
ディッキーズのハーフパンツをこの夏、コーデに取り入れるなら
TASCLAP世代の定番パンツブランド『ディッキーズ』。夏のハーフパンツにおいても、同ブランドは重宝します。その魅力をあらためて検証してみましょう。
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定番の「874」だけじゃない。『ディッキーズ』はハーフパンツも即戦力
『ディキーズ』といえば「874」ワークパンツが大定番。本格的なディテールワークからは想像できないほどのお手頃感とどんなコーデにも合わせやすい汎用性の高さが評価され、それまで作業着だったブランドイメージを「おしゃれな服」に好転させるきっかけとなりました。1990年代にそんな後押しもあり飛躍的成長を遂げた『ディッキーズ』。とくに今季は、そのハーフパンツにファッショニスタが熱視線を送っています。前述したようなフルレングスの魅力をそっくりそのまま落とし込んだハーフパンツはコーデのアイキャッチになるうえに、快適さも両取り。猛暑日が続くこの夏、履かないわけにはいきません。
『ディッキーズ』のハーフパンツ。コーディネートの注意点は?
現代での着用においては、1990年代当時のストリートファッションをそのまま落とし込むわけにはいきません。時代や年齢に見合った着こなしをすることが、必須条件となります。
とはいえ、単にきれいめにまとめるだけというのも芸がありません。合わせる小物できれいめ要素を演出するも良し、大人な配色でストリート感をコントロールも良しと、そのテクニックはさまざまです。あくまで目安ではありますが、ストリート要素は全体の半分以下が理想的。写真のようにパンツと小物などでストリートライクに、トップスやシューズで品の良さもフォローするのも一例です。
定番から別注まで。『ディッキーズ』のハーフパンツ、はじめてガイド
ライブやフェス好きの方なら、1度は目にしたことのある『ディッキーズ』のハーフパンツ。カラバリの充実度も魅力的ですが、今回は大人なベーシックなカラーを中心にご紹介していきます。
1本目
42283 13インチポケットワークショーツ
『ディッキーズ』のハーフパンツといえば、こちらのパンツを思い浮かべる方も多いでしょう。通称”極太ハーフ”とも呼ばれるブランドの定番 「42283」シリーズは、程良いルーズなシルエットが特徴。長めの13インチ丈は『ディッキーズ』らしい武骨さをにおわせます。ひざがしっかり隠れる丈感ですので、短いショーツが苦手という方にもうってつけです。
2本目
ワイドイージーポケットワークハーフパンツ
ゆったりとした股上と太めのシルエットが特徴のワイドタイプ。リラックスムード満点で、手軽に今っぽいスタイリングが叶います。ハリコシのあるツイル地を採用し、耐久性に優れ、丈夫で汚れにくい点も同ブランドならではの魅力。カラバリは、ブラックの他、グリーン、ネイビー、ベージュ、ライトベージュの5色です。
3本目
『ナノ・ユニバース』別注 ハーフチノパンツ ソックスセット
定番モデルの「42283」をベースにしながら別注でアレンジ。ウエストをイージー仕様に変更し、背面にゴムを入れつつドローコードを通しています。生地は定番のT/Cツイルを継承。見た目も生地感もタフな仕上がりです。さらに、ソックスがセットになっているのもポイント。ヒザが隠れる丈感のハーフパンツにソックスを合わせるコーディネートをおすすめするだけでなく、すぐに実践できるように配慮しています。
4本目
ショートパンツ
ヒザがギリギリ見える程度の丈感に設定したショートパンツ。ウエスト全体にゴムを入れ、気軽にはける仕様に仕上げています。シンプルな作りだからこそ、オールマイティに使えるのも魅力。定番のツイルと同じ混紡率、ポリエステル65%×コットン35%の生地を使っていますが、こちらはやや薄手で固すぎない質感。同じ生地を使ったオープンカラーワークシャツも展開しているので、カジュアルなセットアップスタイルを楽しむこともできます。
5本目
『ナノ・ユニバース』別注タックワイドショーツ
こちらもヒザ上丈のショーツですが、別注によってトレンドの要素を取り入れています。フロントに深めのタックを入れつつ、全体も余裕のあるシルエットで仕上げ、リラックス感を高めているのがポイントです。生地は高密度なタイプライター生地で、風合いはソフト。イージー仕様でストレスなく着用できる作りです。共地の「スクエアビッグシャツ」を展開しているので、セットアップで着回すのもおすすめ。
6本目
オーバーサイズ ハーフパンツ
こちらも『ディッキーズ』の定番「セルフォンワークショートパンツ」。ガシガシはけるTCツイル素材に加えて、ルーズなシルエットが魅力です。携帯電話を入れられるセルラーポケットやピスネームなどのディテールも見どころ。
7本目
ウーベンカーゴショートパンツ
実は『ディッキーズ』はミリタリーテイストの短丈カーゴパンツも豊富に揃っています。ここでピックアップしたのは、2つのカーゴポケットの他にミニポケットも備えた「ウーベンカーゴショートパンツ」。カラーはタンの他、オリーブとブラックがスタンバイ。
8本目
『ビームス』別注ルーズ ポリエステル カーゴショーツ
定番パンツのシルエットをベースにしつつ、カーゴポケットでミリタリーテイストを融合した別注品。ナチュラルストレッチの効いたポリエステル100%の生地を採用しつつ、ウエスト周りをイージー仕様にすることで着用時のストレスを緩和しています。ディテールも凝っていて、腰裏のロゴプリントは『ディッキーズ』ではなく『ビームス』のものを配置。また、ヒップポケットの上にセットされた『ディッキーズ』のタグは取り外し可能です。
9本目
『ジェニュイン ディッキーズ』T/Cツイル シェフショートパンツ
『ディッキーズ』から派生した『ジェニュイン ディッキーズ』は、”タフに!ラクに!イキに!”をコンセプトに、都会でもアウトドアでも窮屈に感じないアイテムを提案。ワークスタイルにアメカジやサーフ、ストリートなどのテイストをMIXしたデザインが特徴です。このショーツはまさにそんな仕上がり。シェフパンツをベースにしつつ、イージー仕様を取り入れてストレスから開放。色や生地感が豊富ですが、デザインはシンプルで黒ベースのタグがワンポイントに。
ポイント別にピック。『ディッキーズ』のハーフパンツの着こなし
「上品に着たい」という方もいれば、「どうせ着るならストリートがいい」という方もいるはず。振り幅が大きく自由な解釈のできるアイテムだからこそ、その両取りも叶います。ここではトピック別に、ファッショニスタの着こなしを取り上げてみましょう。
トピック1
ハーフパンツならではの遊び心。ソックス使いでコーデを昇華
誰しもが耳にしたことがあるでしょう、“おしゃれは足元から”という定番フレーズ。ご存じの方もいるかもしれませんが、シューズ選びはもちろん、そこに合わせるソックス使いも重要な要素となってきます。とくにハーフパンツとなれば、足元が顕著に露出され視線も集まりやすくなるのでこのようなテクニックも持っておくと重宝するはずです。
鮮やかなブルーのTシャツが目を引くこちらのスタイリング。ストリートなルックスにまとめつつも、『コンバース』のハイカットスニーカーがスマートさを演出しています。その足元をよく見ていただくと、ブルー×ホワイト×ブラックカラーのハイソックスが確認できるはずです。あえてクシュッとたわませてルーズに履いたことで、スポーティさをさりげなくアピール。計算された上級者の着こなしが完成します。
スポーツサンダルのソックス履きというだけでもこなれ感はありますが、そこでラインソックスをセレクトしたのが実にニクいポイント。カーキ色のハーフパンツを軸に他を無地のモノトーンで上品にまとめつつ、ストリート感をあおるソックスのラインが個性を主張します。
こちらのコーデのポイントは左右色違いのソックス使い。難度の高いテクニックと思われがちですがシックな色を基調としているのでちぐはぐ感は少なく、モノトーンコーデのアクセントに効果覿面です。かなり上級者向けではありますが、普段ミニマルなコーデを好む方にこそ効果の大きいテクです。
トピック2
ルーズなパンツにはルーズなトップスが好相性
程良いリラックス感が魅力となる『ディッキーズ』のハーフパンツ。タイトなトップスを合わせてパンツのルーズさを活かすのも良いですが、今回はあえて上下ともにルーズな着こなしをプッシュします。上下のルーズなシルエットがストリート感を強め、同時にリラックスした雰囲気も加味。とはいえ、ダボダボによる野暮ったさは回避したいところ。その点も踏まえてしっかり確認していきましょう。
上下ゆるめのアイテムにもかかわらず、野暮ったくなく上品な印象すら覚えるストリートスタイル。ポイントはモノトーンで打ち出した大人の雰囲気にあります。シックな空気を打ち出せるグレーなら、ストリートテイスト強めでも上品な仕上がりに。他にも、ブラックやネイビーなど落ち着いた色みであればまったく問題ありません。
こちらのコーディネートはトップスがビッグシャツであるということがキモ。いい大人にとって休日においてもマストアイテムであるシャツは、簡単に清潔感&きちんと感を打ち出せるのが長所。一点投入でも大人っぽく仕上げることが可能です。しかも、パンツとシャツが共地のセットアップなので一層上品。ベージュに黒を挿した色使いも大人な印象を発信しています。
こちらは、トップスこそビッグシルエットではありませんが、丈感に差を付けたレイヤードによりルーズ感を演出しています。キャップとシャツ、さらにはスニーカーのシュータンにまで計算された柄の統一感には、玄人の風格が漂います。こんなにおしゃれなパパなら、お子様もきっと自慢したくなることでしょう。
トピック3
派手めなトップスとも相性抜群。脱・カブリ計画!
『ディッキーズ』のハーフパンツはシルエットこそ特徴的ですが、デザインは意外にもシンプルさを基調としたものばかり。同ブランドのハーフパンツを、より楽しむなら存分にトップスで遊んでみましょう。
夏らしくアロハシャツを落とし込んだ大人ストリート。スケートシーンでも根強い人気を誇る『ディッキーズ』ですので、横ノリ感の強い着こなしにもマッチします。スリッポンのリラックスしたムードもよく似合います。
オレンジのスウェットで思い切り個性を演出。キャップもプラスして大人ストリートなテイストを醸しています。その一方、『ディッキーズ』のハーフパンツに加え、スニーカーもソックスもブラックで統一。下半身を引き締めることで大人っぽいバランスに調整しつつ、トップスの色味を引き立てたテクニックが見事です!
ミリタリーベストやフィッシングベストといったインパクトの強いベストが人気を集めていますが、そんなトップスとも『ディッキーズ』のハーフパンツは好相性。シンプルなパンツが全体として大人っぽい印象に調整してくれます。このコーディネートは、ヴィンテージ感のあるスウェットとミリタリーベストを重ねて個性を主張。パンツ、スニーカー、ハンチングを黒で揃えて引き締めています。
この記事の掲載アイテム一覧(全9商品)
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『ディッキーズ』 42283 13インチポケットワークショーツ
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『ディッキーズ』 ワイドイージーポケットワークハーフパンツ
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『ナノ・ユニバース』 別注 ハーフチノパンツ ソックスセット
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『ディッキーズ』 ショートパンツ
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『ナノ・ユニバース』 別注タックワイドショーツ
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『ディッキーズ』 オーバーサイズ ハーフパンツ
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『ディッキーズ』 ウーベンカーゴショートパンツ
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『ビームス』 別注ルーズ ポリエステル カーゴショーツ
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『ジェニュイン ディッキーズ』 T/Cツイル シェフショートパンツ
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