快適におしゃれを楽しもう。夏のオフィスカジュアルのすすめ

快適におしゃれを楽しもう。夏のオフィスカジュアルのすすめ

夏のオフィスカジュアルは難問。社風などでサジ加減も変わるので正解を導くのは困難ですが、意識すべき共通点もあります。軸となるアイテムや実例、Q&Aと共に詳しく解説!

平 格彦

2017.08.09

スーツ
夏の着こなし・コーディネート
21〜25度の服装
通勤

夏のオフィスカジュアルで意識すべき3つのこと

オフィスカジュアルの定義や許容範囲は、業種や職種、社風などによって変わります。つまり、絶対的な正解はないとうことです。ただし、同僚や取引先と顔を合わせる以上、意識すべき絶対的なポイントはあります。なかでも重要なのは以下の3点です。

会社の同僚であれ、クライアントであれ、相手を不快にさせない清潔感は不可欠です。定番でシンプルなアイテムを選べば問題ありませんが、ブルー系のカラーやホワイトのアイテムを効果的に取り入れられたら完璧。ヘアスタイルやひげを整えるといった最低限の身だしなみも忘れずにしましょう。

いくら自由な社風で社外の人と会わないといっても、社会人としてのきちんと見せる意識は大切です。大人の品格がある着こなしを実践することで、オンへのスイッチにもなりますし、周囲の目も変わるはずです。もしもTシャツ+短パンが仕事着になっている方も、後ほど紹介するアイテムを軸に取り入れてみてください。

オフィスカジュアルといっても幅が広いですが、せっかくの “カジュアル” なので、少し着崩したりはしたいところ。そんなときは、パンツの丈などでさりげなく適度な抜け感を演出するのがおすすめです。上品だけど、堅苦しくないバランスが理想的。

いまオフィスカジュアルに取り入れたいアイテム5選

清潔感やきちんと感があり、その一方で適度な抜け感も欲しい現在進行形のオフィスカジュアル。それにトライするのは難しそうに思うかもしれませんが、軸となるアイテムさえ揃えれば意外と簡単。まずは以下の5アイテムを提案します。

オフィスカジュアルがOKな社内で着用する必要はありませんが、会う相手や状況によっては“きちんと感” を高めたほうが良いケースも出てきます。そんなときのために、ジャケットを常備しておきましょう。裏地や芯地を省いたアンコン仕立てなら、通常のジャケットよりも軽い着心地で涼しく着られます。ネイビーなどの定番カラーを選んでおけば、どんな着こなしにもマッチします。

1枚でさまになるシャツを主役にすると、オフィスカジュアルが築きやすくなります。なかでも、ノータイでも首周りが決まりやすいボタンダウンカラーがおすすめ。レギュラーカラーに比べ、カジュアルなデザインなので適度なラフ感も演出できます。柄は無地かストライプ柄が基本。長袖を選んでおいて、状況によって袖を軽くまくるのがおすすめです。

半袖を着用する際は、ポロシャツが最適。長袖のシャツよりもくだけた印象になりますが、襟付きのポロシャツならだらしなく映ることはありません。ただしベーシックカラーの無地などのシンプルなデザインを選ぶこと。ポロシャツの定番生地であり、通気性にも優れる鹿の子地が着心地も良くおすすめです。

ビジネススタイルの王道パンツはスラックス。オフィスカジュアルでもそれは変わりませんが、真夏は少し堅苦しくて暑苦しい印象を与えかねません。そこで提案したいのが、アンクル丈などのやや短めなスラックスです。くるぶしが完全に見えなくても、足元に素肌がのぞく程度の長さでOK。涼感や抜け感が一気に高まります。アンクル丈は最近のトレンドですが、ビジネスシーンでも許容され始めていますので、いち早く取り入れてみてください。

オフィスカジュアルの定番パンツとしてベージュのチノパンを挙げる人も少なくありませんが、夏はベージュではなくネイビーがイチ押しです。なぜなら、ベージュの場合、汗をかいてぬれるとその部分が目立ってしまいますが、ダークなネイビーなら目立たないから。収縮色なので脚やせ効果も期待できますし、ネイビー特有の清潔感や品格も魅力です。ストレッチ素材を使ったスリムなシルエットが、着心地も良くてスマートにまとまるのでおすすめです。

定番も旬もこう着こなしたい。真似したいオフィスカジュアル

参考にしたい夏のオフィスカジュアルスタイルをご紹介。上記で紹介した今季的なアイテムはもちろんのこと、それ以外も上手く取り入れた着こなしをピックアップしました。

オフィスカジュアルの正統派ともいえるジャケパンスタイルがベース。ネイビーのジャケットにグレーのスラックスを合わせています。ただし、インナーのシャツでトレンドをプラス。スタンドカラーのシャツを選ぶことで、首周りをすっきり仕上げています。さらに足元も、ひも靴ではなくローファーを選んでカジュアルダウン。

今季人気のセットアップも◎。アンコンジャケットとアンクル丈のスラックスのセットアップは、この夏かなり充実しています。そこにポロシャツやシャツ、カットソーを合わせるだけでオフィスカジュアルが完成。すべてをブルー系のアイテムを揃えると、清潔感、きちんと感、抜け感を兼備するスタイリッシュな着こなしが簡単に作れます。

こちらもセットアップスタイル。インナーにTシャツを用いたややラフな着こなしですが、ベストを挟み込んだスリピース風のコーディネートで大人なムードを高めています。足元に革靴を合わせると引き締まりますが、ここではあえてスニーカーを合わせて抜け感を増量。サジ加減を調整しながら楽しめるのもオフィスカジュアルの魅力です。

一見するとスーツのジャケットを脱いだだけの着こなしに見えますが、スラックスの丈感が絶妙。足元に素肌がのぞくだけで、清涼感や抜け感を演出でき、軽妙洒脱なイメージに仕上げることができます。編み込み素材のベルトを使用することで、腰周りを適度にカジュアルダウンしている点もポイント!

涼感があって通気性にも優れるリネン素材は、夏にぴったり。素材がカジュアルなので、デザインはシンプルで上品なタイプを選ぶのが原則です。ここでは、襟元がすっきり映るカッタウェイ仕様をセレクト。ダークなスラックスで引き締めているのも巧妙です。

スーツスタイルではあまり使用されないネイビーのシャツを選ぶと、新鮮なオフィスカジュアルコーデに仕上がります。定番的なパンツであれば何でも似合いますが、あえてネイビーのチノパンを合わせて全身をワントーンでまとめるとクール。落ち着きと清潔感も備えたスタイルが簡単に築けます。

ボタンダウンカラーのポロシャツは、オフィスカジュアルにぴったりの上品なムードが魅力。実は無地ではなく市松模樣ですが、控えめな柄なので品良くまとまっています。やや短めのスラックスを合わせれば、今どきな夏のオフィスカジュアルが完成。

ホワイトのポロシャツを使ったオフィスカジュアルの好例。スラックスとシューズをダークにまとめることで引き締め、クールなコーディネートに導いています。飾り気のないシンプルなスタイルだからこそ、ポロシャツのボタンがアクセントとして絶妙に効いています。

夏のオフィスカジュアルに関するQ&A

最後に、夏のオフィスカジュアルに関する疑問を一気に解消!! 代表的な5つの質問をピックアップしました。

着こなしが難しく、長袖のほうがおしゃれに見える可能性が高いのは確か。涼しいのでアメリカ人は半袖のシャツを好み、子供っぽく見えるのでヨーロッパ人は半袖シャツを避けるというのが通説ですが、ここは日本なので気をつけて着こなせば活用できます。気をつけたいのは、カジュアルで子供っぽく見えないようにするということ。シンプルなデザインを選ぶのが大前提です。オフィス仕様に仕上げるために、シャツの裾をタックインしたり、タイを締めたりすれば万全。最近は鹿の子生地を使った半袖シャツも多いので、そんなアイテムをポロシャツ感覚で着こなすのもおすすめです。

結論からいえば、裾を出すことを想定したシャツならOKです。スーツなどのインナーとして着用するためのシャツはタックインが前提。動いても裾が出ないよう、着丈が長く設定されています。そうしたシャツの裾を出して着用していたら不格好に映ることもあるでしょうが、裾を出すことを想定したシャツは長すぎないレングスに設定されているので、スタイリッシュにまとまります。裾を出しても入れても着用できるような丈感も増えていますので、実際に試してバランスを確認してみてください。また、裾を出したほうがカジュアルなのも事実なので、それを念頭において着こなしましょう!

シャツの下着が透けている人に対してどういったイメージをお持ちでしょうか。なかには、よくない印象を抱く方もいるはず。ですから、透けて見える状態はできるかぎり避けるべきです。最も簡単な方法はダークトーンのシャツを選ぶこと。オフィスカジュアルであれば、ダークネイビーのシャツを選ぶと良いでしょう。定番カラーのホワイトやサックスブルーはどうしても透けがちなので、そんなときは透けないインナーを選ぶのが鉄則です。イチ押しは、肌に近いカラー。フチのラインが目立たない機能的なインナーも増えているので、これらを活用して、快適な夏を過ごしたいですね。

インナーを活用することである程度は分散できますが、脇汗は夏の大問題。汗染みは清潔感を大きく損うので、しっかりとした対策が必要です。1つのアプローチは、汗そのものを制するという考え方。そのためには、制汗剤や脇汗用パッドを活用するのが得策です。もう1つのアプローチは、汗染みを目立たなくするという考え方。この場合は、ホワイトやダークネイビーのシャツを選べばOKです。爽快なサックスブルーは、汗染みという観点で見るとかなり目立つので、脇汗をかきやすい人はホワイトかダークネイビーのシャツを選ぶのが賢明です。

基本的には品位ある革靴を選ぶのがベターですが、スニーカーが許されるオフィスやシーンもあります。業種や職種、社風、上司の意向などにも左右されますので、事前に確認したほうが良いのですが、シンプルなスニーカーなら許容範囲という職場も増えています。

その場合のスニーカーは、シンプルで大人っぽいタイプを選ぶのがおすすめ。落ち着きあるモノトーンがイチ押しです。さらに、スリッポンタイプは革靴に近い印象を与えますので、大人っぽくまとまりやすい利点があります。しかもスリッポン型の中には、かかとを踏んでサンダル感覚で使えるものも。社内履きとしても活用できるので、使い方によってはかなり重宝します。

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