
ダウンベストは秋冬スタイルの救世主。体温調整に便利な1着で着こなしの幅を広げよう
防寒性こそダウンジャケットには及びませんが、体温調整のしやすさや着回しやすさなど多くの利点を持つダウンベスト。上手く使いこなせば秋冬コーデをより一層楽しめます!
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袖がないから使いやすい。ダウンベストで秋冬の装いを攻略しよう
秋冬シーズンに欠かせないアイテムといえばダウンアウター。単純な暖かさでいえばやはりダウンジャケットが最強ですが、長く着こなすという観点で見ればダウンベストがイチ押しです。防寒性ではジャケットには一歩劣りますが、袖がないぶん体温調整しやすいうえ、レイヤードも自由自在。着こなし次第で秋口から春先までロングスパンで使えるので、費用対効果がかなり高いんです!
アウターorインナー。ダウンベストをどう着こなすか考える
アウターとして着用できるのはもとより、モデルによってはインナーとしても活用できるのがダウンベストの強み。メイン使いを想定するのであれば保温性がある程度高いモデルが良いでしょうし、インナーとして活用するなら薄手で重ねやすい1着に照準を定めるのが正解といえます。このあたりは、自身のスタイルに合わせてチョイスすると良いでしょう。いずれにせよ“袖なし”のすっきりしたデザインのおかげでさまざまなアイテムと組み合わせられるので、秋冬コーデの振り幅を広げるうえで大きく役立ってくれるに違いありません。
オールラウンドに使えるダウンベスト。参考にしたいコーデ例をご紹介
まずは、ファッショニスタたちがダウンベストをどう攻略しているかをチェック! メイン使いしたアウターコーデと脇役使いしたインナーコーデ、どちらもご紹介していきます。自身の手持ち服を考慮しつつ、どのように取り入れるかイメージしていってください。
コーデ1
立体感たっぷりに装ったレイヤード巧者
ボーダーTにバーズアイ柄のカーディガン、そして無地ダウンベストという多重レイヤード。ガラッとデザインが異なるアイテムを重ねることによって、立体感ある装いに仕上げています。カーデとベストをグリーンで連動させ、一体感もしっかりとキープ。レイヤード感が際立つように、ボトムス&シューズはシンプルに徹しています。
コーデ2
サイジングの妙でモノトーンスタイルにリラックス感を
本来はクールなイメージの強いモノトーンスタイル。ですが、こちらの着こなしはダウンベストもボトムスもゆったりボリューミーなものを選んでいるので、程良くリラックスムードを感じさせます。上下でトーンにコントラストをつけて、重たく見えないように配慮しているのもカギ。ローファーでの格上げも心ニクい要素です。
コーデ3
スポーティなスタイルにダウンで季節感をプラス
スウェットにハイテクスニーカーなど、スポーティなアイテムを駆使した着こなし。そこに、ブラウンカラーのダウンベストを投入し、季節感も上手に落とし込んでいます。ダウンベスト自体もアクティブ感のあるワードローブなので、マッチングは良好。スウェット&ベストとも無地を選べば、大人っぽさも確保できます。
コーデ4
淡色中心でまとめて軽やかにコーデメイク
ボリュームのあるダウンウェアを使ったコーデは、一歩間違えると重たく見えがち。ただし、袖なしのダウンベストならそのリスクを低減できます。しかも、こちらのコーディネートは淡色中心でコーデすることで、より軽やかな印象に! ヨークの切り替えが適度なアクセントとなっています。
コーデ5
ミニマルな色使いでアウトドアスタイルを都会的に料理
フリースブルゾンにダウンベスト、ボトムスはコーデュロイパンツというアウトドア感強めのコーディネート。しかしながら、シックなカラーリングを意識することで、山男っぽく見えないようにコントロールしています。ベストとスニーカーを明るめのグレーで同調させ、トーンアップを図っているのもお見事!
コーデ6
鮮烈なダウンベストがアイキャッチに
カットソー×デニムのシンプルコーデにダウンベストをさらり。使っているアイテム数こそ最小限ではありますが、ダウンベストが鮮烈なカラーリングなので主張ある着こなしに帰結しています。ベストが引き立つように、それ以外のアイテムをモノトーンでまとめているのが頭脳的です。
コーデ7
薄手のインナーダウンならジャケットともマッチ
量感を抑えたインナーダウンであれば、テーラードジャケットのミドラーとしても活用可。暖かさを確保できるのはもちろんのこと、さりげないスタイルポイントとしても役割を果たしてくれます。ボトムスはスラックスを持ってくるのが王道ですが、こんな風にジーンズを持ってきて気負わないジャケットコーデに仕上げるのも洒脱で良いですね。
コーデ8
ベストのチラ見せでひとさじのアウトドア感を加味
カーディガン&カットソーの間に、キルトブロックのインナーダウンをサンドウィッチ。ベーシックなカジュアルスタイルに、ほんのりと旬なアウトドアテイストを落とし込んでいます。ベスト以外のトップス2点が同系色なので、視覚効果でその存在感が一層鮮明に!
コーデ9
トラッド×カジュアルのクロスオーバー
ステンカラーコートを主役に据えることでトラッドな雰囲気を創出しつつ、インナーダウンやジーンズ、『コンバース』のスニーカーといったカジュアルなアイテムでドレスダウン。今っぽいテイストMIXコーデを作り上げています。なお、中にタートルネックを合わせる場合は、このようなノーカラータイプのダウンベストを選ぶのが鉄則です。
コーデ10
セットアップと合わせればビジネスシーンにも対応
ブラックやネイビーといった、落ち着いたカラーのインナーダウンならオンタイムのスマートカジュアルにも対応。ご覧の通り、セットアップスタイルとも難なく調和してくれます。ちなみに、シューズやバッグといった小物類とベストの色を揃えてあげると、よりこなれ感ある装いに。あるいは、セットアップとカラーを合わせるのも手です。
コーデ11
アーバンアウトドアな装いは主張しすぎない色使いがキモ
ダウンベストと並び、アウトドアウェアの象徴であるマウンテンパーカーとの重ね着。その相性の良さは言わずもがなです。色使いによっては“山感”が色濃くなってしまうコンビですが、このようにダークトーンを基調にすれば都会的に仕上げられます。良い意味で機能的すぎない、ゆったりとしたシルエットバランスも街っぽくて◎。
タイプ別に厳選。今季イチ押しのダウンベストブランド12選
ここからは今季リリースされている良作ダウンベストにフォーカス。こちらも着こなしと同様に、アウター向け・インナー向けそれぞれのカテゴリで見ていきましょう。
掲載アイテムを比較!
ダウンベストの人気ランキング
これから紹介する商品を、ひと足お先に人気順で披露。アイテム名をクリックすると記事内の掲載箇所に移動します。
▼アウター向けは“程良く肉厚”がキーポイント
メインアイテムとして想定するなら、防寒性も考慮して適度に肉厚感あるモデルを選ぶのがベター。羽毛の充填量が少ないダウンベストだと、やや保温性に難ありなので注意しましょう。ここで推奨する品々は、どれも防寒性抜群。秋に着る場合には、カットソーやシャツなど薄手のインナーを着ることで調整しましょう。
ブランド1
『ザ・ノース・フェイス』ヌプシベスト
ブランドを代表する大ヒットダウン「ヌプシジャケット」のベストバージョン。2022年にはサイズが見直され、よりゆったりとしたシルエットへとアップデートされています。表地には撥水加工のリップストップナイロンが起用され、多少の雨であれば濡れても問題ナシ。環境に配慮し、中綿にはサステナブルなリサイクルダウンを使用しています。
ブランド2
『タトラス』ポセイドーネ
『タトラス』のロングセラーモデルとして知られる「ポセイドーネ」は、品行方正な質感の撥水ナイロンタフタを表地に駆使。すらっとタイトなシルエットも相まって、実にスマートな顔立ちです。一方、最上級のポーランド産ホワイトグースダウンを惜しみなく用いることで、高次な防寒性も確保。真冬でも主力アウターとして活躍します。
ブランド3
『ロッキーマウンテン フェザーベッド』クリスティベスト
本革製のショルダーヨークに襟のリアルムートンなど、オーセンティックなディテールが目を引く今作。さらに、表地&裏地にはヴィンテージさながらの風合い豊かなナイロンタフタが取り入れられていて、着込むほどに味が深まっていきます。中にはヨーロッパ産の撥水ダウンを充填しており、濡れた場合でもしっかりと暖かさをキープ!
ブランド4
『エルエルビーン』ビーンズ・トレイル・モデル・ダウン・ベスト '82
1982年にリリースされた名作ダウンベストをリバイバル。当時のクラシカルなルックスはそのままに、機能性をアップデートしています。表地には耐久撥水加工を施したリサイクルポリエステル素材を使用。そしてフィリングには、耐水性・軽量性・復元力を備えたブランドオリジナルのダウンテックダウンを抜擢しています。
ブランド5
『シエラデザインズ』×『ビームスプラス』別注 リバーシブル ダウンベスト
『シエラデザインズ』の代表作として知られる「シエラベスト」をベースとして、使い勝手良好なリバーシブル仕様へとアレンジ。オレンジ側には艶やかなポリエステルタフタ、グリーン側にはタフなリップストップクロスが使われています。どちらも発色の良いカラーなので、着こなしの挿し色として活躍してくれること請け合い。シルエットはややゆるめで、多彩なインナーと重ねられます。
ブランド6
『エカル』ALスタンドダウンベスト
世界的なダウンサプライヤーである米国・アライド社の650フィルパワーダウンを、ネック部分までたっぷりと充填! ボリューミーなシルエットで、今どきのワイドシルエットなコーデとは相性抜群です。フロントがダブルジップとなっていたり、裾にドローコードがついていたりと、自分好みにニュアンスがつけやすい点も高評価です。
▼インナー使いなら薄手のダウンベストを!
当然ですが厚手のダウンベストだとインナー使いには不向き。ゆったりしたアウターであれば多少厚みがあっても下に重ねられますが、基本的にはボリュームを抑えた薄手モデルを選んだ方が良いでしょう。ちなみに、暖かい日にはサラッと羽織ってアウター使いすることも可。携行性に秀でるというのも大きな美点です。
ブランド7
『タイオン』ミリタリークルーネックダウンベスト
ひょうたんキルトのリップストップクロスや重厚感あるメタルボタンといった、ミリタリーディテールが印象深いモデル。重ね着しやすいよう、両脇にボタンスリットをあしらっているのもこだわりです。上質な800フィルパワーダウンを使っているのも魅力のひとつで、薄手ながら暖かさは見た目以上。しかも、家庭洗濯に対応していてイージーケアです。
ブランド8
『ダントン』メンズ クルーネック インナーダウン ベスト
胸元に入るロゴマークがさりげないアクセントとなった、ブランド定番の逸品。やや細身のシルエット&短めの着丈も特徴で、アウターの下にジャストで収まってくれます。表地にはしなやかなタッチの高密度ナイロンタフタをチョイス。専用のスタッフサックに入れて持ち運べるため、旅やアウトドアのお供にもぴったりです。
ブランド9
『ナンガ』インナーダウンベスト
表地&羽毛ともにリサイクル素材を有効活用した、エコフレンドリーなベスト。極薄のナイロン生地で仕立てているため、ダウンの温もりをダイレクトに感じられます。さらに、ジャケットスタイルと相性が良いVネック仕様もポイントで、ビジネスシーンでも役立ってくれそうです。気温の高い日には上着としても使えるよう、胸元&サイドにはポケットをセッティング。
ブランド10
『アウトドアプロダクツ』インナーダウンベスト
洗練顔なグレーのインナーダウンベストは、きれいめのスタイリングにも合わせやすいアイテム。余計なボリュームをそぎ落としているため、細身のアウターにも差し込めます。ウォータプルーフ加工の表地に700フィルパワーのダウンを組み合わせた、本格的な作りでも大人を魅了。パッカブルタイプの1着なので、カバンに入れての持ち運びもOKです。
ブランド11
『マーガレット ハウエル』×『ミズノ』スーパーライトウェイト ナイロンポプリン
モダンクラシックなデザインで人気を集める英国ブランドと、日本屈指の実力派スポーツブランドによるジョイントワーク。表地の超軽量撥水ナイロンはマットな質感で、シックな雰囲気を感じさせてくれます。高品質な天然羽毛を充填しており、着心地に関しても折り紙付き! シルエットはインナーダウンの中ではややゆったりめの設定です。
ブランド12
『グラミチ』×『タイオン』×『ビームス』別注 ダウンベスト
『タイオン』の定番ベストをデザインベースとして、『ビームス』が独自にアレンジ。フロントのダブルジップや裾のドローコードは、通常モデルには見られない特別なディテールです。表地には『グラミチ』が『タイオン』と共同で開発した高密度リップストップナイロンをピックアップ。独特なムラ感があり、着こなしに変化を生み出してくれます。800フィルパワーの羽毛を充填し、保温性も十分!
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『ザ・ノース・フェイス』 ヌプシベスト
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『タトラス』 ポセイドーネ
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『ロッキーマウンテン フェザーベッド』 クリスティベスト
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『エルエルビーン』 ビーンズ・トレイル・モデル・ダウン・ベスト '82
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『シエラデザインズ』×『ビームスプラス』 別注 リバーシブル ダウンベスト
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『エカル』 ALスタンドダウンベスト
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『タイオン』 ミリタリークルーネックダウンベスト
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『ダントン』 メンズ クルーネック インナーダウン ベスト
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『ナンガ』 インナーダウンベスト
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『アウトドアプロダクツ』 インナーダウンベスト
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『マーガレット ハウエル』×『ミズノ』 スーパーライトウェイト ナイロンポプリン
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『グラミチ』×『タイオン』×『ビームス』 別注 ダウンベスト
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