ディッキーズのハーフパンツをこの夏、コーデに取り入れるなら

ディッキーズのハーフパンツをこの夏、コーデに取り入れるなら

TASCLAP世代の定番パンツブランド『ディッキーズ』。夏のハーフパンツにおいても、同ブランドは重宝します。その魅力をあらためて検証してみましょう。

伊藤 千尋

2018.06.26

ディッキーズ(Dickies)
ボトムス
ショートパンツ
夏の着こなし・コーデ

定番の「874」だけじゃない。『ディッキーズ』はハーフパンツも即戦力

定番の「874」だけじゃない。『ディッキーズ』はハーフパンツも即戦力

WEARWEAR

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『ディキーズ』といえば「874」ワークパンツが大定番。本格的なディテールワークからは想像できないほどのお手頃感とどんなコーデにも合わせやすい汎用性の高さが評価され、それまで作業着だったブランドイメージを「おしゃれな服」に好転させるきっかけとなりました。’90年代にそんな後押しもあり飛躍的成長を遂げた『ディッキーズ』。とくに今季は、そのハーフパンツにファッショニスタが熱し選を送っています。前述したようなフルレングスの魅力をそっくりそのまま落とし込んだハーフパンツはコーデのアイキャッチになるうえに、快適さも両取り。猛暑日が続くこの夏、履かないわけにはいきません。

『ディッキーズ』のハーフパンツ。コーディネートの注意点は?

『ディッキーズ』のハーフパンツ。コーディネートの注意点は?

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現代での着用においては、’90年代当時のストリートファッションをそのまま落とし込むわけにはいきません。時代や年齢に見合った着こなしをすることが、必須条件となります。

とはいえ、単にきれいめにまとめるだけというのも芸がありません。合わせる小物できれいめ要素を演出するも良し、大人な配色でストリート感をコントロールも良しと、そのテクニックはさまざまです。あくまで目安ではありますが、ストリート要素は全体の半分以下が理想的。写真のようにパンツとスニーカーでストリートライクに、トップスでカジュアルながらも品の良さもフォローするのもその一例です。

定番から別注まで。『ディッキーズ』のハーフパンツ、はじめてガイド

ライブやフェス好きの方なら、1度は目にしたことのある『ディッキーズ』のハーフパンツ。カラバリの充実度も魅力的ですが、今回は大人なベーシックなカラーを中心にご紹介していきます。

1本目42283 13インチポケットワークショーツ

42283 13インチポケットワークショーツ

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『ディッキーズ』のハーフパンツといえば、こちらのパンツを思い浮かべる方も多いでしょう。通称”極太ハーフ”とも呼ばれるブランドの定番 「42283」シリーズは、程良いルーズなシルエットが特徴。長めの13インチ丈は『ディッキーズ』らしい武骨さをにおわせます。ひざがしっかり隠れる丈感ですので、短いショーツが苦手という方にもうってつけです。

2本目『ディッキーズ』×『ナノユニバース』別注ワイドショーツ

『ディッキーズ』×『ナノユニバース』別注ワイドショーツ

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ルーズさが魅力の「42283」を、よりイージーかつラフに履けるよう『ナノユニバース』が別注を依頼。製品洗いをかけた生地は非常に柔らかく、さらにウエストゴムが入っているので締め付け感もなく快適な履き心地が楽しめます。まるでイージーショーツのようなリラックス感はやみつきになるはず。

3本目『ディッキーズ』×『チャオパニック』別注 ワイドショーツ

『ディッキーズ』×『チャオパニック』別注 ワイドショーツ

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ベルテッド仕様により上品さを落とし込んだワイドショーツ。「42283」をベースに肌触りの良いスラックス素材を使用し、少し短めの股下や共生地のベルトなど今っぽいルックスを詰め込んでいます。ついタックインしてディテールを見せたくなるデザインです。

4本目US42283型ショートパンツ

US42283型ショートパンツ

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インポートの「US42283」をベースに、やや小ぶりなシルエットと短かめの丈感によりスマートな雰囲気を創出。さらに日本規格の上質な素材を使用しているので、インポート特有の硬さや粗さがなく、肌触りは非常に滑らかです。ローライズ仕様によるすっきりした腰回りも魅力的。

5本目『ディッキーズ』×『グリーンレーベル リラクシング』別注ショーツ

『ディッキーズ』×『グリーンレーベル リラクシング』別注ショーツ

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夏でも落ち着いたムードを作りたければ、太畝のコーデュロイ生地で仕上げたショートパンツもおすすめ。素材のチョイスはもちろんワイドなシルエットも今っぽく、『グリーンレーベル リラクシング』の強いこだわりが感じられます。ウエストの内側にはドローコードを採用しているので、ベルトレスでも履ける快適性も有しています。

6本目『ディッキーズ』×『アーバンリサーチ』別注 1タックショーツ

『ディッキーズ』×『アーバンリサーチ』別注  1タックショーツ

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’90sのムードがかえって今っぽい『アーバンリサーチ』別注モデル。代名詞と言えるT/Cツイルファブリックを継承しつつも、程良くストレッチ性を加えたことではきやすさをサポート。ワイドなシルエットにタックを施すことで、裾に向かってゆるく広がる絶妙なラインを演出しています。写真のように、ハイウエストではきこなすのもオツです。

7本目WD874H5ハーフパンツ

WD874H5ハーフパンツ

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『ディッキーズ』の夏の定番、ローライズハーフパンツ。股上が浅くやや細身にモダナイズされた「WD874」のハーフパンツは、ストリートスタイルはもちろんきれいめスタイルに合わせたくなるミニマルな表情が売りです。

8本目WD874H3 TCツイルショートパンツ

WD874H3 TCツイルショートパンツ

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先ほどと同様「WD874」シリーズの1つですが、こちらは裾がダブル仕立てのニーハイローライズに仕上げられているのでよりコンパクト。やや細身かつひざ上丈のミニマムなシルエットなので、大人のプレッピーやフレンチスタイルなどにも最適です。

9本目WD916H5ラスティーハーフパンツ

WD916H5ラスティーハーフパンツ

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『ディッキーズ』の定番素材、ラスティーを採用したこちら。TCツイルに比べて素材感が強くヴィンテージ感を演出してくれるので、シンプルに無地Tシャツと合わせただけでもサマになります。生地が柔らかく、はき心地が良いのも特徴です。

10本目ラスティーペインターハーフパンツ

ラスティーペインターハーフパンツ

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こちらもラスティー素材を使用したハーフパンツですが、上記アイテムとの大きな違いはハンマーループやステッチワークなどのベイカーパンツをほうふつとさせるディテール。ステッチの白とのコントラストも効いており、ちょっぴりクセのあるデザインですが周りと差をつけるならもってこいです。

ポイント別にピック。『ディッキーズ』のハーフパンツの着こなし

「上品に着たい」という方もいれば、「どうせ着るならストリートがいい」という方もいるはず。振り幅が大きく自由な解釈のできるアイテムだからこそ、その両取りもかないます。ここではトピック別に、ファッショニスタの着こなしを取り上げてみましょう。

トピック1ハーフパンツならではの遊び心。ソックス使いでコーデを昇華

誰しもが耳にしたことがあるでしょう、“おしゃれは足元から”という定番フレーズ。ご存じの方もいるかもしれませんが、シューズ選びはもちろん、そこに合わせるソックス使いも重要な要素となってきます。とくにハーフパンツとなれば、足元が顕著に露出され視線も集まりやすくなるのでこのようなテクニックも持っておくと重宝するはずです。

ハーフパンツならではの遊び心。ソックス使いでコーデを昇華

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鮮やかなブルーのTシャツが目を引くこちらのスタイリング。ストリートなルックスにまとめつつも、『コンバース』のハイカットスニーカーがスマートさを演出しています。その足元をよく見ていただくと、ブルー×ホワイト×ブラックカラーのハイソックスが確認できるはずです。あえてクシュッとたわませてルーズに履いたことで、スポーティさをさりげなくアピール。計算された上級者の着こなしが完成します。

ハーフパンツならではの遊び心。ソックス使いでコーデを昇華 2枚目の画像

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スポーツサンダルのソックス履きというだけでもこなれ感はありますが、そこでラインソックスをセレクトしたのが実にニクいポイント。カーキ色のハーフパンツを軸に他を無地のモノトーンで上品にまとめつつ、ストリート感をあおるソックスのラインが個性を主張します。

ハーフパンツならではの遊び心。ソックス使いでコーデを昇華 3枚目の画像

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こちらのコーデのポイントは左右色違いのソックス使い。難度の高いテクニックと思われがちですがシックな色を基調としているのでちぐはぐ感は少なく、モノトーンコーデのアクセントに効果覿面です。かなり上級者向けではありますが、普段ミニマルなコーデを好む方にこそ効果の大きいテクです。

トピック2ルーズなパンツにはルーズなトップスが好相性

程好良いリラックス感が魅力となる『ディッキーズ』のハーフパンツ。タイトなトップスを合わせてパンツのルーズさを活かすのも良いですが、今回はあえて上下ともにルーズな着こなしをプッシュいたします。上下のルーズなシルエットがストリート感を強め、同時にリラックスした雰囲気も加味。とはいえ、ダボダボによる野暮ったさは回避したいところ。その点も踏まえてしっかり確認していきましょう。

ルーズなパンツにはルーズなトップスが好相性

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上下ゆるめのアイテムにもかかわらず、野暮ったくなく上品な印象すら覚えるストリートスタイル。ポイントはモノトーンで打ち出した大人の雰囲気にあります。シックな空気を打ち出せるグレーなら、ストリートテイスト強めでも上品な仕上がりに。他にも、ブラックやネイビーなど落ち着いた色みであればまったく問題ありません。

ルーズなパンツにはルーズなトップスが好相性 2枚目の画像

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先ほどと同様、シックな色みによる上品さもポイントですが、こちらはトップスがビッグシャツであるということが肝。いい大人にとっては休日においてもマストアイテムであるシャツは、簡単に清潔感&きちんと感を打ち出せるので一点投入でも大人っぽく仕上げることが可能です。

ルーズなパンツにはルーズなトップスが好相性 3枚目の画像

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こちらは、トップスこそビッグシルエットではありませんが、丈感に差を付けたレイヤードによりルーズ感を演出しています。キャップとシャツ、さらにはスニーカーのシュータンにまで計算された柄の統一感には、玄人の風格が漂います。こんなにおしゃれなパパなら、お子様もきっと自慢したくなることでしょう。

トピック3派手めなトップスとも相性抜群。脱・カブリ計画!

『ディッキーズ』のハーフパンツはシルエットこそ特徴的ですが、デザインは意外にもシンプルさを基調としたものばかり。同ブランドのハーフパンツを、より楽しむなら存分にトップスで遊んでみましょう。

派手めなトップスとも相性抜群。脱・カブリ計画!

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夏らしくアロハシャツを落とし込んだ大人ストリート。スケートシーンでも根強い人気を誇る『ディッキーズ』ですので、横ノリ感の強い着こなしにもマッチします。スリッポンのリラックスしたムードも良く似合います。

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パンツのブラックカラーに合わせ、他アイテムを黒でまとめた都会派マリンルック。ボーダーTシャツは季節感を打ち出せるだけでなく、程良くストリート感をマイルドにしてくれるので、大人ストリートにはマストハブのアイテムです。

派手めなトップスとも相性抜群。脱・カブリ計画! 3枚目の画像

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モノトーンベースのモードな着こなしに、アクセントとしてパープルのインナーを使用したハイセンスなコーデ。今季は、さまざまなブランドからカラーアイテムが多数リリースされています。とくにこのようなメリハリのあるカラーは大注目。ペールトーンも気になるところですが、インパクトを残すなら見逃せません。

ファッション誌の編集者としてキャリアをスタート。現在は、ファッション誌やヘアカタログを中心にフリーライター&エディターとして活動中。古着と自転車と山が好き。
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