タイメックスのウィークエンダー。男をとりこにする都会派ミリタリーウォッチ

タイメックスのウィークエンダー。男をとりこにする都会派ミリタリーウォッチ

男のオフに欠かせないのが、リボンベルトの腕時計。その代表格といえるのが、バリエーションも豊かで入手しやすい『タイメックス』のウィークエンダーです。

横山 博之

2018.06.21

タイメックス(TIMEX)
腕時計
クォーツ

まずは『タイメックス』というブランドについて知っておく

『タイメックス』は1854年、アメリカ時計産業の中心地であったコネチカット州で誕生。大量生産設備を築き上げ、指先で時刻を示すミッキー・マウス・ウォッチや軍用時計のキャンパー、スポーツ向けに発売されたアイアンマン、編み込みレザーベルトのサファリなど名作を次々に発売。今では生産の拠点をスイスに移しましたが、アメリカを代表する時計メーカーとして知られています。

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当記事では、前述したモデルに負けないほどの人気を誇るウィークエンダーについて解説していきましょう。

『タイメックス』のウィークエンダー。キャンパーとの違いは

ベトナム戦争に赴く兵士たちへ供給された使い捨てウォッチをベースとするキャンパーに対して、真鍮ケースに変えるなど都会的に再構成したのがウィークエンダー。キャンパー同様ナイロンベルトを採用した使い勝手の良さと、メタルケースがもたらすモダンなデザインが同居したモデルです。モデル名の“WEEKENDER”を意訳すると「週末の余暇を楽しむ人」とでもなるのでしょうが、まさに大人の男性のオフにふさわしい気負わなさを体現しています。

真鍮素材の起用こそが、ウィークエンダーのアイデンティティであり最大の特徴です。昨今のケース素材といえばステンレススチール素材や樹脂ですが、ひと昔前までは真鍮も一般的でした。現在では扱いやすいステンレススチールのモデルも増えてはいますが、今もなお真鍮素材を採用するのは、『タイメックス』創業地が真鍮製品の加工業で栄えた街であることも理由の1つでしょう。アンティークの懐中時計のように、エイジングによる味わいが増していくのが魅力です。

モデルによってフェイスデザインはさまざまですが、共通しているのは優れた視認性を誇っていること。それは、瞬時に時刻を把握する必要がある軍用時計のキャンパーの後継機として開発されたバックボーンがあるからです。わかりやすく表示されたミニッツトラックや装飾性を排したシンプルデザインで、カジュアルにおけるさまざまな着こなしにマッチします。

厳密には別ライン扱いですが、真鍮ケースを採用したウィークエンダーにはさまざまなバリエーションが存在します。ナイロンベルトを備えたウィークエンダー セントラルパークをメインに、ケース径を40mmにアップサイズしたウィークエンダー 40、クロノグラフを搭載したウィークエンダー クロノなどがラインアップ。アイテムによってはスーツにもマッチするスマートなフェイスデザインのモノもあるなど、その表情も多種多様です。自分好みの1本が見つかります。

『タイメックス』のウィークエンダーで押さえておくべき5つの定番モデル

前述のようにさまざまなデザインを擁するウィークエンダーですが、まずは定番モデルから順にご紹介。シンプルで汎用性の高いフェイスデザインや鮮やかなストラップが印象的で、今どきの着こなしに合わせやすいモデルばかりが揃います。

定番1ウィークエンダーセントラルパーク T2N747

スッキリとしたホワイト文字盤と、ていねいに磨き込まれて光を放つ真鍮ケースが美しいウィークエンダーの定番3針モデル。キャッチーなカラーリングのライン入りリボンベルトは、ここに本でも一時期大きなブームを築き上げました。24時間表示のアワーサークルが残っているところに、出自であるミリタリーの要素が垣間見られます。

■DATA:
ケース径38mm、3気圧防水、クォーツ

定番2ウィークエンダーセントラルパーク T2N651

クリームカラーのフェイスにカーキのナイロンベルトを組み合わせたこちらは、ベースとなったキャンパーを連想させるミリタリー感を備えたモデル。光り輝く真鍮ケースが都会的なエッセンスを伴い、現代的な着こなしにマッチします。戦場で視認性を確保するための赤針が、クリームフェイスのなかで程良いワンポイントに。

■DATA:
ケース径38mm、3気圧防水、クォーツ

定番3ウィークエンダーフェアフィールド TW2P90900

正面から見るとフラットでドレッシーな形状ながら、実際はぽっこりと丸みを帯びたケースを採用したモデル。バーインデックスのみのスッキリしたフェイスデザインで、ベルトを付け替えればジャケットにもマッチする洗練された印象を与えます。リボンベルトの発色も鮮やかで、こと春夏においては着こなしのアクセントに役立ちます。

■DATA:
ケース径41mm、3気圧防水、クォーツ

定番4ウィークエンダークロノ TW2P62300

上記の3針モデルよりワンサイズ大きなケース径40mmで、存在感もアップ。男らしいNATOタイプのカーフレザーストラップやネイビーのフェイスカラーが、ミリタリーな雰囲気を高めています。クロノグラフを搭載することでメンズ好みの計器然とした表情を獲得しつつ、コンパクトに配置することでウィークエンダーらしいミニマルさはキープしている点は流石。

■DATA:
ケース径40mm、3気圧防水、クォーツ

定番5ウィークエンダーヴィンテージ TW2P85800

懐中時計などに採用されていた、往年のフェイスデザイン&カラーリングを連想させるモデル。ケースにもアンティーク加工を施していて、まるで時代を超えてやってきたかのような迫力を備えています。縁取りしたアラビア数字のインデックスは、長い時を経て陽に焼けた蛍光塗料を思わせる粋な色みです。

■DATA:
ケース径40mm、3気圧防水、クォーツ

定番以外にも。『タイメックス』のウィークエンダー、おすすめモデル厳選5本

見慣れた定番の人気を背景に、時代に即した新しい試みを落とし込んだモデルも続々と登場しているのがウィークエンダーの特徴。ひと昔前のファンにとっては、それまでのイメージを覆す意外性のある新作も登場しています。

おすすめモデル1ウィークエンダーヴィンテージ TW2P86700

1917年に登場したアメリカ最初期のミリタリーウォッチ、ミジェットをベースにしたモデル。懐中時計から腕時計にコンバートすることが多かった当時にならった、ぼってりとした厚みのあるケースが特徴です。6時位置のスモールセコンドやヴィンテージ加工を施したレザーストラップなど、味わい深いディテールが満載です。

■DATA:
ケース径40mm、3気圧防水、クォーツ

おすすめモデル2ウィークエンダーフェアフィールド TW2P91600

レディースの利用を視野に入れたケース径37mmのユニセックスモデル。年々小振りになる傾向にあるメンズウォッチのトレンドから考えると、男性でも十分に使えるサイズ感です。通常よりもひとまわり小さいことで主張が抑えられ、品のあるゴールドケースによりさり気ないアクセサリーとしても取り入れることができます。

■DATA:
ケース径37mm、3気圧防水、クォーツ

おすすめモデル3ウィークエンダーフェアフィールドクロノ TW2R27100

メッシュブレスを採用することで、都会的で洗練された印象がさらに高まりました。インデックスのバーや時分針は根元に丸みを持たせたデザインで、柔和な雰囲気も醸成。クロノグラフモデルながら、インダイアルの主張を抑えてスッキリさせているのもポイントです。

■DATA:
ケース径41mm、3気圧防水、クォーツ

おすすめモデル4ウィークエンダークロノ TW2P71500

ブラック文字盤にクリームのインダイヤルを設けた、ハイコントラストカラーのクロノグラフ。ケースもナイロンベルトもブラックで合わせことで、全体に引き締まった印象を高めています。マットな質感の真鍮ケースも、重厚そのもの。

■DATA:
ケース径40mm、3気圧防水、クォーツ

おすすめモデル5ウィークエンダーヴィンテージ TW2P85700

ケース径を40mmに引き上げたうえ、ケースにアンティーク加工を施したモデルです。まるで長年身に着けていたかのような錯覚に襲われる陰影のある表情は、真鍮ならでは。ウィークエンダーの魅力が詰まったモデルといえます。同じくヴィンテージ加工を施した、装着感のいい柔らかなレザーストラップも魅力です。

■DATA:
ケース径40mm、3気圧防水、クォーツ

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