クラークスの傑作ワラビー。押さえたいカラーとおすすめの着こなし

クラークスの傑作ワラビー。押さえたいカラーとおすすめの着こなし

英国生まれの伝統あるシューズブランド『クラークス』。同ブランドを代表するモデルの1つ、ワラビーの魅力をひも解きながらおすすめカラーや合わせ方を解説します。

コマツ ショウゴ

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2020.12.18

『クラークス』の“顔”。ワラビーのここがスゴい

『クラークス』の“顔”。ワラビーのここがスゴい

ココチヤ

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『クラークス』が誕生したのは1825年のこと。羊革を使ったスリッパの製造からはじまり、快適さを追求したカジュアルシューズを展開してきました。1950年にアメリカからの逆輸入で大ヒットを飛ばしたデザートブーツを経て、1966年に同じくスエードアッパーにクレープソールを合わせたワラビーが登場。カンガルー科の動物であるワラビーがおなかの袋で子供を育てるように、足をやさしく包み込む履き心地から、デザートブーツ同様にブランドの顔として愛されるようになりました。そんな履き心地も含めて、ワラビーの魅力を深掘りします。

魅力1

至極シンプルながら存在感抜群のアッパーデザイン

至極シンプルながら存在感抜群のアッパーデザイン

ZOZOTOWN

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まず目を引くのが、甲部分を縁取ったU字型のステッチワーク。モカシン縫いと呼ばれていて、2枚のレザーでアッパーを構成しています。その構造により、つま先が角ばっているのも特徴。プレーントゥに比べて足先の空間が広いため、長時間の歩行でもつま先が痛くなりません。また、スタイリッシュな雰囲気がありながらも程良いボリューム感を足元に与えてくれます。

魅力2

ハイテクスニーカーに劣らぬ履き心地のクレープソール

ハイテクスニーカーに劣らぬ履き心地のクレープソール

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ワラビーをはじめ、『クラークス』のシューズと言えばクレープソール。天然ゴムを素材にしたソールのことで、クッショニングテクノロジー等の仕掛けは一切なし。ゴム本来の弾力性だけで衝撃を吸収するローテク中のローテクなんです。でも、ハイテクのそれに負けないくらいクセになるクッション性と柔軟性があるのですから、あなどれません。ワラビーのそれは、デザートブーツと比べるとやや厚めです。

魅力3

自分らしい素材とカラーを選べるバリエーション展開

自分らしい素材とカラーを選べるバリエーション展開

ZOZOTOWN

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スエードやカウレザーなど、異なる表情の皮革がラインアップされているのもポイント。さらにはシーズンによってはさまざまなカラーリングが揃っています。もともとカジュアルシーンで気楽に履くための靴なのですから、ちょっと遊びがあるぐらいが良いのです。その種類の多さから、1年中履けるのも長年愛されている理由の1つ。まずはサンドベージュがお決まりですが、ここ最近では写真のようなゴアテックス採用モデルも人気です。

まず1足目にゲットしたいのはド定番色

まず1足目にゲットしたいのはド定番色

WEAR

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ブラックやネイビー、ブラウンにホワイト。さまざまなカラーが季節ごとにリリースされているワラビー。そのなかでも、まず手に入れるべきはベージュでしょう。トレンドに左右されず、コーディネートに1番合わせやすいのがおすすめの理由。とくにインディゴのジーンズとの相性は抜群です。写真のようなミッドカットのブーツタイプなら、細身のパンツともバランス良く合わせられます。

着こなしのテイスト不問。色別に探る、より今季的な着こなし方

シンプルなデザインなので、カジュアルがメインの戦場ではありますがビジネスや冠婚葬祭以外ならどのコーディネートにもマッチするワラビー。「短靴じゃ堅すぎるし、スニーカーじゃラフすぎる」と悩むようなときにこそ活躍してくれます。前項でまずはベージュをと提案しましたが、それを含む定番3色にはどんなコーディネートがマッチするのでしょう。ベージュ、ブラウン、ブラックのワラビーを使ったスタイリングの好例を見てみましょう。

コーデ1

まずはこの色から! ベージュのワラビーを取り入れたコーディネート

まずはこの色から! ベージュのワラビーを取り入れたコーディネート

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1足目に選びたいカラーとして紹介したとおり、『クラークス』のワラビーといえばベージュが定番かつ大人気。購入直後のクリーンな色みも大人らしいですが、色みが変化するほどに履き込んでも味わい深くておしゃれです。

まずはこの色から! ベージュのワラビーを取り入れたコーディネート 2枚目の画像

WEAR

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ダウンジャケットとワラビーのカラーをリンクしただけで着こなしに統一感が生まれた好例。インナーとパンツを暗色にしてカラーにギャップを作ったことで、アウターと足元がよく映えます。ニットキャップの色みで遊びを加味したことでコンサバを回避しているのも参考にしたいですね。

まずはこの色から! ベージュのワラビーを取り入れたコーディネート 3枚目の画像

WEAR

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クラシックなウェアが注目される今季、ダブルのテーラードジャケットにワラビーを採用すれば大人らしいトレンドスタイルを確立できます。テーパードシルエットのパンツを合わせれば、スッキリとした足元が表現可能。バッグやグローブとシューズカラーをシンクロさせている小技もポイントです。

コーデ2

2足目にゲットしたい、ブラウンのワラビーを取り入れたコーディネート

2足目にゲットしたい、ブラウンのワラビーを取り入れたコーディネート

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ベージュ人気に勝るとも劣らない、秋冬らしい色みのブラウンもおすすめ。着こなしサンプルでも挙げているとおり、白やアースカラーのパンツと合わせるのが新鮮です。もちろん、ジーンズとの相性は言わずもがな。

2足目にゲットしたい、ブラウンのワラビーを取り入れたコーディネート 2枚目の画像

WEAR

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人気継続中のMA-1とデニムジャケットを組み合わせたアメカジスタイル。男らしさが充満する両者を、ホワイトのコーデュロイパンツとワラビーできれいめなテイストにスイッチさせています。インナーのタートルネックと色合わせをして、まとまり感を出しているところも高評価!

2足目にゲットしたい、ブラウンのワラビーを取り入れたコーディネート 3枚目の画像

WEAR

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デニムジャケットとタックインしたシャツ、ゆったりサイズのチノパン。そのメリハリがついたトラッド感あるワークスタイルが秀逸な着こなしです。そこにブーツタイプのワラビーを組み合わせてスタイルを加速させています。使用アイテムはすべて中間色で統一しているので、安定感のあるコーディネートに仕上がっています。

コーデ3

より大人な印象に。 黒レザーのワラビーを取り入れたコーディネート

より大人な印象に。 黒レザーのワラビーを取り入れたコーディネート

すにーかー倉庫

すにーかー倉庫

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カジュアルな印象のワラビーですが、黒レザーのそれは話が別。足元を引きしめ、スタイリングをより大人らしく見せてくれる立役者なんです。カジュアルシーンでもきれいめに見せたい、という方にはこちらがおすすめ。

より大人な印象に。 黒レザーのワラビーを取り入れたコーディネート 2枚目の画像

WEAR

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イギリスの歴史ある『バブアー』と『クラークス』とで作った英国コンビ。老舗ブランドが醸し出す、イギリス特有の落ち着いた雰囲気が大人のムードを高めています。上半身はネイビー、下半身はブラックとカラーをブロックで区切ったことによりコーディネートにまとまりが生まれます。

より大人な印象に。 黒レザーのワラビーを取り入れたコーディネート 3枚目の画像

WEAR

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ダッフルコートとアンクル丈のテーパードパンツを使ったきれいめな装いにもワラビーは相性抜群。ボリューミーなコートと全体のダークトーンによって重たくなりがちな印象を、チラリとのぞかせた足首で抜け感をフォローしています。足元のワラビーが良いあんばいに主張され、コートの重量感とバランス良く馴染みました。

待望の復刻を果たしたモンク仕様のワラビーにも注目

待望の復刻を果たしたモンク仕様のワラビーにも注目

ENDROOL ANNEXE

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シューレースではなく、バックルとストラップでスリッポンのように脱ぎ履きできるワラビーモンクが登場したのは、1970年代のこと。シューレースの時には出せなかったインパクトと着脱のしやすさにより、1990年代に1度復刻がなされたものの、そこからしばらく表舞台に現れることはありませんでした。

そして、2018年に『ユナイテッドアローズ』の手により別注という形で再度復刻。バックルやストラップを現代的にアップデートし、スエードも撥水スエードに変更してあるなどルックス的にも機能的にも優れた1足に仕上がっています。次の復刻がまたいつになるのか分からない今、ワラビーファンとしては確保しておくのが正解でしょう。

クレープソールが印象的。クラークスのナタリー

スニーカー・シューズ

クレープソールが印象的。クラークスのナタリー

「デザートブーツ」をはじめ、数々の名作を生み出している『クラークス』。同じく名作「ワラビー」の流れを汲む「ナタリー」にフィーチャーし、その魅力を掘り下げます。

近間 恭子

2019.01.24

トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

スニーカー・シューズ

トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

『クラークス』のデザートブーツといえば、流行り廃りとは無縁のマスターピース。暖かいスエード素材で仕立てられたブーツは、秋冬コーデの強い味方になってくれます。

山崎 サトシ

2020.12.18

コマツ ショウゴ
コマツ ショウゴ
某フリーライターに弟子入りし、独立。10代から30代のメンズファッション誌を中心に執筆する。ブラックミュージックが大好物で長髪が自身のトレードマーク。
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