ランナーもしゃれ者も注目。ホカ オネオネのシューズ徹底解説

ランナーもしゃれ者も注目。ホカ オネオネのシューズ徹底解説

定番がひしめき合うスニーカー業界に風穴を開けるが如く参入してきた『ホカ オネオネ』。世のしゃれ者たちがこぞって手を出すランシューの新鋭、知っておいて損はない。

小林 大甫

2018.04.28

ホカ オネオネ
スニーカー

『ホカ オネオネ』とは?

2009年にフランスで生まれたスポーツシューズブランド『ホカ オネオネ』。ランナーのジャック・リュック氏とニコラス氏の2人によって設立された同ブランドは、ランニングにおける「下りに苦痛を感じる」「楽しく感じない」というネガティブな姿勢に対して「楽しいものにしたい!」という思いからトレイルラン用シューズの開発に着手。それが『ホカ オネオネ』のアイコンともいえる“分厚いソール”が誕生する背景になっている。

鮮度高めで機能的。『ホカ オネオネ』のシューズはココが魅力的

元々はトレイルラン用のシューズを開発していた『ホカ オネオネ』は、新しい解釈を加えながらロードランナーシューズにも着手していく。トータルランニングシューズを手掛けるようになった同ブランドの魅力はアスリート仕様の機能性だけではなかった。

同ブランド最大の魅力は“厚みのあるソール”。ほかのブランドが軽量化、薄型化を追求している昨今のランニングシューズにおいて、時代と逆行していると感じる読者諸兄も多いだろう。それでも「楽しく走ること」を考え、たどり着いた結論として、あくまでもクッショニングや疲労度の軽減を踏まえたこのソールの革新はほかにはない唯一無二の特徴なのだ。さらにアッパーにも工夫を凝らし、どこで走るかを考えてフィット感やデザイン性を構築している。

機能面だけではなく、同ブランドのソールはファッションにおいてもアドバンテージがある。というのも、機能性アッパーを施すスニーカーはやはりソールに限らずに華奢になるものがほとんど。旬のスポーツMIXやアスレジャースタイルを足元から構築するとしても、『ホカ オネオネ』ほどのボリューム感は演出できないだろう。また、スニーカーは定番に頼ってしまいがち。人とカブらない、人と差をつけたいと考えるほどに手を出したくなるというわけだ。

旬パンツと『ホカ オネオネ』のシューズでつくる、おしゃれな着こなしサンプル集

本格仕様の高い機能性ソールが長所の『ホカ オネオネ』のシューズをどう着こなしに落とし込むか。先見の明があるしゃれ者たちはさまざまなパンツで自分らしく着こなしている。“何でも合う”のではなく、それぞれに絶妙な合わせ方のポイントがある。

コーデ1ワイドパンツ×『ホカ オネオネ』のシューズ

足元の存在感に負けない方合わせ方としては、旬のワイドパンツが手っ取り早い。パンツからシューズへのボリューム感を揃えることでスタイルとして一気になじんでくれるだろう。さらに今っぽくするならば、トップスもやや大きめにして全体をルーズなサイズ感でまとめてみよう。

コーデ2スキニーパンツ×『ホカ オネオネ』のシューズ

あえて足元の主張を強めるならば、スキニーパンツ。とはいえ、原色系のスニーカーを選ぶと難易度がグッと高くなるため、彼のように黒で合わせるのが吉だ。春らしい色とオーバー気味のサイズ感でトップスを主張させたストリートライクなVラインがセンスを感じさせる。

コーデ3ジョガーパンツ×『ホカ オネオネ』のシューズ

スニーカーの存在感をアピールするならばジョガーパンツも捨てがたい。裾のリブにより上下のコントラストが効き、パンツとスニーカー両方のシルエットが引き立っている。男らしいモノトーンで全体を構築することで、都会的なムードを演出することが可能だ。

コーデ4セットアップ×『ホカ オネオネ』のシューズ

カジュアルなセットアップはどう崩すかが鍵となる。鉄板の白のローテクスニーカーはもはや街にあふれ返っているため、攻めの姿勢で『ホカ オネオネ』を投入。特徴的なソールは白の切り替えにより、適度な抜け感を生んでくれる。シューズとインナーの色合わせも効果的だ。

コーデ5ショーツ×『ホカ オネオネ』のシューズ

肩の力を抜いたリゾートスタイルならばショーツは必要不可欠。このスタイルの定番はサンダルだが、あえて『ホカ オネオネ』のシューズをプラス。大人ならば、ショーツのサイズ感はやや余裕のあるものを選びたいため、そのシルエットとシューズが好相性なのだ。

今履きたい『ホカ オネオネ』。おすすめモデルをピックアップ

ブランドの魅力から、街のしゃれ者の履きこなしを見ていくと沸々と物欲が湧いてくる。そんな方々へおすすめしたい『ホカ オネオネ』のモデルをリストアップした。

アイテム1ボンダイ5

『ホカ オネオネ』の代表作であり、ファッションの火付け役でもある「ボンダイ」は、同ブランドのトレイルシューズで最も厚底で反発性の高いモデル。これほどのボリュームがありながらも長時間のランニングを可能にする極上のクッショニングは一見の価値あり。

アイテム2クリフトン4

トレイルランシューズとして誕生した「クリフトン」は、『ホカ オネオネ』がファッションで取り入れられるきっかけとなったモデルのひとつ。独自のボリュームミッドソール構造に新たなフォーム素材を採用したことでクッション性をアップグレードさせた4代目。

アイテム3ベイラー

2015年の登場以来高い人気を誇る「ベイラー」。アイコニックなソールにはつま先とかかと部分を滑らかにそぎ落とした「メタロッカーテクノロジー」を採用したことでスムーズな足運びを実現。ワントーンのぽってりとしたボリューム感が足元の存在感を高めてくれる。

アイテム4フパナ

通気性のあるメッシュアッパーを採用したことで開放的な履き心地を誇る「フパナ」。ランニングやトレーニングでの快適さを追求したモデルなだけにこれまでのラインアップに比べるとややミニマルなたたずまい。シティランナーにも適した軽さと反発力が魅力だ。

ランニングシューズのクッション性とサポート力の高いトレッキングシューズのアッパーを兼ね備え、アウトドアブーツの新基準を確立した1足。全体像として最もボリュームのあるモデルだけに、ブーツのようなスタイルの落とし込みが真新しく人気を呼んでいる。

アイテム6スピードゴート2

あらゆるトレイルにおいて高性能を発揮する「スピードゴート」の新作は、フィット感・安定性・耐久性が初代モデルよりも向上したうえ、新たなラストを使用した幅広のミッドソールが足をしっかりとホールドしてくれる。彩り鮮やかなルックスもほかにはまず見当たらない。

トレイルレーシング仕様として誕生した、山を駆け上がる反発性と駆け下りる柔軟性を持つ「スピードインスティンクト」。その2代目は、新たにヒールのクッション性と前足部の反発性を強化した。同ブランドにおいては控えめなソールの厚みもこのモデルの特徴。

アイテム8アラヒ2

快適さと安定性を兼ね備えたランニングシューズ「アラヒ」の新作。このモデル最大の魅力である安定性の高さはアウトソールのJ型フレームに秘密がある。また、マシュマロのようなソールのクッショニングにより蹴り出しから着地までスムーズな走り心地を実現した。

これからの季節の足元に必要不可欠なサンダルも『ホカ オネオネ』は押さえている。スリッパタイプのコチラは、ソールにブランドアイデンティティであるオーバーサイズミッドソールを採用。疲れやすい薄ソールのサンダルとはひと味も二味も違う独特なムードを放つ。

「リカバリースライド」同様、『ホカ オネオネ』独自の厚いソールを持つビーチサンダルタイプ。オールブラックの色合いと独特なボリューム感で足元が寂しくならず、さまざまなパンツとの相性も抜群。“あえてサンダルを履いている”感を出せるこの夏のマストアイテムだ。

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