
ミリタリー系もテーラード系も。流行のカーキジャケットについて知りたい!
今季の流行アイテムであるカーキジャケット。王道はミリタリー系アウターですが、きれいめなテーラード型も注目度高め! 両雄の新作とコーデのポイントに迫ります。
安定の人気ぶり。カーキジャケットといえば、ミリタリーアウターがテッパン!
今シーズン注目のカーキジャケット。まずはM-65を代表とするミリタリージャケットからですが、こちらは言うまでもなくカーキジャケットの王道と言うべき存在! 男っぽいイメージを描き出すのにうってつけです。今季もさまざまなブランドから良作がリリースされていて、まさによりどりみどり。そもそもミリタリースタイル自体も今シーズンのトレンドですから、押さえておいて損はないでしょう。
▼カーキのミリタリージャケットは、抜け感を出して着こなすのがイマドキ
旬度が高いとはいえ、一歩間違えるとハードな印象に転ぶ可能性も秘めているカーキミリタリージャケット。シティライクに着こなすのであれば、どこかに抜け感のあるアイテムを取り入れるのが吉です。たとえばスウェットパンツであったり、スニーカーであったり。そうすることで、ミリタリージャケット特有のラギッド感を簡単に緩和できるんです。
直球ミリタリーなコーデを足元でハズす
上下ともカーキカラーで統一した、ミリタリーテイスト濃厚な着こなし。それでいて骨太な印象に映っていないのは、足元のストラップサンダルで程良い抜け感を加えているから。ソックスやカットソーのホワイト挿しで清潔感をプラスしているのも好印象です。
品の良さと季節感を両得した技ありなコーデ!
スタイルの主役となるのはビンテージライクなミリタリージャケット。本来は男っぽさの強いアイテムですが、タートルネックニットとのコンビにより品の良さを出すことに成功しています。さらに、ニットとブーツで秋色を取り入れて季節感も巧みに演出!
アメカジ×ミリタリーの異テイストミックス
スウェットとジーンズから成るアメカジスタイルがベース。そこにミリタリージャケットをオンして、テイストMIXコーデを実現しました。全体的に落ち着きのある色合いなので、足元のスタンスミスでトーンアップして、軽快さも見事に織り交ぜました。
スウェットパンツ投入でリラックス感アップ!
ミリタリージャケットにスウェットパンツを合わせ、着こなしをリラックスした印象へと導いています。ライトグレーのボトムスをコーデに違和感なくなじませるために、足元にはホワイトのスニーカーをピックアップ。
ニュアンス豊かなアイテムを使って味わい深く
パッチワーク仕上げの大胆なミリタリージャケットは、洗いが入っていて力みのない表情。その奥深い雰囲気に合わせて、古着の色落ちした『リーバイス』のジーンズをボトムスにもってきました。ニュアンスあるウェアを上下に使うことで、あか抜けたカジュアルスタイルに仕上がっています。
▼定番から個性派まで。ミリタリージャケットのおすすめをピックアップ
M-65を筆頭としたミリタリージャケットは今季も豊作です。素材切り替え仕様やビンテージウォッシュモデルなど個性あふれるモデルも多数登場。どれもシルエットは現代的にアップデートされており、着こなしをセンス良く彩ってくれます。
アイテム1
『デウス エクス マキナ』×『ビームス』
M-65をベースに現代的なシルエットにモデファイされた1着。武骨なデザインながらもすっきりとしたシルエットで大人が取り入れやすい仕上がりに。バッグに施されたビンテージライクなステンシルプリントは、『ビームス』別注ならではのポイントです。
アイテム2
『ドゥニーム』
カジュアル感の強いミリタリージャケットですが、装飾のないシンプルなデザインなら大人っぽく着られます。今の時期にぴったりな生地感でライトアウターとして重宝しますよ。シャツやパーカーなどアイテムを選ばず合わせられ、使い勝手も抜群!
アイテム3
『アヴィレックス』
フライトジャケットをアメリカ空軍に供給してきた『アヴィレックス』の1着は、M-65のディテールはそのままに、タウンユースを考慮してコットン100%の生地を使用。ストーンウォッシュ加工による着込んだような風合いが魅力です。羽織るだけでこなれ感を演出できます。
アイテム4
『ビームスプラス』
ミリタリージャケットの歴史的モデルであるM-43がデザインモチーフ。素材に起用した中空糸ナイロンツイルは、コットンライクな風合いと優れた軽量性が特徴です。また、透湿・防水・防風機能を搭載したフィルム「サイトス」を貼り合わせているため、機能面も頼りになります。
アイテム5
『ナノ・ユニバース』
今季トレンドであるコーデュロイを使用した旬顔な1着。温かみのある生地が季節感も演出してくれるのでまさに秋冬にぴったりです。また製品染め加工によるムラのある風合いがビンテージ調な仕上がりに。
今季注目株。洒落感抜群のカーキのテーラードジャケットも人気急上昇
武骨なムードを放つミリタリージャケットとは対照的な、スマート感漂うカーキのテーラードジャケットも今季は多く提案されています。実は、カーキは落ち着きを演出する沈静色なので、品の良いテーラードジャケットと相性が良いんですね。しかも、カーキジャケットはミリタリー系やワーク系のものが多いので、テーラードなら新鮮なイメージを着こなしに落とし込めます。
▼カーキのテーラードジャケットの着こなしは、きれいめ感重視がポイント
上記で述べたとおり、同じカーキジャケットでも、テーラード型となると印象はガラッと変化。そのスマートかつシックな風貌を生かすべく、きれいめに装うのが正攻法といえるでしょう。黒や紺など定番色のテーラードと比べてカーキモデルはアピール度が高いので、サラッときれいめにコーデしても十分に今っぽさを主張できます。
ニット&スラックスでトラッド感満点に
インナーはフィッシャーマンニット、ボトムスはトラウザーと、トラディショナルなアイテムを多用してコーデを形成。秋らしいカラーリングに徹したおかげで、暖かみも感じさせます。クラシカルなイメージに偏りすぎないよう、サイズバランスはあくまでもシャープに。
品良くありつつも肩肘張らないセットアップスタイルで!
セットアップスタイルなら簡単にきれいめ感を作り出せます。アンクル丈パンツが、コーデを軽快にかつ今っぽいバランスに仕上げています。インナーのカットソーと足元でホワイトを挿して清潔感を上乗せしました。
好印象を呼び込むクリーンなカラーリング
羽織ったカーキジャケットはナイロン素材で、上品さの中にスポーティさが共存。カジュアルなカットソーコーデと違和感なくフィットしています。また、インナーとスキニーパンツをホワイトでまとめたことで清潔感も入手。好印象を与えられるスタイルとなっています。
ラフなアイテムを取り入れながらサイズ感で上品さをキープ
コットン×レーヨンの柔らかなカーキジャケットに組み合わせたのは、スウェットパンツと無地カットソー。ラフ顔な両アイテムですが、どちらも美フォルムを追求したタイトな作りなので、ジャケットの持つ上品さを損ないません。きれいめスポーツの模範解答的なコーディネートです。
▼今季狙い目。カーキのテーラードジャケットを厳選!
多くの人気セレクトショップがこぞってリリースしているカーキのテーラードジャケット。軽快なポリエステル地から温もり感たっぷりなウール製まで、さまざまな素材感のモデルが揃うので自分のスタイルと相談しつつチョイスしましょう。
アイテム1
『ナノ・ユニバース』
軽やかなポリエステル素材のテーラードジャケット。しかも、ポリウレタン混紡により高いストレッチ性も持たせています。堅苦しさを感じさせないカジュアルな1つボタン仕様というのもミソ。共地のスラックスもリリースされているので、セットアップ着用も可能です。
アイテム2
『ジャーナルスタンダード レリューム』
北陸の繊維メーカーが開発した機能素材アルトリティモを使用。家庭洗濯OKでシワにも強く、そのうえ3時間程度の部屋干しで乾くなど、イージーケアなのが大きな魅力です。加えて、合成繊維でありながら綿のようなナチュラル感を備えています。
アイテム3
『ステュディオス』
コシのあるナイロンボディは撥水加工でフィニッシュされており、雨の日にも難なく対応。縦糸・横糸ともにポリウレタンをMIXすることにより、4方向の伸縮性を与えているのも美点です。そのため、スリムなフォルムながら着心地はコンフォータブル!
アイテム4
『ビーミング by ビームス』
ウール×ポリエステルのライトメルトンを使ったテーラードにつき、上質な風合いと軽さを兼備。また、裾・ラペル・袖のカットオフ仕様でラフなニュアンスをほのかに織り交ぜました。シルエットはややゆとりがあり、中に厚めのインナーを着込めます。
アイテム5
『アーバンリサーチ』
二重織りのウールメルトンを用いた、しっかりとした肉感のテーラードジャケット。ビジネスシーンでの着用でも違和感のない品行方正なデザインにつき、平日からウィークエンドまで柔軟に着回せます。厚手のボディが風を防いでくれるから、防寒性も随一!
この記事の掲載アイテム一覧(全4商品)
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『ドゥニーム』 フィールドジャケット
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『ナノ・ユニバース』 コーデュロイミリタリーブルゾン
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『ステュディオス』 4WAYナイロンテーラードジャケット
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『ビーミング by ビームス』 ライトメルトン カットオフ ジャケット
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