実力派英国靴サンダース。その魅力と、知っておきたいおすすめ13足

実力派英国靴サンダース。その魅力と、知っておきたいおすすめ13足

『サンダース』は、品質と価格帯の良好なバランスに厚い支持を得ている英国生まれの革靴ブランド。その魅力をチェックしつつ、大人の足元に似合う似合う10足を紹介する。

牟田神 佑介

2019.10.03

サンダース(SANDERS)
レザーシューズ

英国生まれの実力派ブランド。『サンダース』はここがスゴい

英国生まれの実力派ブランド。『サンダース』はここがスゴい

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1873年、創業者のサンダース兄弟によって誕生した英国靴の名門ブランド。『エドワードグリーン』や『ジョンロブ』を輩出した靴の聖地ノーサンプトンで150年以上の歴史を持ち、現在はファミリー・マネジメントによる第四世代目。熟練した職人による手作業と高度なコンピューター制御システムを効率的に使い分け、伝統的なグッドイヤー・ウェルト製法にこだわりIS09002のAssurance認可を取得している高品質なモノ作りがブランドの売りだ。また、イギリス国防総省向けに供給される革靴のほとんどはサンダース製といわれており、最高品質の革靴をイギリス国内と30以上の国と地域に供給している。

英国生まれの実力派ブランド。『サンダース』はここがスゴい 2枚目の画像

ノーザンプトンブランドのクオリティを比較的安価で入手できるのも、『サンダース』ブランドのうれしいところだ。その価格帯を維持できている理由は、製造過程にある。前述の通りイギリス国防総省に向けたモノ作りを行っているのだが、実はその比率はファクトリーの生産ラインのほぼ半分を占めている。官公品の圧倒的な物量をさばける生産ラインが整っているからこそ、他ブランド遜色ないクラスの素材や製法にこだわりつつコストを抑えることが出来るのだ。まさに英国靴の良心であり、そのコストパフォーマンスの高さは初めての本格靴としてもふさわしい。

英国生まれの実力派ブランド。『サンダース』はここがスゴい 3枚目の画像

また、『ギーブス&ホークス』や『バブアー』、『スマイソン』など英国で一流に属するブランドがそうであるように、『サンダース』もロイヤルワラントの認定を受けたブランドの1つである。官公品としてタフネスと、ロイヤルワラントのエレガンスを兼ね備えた希有なシューメーカー。それこそが『サンダース』なのだ。

定番から新顔まで厳選。『サンダース』の革靴12選

最高級の素材を使用して作られる、伝統的なMADE IN ENGLANDの『サンダース』製シューズ。ブランド代名詞的な存在といえるのは「ダービーシューズ」やマッドガードなのだろうが、いまやそのラインアップも多岐にわたっている。短靴か、ブーツか、サンダルかの選択肢も含め、お気に入りの1足を探してみよう。

アイテム1ミリタリーエプロンダービーシューズ

ミリタリーエプロンダービーシューズ

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滑らかなシルエットが美しいUチップトゥシューズ。インソールに刻まれたロゴマークは約20年前まで英国国防総省向けに使用していたもので、今作のために復刻されたディテールだ。素材は、『サンダース』ではポピュラーなポリッシュ加工のカーフ素材。樹脂加工の革となるため、雨の日でも気兼ねなく履き込むことが出来る。そんなッラフでタフな一足には、堅牢なダイナイトソールが適任だろう。

アイテム2ブロードアローエプロンダービーシューズ

ブロードアローエプロンダービーシューズ

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上記のモデルのエプロン(Uチップのかぶせ)部分に、ブロードアローを配したのがこちらのモデル。ただの矢印に見えるが、英国軍支給品に付けられる由緒正しいマークだ。ブロードアローは。大戦当時に支給されていた腕時計の文字盤などにも確認することが出来る。3本の線がそれぞれ陸・海・空を表しており、三位一体で敵を討つという意味が込められている。より『サンダース』愛が深い方は、こちらのモデルを選んでおいて損はない。

アイテム3キャップトゥダービーシューズ

キャップトゥダービーシューズ

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上記の「ミリタリーエプロンダービーシューズ」同様に、日本限定のミリタリーコレクションに属する「キャップトゥダービーシューズ」。なお、“ダービーシューズ”とは外羽根式のカジュアル靴を指すワードである。

ストレートチップとは似て非なる、武骨なトゥキャップと3本ステッチが抜群の存在感を示す同モデル。カジュアルスタイルにはもってこいのボリュームであるため、オフの日のドレスアップ要員として手に入れておきたい。

アイテム4スエード レザーシューズ

スエード レザーシューズ

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「ダービーシューズ」と双璧をなす『サンダース』の代名詞といえば、こちらのマッドガード(泥よけ)を装備したシューズ。天然ゴムのクレープソールの上から靴の周囲をぐるりとガードするように巻かれた同素材のラバーは、文字通り悪天候下でも泥跳ねからシューズを守ってくれる役割がある。雨の多いイギリス生まれのシューズらしいディテールだ。

アイテム5ハイトップ チャッカブーツ

ハイトップ チャッカブーツ

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通称“ プレイボーイチャッカ”や“ブリットチャッカ”と呼ばれる、映画「ブリット」でスティーブ・マックイーン氏が履いていたことから人気に火が付いたブーツ。重厚な印象のマッドガードは雨天時の水の侵入を防いでくれるほか、クッション性も高いため履き心地は申し分ない。ソールの素材も相まってカジュアル度が高いため、ドレススタイルのカジュアルダウンに用いるのが適任だろう。

アイテム6マドリッド

マドリッド

『サンダース』のローファーといえば、と聞かれれば「マドリッド」が挙げられる。ドレスシューズラインであるディプロマットコレクションに属しているため、同ブランドらしいラウンドトゥながら全体的に無駄のないシャープな出で立ちにまとまっている。ダイナイトソールのモデルもあるので、そこはお好みで。

アイテム7ミリタリーダービーブーツ

ミリタリーダービーブーツ

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品格の良さが漂いスタイリッシュな印象のレースアップブーツ。アッパーはポリッシュ加工されたカーフレザーを使用し、ソールはコマンドソールを採用。高めに取られたシャフトは、パンツの裾から覗いた際に実に品の良いシルエットを形成している。ちなみに、『サンダース』ではアイコニックなディテールとなるトゥの3本ステッチはピューリタンステッチというのだとか。

アイテム8ミリタリーチャッカブーツ

ミリタリーチャッカブーツ

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「ダービーシューズ」と「ダービーブーツ」の中間的なルックスとなる、チャッカブーツタイプのモデル。程良い高さのシャフトはパンツを選ズマッチするが、クロップドパンツなどと合わせるとよりエレガントに装うことが出来るはずだ。素材はポリッシュドレザーを採用しているため、悪天候でももってこい。

アイテム9チェルシーブーツ

チェルシーブーツ

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ミリタリーコレクションに属する、「チェルシーブーツ」と名付けられたサイドゴアブーツ。キャップトゥにデザインされた3本ステッチは、同ブランドの「ダービーシューズ」を彷彿とさせる。英国・イッツシェイド社のコマンドソールを採用することで、ルックスのエレガントさのみならず実用性も高い1足に仕上がっている。

アイテム10アルバート スリッパ

アルバート スリッパ

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ローファー人気が高まっている中で再注目されているのが、スリッポンタイプのシューズの存在。名前にも“スリッパ”とあるとおり、気軽に足を通せるミニマルな1足に仕上がっている。もちろん、ダイナイトソールなのでラフに日々ーユースすることも可能だ。なお、レザーにはポリッシュドレザーではなくワキシーレザーを採用。光沢が控えめな分、エイジングによる味出しが期待できる素材だ。

アイテム11ノーレースシューズ

ノーレースシューズ

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「ダービーシューズ」からシューレースを排したような、スリッポンタイプの1足。シュータンの裏には太めのゴアストラップが配されており、ラフで快適な足入れを実現している。シューレースがないながらもフォーマル感を担保してくれるルックスであるため、パーティーシーンなどにも取り入れやすい。

アイテム12Tストラップ ミリタリーサンダル

Tストラップ ミリタリーサンダル

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ミリタリー由来のシューズを得意とする『サンダース』には、“ミリタリー”サンダルも存在する。だが、サンダルという名前ながらソックスさえ合わせればドレスシーンでも十分通用するエレガンスも兼備。堅牢なTストラップとヒールカップにより足をしっかりとホールドしてくれるので、履き心地は短靴そのものだ。

アイテム13『アーバンリサーチドアーズ』別注 Mudguard Butt Seam Loafer

『アーバンリサーチドアーズ』別注 Mudguard Butt Seam Loafer

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上記で紹介した「マドリッド」に、『サンダース』を代表するディテールであるマッドガードを巻いたようなルックスのローファーがこちら。厚みのあるクレープソールはクッショニングも良好でカジュアルに履きこなせる。ボリュームもあるため、スニーカーライクにコーデに合わせられるのも面白い。

「Men’s JOKER」、「STREET JACK」と男性ファッション誌を経た後、腕時計誌の創刊に携わり現職。メンズ誌で7年間ジャンルレスに経験してきた背景を生かし、TASCLAPでは主に腕時計や革靴、バッグなど革小物に関する記事を担当している。
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