羽織るだけで品良くおしゃれに。ロングコートで作る大人の着こなし

羽織るだけで品良くおしゃれに。ロングコートで作る大人の着こなし

この冬はロング丈のコートが充実しています。気軽に羽織るだけで品良くおしゃれにまとまるので、活用しないともったいない。おすすめの逸品と着こなし術を紹介します。

平 格彦

2017.12.07

チェスターコート
2017年-2018年冬のトレンド

羽織るだけで上品かつおしゃれにキマるロングコートが便利!

今シーズンはシンプルな面持ちのロングコートが豊作です。代表格はチェスターコートですが、ほかにもさまざまなタイプのロングレングスのコートが各ブランドからリリースされています。丈が長いぶん、コーディネートの面積の大半を占め、コートの魅力がコーデの印象に直結。つまり、羽織るだけで上品かつおしゃれな着こなしがすぐに築けます。

でもロングコートって着こなすのが難しいのでは……?

丈が長めのコートに慣れていない人や、苦手意識を持っている人も少なくないと思いますが、愛用してみると着こなすのは意外と簡単。スウェットパーカーにジーンズを合わせたようなカジュアルな着こなしに羽織るだけでも大人な品位をプラスしてくれるので、本当に便利です。さらには、気になる体型を覆って隠してくれるという副産物もあります。

ロングコートを選ぶ際は、デザインとバランスをチェック

基本的には着こなしやすいロング丈のコートですが、注意も必要です。それは、オーバーサイズすぎるとラフで若作りしている印象にもなりかねないこと。また、凝ったデザインやボリューム感のあるタイプは基本的には上級者向き。大人には似合わないことも少なくないので、写真のような定番的でシンプルなタイプを選ぶのが正解です。きちんと試着してシルエットやバランスもチェックしましょう。

今季選びたい、ロングコートのおすすめ10選

上品でシンプルな大人向きのロングコートを中心に、今おすすめの逸品を10点ピックアップしました! さまざまなタイプをえりすぐっているので、気になるコートが見つかるはずです。

長めのレングスとダブルのフロントがクラシカルな品格を放っている1着。上質感があるビーバー生地の風合いが上品で、裏地には滑りの良いキュプラ素材を採用しています。オンからオフまで幅広く着回すことができる優れモノは、トレンド感のあるダークグリーンに加えて王道のブラックも展開しています。

ラグランスリーブやワイド気味なシルエットなどでリラックスできる着用感を実現したダスターコート。ヴィンテージテイストが絶妙な生地を起用しているので無造作な雰囲気があり、カジュアルなコーディネートと相性が抜群です。その一方、シンプルなデザインなのできれいめなスタイルにも難なくマッチします。

『サヴィー』のディレクター兼デザイナーの牧 大輔氏と、『アーバンリサーチ』とのコラボで生まれたコート。Aラインのシルエットが特徴的なフード付きのラップコートで、気軽に羽織れるデザインに仕上がっています。都会的なグレーだけでなく、旬なカーキもラインアップ。

ウールにカシミヤをブレンドした生地が上質感たっぷり。そんな表地の魅力をシンプルなデザインで強調しつつ、ビッグシルエットやドロップショルダーで今どきのリラックス感もMIXしています。ショールカラーはマイルドな印象で、コーディネートをソフトなムードに導きます。

トレンチコートの原型といわれるタイロッケンコートがモチーフ。ブランドの視点でミニマルかつモダンにアレンジしています。シルエットはオーバーフォルム気味で、フロントのベルトを結んでも、フロントを全開にしてもさまになる仕上がり。ブラック、カーキ、グレイッシュベージュの3色展開です。

デザイナーのキャサリン・ハムネット氏が所有していた1980年代のミリタリーウェアがベース。ゆったりしたシルエットを採用しつつ、耐久性や耐水性に優れるコーデュラナイロンで仕立てています。アメリカ軍の寒冷地用防寒着に使われていた人口羽毛を採用しているため、軽いのに保温性も抜群。

この冬はダッフルコートの人気が再燃しています。この1着は、肉厚なヘビーメルトンを起用しつつ、フードからつながるチンガードが高めに設定して防風性もアップ。ハンドウォームポケットも装備するなど、オーセンティックな面持ちのなかにギミックが詰まっています。今季らしいブラウンがイチオシ。

サイズ40で着丈が125.5pと、かなり長めのレングスが特徴的な1着。Aラインのシルエットが美しく、ジャガード織りで描いた今季注目のグレンチェックがクラシカルな品格を放っています。サイドの大きなスリットが可動性を確保。付属のベルトで縛ってとめる仕様です。日本の美意識と技術力を駆使するブランドだけに、品質もお墨付き。

『417 エディフィス』から生まれた新レーベルが『パルプ』です。新時代のMIXスタイルをコンセプトに掲げているとおり、このコートも不規則な生地感がクラシカルで、ビッグシルエットが今っぽいムードを醸出。時代を越えたクロスオーバーを実現しています。

ドロップショルダーでゆったりと着られるデザインながら、ストンと落ちる美しいストレートシルエットで洗練されたムードを放つメルトンコート。落ち着いたカラーで大人らしい雰囲気で着こなせるので、ビジネスからカジュアルまで活躍します。

どう着こなす? ロングコートの着こなしサンプルもチェック

最後に、ロングコートを使ったコーディネートの実例を紹介します。5つのお手本を通して今っぽさや自分らしさを加味するテクニックを解説しますので、実践してこの冬を上品かつおしゃれに楽しんでください。

テクニック1スウェットパーカーを使った定番的カジュアルダウン

シンプルなロングコートは上品だからこそ、ドレスやビジネスといったテイストを印象づけてしまうことも。そんなときは、スウェットパーカーによってカジュアルダウンするのが有効なテクニックです。今どきなリラックス感やスポーティーなムードをMIXすることで、こなれた雰囲気が演出できます。

テクニック2迷ったら、無地のタートルネックニットで上品に

インナーに悩んだら、寒い冬はタートルネックのニットを選べばOK。大人なニュアンスを持っているアイテムなので、コーディネート全体が落ち着きます。ダッフルコートなど、カジュアルな部類のコートにこそ必要な万能インナー。品位をアップして大人な着こなしに導きましょう。

テクニック3モノトーン×アースカラーで大人なムードを強調

コートを含む全身のカラーリングを、モノトーン&アースカラーで揃えると上質感が匂い立ちます。例えば、ショールカラーのコートはグレー、パンツはブラックを選んでモノトーンをメインに。そのうえでベージュのインナーやブラウンのブーツを差せば、カジュアルなのに上品で大人っぽい着こなしが完成します。

テクニック4Vゾーンが開いているロングコートは差し柄で個性を加味

チェスターコートに象徴されるVゾーンが開いているコートは、インナーによって印象が変わります。上品にまとめるだけなら無地のニットなどが最適ですが、個性を加えたい場合は差し柄を駆使するのがおすすめです。アイスランディッシュニットをアクセントとして使用すれば、冬らしさや民族テイストがMIXできます。

テクニック5クラシックな総柄コートはブラックで引き締めるのが定石

ロングのチェスターコートの総柄はグレンチェック。クラシックな風格が漂っていますが、コートの面積が広いだけに着こなし方を間違えると野暮ったいイメージに陥りがちです。そこで、ほかのアイテムをブラック基調にしてクールに締めるのがおすすめ。大人でモダンなスタイリングが容易に構築できます。

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