旬のロングコート。何を選ぶ?どう着こなす?の正解集

現在コートの主流となりつつあるのが、ロング丈の1着です。今すぐロングコートをフル活用できるよう、選び方、着こなし方、おすすめアイテムまでを一気に紹介します!

平 格彦

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2019.11.19

今、メンズコートの主流はロング丈になっています

今、メンズコートの主流はロング丈になっています

ZOZOTOWN

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チェスターコートの人気が象徴的ですが、「せっかくコートを着るなら上品に見えるロング丈の1着を」、そんな選択が主流になっています。ただし、品格があるからこそ敷居が高く感じられるのも事実。気軽に活用するためには、まずは選び方や今っぽい着こなし方からチェックしていきましょう。

ロングコート選びで失敗しないための3つのポイント

まずはロングコートの選び方を伝授! 3つのポイントに絞り込んで詳しく解説していきます。ここで紹介するポイントを手掛かりにして、お気に入りのロングコートを見つけ出してください。

▼ポイント1:着丈の長さは「膝上5cm~膝下5cm」を目安に選ぶ

そもそもロングコートと呼べる着丈は、着用した状態で膝くらいの長さというのが1つの目安。これを基準に、やや短めなら膝上5cm程度、やや長めなら膝下5cm程度の範囲で選ぶのがおすすめです。それより短いとトレンド感が薄れてしまい、それより長いと着こなしの難易度が高くなるので、バランスを考慮すると膝±5cmくらいの丈が最適。

「膝上5cm」はこのくらいのイメージ

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ナノ・ユニバース公式通販サイト

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ヒップがすっぽり隠れているのは当然ですが、太ももの大部分も隠れているくらいが膝上5cm。中にテーラードジャケットなどを着込んでも裾が隠れてくれるので、ショート~ミドル丈のコートに比べて着回しやすい長さです。

「膝下5cm」ならこんな感じ

「膝下5cm」ならこんな感じ

アーバンリサーチオンラインストア

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コートが膝よりも長くなると、かなりロングな印象が強まってきます。これ以上長いレングスになると品位が低減してくるので、最長でも膝下5cmくらいをキープしましょう。

▼ポイント2:袖の長さは「手首が隠れるくらい~親指の付け根が隠れるくらい」がベスト

実は袖の長さも大切。袖が長いと単に大きなサイズのコートを着ている印象になってしまい、だらしない印象や野暮ったいイメージを与えかねないからです。袖をまくれるコートなら折り返してもOKですが、きちんとした袖丈の方が着こなしの幅が広がります。

「手首が隠れるくらい」はこんな塩梅

「手首が隠れるくらい」はこんな塩梅

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おすすめは手首がちょうど隠れるくらいの袖丈。ジャストな長さなので着たときに品良く映り、また対比によって着丈がより長く見えるというメリットもあります。

「親指の付け根が隠れるくらい」ならこういうバランス

「親指の付け根が隠れるくらい」ならこういうバランス

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ルーズシルエットのアウターが流行しているのを受けて、袖も長めに作られたコートが増えています。ただし着こなしやすさを考えると、袖は長くても親指の付け根くらいまでが許容範囲。それよりも長いとバランスが取りづらくなってきます。

▼ポイント3:「ベーシックカラーの無地」ならオールマイティに着こなせます

丈が長い分、全体的な面積も大きくなるのがロングコートの特徴。そんな存在感のあるアイテムで個性的な色柄を取り入れてしまうと持ち前の品位が損なわれてしまいがち。ここはやはり、定番カラーの無地がイチ押しです。当然、着回しやすさも抜群!

ネイビーをはじめとする王道カラーの無地は、合わせる装いを選びません

ネイビーをはじめとする王道カラーの無地は、合わせる装いを選びません

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上品かつ爽やかでフォーマル過ぎないネイビーが特におすすめ。その他にも、例えばブラックやグレー、ベージュ、カーキといったお馴染みのカラーであれば、汎用性に優れています。無地ならどんなアイテムを合わせてもすんなりマッチ!

遠目で無地に見えるくらいの柄なら、取り入れてみるのも1つの手です

遠目で無地に見えるくらいの柄なら、取り入れてみるのも1つの手です

アーバンリサーチオンラインストア

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もっとトレンド感を重視したいという場合には、柄モノという選択もあります。ただし、その際も使いやすさを意識して、パターンの細かい柄を選ぶのが定石。例えば、こんな控えめでトラッドなチェック柄なら、品格や着回しやすさも兼ね備えています。

ロングコートをおしゃれに着こなすためのコーデ三大鉄則

選ぶポイントを理解したあとは、ロングコートの着こなし方を伝授。すぐに実践できる鉄則を3つに絞って紹介するので、ぜひマスターしておしゃれに着こなしてください!

▼着こなしの鉄則1:合わせるボトムスは「細身」か「テーパード」が好バランス

ロングコートはボリュームを感じさせるルックスが特徴。最近は特にビッグシルエットの1着も増えているので、シャープなボトムスで引き締めたほうがバランスが整います。そこで、全体的にスリムな細身のパンツか、裾に向かって細くなるテーパードパンツを合わせるのが大原則です。

タイトシルエットのパンツで引き締めるのが王道テクニック

タイトシルエットのパンツで引き締めるのが王道テクニック

WEAR

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程良いルーズシルエットが今どきムードを振りまくロングコートに、タイトなジーンズを合わせたコーディネート。コートがシックなブラックなのに対してジーンズはライトブルーをチョイスしてカラーコントラストを効かせつつ、上下のシルエットにメリハリをつけることで引き締まった印象に仕上げています。

腰周りがルーズでも、裾が絞られていれば大人なバランスに

腰周りがルーズでも、裾が絞られていれば大人なバランスに

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ロングコートを着用するとボトムスの腰周りはほとんど隠れます。つまり、重要なのは裾の印象。このボトムスはややルーズなテーパード型ですが、裾に向かって細くなっているので、大人っぽいバランスにまとまっています。

▼着こなしの鉄則2:インナーにパーカーやタートルネックを挿して目線を上に集める

自動的に縦長感を演出できるロングコートですが、ときには丈の長さによって重心が下がった印象を与えてしまうことも。これを払拭するには、高い位置にポイントを作るのが定石。パーカー、タートルネックといった首周りにアクセントのあるアイテムや帽子などを投入すると視線が上に集まって、重たく見えるのを回避できます。

パーカーのフードをスパイスとして効かせた理想形

パーカーのフードをスパイスとして効かせた理想形

WEAR

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上下ダークトーンのコーディネートに白いスウェットパーカーを挿したテクニックが巧妙。パーカーのフードがクリーンなアクセントになっていて、目線を自然と高い位置に導いています。

さりげなくタートルネックを活用したクールな着こなし

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WEAR

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こちらはタートルネックをさりげなく効かせたスタイリング。主張し過ぎないカラーリングで大人っぽく仕上げていますが、やはりタートルネックがポイントとなっていて視線を集めます。

▼着こなしの鉄則3:コーデの上下を同じ色で揃えてスタイルを良く見せる

ロングコートの縦長効果を高める方法がもう1つ。それが、トップスとボトムスを同カラーでまとめて一体化させるというテクニックです。この技を単独で活用しても効果は十分ですが、「鉄則2」との複合技なら一層効果的。

コートとボトムスを同色で統一するのが基本的なパターン

コートとボトムスを同色で統一するのが基本的なパターン

WEAR

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ロングコートもテーパードパンツもネイビー。一体感が生まれて縦長効果が向上しています。さらに「鉄則2」の応用としてキャップをプラスすることで目線を高い位置に誘導し、一層スタイル良く見せることに成功!

インナーとボトムスを一体化させてロングコートの魅力を高めた上級テク

インナーとボトムスを一体化させてロングコートの魅力を高めた上級テク

WEAR

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インナーとボトムスを同じカラーで揃えても縦長効果はアップ。ロングコートでインナー&ボトムスの横幅が隠れているので、より細長く見せてくれるのです。ロングコート自体の縦長効果も生きているうえに、パーカーのフードによって「鉄則2」の効果も上乗せしています。

品良く着られる! 大人に推奨したいロングコート10選

今、大人におすすめのロングコートを7アイテムに絞って紹介。一括りにロングコートと言ってもバリエーションは豊富なので、これを参考に自分の好みやコーディネートにマッチする1着を探し出してください。

アイテム1

『ユナイテッドトウキョウ』リバーメルトンダブルチェスター

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ダブルブレストのチェスターコートは、クラシックで上品なムード。膝が隠れる程度の長さも品があって理想的です。愛知県尾張一宮の高品質な生地も品格を上乗せ。2枚のメルトン生地を使いつつ縫い代が内側に出ない高等技術を用い、ストレスのない肌当たりを実現しています。肩周りに余裕を生むドロップショルダーもリラックスできる着心地に貢献。

アイテム2

『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リバーメルトン バルカラー コート

『ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ』リバーメルトン バルカラー コート

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厳密には異なりますが、バルカラーとステンカラーはほぼ同じような襟型。シンプルで着こなしやすいデザインです。ミドル丈が多いバルカラーコートですが、ロング丈になると一層上品。さらにこのアイテムは、表地と裏地の色を微妙に変えることでさりげなく個性を加味しています。かなり軽量なメルトン生地を起用するなど、着心地も追求。

アイテム3

『アダム エ ロペ』コットンギャバ オーバーサイズトレンチコート ライナー付き

『アダム エ ロペ』コットンギャバ オーバーサイズトレンチコート ライナー付き

アダム エ ロペ オフィシャルサイト

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ロング丈のトレンチコートは、クラシックなムードが高まり品格を感じさせます。しかもこの1着は、上質感が漂うギャバジン生地を採用。両面を起毛したあとに特殊加工を施してソフトな風合いや光沢を出し、より大人らしいルックスに。取り外し可能なライナー付きで、保温性が調整できるのもポイントです。

アイテム4

『フリークスストア』ラシャ スタンドコート

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ロング丈のAラインシルエットが美しい1着。シンプルなスタンドカラーは防風性が高く、折り返して大きめのステンカラー風にアレンジすることも可能です。生地はメルトン。非常に細いスーパー110sのラムウール糸を使用しているため、滑らかで膨らみがあり、上質感も放っています。

アイテム5

『クルニ』タイロッケンウールコート

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トレンチコートの原型と言われるタイロッケンコートはロング丈が定番。そんなコートをスーパーエキストラファインメリノウールの生地でクラスアップした1着です。発色の良さを生かしたカラバリも魅力で、特にライトグリーンとキャメルは美しい仕上がり。サイドのスリットが深くすることで、着丈が長くても動きやすいように工夫しています。

アイテム6

『ステュディオス』ベルテッドラップコート

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極細のスーパー140sを原料とする軽くて温かいメルトン生地を使用。肌触りも極上のラップコートです。気軽にはおれる着流しコートを目指し、裏地を省いているのもポイント。しかも着丈が長めなので、ベルトを巻いたときに美しいドレープが生まれ、生地の上質感を引き立てます。

アイテム7

『ハレ』ウールパイルボアコート

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今シーズン人気が高まっているパイルボア生地を採用したコート。モコモコした生地感はカジュアルですが、シンプルなチェスター型のデザイン、大きめでクラシックなラペル、ロングなレングスなどによって品良く仕上げています。素材はウールがメインで、保温性も優秀です。

アイテム8

『ショット』レザーチェスターロングコート

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この冬はロング丈のレザーアウターも注目度が高まっています。ライダースジャケットが人気の『ショット』も革製のチェスターコートをリリース。着た際に重く感じないように、高品位で軽量なカウハイドを選んでいます。シンプルなデザインで意外と着回しやすいので、クールに着こなしてみてください!

アイテム9

『アンルート』ナイロン ダウン ガウンコート

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ロング丈のダウンコートも素材感やデザインによってかなりエレガント。このコートは、軽量でマットなナイロン製のリップストップ生地を用いて品良く仕立てています。基本はスタンドカラーを想定していますが、折り返せばテーラードカラー風にして使えるのも便利。チェスターコートと同じように着回せます。

アイテム10

『ウィゴー』ニットメルトンオーバーコート

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ロングコートは生地がたくさん必要なこともあって価格が高くなりがちですが、リーズナブルなタイプも少なくありません。これはポリエステル100%のメルトン風ファブリックを使用することで、価格を抑えた1着。ロング丈のチェスター仕様で高見えするように仕上げています。全5色の豊富なカラバリも魅力。

オーバーサイズコートが今、スタンダード。大人流の選び方とコーデ術

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平 格彦

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注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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