最高峰のプレミアムダウン。モンクレールのおすすめ10モデル

最高峰のプレミアムダウン。モンクレールのおすすめ10モデル

ダウンジャケットをファッションアイテムとして日本に広く普及させた功労者の『モンクレール』。王者の風格すら感じさせるブランドの魅力と、狙い目モデルを紹介します。

平 格彦

2019.10.26

モンクレール(MONCLER)
アウター
ダウン
ダウンジャケット

プレミアムダウンの老舗ブランド『モンクレール』 

『モンクレール』は1952年にフランスのグルノーブル郊外で誕生したブランド。もともとは登山家向けにテントやウェア類などを生産していました。その後、フランス人として初のヒマラヤ登頂を成し遂げたリオネル・テレイ氏をアドバイザーに迎えて本格派のダウンウェアを生み出すようになりました。

1960年代に入るとスキーウェアも展開。1968年の冬季オリンピックではフランスアルペンチームの公式スポンサーに選ばれ、それがきっかけでフランスの国鳥であるオンドリがアイコンとなりました。1980年代に入ると、パリのセレクトショップなどが『モンクレール』のダウンジャケットを取り扱い始め、ファッションアウターとしての人気を獲得。日本でも知られるようになり、2005年にドラマで人気俳優が着用したことなどをきっかけに一気に知名度がアップ。現在の確固たる地位へとつながっています。

価格以上の価値がある。『モンクレール』が選ばれる理由

『モンクレール』のダウンジャケットの人気の理由を大きく3つに絞って解説します。ちなみに、読んだら『モンクレール』のダウンが欲しくなりますので、ご注意を!

理由1ホワイトグースに象徴される高い品質

ダウンジャケットの生命線はダウン=羽毛ですが、『モンクレール』では最高峰なホワイトグースの産毛を採用し、軽さと温かさを厳しい認定基準をクリアして、フランス規格協会ANFORからキャトルフロコン (4Flocons) という高い評価を得ています。さらに、ほかの素材も高品質。表地の代表的な素材はシャイニーナイロンですが、光沢のある表情がラグジュアリーなムードを放ちます。しかもフッ素樹脂加工が施されているため、撥水性や防汚性にも優れています。

理由2タウンユースを意識した美しいシルエット

ダウンジャケットは羽毛を使用していて暖かいのが魅力ですが、ボリュームがあるために野暮ったいシルエットになりがちです。その点、『モンクレール』のダウンジャケットはスタイリッシュな印象。それは、細かいパーツごとにダウンの量をグラム単位で設定し、シルエットを計算し尽くしているから。凹凸が目立ち過ぎず、ビジネススタイルにも合わせられるようなスマートな仕上がりが大きな魅力となっています。

理由3エレガントな個性を振りまくデザイン

本格的なスペックを備えつつ、デザインにも力を入れているのが『モンクレール』。名だたるデザイナーとのジョイントワークがその事実を物語っています。クラシカルでオーセンティックなモデルだけでなく、モードなデザインのモデルもラインアップ。シーズン限定のコラボコレクションも人気を集めています。

※参考:『モンクレール』に参加orコラボした主なデザイナー ※50音順

相澤陽介氏(ホワイトマウンテニアリング)、アーデム・モラリオグル 氏(アーデム)、阿部千登勢氏 (サカイ)、アレクサンドル・マテュッシ氏(アミ アレクサンドル マテュッシ)、アレッサンドラ・ファキネッティ氏、ヴァージル・アブロー 氏(オフホワイト)、クリストファー・レイバーン氏、クレイグ・グリーン氏、グレッグ・ローレン氏、ジャンバティスタ・ヴァリ氏、渡辺淳弥氏 (ジュンヤワタナベ コム デ ギャルソン マン)、ニコラ・ジェスキエール氏 (バレンシアガ)、三原康裕氏 (ミハラヤスヒロ)、メアリー・カトランズ氏、山本耀司氏(ワイズ/Y’s)

『モンクレール』のダウン10モデルを一挙見せ

独断と偏見で今おすすめの現行モデルを10点ピックアップしました。スタンダードなタイプからモダンなデザインまで揃っているので、自分の好みやスタイリングにマッチする1着が見つかるはずです。

アイテム1MAYA (マヤ)

定番モデル、HIMARAYA (ヒマラヤ) の後継モデル。アーカイブのフォルムを現代的なアプローチで再構築しています。着丈が短めのコンパクトなシルエットが、『モンクレール』らしいスタイリッシュなムードを放っています。表地はシャイニーナイロンで、光沢感がリュクスな雰囲気。スキーの分野で培った最先端のも搭載しています。左袖のポケットに付いたロゴワッペンがさりげないアクセント。

アイテム2MONTGENEVRE (モンジュネーブル)

スタンダードなMAYA (マヤ) のデザインを踏襲しつつ、ウール素材で上品にアレンジしたモデル。ビジネススタイルとも相性は抜群です。素材に撥水性を与えているため、突然の雨や雪にも対応。フードが取り外しできるため、幅広いスタイリングに取り入れることができます。

アイテム3CLUNY (クリュニー)

長めの着丈に加え、ボタンとダブルジップの2重仕様で防寒性をアップ。コート感覚で着こなせるモデルです。ラグジュアリーなコヨーテファーとフードはそれぞれ取り外しできるため、気分やコーディネートに合わせてアレンジが可能。撥水加工を施した生地、ハンドウォーマーポケットや大きな裾ポケットなど、実用性も優れています。

アイテム4RYAN (ライアン)

ナイロンとウールのコンビネーションが個性を放っているモデルです。さらに、左胸のポケットもさり気ないアイキャッチ。左肩のロゴがボディになじんでいて、シックな表情に仕上がっています。フードはデタッチャブルで、ウール素材のライナー付き。

アイテム5LEOPOLD (レオポルド)

ベースはミリタリーのボンバージャケット。それをスポーティなデザインにアレンジしつつ、ダウンを封入して『モンクレール』らしく仕上げた1着です。エレガンスを感じさせるベージュのほか、男っぽいテイストを加速するミリタリーグリーンもラインアップ。

アイテム6CLAMART (クラマール)

ハイネック部分のアクセントカラーがセンスの良さを感じさせる注目モデル。スポーティなイメージが強いので、アクティブな印象の冬スタイルに導いてくれます。クールなブラック×レッドだけでなく、適度に武骨なミリタリーグリーン×ブルーもおすすめです。

アイテム7DRAKE (ドレイク)

スキー用のユニフォームを都会で着用するイメージに落とし込んだこちら。バイカラーのデザインが印象的で、スポーティかつラグジュアリーな個性を主張してくれます。バックから見てもそれとわかるデザインがハイセンス。さりげなく羽織るだけで、コーディネートにリュクスなスパイスを加味してくれます。

アイテム8AYNARD (エイナード)

光沢感の変化によってバイカラーを描き出したデザインがエレガント。ダウンジャケットらしいフォルムなのに、上品かつクールなニュアンスに仕上がっています。左袖のロゴワッペンでブランドのアイデンティティーも何気なくアピール。真冬でもファッションが楽しめる逸品です。

アイテム9AURELIEN (オーレリアン)

1970年代に人気を博したパーカーを、現在の『モンクレール』らしい気品あふれるデザインにモディファイ。前から見るとコートのような仕上がりですが、バック側はダウンジャケットとわかるキルティング入り。意外性のあるデザインで、周囲とは異なる着こなしが築けます。

アイテム10TIB (ティブ)

レイヤードを楽しむならダウンベストが最適です。『モンクレール』にはダウンベストも豊富に揃っていますが、このモデルは1980年代に流行したアウターのデザインがベース。そのデザインとシャイニーナイロンがスポーティなムードを醸してくれます。フィットは細身でモダンです。

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平 格彦

出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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