メンズのデッキシューズ おすすめブランドとコーデ集

メンズのデッキシューズ おすすめブランドとコーデ集

夏に欠かせないデッキシューズ。大人の着こなしを爽やかに仕上げるのに必要不可欠な一足だが、どのブランドの名作が正解なのか。また、靴下ははくべきは否か。そこに迫る。

菊地 亮

2016.06.24

レザーシューズ
モカシン・デッキシューズ
夏の着こなし・コーデ

マリンスタイルはもちろん、旬なアメトラにもしっかりハマる名作デッキシューズ

デッキシューズは元来、船舶上での作業に従事しやすいように作られた専門靴。だからこそ、その趣にはどこか潮の香りが漂う。当然マリンスタイルと相性はいいが、古くからアイビーリーガーたちに親しまれてきた過去もあるだけに、ローファー替わりに、なんてのも悪くない。

デッキシューズの代表的モデルはこの2タイプ

デッキシューズの最たる特徴と言えばソール。甲板を汚さないようホワイトが採用され、船上は常に海水などで濡れているため、特殊な切れ込みを入れたラバーで作られている。厳密に言うと、そのソールを用いているシューズであれば総じてデッキシューズと言われるのだ。その代表的な形が、このスニーカー型とモカシン型。

タイプ1:スニーカー型キャンバス地の爽やかな履き心地と動きやすさが魅力

オックスフォードタイプのスニーカー型で、デッキシューズ特有のグリップ力に加え機動力も兼備。アッパーはキャンバス地が大半で、汚れても気にせず洗えるためガシガシ履くくことができ、ヴァルカナイズド製法により仕上げてられているため軽快に履けるのもうれしい。

タイプ2:モカシン型機能性を維持しながら品の良さもプラスした1足

デッキシューズならではの機能(ソール)を備えながら、品行方正な見た目も手にしたレザー製のモカシンタイプ。そのレザーは、古くから動物油でなめしたオイルドレザーを使用。その撥水効果により、水を吸収して革が重くなる、傷むなどの難点を克服している。

デッキシューズの選び方

デッキシューズを購入する前に押さえておくべきは、その選び方。ここでは3つの視点に焦点を当て、デッキシューズの選び方を解説する。

選び方1サイズはジャストフィットのものを

デッキシューズのように履き口が広めになっているタイプの靴は踵抜けしやすく、歩いているときにパカパカしてしまうことがある。大きめの物は避け、なるべく自分の足に合ったサイズを選ぶようにしたい。特に、革でできたものは履いているうちになじんで素材が伸びることがあるので、その点も考慮に入れて。

選び方2カジュアルはもちろん大人スタイルにも合わせたいならレザータイプを

普段着ているタイプの服が、シンプルめ、きれいめの場合はレザーで出来たデッキシューズを選んでおくのがよい。履けば履くほど味が出てくるレザータイプは、大人の男スタイルで攻めたい人にピッタリだ。

選び方3無難すぎるシンプルコーデのアクセントには差し色のデッキシューズを

デッキシューズは基本的にカラーバリエーションが豊富で様々な色を扱っているショップが多いです。いつものコーデが少しシンプルすぎるような気がしたら、赤や青等の鮮やかな原色を選んでみましょう。小物なら派手な色でも取り入れやすく、ほどよいアクセントになります。

大人のためのデッキシューズ。おすすめブランドを一挙公開!

スポーツシューズなら『ナイキ』や『アディダス』、ワークブーツなら『レッドウイング』のように、デッキシューズにもハズすことのできないブランドをピックアップ。どれも質実剛健でハズレのないアイテムが揃う。

ブランド1『スペリートップサイダー』

デッキシューズの元祖として知られるアメリカの老舗。創始者のポール・スペリーが、氷上を走り回る犬からインスピレーションを得て“スペリーソール”を考案したのは有名な話で、スニーカー型とモカシン型をラインアップ。そのモカシンシューズは、今でもアメリカ海軍兵学校のオフィシャルシューズとして採用されている。

ブランド2『セバゴ』

1946年の創業以降、常にハンドメイドへの頑ななこだわりを持ち、ローファーなどの名作を発信してきたブランド。特にデッキシューズは、快適さと耐久性を提供する縫い目のないハンドメイドレザーモカシン構造で仕上げられ、安全なグリップを維持するノンマーキングラバーソールを採用するなど、妥協なき作りに定評がある。

ブランド3『イーストランド』

アメリカ・メイン州フリーポートに誕生したブランド。正統派アメリカンスタイルの靴作りが行われ、マッケイ製法によるモカシン靴は特に有名だ。そのノウハウや理念は、経営者、職人、デザイナーともに3世代にわたり同家系によって受け継がれ今にいたっている。1955年の設立から作り続けられているモデルの復刻版も注目。

ブランド4『クオディ』

『L.L.ビーン』のモカシンを作り続けてきたショーリー一族が創業。今でも、ハンドソーンで昔ながらの製法に則って作り続けられている。そんな昔気質な一面に加え、新たな試みも。こちらは、ホーウィン社製のレザーを使い、ソールにはビブラム社のモノを使うなど革新と伝統が融合した1足は多くの人々を魅了している。

ブランド5『タカキュー』

ポルトガル製のインポートデッキシューズ。独特のカラーリングは輸入品ならではですが、派手すぎないのでいつものカジュアルスタイルに簡単に取り入れることができます。春夏シーズンに特に活躍してくれそうな軽量感のあるアイテム。

ブランド6『ビームスプラス』

ペニーローファーをスニーカー感覚で履くことができたら、というコンセプトをもとに製造されたデッキシューズ。デッキシューズのカジュアル感とローファーらしい革のシックな雰囲気が絶妙にマッチしています。キッチリ、カジュアル両方相性がよさそうな一足。

ブランド7『アヴィレックス』

オーソドックスなタイプのデッキシューズ。ホワイトのソールが爽やかさ・アクティブさをプラスしています。ジーンズやカジュアルなカットソーに合わせれば簡単に大人カジュアルスタイルに。写真のようにジーンズをロールアップするのもよくハマりそうなアイテム。

ブランド8『アルフレッドバニスター』

直線的なラインに仕上げることによりスタイリッシュさが加わったデッキシューズ。実は、デニムをベースにレザーがプラスされたコンビネーションデッキシューズです。すっきりしたフォルムなのでシャツやスキニ―等と相性ピッタリ。

ブランド9『ダナッサ』×『グリーンレーベルリラクシング』別注

『グリーンレーベルリラクシング』がポルトガルのシューズメーカー『ダナッサ』に別注してできたデッキシューズ。余計なものをそぎ落としたシンプルなコーデに、重厚感のある茶色のデッキシューズを合わせれば一気に落ち着いた感じに。

ブランド10『サンエープラス』

手入れしやすいスエードの合成皮革を使用したローカットのデッキシューズ。スニーカーソールなので軽くて履きやすく、また、丈夫な作りになっているので春夏シーズンのお出かけにピッタリ。明るいブルーは足元を爽やかに見せてくれます。

ブランド11『デデス』

履いていくうちに足に馴染むスエードレザーを使用したデッキシューズ。落ち着きのある風合いなので、秋冬シーズンの足元を彩るアイテムとしてに活躍してくれます。コーデに派手すぎない大人っぽさをプラスしてくれる一足。

デッキシューズの着こなし方、3つのヒント

おしゃれにデッキシューズを履きこなすのは、難しいことではない。むしろ、たった3つのヒントさえ押さえれば誰にでも簡単にデッキシューズを履きこなすことが可能だ。

ヒント1素足または短めのソックスと合わせるのが無難

デッキシューズを履くときに失敗したくないのなら、短めのローカットソックスと合わせるか、素足で履くかにすると足元がスッキリしてこなれた感じを演出しよう。長いソックスだと高度なテクニックを使わない限り、子供っぽくなりやすいので注意して。

ヒント2基本スタイルはマリンコーデとの組み合わせ

海で誕生したアイテムだけあって、デッキシューズはマリン系コーデとの相性が抜群。水色のシャツや赤、青のボーダーカットソー、ハーフパンツなどに合わせれば失敗ナシのベーシックコーデが完成する。これからの季節にふさわしい、夏らしいさわやかな着こなし方だ。

ヒント3きれいめスタイルと合わせる時は、ハズし役として

カジュアル色の強いデッキシューズだが、シンプルな上品コーデに抜け感を出すアイテムとしても活用できる。シンプルなシャツ+ハーフパンツ、クロップドパンツ等のコーデによく似合う。フルレングスのパンツの場合は、裾をロールアップして足首を出し、抜け感を出そう。

絶対に参考にしたい。デッキシューズを取り入れたおすすめの大人コーデ3パターン

ここからは大人がデッキシューズを取り入れる際におすすめしたいコーデパターンを3つに絞って紹介しよう。どの着こなしもカジュアル過ぎず、ドレッシー過ぎない程良いバランスとこなれた雰囲気を与えるので、TASCLAP世代はぜひ参考にしていただきたい。

パターン1ボーダーTシャツ×ショートパンツ×デッキシューズで作る、王道爽やかコーデ

上で紹介したヒント2にあるように、デッキシューズとボーダー柄はともに海をイメージさせる同テイストのアイテム。また、ショートパンツも夏ならではのアイテムなので、全てのアイテムが相性良くまとまるイチオシの組み合わせ。この3者での組み合わせに加えて帽子を加えたり、カーディガンやシャツをアクセントとして取り入れることでグッとこなれ感が増すのでおすすめだ。

グリーンのボーダーTシャツに白ショーツで爽やかさ満点に仕上げた好例。デッキシューズとクラッチバッグ、ニット帽の色味をリンクさせることでこなれ感も追加した。

上下ホワイトカラーで清涼感を強く打ち出すコーデは、ボーダーTシャツにデッキシューズ、ストローハットを合わせて夏らしさを全面に強調。デッキシューズはスエード素材を選ぶことで、コーデに馴染ませることに成功。

清涼感あるマリンルックにシャツを肩かけして、一ひねり加えたアレンジスタイル。デッキシューズはボーダーTシャツの色味とさり気なくリンクさせて、統一感あるコーデに昇華した。

上のコーデと同じく、肩からシャツをかけたパターンでも色が異なることで印象は激変。レモンイエローの爽やかなシャツは着こなしに好アクセントとして活躍しながら、同時に清涼感にも拍車をかける。

言うまでもなくボーダー柄はデニムとも相性抜群。それもショートパンツなら季節感も色濃く出るので、真夏におすすめの組み合わせだ。ニット帽はリネン素材を選べば、暑苦しいイメージも払拭可能。

パターン2長袖シャツ×ショートパンツ×デッキシューズで作る、大人きれいめカジュアル

ショートパンツはどうしても子供っぽいイメージが強い。半袖と合わせるのがNGというわけではまったくないが、長袖シャツを合わせることでショートパンツとの長短差が出てバランス良くまとまる上に、シャツならではのドレス感が大人っぽさを助長してくれる。さらにスニーカーやサンダルでなく、デッキシューズを加えて大人っぽさのスパイスを追加すればパーフェクト。きれいめな要素とカジュアルな要素がバランス良くまとまる。

チェック柄シャツのなかでも子供っぽくならず、大人の色気を振りまけるのがギンガムチェックシャツ。パンツもグレーを選んで落ち着かせつつ、足元はレザーで大人の雰囲気をキープしながら色味を追加。シンプル過ぎず、悪目立ちしない好バランスな組み合わせ。

首周りがすっきりしたバンドカラーシャツは、襟付きのタイプに比べるとカジュアルなイメージがあるものの、ラフな着こなしに馴染みやすい優れモノ。色味はブルー系のストライプ柄で清涼感たっぷりに仕上げた。

シャツのインナーにTシャツを加えれば、大人っぽさをキープしながらもカジュアル顔に。デッキシューズとTシャツの色味を合わせて、こなれ感あるスタイルにまとめて。

インナーにカレッジTシャツを忍ばせつつ、ニット帽と合わせて大人のアメカジコーデを形成。ラフな組み合わせでもシャツとデッキシューズが清涼感を与えるので、カジュアルになり過ぎない。

胸元の刺繍がワイルドさを加味する着こなしは、ショートパンツで清涼感も忘れず追加。デッキシューズもシャツの色味を拾うことで統一感を出しつつ、爽やかさの演出に一役買っている。

パターン3ジャケパン×デッキシューズで作る、こなれ感のあるドレッシースタイル

大人の着こなしを代表するスタイルといえばジャケパン。パンツをショートパンツや色のあるパンツでカジュアルダウンすればオフ仕様に、同系色で合わせればオンでも通じる着こなしにまとまるが、ここでは主にオフ仕様のコーデを紹介。ジャケパンのイメージを崩さず、とはいえ重たくなり過ぎない。そんなバランスが求められる夏コーデに最適なのが、デッキシューズ。革素材ならではのドレス感ながらデザインはカジュアルなので、そのバランス感がマッチするのだ。

テーラードジャケットに柄ショーツを組み合わせて、リゾートチックな着こなしに。ここにサンダルやスニーカーを合わせると崩し過ぎて大人の着こなしにはそぐわないので、デッキシューズでイメージをキープしたグッドサンプル。

カモフラ柄のインパクトあるジャケットは、白パンツでそのイメージを程良く中和。モノトーンにまとめた組み合わせなので、必然的に足元はブラック×ホワイトのモノトーンカラーをチョイス。重くなり過ぎず、軽量過ぎない、かゆいところに手が届く1足として活躍する。

ジャケットでカチッと感を出しつつも、カラーショートパンツにプリントTシャツ、ニット帽で大胆に崩したオフコーデ。足元はスムースレザーの1足だと重たくなり過ぎてバランスがイマイチなので、スエード素材のデッキシューズで整えるのが正解だ。

大胆かつ上級者向けのジャケパンコーデ。足元にスニーカーを取り入れてカジュアルダウンを図るのがセオリーだが、デッキシューズで季節感をアピールするのもあり。パンツの裾はロールアップして、清涼感ある着こなしにまとめたのがポイント。

最後にお届けする着こなしは、ボーダーTシャツ×ショートパンツの組み合わせにジャケットを追加し、足元はスニーカータイプのデッキシューズと美味しいところをミックスした装い。肌が露出する腕元と足首にアクセサリーを追加して、こなれ感たっぷりに仕上げた。

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