
もはやコーデの一部。ミニショルダーバッグが便利すぎて手放せない!
外出時にモノをあまり持たない人が増えている影響から、バッグが徐々にミニマム化。そんな今、アクセサリー感覚で使用できるミニショルダーバッグが注目されている。
ファッション小物としても活躍必至。ミニショルダーバッグがちょうどいい
ここ日本、特に都心部ではキャッシュレス決済が推奨され、物を買う、情報を知る、音楽を聴く、本を読むなどあらゆる行為がスマホ1つでできるようになってきた。以前であれば、雑誌や文庫本、音楽プレーヤーなど外出時の必需品はそれぞれあっただろう。それが徐々に減り、今では“手ぶら派”を自認する人も増えている。そして、そういった状況と並行するようにバッグも徐々にスリムでコンパクトな傾向に。そんな中、程良い収納力とサッと荷物を取り出せる気軽さ、そしてスタイリングの良い味付けになるルックスが相まって、多くのファッション好きから注目されているアイテムがある。それが、ミニショルダーバッグだ。
人気のミニショルダーバッグ。改めてその魅力に迫る
休日の外出時などは、なるべく物を持ち歩きたくないという意見は多い。その流れからか、ミニショルダーバッグの人気は上昇気流に乗っている。ここでは、改めてミニショルダーバッグの魅力を深掘りしていきたい。
魅力1
必要なものだけが収まるコンパクトなサイズ感
確かに手ぶらで過ごす開放感といったらない。とはいえ、スマホ、自宅のカギ、各種カード類、ハンカチ、中にはフレグランスや整髪剤を常に持ち歩く人だっているだろう。となれば当然バッグは必要となるわけだが、できることなら持ち歩いても邪魔になりにくいものが良い。ミニショルダーバッグは、その点サイズが絶妙。コンパクトでありながら、適度にモノを詰められるちょうど良い容量は、持つ価値が大いにあるといえるだろう。
魅力2
着こなしのアクセントにもうってつけな程良い存在感
程良く小ぶりゆえ、バッグでありながらもその存在はアクセサリー感覚で楽しめる。メンズカジュアルにおいて、小物は頭、胸元、腕や手元が主流である中、そこにもう1つの選択肢が加わるのはうれしい。しかも、面積自体は小さいため、これまでハードルの高さを感じていた派手色&派手柄を取り入れる良い機会にもなる。バッグ1つでグンとおしゃれの幅が広がるはずだ。
魅力3
バッグインバッグとして持ち歩いてもOK
メインを張るだけでなく、脇役としても活躍する守備範囲の広さも魅力の1つで、旅行や出張時のサブバッグとして大いに重宝する点も挙げられるだろう。移動時は各種ガジェットやコスメをまとめ、小分け収納のためのバッグインバッグとして、また現地へ足を運んだ際はちょっとした外出時のバッグとして使い分けるというのもアリなのだ。シーンや用途によってさまざまな顔を見せるところもまた、ライフスタイルが多様化している今だからこそ便利この上なし!
今、大人が手にしたい厳選ミニショルダー18点
デイリーに使いたい、アクティビティのお供として、パートナーとのデートに……など、使用するシチュエーションはきっと人それぞれ。そこで、各シーンをイメージしながら、それに見合ったアイテムをピックアップ。オン・オフを往来できる2WAYモノも含めた18アイテム、どうぞご覧あれ。
▼その1:ご近所から外遊びまで。毎日気軽に使いたい「カジュアルタイプ」のミニショルダーバッグ
日頃から気軽に使いたいのであれば、ファッション小物としてのポテンシャルを秘めつつ、使用頻度にも耐えうる丈夫さを備えたアイテムが好ましい。無地のベーシックなものももちろん良いが、落ち着きがちなスタイリングに刺激を加えたいならカラフル&柄モノを選ぶのも良いだろう。タフなものであればフェスやアクティビティなど使用シーンも広がるはずだ。
アイテム1
『マンハッタンポーテージ』カジュアルメッセンジャー
『マンハッタンポーテージ』の代表作、メッセンジャーバッグの最小サイズ。小ぶりとはいえ、使用している素材は頑丈なコーデュラナイロンゆえにあらゆるシーンにおいて頼もしさを感じること請け合い。ワンハンドで開閉できるフラップや内部に配置されたポケットなど、使い勝手に考慮した細部への作り込みもお見事だ。
アイテム2
『グレゴリー』ティニー メッセンジャー
高い機能面によって、時にはストリートで、時にはアウトドアでとあらゆるシーンで活躍してくれる『グレゴリー』のバッグ。こちらは、デイパックを筆頭に過去の名作を改めて振り返ったクラシックシリーズからの一品。屈強なナイロン生地に加え、内部にはパッドが入っているためモバイル機器もしっかり守ってくれる。
アイテム3
『アノニム クラフツマン デザイン』NAOMIショルダーバッグ
イタリアンレザーの“ブッテーロ”を使用したトライアングルロゴは、もはや信頼の証し。世界に認められるクオリティは手に取ればよくわかるはずだ。タブレット、コンパクトカメラ、タオルなどを一挙に引き受けてくれる容量に、内部のポケットは細かいアイテムの収納に効果大。80~90年代の登山用リュックに採用されていたコンビ素材を使用しているところもミソ。
アイテム4
『マイケルリンネル』ミニメッセンジャーバッグ
始まりはクリーニング店という珍しい出自ながら、英国の旧郵政社のメッセンジャーバッグも作っていたロイヤルメール御用達ブランド。骨太な気概は今も受け継がれており、耐摩耗性に優れ汚れにも強いコーデュラナイロン謹製。斜めに入ったアウトポケットはスマホやカギなど、小さいけれど頻繁に出し入れする小物類を入れておくのにちょうど良い。
アイテム5
『ビアンキ』ディバーゼ
シティバイクからプロ仕様のロードバイクに至るまで、『ビアンキ』はあらゆるカテゴリの自転車を作り続けるイタリアきっての世界的な自転車メーカー。同社が作ったバッグとなれば、その頼り甲斐は推して知るべし。オリジナルファブリックのDUALTEXを採用していて耐久性・撥水性ともに申し分なく、撥水性もあるため急な雨でも安心だ。
アイテム6
『マークゴンザレス』ミニメッセンジャーバッグ
『マークゴンザレス』といえば、“ゴンズ”の愛称で親しまれる伝説的なカリスマプロスケーターであり、現在のアートシーンに多大な影響を与えたアーティストであり、そして自身の名前を冠したブランドである。彼の類い稀な感性を描いたグラフィックをフラップに落とし込んだこちらは、コンパクトながらしっかり主張できるデザインがインパクト大。また、各所へ細かく配置した小分けポケットにより使い勝手も抜群だ。
アイテム7
『グリップス』メッセンジャー
1998年に日本で創業し、2017年より新たなコンセプトのもと生まれ変わった『グリップス』。ただ、質実かつ真摯なモノ作りへの姿勢は今なお健在で、その姿勢は縫製1つからも見て取れる。こちらのアイテムでは素材にエントラントという超撥水の生地を採用。水に濡れても水滴の粒となって表面を転がり落ちていく。しかも汚れにも強いという頼もしさ。
アイテム8
『メイ』スクエアショルダーバッグ
自然と戯れることを日常とするアメリカ西海岸、ハンティントンビーチ出身だけにあらゆるアクティブシーンにおいて存在感を発揮する『メイ』。ミニショルダーもご多分に洩れずで、必要最低限の荷物が入る絶妙なサイジングかつ高い耐久性を誇る。キャッチーなレオパード柄もいつものコーデに取り入れれば良いスパイスになるだろう。
アイテム9
『バンドワゴン』×『グレイトフルデッド』メッセンジャーバッグ
ベーシックなデザインの中に盛り込んだ遊び心に定評のある『バンドワゴン』。こちらのアイテムはフラップを見れば一目瞭然。あしらわれているのは、あのレジェンドロックバンド、グレイトフルデッドのシンボリックロゴだ。バンド誕生50周年を記念して作られ、しかも保冷シート製という変わりダネ。当然、飲み物や食べ物はしっかり保冷できる。
▼その2:デートやパーティなどでも活躍。落ち着いた雰囲気の「レザータイプ」のミニショルダーバッグ
パートナーとの甘いひと時、きらびやかなオフィシャルの場。日常とは少し異なる特別な時間や場所では、やはりそれなりの着こなしやアイテムセレクトが求められる。カジュアルアイテムとしての色が濃いミニショルダーバッグの場合、上質感をほんのり漂わせるレザーメイドが適役といえるだろう。
アイテム10
『ダンヒル』ショルダーバッグ ベルグレイヴ
英国を代表するラグジュアリーブランド『ダンヒル』。クラシックとモダンを巧みに表現したアイテムが多くの愛用者を生んでいる。こちらはヴィンテージスタイルからインスピレーションを得たビジネスアクセサリーを、現代的解釈によって製作したもの。使用したスモールグレインカーフレザーは柔軟性に富み、使っていくほどに馴染んでいく。
アイテム11
『コーチ』ゴッサム メッセンジャー27
あらゆる想像を掻き立てるモデル名だが、1つ言えるのは、流れるような美しいラインとレザーが放つキリッと際立った空気感がスタイルに違いと洗練をもたらすということ。小ぶりなタブレット程度であれば収納可能な大きさで、各種ポケットも備えた利便性は我々の日常に寄り添ってくれる。
アイテム12
『ブルー・ド・シャフ』ナント
19~20世紀前半にかけ蒸気機関車のボイラーマンたちが愛用していたワークウェアの名をブランド名にした『ブルー・ド・シャフ』。それぞれのアイテムは当時のワークウェアからインスパイアされている。こちらはフォルムがクラシカルながら、ほんのりツヤが乗った型押しレザー製。にわかに漂う高級感によりコーデのクラス感も高まるに違いない。
アイテム13
『ファイブウッズ』プラトウ レザー メッセンジャーバッグ
創業130年を超える、日本でも有数の老舗バッグブランド。その豊富な経験や熟練の技、細部にいたるこだわりは素材からもヒシヒシと伝わってくる。姫路産の混合なめし牛革は、繊細な革の表情と使っていくほどに現れるエイジングが出色。しかも、高い撥水性を備えているため雨に濡れてもシミになりにくいときている。こんなバッグがやはり大人にはふさわしい。
アイテム14
『イッチ』サコッシュS ディプロスカイ
2017年スタートの新進気鋭のブランドだが、モノ作りへのこだわりがまあすごい。使用している素材は、デンマークのエコー社製のシュリンクレザー“DIPLO SKY”。牛を育てることから始め、自然の傷や肌質をそのままにサステナブルに特化した独自のタンニング製法で作られた、特別感溢れるレザーだ。それでいてシンプルなデザインで、気取らずに使えるのがうれしい限り。
▼その3:どんなシチュエーションにも対応。オールマイティに活躍する「大人顔」のミニショルダーバッグ
気軽に普段使いができて、かっちりとした場でも体裁を保てる。そんな双方を行き来できるアイテムがあればこれほど便利なことはない。上品さとラフさ、シチュエーションによってそんな相反する二面性を見せるオールマイティなミニショルダーバッグなら、是が非でも手に入れておきたい。
アイテム15
『ロエベ』メッセンジャーバッグ
ご存じ『ロエベ』のブランドロゴを総柄であしらったキャッチーな逸品。ただ、すべてブラックベースで構築されているため、カジュアルになりすぎず、その塩梅は流石といったところ。小ぶりなサイジングながら、使っていくほどに実感するのは意外な懐の深さ。文庫本や財布など少量の荷物くらいであれば、このアイテムくらいがちょうど良い。
アイテム16
『ロリンザ』ショルダー ZX-10
『ロリンザ』のアイテムを一度味わえばリピートは確実といわれる。そのワケは、最高クラスの素材と技術を駆使し、機能美への徹底的な追求により生み出されたアイテムの使いやすさとエレガントさに誰もが魅了されてしまうからだ。こちらも同様で、堅実な縫製はハードな使用にも耐えきり、大人っぽい雰囲気はあらゆるシーンに重宝する。
アイテム17
『トミーヒルフィガー』ロゴスモールショルダーバッグ
世界中でファンを獲得している『トミーヒルフィガー』。こちらのミニショルダーも、さらにファンを生むであろう逸品といえる。飽きのこないシンプルなデザインに、フロントに鎮座するブランドロゴとストラップに使用したお馴染みのストライプがさりげなく個性を発揮。カジュアルシーンから少し格式の高いシーンまで、きっと活躍してくれるはずだ。
アイテム18
『アクネストゥディオス』ポストリップストップミニメッセンジャーバッグ
スウェーデン発のファッションブランドは、デニムを皮切りに周囲を驚かせ惹きつけるコレクションを展開している。そのクリエイション力がミニショルダーにも凝縮。引き裂き強度に優れるリップストップナイロンが使われ、広めのマチが十分な許容量を実現。Dリングやアイコンでもあるオレンジタブがさりげないアクセントに。
コーデのアクセントに重宝。ミニショルダーバッグのおしゃれな着こなしサンプル
ミニショルダーバッグの魅力や手にすべきアイテムは概ね理解できただろう。あとは、街で取り入れているファッショニスタたちの着こなしに目を向けておきたい。そうすれば、自分にとってどんなアイテムがマッチするのかがわかってくるに違いない。
スタイル1
小物1つで落ち着いたキレカジに個性が灯る
くすんだ色のオープンカラーシャツの上からラフに羽織ったモードなブルゾン、そして折り目正しいスラックス。バランスの良いきれいめカジュアルの理想形だが、そこへ加えたちょっとした違和感が周囲との違いを生み出してくれる。例えば、ミニショルダーの前掛け。さりげなく加えたラフさによりグッとこなれ感が増す。
スタイル2
セットアップの力みをいなすメッセンジャーバッグ
クラシカルなセットアップに流れる大人っぽさは誰もがウェルカム。とはいえ、やや堅い印象に陥りがちなため、どこかに抜けを作ってあげる必要がある。その1つの手段が小物類の追加。ミニショルダーのようなカジュアルバッグはその筆頭だ。スポーティすぎるものだと浮いてしまうところだが、レザーであればすんなり収まる。
スタイル3
きちんと感とラフさのバランスを取るための一手
キリッとさせたいけれど、堅苦しいのはまっぴらごめん。そんなワガママを叶えたいとなれば、シャツやスラックスで真面目さを演じながらも、ワイドシルエットなどのひとクセあるアイテムを選ぶことでバランスを取るのがおすすめだ。さらなる細かい微調整には小物の出番。この場合、ミニショルダーは黒を選ぶことで大人度はキープできるのでお試しを。
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『マンハッタンポーテージ』 カジュアルメッセンジャー
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『グレゴリー』 ティニー メッセンジャー
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『マイケルリンネル』 ミニメッセンジャーバッグ
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『マークゴンザレス』 ミニメッセンジャーバッグ
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『メイ』 スクエアショルダーバッグ
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『バンドワゴン』×『グレイトフルデッド』 メッセンジャーバッグ
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『ダンヒル』 ショルダーバッグ ベルグレイヴ
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『コーチ』 ゴッサム メッセンジャー27
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『ブルー・ド・シャフ』 ナント
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『ファイブウッズ』 プラトウ レザー メッセンジャーバッグ
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『ロエベ』 メッセンジャーバッグ
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『アクネストゥディオス』 ポストリップストップミニメッセンジャーバッグ
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