンリサーチ iD』 ビートルズ 1969 カレッジ Tシャツ
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