
ザ・ノース・フェイスのマウンテンパーカーが、大人に愛される3つの理由
『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーといえば、外遊びのみならず街でも使える最強アイテム。魅力や注目作、着こなしから大人に愛される理由を読み解きます。
『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーはなぜ愛されるのか
1968年にサンフランシスコで誕生した、米国アウトドア界のリーディングカンパニー『ザ・ノース・フェイス』。同ブランドのマウンテンパーカーが多くのアウトドアフリークから重宝されているのは、周知の事実でしょう。ただし、活躍の場はフィールドのみにとどまりません。大人たちが街のワードローブとして愛用するアイテムでもあるんです。その理由を3つの視点からご紹介しましょう。
理由1:“ブランドならでは”の長所が大人心にフィットするから
街へと繰り出せば、『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーを愛用する人が散見されます。それほどまで大人の日常着として根付いている理由の1つが、同ブランドが持ち合わせる長所です。
長所1
過酷なフィールドシーンで培われた機能性
マウンテンパーカーは本来、登山用の防寒着。『ザ・ノース・フェイス』も例に漏れず、過酷なフィールドシーンにも耐える設計となっています。その優れたスペックは、街でも効果を存分に発揮。急な雨から身を守ってくれたり、強い寒風を防いでくれたりと、こだわりの素材が悪天候に対応してくれるんです。しかも山でのハードな着用が想定されているため、作りも非常にタフ。気兼ねなくヘビーユースできるアイテムは、やはり心強いですよね。
長所2
街でも浮かない洗練されたデザイン
マウンテンパーカーというと、ハイスペックがゆえにタウンユースに適さない“山男”っぽいデザインが多いのも事実。しかし『ザ・ノース・フェイス』のアイテムは山に対応する機能を備えつつも、街でもスタイリッシュに装える洗練されたルックスに仕上げられています。カジュアルはもちろん、きれいめの着こなしにも難なくフィット。オールラウンダーとして幅広く活躍します。
長所3
落ち着いたカラーバリエーションが多数スタンバイ
遭難したときにすぐレスキュー隊が発見できるよう、山で着るアウターは原色をはじめとする鮮やかなカラーが採用されているケースが多いですよね。ただ、あまりにも鮮やかな色味は街着として着こなすのが難しいもの。
しかし『ザ・ノース・フェイス』は、原色系に限らず黒・ネイビーなど落ち着いたカラバリもスタンバイ。街仕様のカラーラインアップも強みの1つです。
理由2:大人に似合うデザインやモデルのバリエーションが豊富だから
一言でマウンテンパーカーといっても、『ザ・ノース・フェイス』のバリエーションはかなり豊富。それも大人たちに愛される理由の1つです。では、その中から特に大人の着こなしと相性の良いモデルを紹介していきましょう。
“本格嗜好”に応えるスペックが魅力。最強の防寒着としてチェックすべき10着
まずは『ザ・ノース・フェイス』の中でも最高峰に位置するハイスペックなモデルから。いずれもハードなアウトドアにも対応できる本格モデルで、街では最強の防寒着になります。
アイテム1
マウンテンジャケット
『ザ・ノース・フェイス』が誇るロングセラーアイテムといえばコレ。ゴアテックス2レイヤーを素材に採用しており、優れた防水透湿性を誇ります。冬季登山用に開発されたモデルだけあって、裾からの雪の浸入を防ぐデタッチャブル式スノーカフなどもポイントに。スキーウェアとしても活用可能な1着です。
アイテム2
オールマウンテンジャケット
ゴアテックス C-KNIT バッカーを起用した3レイヤーの防水シェルジャケットです。マイクロトリコットを使った裏地は、透湿性能が以前から15%アップ。ハードシェルらしからぬ滑らかな着心地ももたらしてくれます。残雪期にも対応するほどのハイスペックで、オールシーズン使えるユーティリティーな作りが魅力。付属のスタッフサックに収納できるので、旅のお供にもぴったりです。
アイテム3
アールティージーハイブリッドゴアテックスジャケット
雪山のスノースポーツを想定したハイエンドモデルで、プロアスリートの要望をパターンメイクに反映。人間工学も取り入れた立体裁断で、ライディング時の姿勢にも配慮しています。色を切り替えたフードはヘルメットに対応したサイズで、着脱式のパウダースカートも装備。ゴーグル用の内ポケット、袖のポケットなど、収納も充実しています。防風性と防水透湿性を兼備するゴアテックス プロシェルをメインに使用しつつ、肩や腕はストレッチ性を備えるゴアテックス アペックス プロで可動性を確保。
アイテム4
エクスプローラーギアライトジャケット
3層構造となった軽量防水透湿シェルジャケット。裏地にはゴアテックスのC-KNITバッカーを使用しています。一方の表生地は、軽さと強度のバランスが良い13デニールのナイロン糸を使って織り上げました。落ち着いた雰囲気を演出するため、止水ファスナーはつや消し加工したモノをチョイス。ブランドロゴがボディと同系色のため、よりミニマルなデザインに仕上げられている点も見逃せません。
アイテム5
ハイブリッドシアアイスジャケット
スタイリッシュなデザインですが、本格派のアルパインジャケットです。厳しい寒さの中でストップ&ゴーを繰り返しても冷気や水分からガードし、内部のヒートロスを軽減するように計算しています。ボディと袖下にゴアテックス プロを用いつつ、運動追従性や摩耗強度が必要な肩周りとフードにはストレッチ ゴアテックス プロを起用。クライミングシーンの可動性を考慮し、立体パターンも採用しています。ヘルメットに対応しつつ視界を遮らないフードの設計など、細部まで徹底した作り。
アイテム6
パウダーガイドライトジャケット
防寒性と動きやすさを兼備するスノーボード対応のスノージャケットは、タウンユースでも重宝。適度なストレッチ性があるゴアテックス アペックス ライトを採用しているため、軽くて動きやすい着心地です。両脇のベンチレーションや袖口のリフトチケット用ポケットなど、便利なギミックも充実しています。ヒップをしっかり覆うように着丈が少し長くなっていますが、上下で色を切り替えたカラーブロックで実際よりコンパクトな印象に。
アイテム7
エマージェンシージャケット
登山やトレイルランニングで予想外に天候が悪化した際など、非常事態で活躍するエマージェンシージャケット。水に浮くほど軽量のダイニーマファブリックを使用しているため、付属のスタッフサックに収納すれば容易に持ち運びが可能です。生地の裏面に透湿性に優れるePTFE膜を用い、簡易的な防水透湿性も実現。カラバリはシルバーのワントーンのみで、クリーンなルックスが新鮮です。
アイテム8
アグロウダブルウォールライトジャケット
雪上やベースキャンプでの活動着として、アウターでもインナーでも使えるように設計したアクティブインサレーションジャケットです。2層のゴアテックス インフィニティを使ったダブルウォール構造で、外からも中からも濡れないように計算。雪がついたアウタージャケットの上からも重ねられる適度なリラックスフィットを採用していて、タウンユースでも今どきなシルエットで着こなせます。水に強い高機能な中綿、プリマロフトゴールドインサレーションを薄く使用し、見た目以上に温かい作り。
アイテム9
92エクストリームスノージャケット
1990年代に開発したスノーボードウェアのデザインをリバイバル。防水透湿素材のハイベントを用いつつ、70デニールと160デニールの糸を組み合わせて仕上げたナイロンタフタ生地を使用しています。ワイドなシルエットと裾にシャーリングが入ったブルゾン風のデザインにより、日常的に使いやすいのもポイント。カラバリはティングレー(ライトグレー)とニュートープ(カーキ)の2色展開です。
アイテム10
クライムライトジャケット
今回ピックアップした本格スペックのマウンテンパーカーの中ではもっともリーズナブル。とは言え、3層構造のゴアテックス プロダクトを採用し、防水透湿性能をしっかり備えています。表地はリサイクルナイロン、裏地はマイクログリッドバッカーで、軽量性と強度のバランスを追求。バックパックを背負ってヒップハーネスを装着しても裾がまくれにくい丈感にするなど、細部まで使い勝手を徹底しています。定番品だけにカラバリが多く、全11色もの展開。胸をダークトーンに切り替えたバイカラータイプも選べます。
スペック十分の入門編。コスパ抜群の10着も要チェック
続いては、比較的リーズナブルなプライスで手に入る入門モデルをピックアップ。入門とはいえ、どのモデルも街で着用するのであれば十分過ぎる程のスペックなので頼りになります!
アイテム11
マウンテンレインテックスジャケット
『ザ・ノース・フェイス』が80年代に展開していたマウンテンジャケットがモチーフ。フロントフラップに金属のドットボタン使うことで、よりオーセンティックなデザインに仕上げています。 ただし、ゴアテックスを素材に用いて、機能性は現代仕様にアップデート! なお、サイクリング用のアウターとしても適役です。
アイテム12
ベンチャージャケット
定番アイテムのベンチャージャケットは、通常のマウンテンパーカーよりもタイトなシルエットで、スタイリッシュに着こなせるのがポイント。ベーシックなデザインなので着回しやすく、細身だからこそ大きめなコート類のインナーとしても重宝します。2.5層のハイベント クリアDを採用しているため、防水透湿性も優秀。バッグに常備できるレインジャケットやウインドブレーカーとしても重宝します。
アイテム13
スクープジャケット
トレッキングからスノースポーツ、タウンユースまでオールジャンルに活躍するスクープジャケット。内側の専用ファスナーでインナーを連結できるジップインジップシステム対応モデルです。表地は防水透湿性に優れたハイベント素材。フロントはダブルフラップ仕様となっており、雨や雪の浸入をしっかりとガードします。
アイテム14
ドットショットジャケット
ドットショットジャケットはお手頃なプライスと豊富なカラーバリエーションで人気のシリーズ。ライトウェイトでありながらしっかりとした防水性を持つハイベント素材を使っています。シルエットにはややゆとりを持たせていて、中にフリースやダウンベストを着込めば寒いシーズンにも難なく対応。
アイテム15
コンパクトジャケット
コットンライクな風合いを持つ、ナチュラルな撥水ナイロン素材で仕立てたモデル。長年変わらずに愛される、ブランドの定番マウンテンパーカーです。コンパクトに収納して携行でき、アウトドアだけでなく日常のあらゆるシーンで役立つはず。生地~パーツまでリサイクル可能な素材を使った、エコなアイテムでもあります。
アイテム16
エイペックスフレックスフーディ
4方向へのストレッチ性と優れた防風性と併せ持つリサイクルソフト素材を使ったフード付きのジャケットです。生地の表面に撥水加工をプラスし、多少の雨なら弾くように仕上げています。高密度な生地とスマートなパターンで構成しているため、着用するとスタイリッシュな雰囲気。伸縮性があるので動きやすさも抜群です。また、不快な静電気の発生を抑制する静電ケア設計も採用。カラバリは3タイプで、ワントーンのブラックも選べます。
アイテム17
スワローテイルフーディ
シンプルなナイロンパーカーに見えますが、実は高機能。防風性の高いリサイクルナイロン製の生地に撥水加工を施し、ちょっとした悪天候にも対応しています。また、裏面をグリッド構造にすることで、汗をかいた肌にまとわりつくのを防止。両脇のジップポケットはベンチレーションを兼ねていて、右ポケット内にはセキュリティポケットも備えています。フード裏のポケットの本体を収納できるポケッタブル仕様で、携帯用としても重宝。
アイテム18
フリーランストリームジャケット
本来はランニング用ですが、デザインも機能もマウンテンパーカーに近く、完成度も高いのであえてピックアップしました。植物由来のリップストップナイロン生地、防水透湿性を持つハイベント、3Dビーズ加工を施したドライタッチなポリウレタンラミネーションを組み合わせた2.5層の生地を起用。薄手で軽やかな着心地です。さらに、シームシーリング加工で防水性を補強。背面のベンチレーションで通気性も高めています。適度にゆとりのあるシルエットで普段使いにも便利。
アイテム19
マウンテンソフトシェルフーディ
アウトドアのいろいろなシーンで活用できるように製作したソフトシェルのアウター。耐久性のあるナイロンと伸縮性のあるポリウレタンをブレンドしたアペックス ソフトシェル スーパーライトを採用しています。人間工学の知見に基づいた立体裁断により、複雑な動きにも対応。ワントーンのデザインがスタイリッシュで、ブラックはかなりクールな印象です。また、バンフブルー(ライトブルー)は爽快。フラックス(ベージュ)は軽快かつ上品なムードを感じさせます。
アイテム20
フューチャーライトドリズルジャケット
本格派ともいえるハイスペックですが、3万円未満で手に入るのでこちらのカテゴリで紹介。独自に開発したフューチャーライトを使用しているのが特徴です。ナノレベルのポリウレタン繊維をミクロ単位で吹き重ねてシート状にした防水透湿素材は、アウトドアでのアクティビティでも快適な着心地が持続。適度にハリがありながら着心地はしなやかで、動きやすさも確保しています。着こなしやすいワントーンだけでなく、『ザ・ノース・フェイス』らしいバイカラーデザインも数タイプ展開。
理由3:テイスト不問! コーデの汎用性が優れているから
高感度な大人たちがこぞって愛用している『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカー。アメカジやスポーツスタイルに合わせたり、きれいめコーデのハズしとして使ったりと、その汎用性の高さはアウトドアブランドとは思えない程に長けています。そんな彼らの着こなしから、活用のヒントをチェックしましょう。
着こなし1
シンプルだからクセありパンツとも相性◎
カモフラージュパンツ+シャンブレーシャツの男っぽいアメカジコーデに、『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーを投入。トレンドのアウトドアMIXを叶えると同時に、グレーのジャケットが着こなしを引き締めてくれます。ボトムスはロールアップして、軽やかさもさりげなくプラス。
着こなし2
ニュアンスカラーできれいめを意識
『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンライトジャケットをベースに、全身をニュアンスカラーで統一したきれいめな着こなし。ブラックで揃えるのが定番ですが、あえて明るめの色を選ぶことで上級者っぽい雰囲気に。
着こなし3
ストリートな着こなしともマッチする
コーチジャケットのような佇まいが特徴のベンチャー2ジャケットライトはストリートシーンにうってつけ。ジャケットのブルーがブラックコーデを爽やかにしています。黒やネイビーといったアイテムを選びがちな秋冬は挿し色を心掛けるだけで一気にあか抜けた着こなしになりますよ。
着こなし4
ミリタリーアイテムとの合わせも難なく攻略
種類もカラーリングも豊富な『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカー選びに迷ったらとりあえず”黒”をチョイスしておけば間違いナシ。今人気再燃中のミリタリーアイテムとの相性も抜群。このようにジャンルの違うアイテムとも馴染むのが、定番色の強みです。
着こなし5
ボーダーを挿して爽やかさを加味
ボーダーTにチノパンといった品行方正な着こなしに、マウンテンパーカーをサラッと羽織った街に映えるコーディネート。軽い着心地のマウンテンレインテックスジャケットですが、ゴアテックスを使った機能性マシマシのアイテム。ちょっとやそっとの雨風なら気にせずに過ごせます。
着こなし6
冬のアウトドアシーンに最適なあったかコーデ
インナーにフリースを合わせた冬のアウトドアシーンにぴったりな着こなし。着ぶくれしがちな冬コーデでも、『ザ・ノース・フェイス』のマウンテンパーカーであればスタイリッシュにキマります。シューズは『キーン』のハウザースライドをチョイス。足元の防寒性も抜かりなし。
着こなし7
ラインパンツを合わせたスポーツMIXコーデ
マウンテンレインテックスジャケットが主役の着こなし。ライン入りのパンツとのコンビネーションにより、スポーツMIXコーデを実現しています。スニーカーもパンツと同じく黒ボディ×白ラインのモデルを選び、まとまり感をグッと向上させました。
この記事の掲載アイテム一覧(全20商品)
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『ザ・ノース・フェイス』 マウンテンジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 オールマウンテンジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 アールティージーハイブリッドゴアテックスジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 エクスプローラーギアライトジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 ハイブリッドシアアイスジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 パウダーガイドライトジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 エマージェンシージャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 アグロウダブルウォールライトジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 92エクストリームスノージャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 クライムライトジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 マウンテンレインテックスジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 ベンチャージャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 スクープジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 ドットショットジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 コンパクトジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 エイペックスフレックスフーディ
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『ザ・ノース・フェイス』 スワローテイルフーディ
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『ザ・ノース・フェイス』 フリーランストリームジャケット
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『ザ・ノース・フェイス』 マウンテンソフトシェルフーディ
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『ザ・ノース・フェイス』 フューチャーライトドリズルジャケット
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