容量こそ正義。定番ビッグトートと機能派デカリュック

容量こそ正義。定番ビッグトートと機能派デカリュック

サコッシュやボディーバッグが人気を集めているとはいえ、やはり大ぶりバッグのひとつも持っておきたいところ。何かとアクティブになる春夏に向けて、ぜひ注目を。

MASAFUMI YASUOKA

2018.02.07

バッグ
トートバッグ
バックパック・リュック

バッグにおいても、大は小を兼ねるものです

スマホの進化などにより、持ち歩く身の回り品が少なくなった昨今。バッグもコンパクトなタイプが人気を集めています。しかし、利便性を考えると何でも放り込める大ぶりサイズのトート&リュックもやっぱり魅力的。

休日バッグとして定番のトートバッグですが、大きめサイズになると収納力アップはもちろん、肩掛けすることが多いので、バッグを主役にしたコーディネートも楽しめます。スポーツトレンドによって愛用者が急増したリュックも、同じくコーディネートの要に。大きめサイズになることで、スポーティーさやアクティブ感をよりアピールすることができます。ここしばらく、大きめバッグから離れていたという人も多いはず。今回はおすすめアイテム紹介とともに、コーディネート実例も併せてご提案します。

オーセンティックなブランドが気になる、ビッグトート5選

トレンドを問わないトートバッグだからこそ、長く使えることを想定して定番ブランドから選びましょう。大きめサイズなら、通勤通学から旅行まで幅広く活躍してくれます。

■参考: トートバッグのおすすめブランド30選。定番から旬モノまで揃えました

ビッグトート1『ポーター』

1935年に創業した吉田カバンが、1962年から展開する基幹ブランド。ミリタリーバッグに着想を得たタンカーシリーズを筆頭に、老舗の技術力を生かしつつ、トレンドに沿ったバッグを提案し続けています。『B印 ヨシダ』とのコラボレーションとなるこのトートは、そのモデル名にレイク・ヘビー・ドリンカー=底なし沼と付けるほどの大きさを誇ります。その幅はなんと50cm、高さも43cmとかつてないサイズ感。本体はリップストップ織りのコットンで、持ち手もレザーと丈夫な作りになっています。インナーポケットもA4サイズと大容量です。

ビッグトート2『L.L.ビーン』

タフであることが第一。1916年に創業した『L.L.ビーン』は、ビーンブーツをはじめ、数々の名作ギアを誕生させてきました。そのひとつがトートバッグ。そのシンプルな作りは男女も年代も問わず支持される、トートバッグの大定番となっています。写真のトートバッグは、そんなブランドオリジンのDNAを継承しつつリサイクルコットンでなじみ良く仕上げたもの。横55cmとかなりのビッグサイズなため、気負わず何でも放り込める使い勝手の良さが魅力です。

ビッグトート3『マリメッコ』

1951年にフィンランドのヘルシンキで創業した『マリメッコ』は、色あざやかなフラワーモチーフ・ウニッコのテキスタイルで有名。ウェアのみならず、キッチングッズやバスグッズといったホームコレクションも人気を集めます。今回紹介するのは、アイコニックなウニッコとは打って変わって、シンプルな黒一色のトートバッグ。柔らかなレザー製となるこちらは、横48.5cm、縦37.5cmと見た目以上のビッグサイズです。またマチ幅が15cmと、十分な収納力を誇ります。底が2重になっているので、重たいものを入れても安心です。

昨今のアウトドアブームをけん引する『ザ・ノース・フェイス』は、1968年にサンフランシスコで生まれました。ダッフルバッグをはじめ、アウトドアブランドらしいハイスペックなバッグを展開する同ブランドですが、このトートも秀逸。モデル名はBCギアトートL。横53.5cm、縦41.5cmで48Lの大容量に加え、TPEファブリックラミネート製とあって、耐久性はもちろん防水性も備えています。マチ幅が19.5cmと広いので、地面に置くと自立してくれる点もうれしいですね。

ビッグトート5『ブリーフィング』

アメリカ軍が規定するミルスペックも満たす、頑強な作りが見どころの『ブリーフィング』。1998年に創業した日本発のブランドですが、生産はすべてアメリカで行っています。このトートバッグに使われるのは、優れた耐摩耗性を誇るバリスティックナイロン。同ブランドおなじみとなるボディ中央のナイロンテープも健在です。横は50cm、縦は30cmと十分な容量を誇りますが、一番の魅力はポケットの多さ。インナーポケットはもちろん、フロントポケット内にもオーガナイザーポケットが多数採用されています。

大きいからこそ背負い心地もこだわりたい、機能派デカリュック5選

容量が大きいからこそタフさも背負い心地も意識したいところ。となるとファッション性だけでなく機能性もしっかり見ておく必要があります。サイズは大きくても、大味じゃない使い勝手も秘めた逸品を選びましょう。

■参考: 選び方もおすすめアイテムも網羅。メンズリュック完全ガイド

デカリュック1『アークテリクス』

アウトドアウェア&ギアを手がけるカナダ生まれの『アークテリクス』。アルピニストからも絶大な信頼を集める同ブランドは、洗練されたデザインによってタウンユースにも人気です。このアルファ FL 30は、耐候性に優れた独自開発のナイロン素材を使用。ポリウレタンコーティングとシームシーリングによる高い防水性を実現した、本格スペックを披露します。それでいて、スムージングされたミニマルなデザインは、どこかモード的です。

デカリュック2『グレゴリー』

名作リュックを多く輩出するアメリカ。アウトドアブームが巻き起こった1970年代は、とくに名のあるブランドの建立が目立ちます。『グレゴリー』が創業したのも1977年。同ブランドの魅力は、アウトドアの実地からフィードバックしたハイスペックな作りながら、ファッション性をうまく取り入れている点です。このI-ストリートでは、TPUコーティングのリップストップという高い防水性と耐久性を誇る生地を使いながらも、メランジ織りにすることでストリートになじむ質感に仕上げています。30Lの大容量ですが、いかにもアウトドアな感じになりません。

デカリュック3『アンドワンダー』

2011年にスタートした『アンドワンダー』は、アウトドアで通用する機能を備えながら、ビル街にも違和感のないファッション性の高さで評判です。インビスタ社製のコーデュラナイロンオックス生地を使ったこのモデルも、耐水圧2000mmというタフな防水性を誇り、また30Lのメイン荷室や大容量のメッシュサイドポケットなども実に機能的。それでいて、モノトーンカラーや斜めにレイアウトしたジップラインが、シャープでファッショナブルな印象を与えます。

デカリュック4『エフシーイー』

デザイナーが世界各地を訪れた際に触れたカルチャーから、インスピレーションを得たデザインを披露する『エフシーイー』。機能的でいながらデコラティブではなく、ハイテクにしてどこか懐かしさもある、独特な世界観を表現しています。容量56Lを誇るこちらは、コーデュラ500デニールナイロンを使ったオリジナルのリップストップ生地を採用。シームレス製法も相まって完全密閉を実現し、なんと水深6mでも浸水しません。しかしこれだけハイスペックでありながら、ロールトップを採用したデザインには、どこかレトロな雰囲気もにじませます。

2008年に、ポータブルデバイス用アクセサリーブランドとしてパリで設立。実用性とデザイン性の融合をテーマにした、独創的なフォルムで注目を集めています。代表的なモデルとなるイザールなど、一見して同ブランドとわかるユニークなデザインが特徴です。PCスリーブなどを備えたジップポケットとともに、ジップによって縦に開く大型の荷室を採用。平置きにすると、まるでダッフルバッグのように使うことができます。開口部を折り畳みストラップで固定する仕組みなので、ストラップを伸ばせば容量アップが可能です。

着こなしに効く! ビッグトート&デカリュックのコーデサンプル

バッグのサイズにこだわる以上は、やっぱり気になるのがコーディネート方法。どんなウェアで、大きめバッグに合わせれば効果的なのか。その実例を紹介しましょう。

着こなし1白キャンバスをモノトーンでモードに見せる

シンプルな白キャンバスのトートバッグ。モノトーンのコーディネートに合わせることで、その爽やかな印象をモードなミニマル顔に変えることができます。急に寒くなったりする春シーズンですが、大きめトートならライトアウターも楽々収納できますね。

着こなし2色リンクで夏のリゾートスタイルにマッチ

ちょっと気が早いですが、荷物がたくさん入る大きめトートバッグは、ビーチやキャンプといった夏のリゾートシーンにうってつけです。ポイントは、トートバッグの色とショーツの色をリンクさせている点。薄着に対してボリュームのあるトートも、コーデになじみます。

着こなし3やっぱりスポーツ系ストリートと好相性

コーチジャケットにパーカー、そしてボトムスはデニムとスニーカー。そんな王道ストリートスタイルに、大きめのリュックはお似合いです。気をつけるべきは背負い方、ストラップを長くしだらしなく背負うのではなく、むしろ上めに背負ったほうがスポーティーで断然カッコいいんです。

着こなし4細身パンツとでメリハリシルエットを楽しむ

リュック=スポーティーというのは昔の話。白シャツとでキレイめに合わせてもいいんです。リュックをコーデに溶け込ませるコツは、双方のサイズ感。白シャツも大きめにし、パンツを細身にすることで、リュックも含めたメリハリシルエットが完成します。

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