
何が人気? 新作は?? 定番スニーカーブランドからおすすめ30モデルを厳選
スニーカー好きの大人におすすめしたいモデルをピックアップ。人気ブランドの定番はもちろん、新作や注目作も合わせてご紹介します。10ブランド、全30足は必見です!
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
大人の日常着にハマるスニーカーは、人気ブランドから探すのが近道
歩きやすいシューズ・服装を推進するスポーツ庁のプロジェクト「FUN+WALK PROJECT」が浸透したこともあり、スニーカーはますます身近なアイテムになりました。大人の休日スタイルはもちろん、クールビズの季節などにはビジネスシーンでも積極的に取り入れたいものです。
そんなビジネスをはじめとしたシーンでは当然ベーシックなモデルが好相性であるとはいえ、せっかくスニーカーを買うのなら旬なデザインも気になりますよね。ここ最近では、トレンドとして1990年代リバイバルが継続し、当時の人気モデルが次々と復刻。さらにボリューミーなシルエットが特徴的なダッドシューズのブームも相まって、1990年代に流行したようなデザインが豊富にラインアップされています。
このような要素を備えたスニーカーが欲しいなら、やはり人気ブランドからリサーチするのが近道というものです。鉄板から旬モデルまでいろいろ揃うので、まずは各ブランドの定番と最新モデルからお気に入りを見つけましょう。
人気スニーカーブランドのおすすめモデル30選
では早速、人気のスニーカーブランドをピックアップし、その定番モデルや最新作のおすすめをご紹介! さらに、スニーカーの専門家である南井さんがそれぞれのモデルについてレビューしてくれました。ぜひ購入時の参考にしてみてください。
レビューしてくれたファッションのプロ
ブランド内部のこともよく知るスニーカーの専門家
ライター
南井 正弘さん
スポーツブランドのプロダクト担当として10年勤務した後、ライターに転身。「フイナム」「価格.comマガジン」をはじめとするWEBマガジンや雑誌などでスポーツシューズやスポーツアパレルに関する記事を執筆している。主な著書に『人は何歳まで走れるのか?』(集英社刊)など。
▼ブランド1:『ナイキ』
1990年代に起こったハイテクスニーカーブームをけん引し、多くの名作を次々と生み出してきた『ナイキ』。ここ最近では、豊富なアーカイブに最新のテクノロジーをMIXさせた復刻モデルを多く展開しています。そんな新旧を織り交ぜた懐かしくも新しいモデルを充実させながら、革新的なアイテムもスタンバイ。スニーカーをリサーチするなら必見のブランドといえるでしょう。
掲載アイテムを比較!
スニーカーの人気ランキング
これから紹介する商品を、ひと足お先に人気順で披露。アイテム名をクリックすると記事内の掲載箇所に移動します。
アイテム1
ナイキ エア マックス 90
1987年に世界で初めて“見えるエアユニット”をソールに搭載して登場した「エアマックス1」の後継モデルとして、1990年に発売。その完成度の高いデザインから今なお世界中で愛されていて、人気ブランドやセレクトショップの別注によるアレンジモデルも数多く発表されています。
アイテム2
エア フォース 1
バスケットボールシューズとして1982年に誕生し、NBAではモーゼス・マローン氏をはじめとするスタープレイヤーが愛用したことでも知られる「エア フォース 1」。1990年代にはヒップホップ界の多くの人気アーティストたちが愛用したことから、ストリートシーンでも絶大な支持を獲得しています。そして今や人気ファッションブランドとの別注モデルやゴアテックス仕様などさまざまなバージョンが豊富にラインアップ。カジュアルスタイルには欠かせないスニーカーのひとつとして君臨しています。
アイテム3
スペース ヒッピー 04
“デザインと廃棄物の活用の両立を目指して、ゴミを美しいものに変える”という『ナイキ』の取り組みを具現化し、今注目を浴びるサステナブルシューズの先駆けとなった「スペース ヒッピー 04」。本作は全体重量の25%以上リサイクル素材を採用し、アッパーにはペットボトルや糸の廃棄物からリサイクルした素材を約85%使用しているのが特徴。さらにソールには、他のシューズをリサイクルして作る素材ナイキ グラインドと複数のフォームをMIXし、エコと快適な履き心地の両立を実現しています。
南井
『ナイキ』は以前から、不要になった靴を陸上トラックやバスケットボールコートへと生まれ変わらせる取り組みを行っていますが、新たなシューズへリサイクルするプロジェクトとして誕生したのが「スペース ヒッピー」です。私自身もグレーを購入しましたが、開発コンセプトはもちろん、存在感あるデザインも気に入っています。
▼ブランド2:『アディダス』
ドイツの地で1940年代に創業した老舗『アディダス』。名作「スタンスミス」をはじめ、元々競技用シューズでありながら、洗練されたデザインからデイリーアイテムとして支持を獲得するモデルを多数リリースしています。最近ではラッパーのカニエ・ウエスト氏をプロデューサーに迎えた「ブースト」シリーズや「NMD」など、一層ワールドワイドにファッションとの結び付きを強めています。
アイテム4
スタンスミス
伝説のテニスプレイヤー、スタン・スミス氏の名を冠する「スタンスミス」は、1970年代のテニスコートで一世を風靡しました。余分なギミックを排したシンプルなデザインであることから、メンズ&レディースを問わず、さらにカジュアルからきれいめまでどんなスタイルにもマッチするので、スニーカー初心者の入門モデルとしてもおすすめです。また、2024年までにリサイクルポリエステルのみの使用に切り替えるという取り組みに合わせて素材をリニューアル。完全ヴィーガン仕様となっています。
南井
スニーカー業界を代表するロングセラー。個人的にも、履きつぶした数がわからないほど愛用してきました。以前のアッパーは厚手の天然皮革で履きならす必要がありましたが、現在は人工皮革で買ったその日から履きやすい着用感。水にも強いので、雨の日でも気にせず履いています。
アイテム5
スーパースター
ブランドを代表するといっても過言でない、まさに『アディダス』が誇るアイコニックなシューズのひとつ「スーパースター」。1970年に史上初のオールレザーを採用したローカットのバスケットシューズとして登場し、1980年代にはアーティストのランDMCが愛用していたことで、ヒップホップシーンからブレイクした名品です。近年では『アディダス』のモダンソールテクノロジーであるブーストによって履き心地をアップデートさせたモデルや、スケートボーディング仕様などさまざまなバージョンが続々と発売。老若男女を問わずに高い人気を獲得しています。
南井
「スタンスミス」が洗練されたイメージなのに対し、こちらの「スーパースター」は少し武骨。シェルトップと呼ばれるラバー製のトゥガードは、機能面だけでなく足元のアクセントとしても効いています。さまざまなカラバリが登場していますが、個人的にはホワイト×ブラック、ブラック×ホワイトがお気に入りです。
アイテム6
アディゼロ プライム X
比類なきフィット感で数々の受賞歴や結果を積み重ねてきた「アディゼロ」は、1秒でも速いベストタイムを目指す日本人ランナー向けのシリーズ。その中でも、『アディダス』の技術革新を象徴するアイコニックなモデルが「アディゼロ プライム X」です。パーツごとに硬さを調整した5本骨状カーボンバー「エナジーロッド」、クッション性・反発性・弾力性・軽量性をハイレベルに兼ね備える低密度高反発ミッドソール「ライトストライク プロ」などを搭載し、テクノロジーの相乗効果で爆発的な推進力を生み出します。
▼ブランド3:『ニューバランス』
『ニューバランス』はアメリカのボストンで、アーチサポートインソールのメーカーとして創業しました。1960年代には偏平足の治療に使用する矯正靴を開発するなど、医療機器メーカーとしてのテクノロジーとクラフトマンシップをバックボーンにしたシューズ作りが魅力。足に最適なフィッティングやクッショニングを常に追求し続けています。
アイテム7
CM996
オンロード用のランニングシューズとして1982年に誕生した「990」、1986年に誕生した「995」に次いで「99X」シリーズの3代目として1988年に登場したのが「M996」です。こちらの「CM996」は「M996」のライフスタイルモデルで、より身近な存在となりました。アッパーは通気性の高いナイロンメッシュと上質なスエードで構成され、タフさと品の良さを併せ持っています。そして、ソールには衝撃吸収性に優れたEVA素材を採用。その完成度の高いデザインと機能性から、ランニングシーンはもちろんファッションシーンでも不動の地位を築いているのはご存じの人も多いでしょう。
南井
「996」はグレーやネイビーが定番ですが、我々世代の憧れはスムースレザーのレッド。1990年代にアメリカの「フットロッカー」などで限定発売されていたんです。渋カジの総本山的な存在だった「ラブラドールレトリバー」で輸入品が即完売していたのは懐かしい思い出。最近の復刻モデルは価格設定も含め、入手しやすいのが良いですね。
アイテム8
M1906R
2009年に登場しながら、『ニューバランス』の創業年である「1906」を冠した象徴的ハイパフォーマンスランニングシューズ「1906」をリバイバル。2020年に復刻した「2002R」と同じく、高い衝撃吸収性と反発性を備えたハイスペックソールを採用してアップデートも図っています。「Nロゴ」と連動しつつサドル部のサポート性を高める「Nロック」や、TPU素材を使った「ヒールサポート」など、機能的な意味もある細かいオーバーレイが個性的なルックスの秘密です。
南井
「2002」が復刻されたときもマニアックな品番をピックアップするなぁと思いましたが、今回の「1906」はそれ以上。最近の『ニューバランス』らしい“攻めの姿勢”が感じられます。伝統・洗練・ベーシックといったイメージを打破するデザインは、足元のハズしとしてぴったり! ちなみに同じような姿勢が感じられるモデルとしては、ビッグNロゴの「327」も象徴的です。
アイテム9
OU576 ANN
オフロードシリーズである500番台から登場の「576」は、1988年に発表されたモデル。定番人気の「574」と似たルックスですが、より上質な素材が採用されています。紹介の1足は生誕35周年を記念したリバイバルモデルで、誕生当時のカラーやパターンを忠実に再現。素材には履き込むほどに味が深まるハイクオリティなピッグスキンが用いられています。また、UKメイドならではの質実剛健な仕立ても魅力的な要素といえるでしょう。
▼ブランド4:『リーボック』
1980年代のフィットネスシューズブームや1990年代のハイテクスニーカーブームなど、これまでに起こったスニーカームーブメントを常にフロントラインからけん引してきた『リーボック』。近年は「DMX」などの1990年代に開発されたシューズテクノロジーを搭載したビッグシルエットモデルを多数投入して、再び旬ブランドとして復権を果たしています。
アイテム10
インスタポンプフューリー OG
1990年代のハイテクスニーカーブームを引き起こした伝説のモデルといえるのが、1994年に発売された「インスタポンプフューリー」。その後、同モデルをベースに「フューリーロード」などさまざまな派生モデルが登場しましたが、『リーボック』の根幹ともいえるアイコニックモデルとしてやはり「インスタポンプフューリー」は押さえておきたいところ。25周年記念の復刻モデルには今でも高額プレ値が付けられているという事実からも、その魅力は衰えていないことがうかがえます。
南井
リーボックジャパンに勤務していた1993年に、実は私が日本向けの発注数量を決めたんです。個人的にはアグレッシブなデザインに惹かれましたが、発売された1994年には売れませんでした。しかし、翌年の1995年には『ナイキ』の「エアマックス95」とともにハイテクスニーカーをリードする存在に。この大胆なデザインのシューズが、今でも売れ続けていることに驚きです。
アイテム11
デイトナ ディーエムエックス
1990年代に『リーボック』が開発した「DMX ムービング・エア・テクノロジー」を搭載して2000年に発売された「デイトナ ディーエムエックス」の復刻モデル。ボリューミーなフォルムと流線型を描くような当時ならではのデザインが評価され、今再び多くのファンを獲得しています。
アイテム12
クラシックレザー
ハイテクシューズのイメージが強い『リーボック』ですが、ローテクモデルでも数多くの名作を世に送り出しています。例えば、1983年にリリースされたランニングシューズ「クラシックレザー」はその代表格。ナイロンやメッシュなどが使われることが多かった当時のランニングモデルにおいて、上質感ある表革を使った今作は異色ともいえる存在でした。すっきり細身のラストを使用していることも相まって、大人めのコーデとも相性抜群。きれいめ派の良き相棒となってくれるはずです。クッションの効いたミッドソールを使っており、レトロ顔ながら履き心地も良好!
▼ブランド5:『ヴァンズ』
カリフォルニアで1966年に創業した『ヴァンズ』。アッパーとソールを圧着させるバルカナイズ製法と、アッパーにキャンバスを用いたことによる耐久性によって、1970年代頃からスケーターたちを筆頭に人気に火がつきました。デザインがシンプルで合わせやすいというのもあり、今では世界中で老若男女に支持されています。
アイテム13
オールドスクール DX
1977年にレザーパネル×コットンのコンビネーションによるローカットタイプのスケートシューズとして誕生した「オールドスクール」。ちなみに『ヴァンズ』のシューズのサイドに配される“サーフライン”が最初に付けられたのがこのモデルで、スケートボードやBMXといったアンダーグラウンドカルチャーに根差した、『ヴァンズ』を象徴するモデルです。
南井
日本で最初にポピュラーになった『ヴァンズ』を象徴するモデルです。適度にボリューミーなシルエットは、従来のキャンバスシューズにはない雰囲気で、スケーター以外のアメカジファッション好きにも愛されてきました。トゥガードがある分、耐久性にも優れているところが良いですね。
アイテム14
オーセンティック
1966年に『ヴァンズ』の創業者であるポール・ヴァン・ドーレン氏が3人のパートナーとともにカリフォルニア州アナハイムに初のショップをオープンした際に始めた、シューズのカスタムオーダー。そのベースとなっていたのが「#44」。それは後に「オーセンティック」と名付けられ、まさに『ヴァンズ』のルーツといえる1足となっています。シンプルなキャンバスアッパーを採用し、アッパーとソールを接着剤で圧着させるバルカナイズ製法でスマートなシルエットを実現。ストリートMIXはもちろん、きれいめな大人のカジュアルスタイルにも難なくマッチします。
南井
『ヴァンズ』ではもっとも古い歴史を持つモデルですが、日本では「オールドスクール」よりも後にブレイクした印象。セレクトショップや古着屋などのスタッフがこのモデルの素晴らしさを広めました。洗練されたデザインで、きれいめなコーディネートにもマッチするのが大きな魅力。私自身も、定番カラーから限定カラーまで愛用してきました。
アイテム15
スケート ハイ
1978年に誕生し、「オールドスクール」や「オーセンティック」とともに『ヴァンズ』の定番として君臨する「スケートハイ」。こちらは元々スケートボードのために考案された機能性を備えており、足首を保護するためハイカット仕様になっているほか、アッパーの擦れやすい部分にはスエードを配して耐久性も強化されています。そして、ハイカットゆえにアッパーの表面積が大きく、ヘヴィメタルバンド「アイアンメイデン」やハードコアバンド「シック オブ イット オール」などとのコラボレーションモデルも多く存在。サブカルチャーと『ヴァンズ』の親和性の高さを象徴する1足といえるでしょう。
▼ブランド6:『コンバース』
1908年に米国・マサチューセッツ州モールデンで創業した、スニーカーブランド最古の歴史を誇る老舗『コンバース』。1917年にリリースしたバスケットボールシューズ「オールスター」は、“スニーカー=スポーツ用品”としか捉えられていなかった当時の概念を崩した1足としてあまりにも有名です。スニーカーをファッションアイテムのひとつとして根付かせた功績は、今でも健在。
アイテム16
オールスター ハイ
1917年に誕生して以来、ファーストモデルからほぼ不変のデザインとスペックで展開されている『コンバース』を代表するアイコンのひとつで、スニーカーの元祖ともいえるモデルです。元々バスケットボールシューズとして生み出されましたが、現在ではアメカジをはじめさまざまなカジュアルスタイルの永久定番スニーカーとして君臨しています。今ではジャパンモデルも人気です。
南井
今から40年ほど前、上野のアメ横で初めて「オールスター ハイ」を買ったときのことを覚えています。それ以降、ディテールは少し変更されてきましたが、あの頃とほぼ同じプロダクトが今でも購入できるのは本当に凄いこと。どんなボトムスとも合わせられ、履けば履くほど味が出る傑作です!
アイテム17
ジャックパーセル レザー
鉄板スニーカーとして時代や流行に左右されず人気を獲得しているのが、1935年に『コンバース』から誕生した「ジャックパーセル」。そのモデル名は、バドミントンプレイヤー、ジャック・パーセル氏が開発に参加したことに由来しています。ヒールパッチに配されたプリントの形状から呼ばれるようになった通称“ヒゲ”や、トゥに横一文字でアクセントに設けられた通称“スマイル”など、特徴的なディテールが魅力的です。こちらは今まで以上に足馴染みの良いソフトレザーを採用しアップデートした1足。
南井
私が最初に見た「ジャックパーセル」は、自動車のタイヤでも有名な「BFグッドリッチ」製でした。オリジナルは他社製で、1980年代の半ばくらいまでは知る人ぞ知る存在だったのです。映画『卒業』でダスティン・ホフマン氏や、グランジを象徴するロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーン氏が履いていたことでも有名ですが、それくらいさまざまな歴史を紡いできた名作です。
アイテム18
QAK CP ゴアテックスミッド エフシーイー
アウトドア仕様のスペックを搭載する新カテゴリ「コンバース キャンピングサプライ」より登場のこちらは、人気ブランド『エフシーイー』との共作。人気定番である「QAK CP」をベースモデルに、ゴアテックス素材を組み合わせることでハイレベルな防水透湿性を実現しています。さらに、ワンアクションで簡単に着脱でき、かつ強いホールド力を発揮するシューレースロックシステム「SPLC」を採用。普段使いからアクティブシーンまで、場面を横断して躍動してくれます。
▼ブランド7:『プーマ』
1960年代から「スウェード」や「クライド」といった名作を次々と生み出してきた『プーマ』。2018年頃からはダッドシューズブームに乗って、ビッグシルエットの「RS」シリーズなど、1990年代のアーカイブスに最新テクノロジーを加えたアップデートモデルを多数リリース。今やダッドブームの中核を担う存在となっています。
アイテム19
スウェード
『プーマ』で最定番といえるスニーカーが「スウェード」です。その名の通りアッパーには上質でタフなスエード素材を使用し、ソールには硬質なラバーを採用。その耐久性の高さから1970年代にはストリートダンサーやスケーターなどにも愛され、ストリートカルチャーとスポーツをつないだモデルとしても知られています。
南井
ワールドワイドにヒットしたレトロスニーカーの代表格。数多くの著名人に愛用されてきましたが、個人的に印象に残っているのは、ヒップホップグループの「ビースティボーイズ」が履いていたことです。当然、私も愛用してきましたが、いろいろなファッションスタイルにマッチし、1足あると本当に便利です。
アイテム20
スウェード VTG
『プーマ』の代表的モデル「スウェード」が、1970~80年代に旧ユーゴスラビアで生産されていた当時の仕様を忠実に復刻したのが「スウェード VTG」です。本作は2018年にリリースされた「スウェード 90681」をベースに、よりオリジナルに近いシルエットを再現。初代と同様にアッパーとソールを接着剤で接合するセメント製法を採用しているほか、アッパーのデザインバランスを修正してトゥボックスも小さく仕上げられています。スマートな印象を足元に運び込みたいならぜひ選びたい1足です。
南井
「スウェード」は時代に合わせて細部やスペックが変更されてきましたが、こちらは1970~80年代のディテールを忠実に再現。他ブランドと比較しても、この辺りのこだわりは『プーマ』が際立っています。ファッショニスタはもちろん、スニーカーフリークからも評価が高い1足です。
アイテム21
RS-X スウェード スニーカー
独特なダッド感やボリューム感で人気を集めている「RS-X」シリーズの最新作。こちらのモデル名の「スウェード」は素材を指していて、スエードと合成ヌバックのオーバーレイを組み合わせたメッシュアッパーが複雑なパターンを描き出しています。厚底のルックス通りクッショニング機能が抜群で、ランニングシューズとしても有能。長時間ずっと履き続けても疲れにくい着用感です。シュータン部分のプルタブとかかと部分のヒールタブにより、着脱がしやすいという実用性も人気の理由。
▼ブランド8:『ホカ オネオネ』
陸上競技界のシューズでは今や、軽量で厚みのある厚底ソールが主流になりつつありますが、そんな厚底シューズの元祖といわれているのが『ホカ オネオネ』です。いずれのモデルもソールのつま先部分からかかとにかけて、まるでロッキングチェアの脚のようにラウンドした形状が特徴。自然に体が前へと押し出されるような推進力を得られます。
アイテム22
ボンダイ8
『ホカ オネオネ』のロードシューズの中でもっともクッション性が高いことで知られる「ボンダイ」シリーズ。そんな「ボンダイ」シリーズから、2022年新たに登場したのが「ボンダイ8」です。“元祖厚底ソール”と称される『ホカ オネオネ』ならではのボリューム感あるルックスを踏襲しながら、より弾力性のある軽量なフォームと、安定感のある拡張ヒール形状でアップデートを果たしています。その他にもタン部分をふっくらとさせたり、ソックライナーにリサイクル素材を採用したりするなど、全面的に刷新された意欲作です。
南井
“マシュマロクッショニング”とも形容される衝撃吸収性を誇る同ブランドの中でも、もっともボリュームのあるミッドソールを採用。独特な浮遊感は、いったん履いたらやみつきになるはずです。ゆりかごのようなロッカー構造を採用したソールユニットが、自然と足が前に出る推進力を提供してくれますよ。
アイテム23
クリフトン9
アイコン的シリーズの最新バージョンは、前作より地面からの高さを3mm上乗せ。その一方で軽量化に成功しています。また、クッション性と反発力のバランスが抜群の新フォームを起用。アウトソールのデザインにも改良が加えられています。さらに、アッパーもスリム化し、素材が重なる部分と圧着パーツを削減。足当たりの良いヒール形状や、タンのズレを防止するガセットを採用するなど、細部まで進化した注目作です。
南井
ベストセラーの「クリフトン」シリーズが2023年の春にフルモデルチェンジ。アッパーのフィット感を向上させ、ソールユニットの厚みを増してクッショニングもアップしています。見た目はややスマートですが、もっともボリュームのある「ボンダイ」シリーズに近い走り心地です。
アイテム24
チャレンジャー 7 GTX
ロードからトレイルまで対応できるオールラウンドシリーズ「チャレンジャー」のニューモデル。よりスリム化されたメッシュアッパーを用いているほか、柔らかな新フォームをミッドソールに使うことでワンランク上のクッショニングを叶えています。アッパーにはゴアテックステクノロジーを取り入れていますから、防水性も極めて高水準。また、深いラグが刻まれたラバーソールは、起伏の激しい路面でも優れたグリップ力を発揮します。見ての通りの鮮やかな色合いも印象的で、コーデアクセントとしても◎
▼ブランド9:『オニツカタイガー』
鬼塚喜八郎氏が1949年に創業した『オニツカタイガー』。1977年に『アシックス』に改名して一時ブランドは消滅しますが、2002年に復活した後は欧米で大ヒット! 映画『キルビル』で主人公が着用したほか、海外のファッションピープルたちから支持を得て、今やアジアだけでなく世界中で熱い視線が注がれています。
アイテム25
メキシコ 66
1962年に発売されたトレーニングシューズのデザインをベースに、1968年開催のメキシコオリンピックを目指して開発が進められた名作で、オニツカタイガーストライプが初めて搭載されたことでも知られています。ちなみにこちらのイエロー×ブラックは、2003年公開の映画『キルビル』で主演のユマ・サーマン氏が劇中で着用していた「タイチ」の復刻カラー。
南井
グローバルな人気を誇る『オニツカタイガー』ですが、その中でも「メキシコ66」は特にポピュラー。香港・台湾・タイの知り合いから依頼されて何足か購入したこともあるほどの人気モデルです。ちなみに、イエロー×ブラックの配色は映画『キルビル』のイメージが強いのですが、個人的には部活動のために買った『オニツカタイガー』の箱を思い出します(笑)。
アイテム26
ローンシップ3.0
1970年代に開発されたテニス用シューズ「ローンシップ」をルーツに持つ1足。オリジナルモデルのオーセンティックなデザインを踏襲しつつ、クッション性に秀でたアウトソールで快適にブラッシュアップしています。さらに、中敷きには通気性や軽量性に秀でたオーソライトソールを取り入れ、コンフォート性を一段とアップ。コートシューズらしいミニマルなデザインも利点で、さまざまなスタイルと親和性を発揮します。
アイテム27
デンティグレ LS
コンテンポラリーコレクションを代表するモデルが「デンティグレ LS」。ハイカットの「デンティグレ LL」とともに、人気を集めています。異なるレザーを組み合わせたクラシックなコートタイプのアッパーと、ラギッドでボリュームのあるソールを融合したデザインが独創的。立体的なオニツカタイガーストライプ、フェルト製のシュータンも独特な存在感を生み出しています。
▼ブランド10:『アシックス スポーツスタイル』
日本が世界に誇る総合スポーツメーカーであるアシックスが展開するライフスタイルブランドが『アシックス スポーツスタイル』です。1980~90年代に登場した名シューズを積極的に復刻させると同時に、着地の際に足にかかる衝撃を緩衝するゲルや、特許取得の超軽量スポンジ材であるフライトフォームといった、『アシックス』が培った世界基準のスポーツテクノロジーの多くを採用。よりアクティブで快適なライフスタイルを提案しています。
アイテム28
ゲルライト 3
今や押しも押されもしない人気モデルのひとつで『アシックス スポーツスタイル』のアイコン的モデルといえるのが「ゲルライト 3」です。本作は1990年代初頭に登場した初代のフォルムと、ベロ部を縦に大きく2分割したスプリットタンや衝撃緩衝性を向上させるゲルテクノロジー構造を継承。パステルカラーで表現したタイダイ柄でアレンジされ、オリジナリティもバッチリです。さらにアシックスストライプの表面に蓄光材を配して、暗闇で歩行する安全性を担保している点もうれしいポイントですね。
南井
ストリートシーン向けに復刻されてからの快進撃が印象深いモデル。独特な形状のスプリットタンが甲の圧迫感を減少させ、快適性をキープしてくれます。最新テクノロジーを重視しているので復刻モデルでランニングすることはあまりないのですが、この1足はあまりに履き心地が良いため、ニューヨークの街を走ったこともあります。
アイテム29
ゲルソノマ 15-50 MT GTX
トレイルランニングモデル「ゲル ソノマ」のソールを使う一方で、アッパーはクロスカントリーシューズ「15-50」をモチーフとしているハイブリッドなスニーカー。ミドルカットタイプの1足なので、ブーツ感覚で履きこなすことが可能です。ヒールにはお得意の「ゲル」を搭載しており、衝撃吸収性は抜群。耐摩耗性に長けるAHAR+ラバーを用いたアウトソールにより、十分なタフネスも確保しています。しかも、ゴアテックス搭載のモデルですから、悪天候だって苦にしません。
アイテム30
ゲルクォンタム180 VII
滑らかなシームレス構造となったスポーティ&スタイリッシュなメッシュスニーカー。美麗な発色も印象的で、コーディネートの挿し色として活躍してくれそうです。一般的なEVAよりも遥かに軽いオリジナルミッドソール素材「フライトフォーム」を駆使することで、圧倒的な軽量性を実現しているのもこだわりポイント。さらに、ミッドソールのかかと部から中足部にかけては「ゲル」を搭載し、クッション性もしっかりと担保しています。
この記事の掲載アイテム一覧(全30商品)
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『ナイキ』 ナイキ エア マックス 90
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『ナイキ』 エア フォース 1
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『ナイキ』 スペース ヒッピー 04
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『アディダス』 スタンスミス
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『アディダス』 スーパースター
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『アディダス』 アディゼロ プライム X
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『ニューバランス』 CM996
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『ニューバランス』 M1906R
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『ニューバランス』 OU576 ANN
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『リーボック』 インスタポンプフューリー OG
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『リーボック』 デイトナ ディーエムエックス
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『リーボック』 クラシックレザー
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『ヴァンズ』 オールドスクール DX
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『ヴァンズ』 オーセンティック
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『ヴァンズ』 スケート ハイ
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『コンバース』 オールスター ハイ
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『コンバース』 ジャックパーセル レザー
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『コンバース』 QAK CP ゴアテックスミッド エフシーイー
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『プーマ』 スウェード
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『プーマ』 スウェード VTG
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『プーマ』 RS-X スウェード スニーカー
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『ホカ オネオネ』 ボンダイ8
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『ホカ オネオネ』 クリフトン9
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『ホカ オネオネ』 チャレンジャー 7 GTX
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『オニツカタイガー』 メキシコ 66
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『オニツカタイガー』 ローンシップ3.0
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『オニツカタイガー』 デンティグレ LS
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『アシックス スポーツスタイル』 ゲルライト 3
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『アシックス スポーツスタイル』 ゲルソノマ 15-50 MT GTX
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『アシックス スポーツスタイル』 ゲルクォンタム180 VII
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南井
2022年に40周年を迎えたレトロキックス(スニーカー)の代表選手。ベーシックなデザインはあらゆるスタイルにマッチし、合わせる着こなしも選びません。特にホワイト×ホワイトのカラーは大人のファッションフリークからも根強い人気。永遠の定番といっても過言ではありません!