
ツイードジャケットで装いに温もりを。今季選ぶならこの10ブランドから
ジャケットで季節感を演出するなら、ツイードジャケットを選ぶのがおすすめ。その特徴から与える印象、さらにはおすすめのブランドまでをご紹介します。
温かみのある生地が季節感を演出。冬コーデにツイードジャケットを
そもそもツイードは、スコットランドの労働者の作業服・普段着用の素材として登場したもの。手紡ぎの太い羊毛を平織りか綾織りでざっくりと織り上げた生地を指します。保温性もさることながら優れた耐久性を備え、着れば着るほど風合いがまして味わいが出てくるのが最大の特徴。それゆえにヨーロッパでは親子3代でツイードジャケットを受け継いでいる家庭があるほどなんです。
ハンティングや乗馬といったスポーツを興じる際に使用され、英国発祥のカントリージャケットがルーツになっているツイードジャケット。ざっくりと織り上げられた粗野な生地でいてきちんと感のあるデザインなので、上品さと男っぽい雰囲気を両立できるんです。スラックスで上品さをさらに高めても良し、武骨なボトムスで男っぽさも高めても良し。意外とスタイリングの幅も広いので、ワードローブに1着あると重宝します。
こちらはビジカジスタイルで取り入れた好例。温かみのある生地が季節感をプラスするのはもちろん、こなれたムードも演出してくれます。インナーはシャツのほか、タートルネックニットを合わせるのもおすすめです。
今っぽくおしゃれに着るには、どんなタイプを選ぶべき?
ツイードジャケットはクラシカルな雰囲気が魅力である一方で、ともするとおじさんっぽく見えてしまうことも。着こなしによってそれを回避できますが、初心者にはハードルが高いですよね。ツイードジャケットに初挑戦という人は、どんなスタイリングにも溶け込みやすい無地に近い1着を選ぶのがベター。また、ビジネスで取り入れるなら細身を、今どき感を演出するならオーバーサイズをチョイスするのがおすすめです。
人気ブランドから厳選。ツイードジャケットの指名買いリスト
ざっくりと織られたツイードはもちろん、最近は軽い着心地やストレッチ入りなどの機能性を備えたツイードも増えています。以下ではさまざまなツイードジャケットをピックアップ。自分が求める1着がきっと見つかるはずです。
ブランド1
『ジャーナル スタンダード レリューム』
手洗い可能なイージーケア対応のテック素材を用いたツイードジャケット。今どきなややオーバーサイズなシルエットにパッチポケットと、ジャケットながらカジュアルに着られる1着となっています。また、ふんわりとした生地感は肌触りも良く着心地も軽いためストレスなく取り入れることができるはず。オンでもオフでも活躍してくれること請け合いです。
ブランド2
『ビームス プラス』
『ハリスツイード』のフェザーウェイトと呼ばれる軽量のツイードを使った1着。低めに設定したゴージラインやハーフライニング、アメリカのスポーツコートを意識したやや前振りの袖など、クラシックと現代的な要素をMIXしたデザインが特徴です。オンからオフまで、幅広いシーンや着こなしで重宝すること請け合い。
ブランド3
『トゥモローランド』
8.5cmある迫力満点のワイドラペルが大人の貫禄を演出。英国調の雰囲気がありながらもイタリアのツヤっぽさも感じさせる、イタリアの老舗『ラニフィシオ ディ プレイ』のロングセラーであるラグジュアリーツイードが使われています。芯地や肩パッドが薄く改良されているため、構築的なシルエットながらも軽快で快適な着心地に。
ブランド4
『マッキントッシュフィロソフィー』
表側はウールながら、裏側に吸湿発熱効果のある機能糸を使った二重構造のツイードを使用。パッと見は英国らしいツイードですが、衣類内の水分を吸収して発熱してくれる冬にうれしい機能を装備しています。ドライビングジャケットからインスピレーションを得たデザインも特徴で、さまざまなポケットを搭載して実用性にも長けた1着に。
ブランド5
『ブラクトメント』
『グリーンレーベル リラクシング』から派生したレーベル『ブラクトメント』からの1枚は、クラシカルなダブルブレスト。程良いドロップ感のあるパターンがかっちりとしすぎず、適度にカジュアルさを醸し出しています。ニットなどをかませてシックにキメるのも良いですし、スウェットやカットソーなどと合わせてラフにキメるのもアリですね。
ブランド6
『トローブ』
オリジナルのウールテキスタイルを使用した2つボタンジャケット。タテ糸に英国羊毛、ヨコ糸にメリノウールを用いた生地は実に表情豊かです。ツイードながらションヘル織り機でゆっくりと織り上げているため、ニットのような柔らかさを実現。他にも、防風性の高いコットンキュプラの裏地や本水牛ボタンなどこだわりに溢れています。
ブランド7
『アー・ペー・セー』
ハリスツイード、シェットランドツイードと並び、世界三大ツイードといわれているドニゴールツイードのジャケット。オーセンティックながら表面のネップが奥行きや暖かみを感じさせます。『アー・ペー・セー』らしい、無駄のない洗練されたデザインはどの着こなしともマッチするでしょう。
ブランド8
『Jプレス』
ツイードを気軽に楽しめるよう軽量なマナード糸を使い、さらにシルクをMIXしているのがポイント。なめらかな風合いとクリアな表面感のおかげで、ツイードながらもモダンな印象を与えます。エアテーラリングによるアンコン仕立てで、より軽やかな着心地が楽しめるところも特筆すべき点。
ブランド9
『wjk』
天然繊維の織物を得意とするイタリア・カベルニ社のツイードは、通常のウールよりも軽く、ナチュラルなストレッチ入りなのが特徴。細身シルエットながらも着心地が良く、スマートに着こなせるのも魅力のモデルです。ブランドの刻印入りのホーンボタンは、水牛の角から削り出した日本製で、さりげない高級感を演出してくれますよ。
ブランド10
『ブルックスブラザーズ』
ツイードというとウールを使ったものがほとんどですが、こちらはシルクとリネンを加え独特な光沢感を表現したヴィンテージ風のツイード生地を使用。クラシカルなヘリンボーン柄を暖かみのあるオレンジ系にすることでモダンな印象を与えます。裏地や芯地、肩パッドなどを最小限に抑え、軽い着心地を実現しているところもポイントです。
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『ビームス プラス』 ハリスツイード 3B ジャケット
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『マッキントッシュフィロソフィー』 HEAT TWEED コンバーチブルカラー ジャケット
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『トローブ』 メリノ ツイード ジャケット
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『Jプレス』 マナードシルクホームスパン ジャケット
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