
いつも胸に音楽を。バンドTシャツを着こなすコツと、今おすすめの15枚
最近にわかに人気再燃中のバンドTシャツ。単なるファングッズの域を超えてファッションアイテムとしての地位を確立している。大人流のコーデ術について改めて解説しよう。
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今ふたたび愛用者急増中。大人コーデにもマッチするバンドTシャツ
ヴィンテージブームの煽りを受けて、人気再燃中のバンドTシャツ。だが、時代を経ても変わらないロックならではの格好良さは認めつつも子供っぽく見えてしまわないか不安でなかなか手が出せない……という人も多いのでは? しかし、今季はバンドTシャツのトレンドとして、大人めなデザインのものが多くラインアップされている。つまり、我々TASCLAP世代でも抵抗なく自然に取り入れられるチャンスというわけだ。本記事では、そんなバンドTシャツの選び方から大人にふさわしいコーデテクまで、A to Zをお届け。今こそ、遊びを効かせた大人の着こなしにチャレンジしてみてはいかがだろうか。
バンドTシャツはこう着る。大人が押さえておくべきコーデの重要ポイント
大人でも、いや大人だからこそ着たいバンドTシャツ。いったいどう取り入れるのが正解なのだろうか? サイズ感やカラーコーディネート、ボトムスとの組み合わせなど、覚えておきたい着こなしのハウツーをコーデサンプルとともにご紹介。以下の5つのポイントを押さえて、今どき感のある大人のバンドTコーデを思いきり楽しんでほしい。
ポイント1
シンプルな白黒の色使いでシックに着こなす
トレンド筆頭のフォトプリント系バンドTシャツは、白と黒のシンプルな色使いでサラッと大人っぽく着こなしたいところ。ご覧のようにほんのりルーズなサイズ感で旬のストリートな雰囲気を追加すれば、今どき感がさらにアップ。シンプルに着こなしさえすれば、年齢や体形を問わずに似合うのでまずお試しあれ。また、それだけで寂しいという人はひとクセある小物をアクセントとして使うのも手だ。
ポイント2
きれいめなボトムスで甘辛のバランスを調整
1970~80年代のメタルやハードロックのバンドTシャツは、とにかくプリントが派手なものが多い。コーディネートを黒でまとめて、モチーフを強調するのもセオリーではあるが、味のあるTシャツに対してクリーンなスラックスを合わせたギャップのあるスタイルを狙ってみよう。そんなきれいめMIXコーデが今、ちょうど良い塩梅に収まるはず。オーバーサイズが主流の昨今、あえてジャストなサイズ感のTシャツを選ぶのもまた面白い。
ポイント3
'90sライクなワントーンスタイルでこなれ感アップ
ニューメタルシーンを代表するバンド「コーン」のTシャツを主役にコーディネート。バンドTシャツといえば白か黒が定番だが、あえてブラウンを選べばこなれ感がアップする。同系色のパンツを合わせ、ワントーンスタイルにまとめれば、洒落感はさらに上昇。サイジングは、90年代後半のトレンドを彷彿とさせるゆったりシルエットがおすすめ。バケットハットや『ヴァンズ』のスニーカーでストリート感たっぷりにキメてみよう。
ポイント4
タックインでシンプルなTシャツコーデに変化を
バンドTシャツにジーンズというシンプルな着こなし。さらりとそれだけで着てももちろん良いが、大人流のコーディネートはそこに少しヒネリを加えるのがポイント。おすすめは、タックイン。そのまま着るのとはほんのり違った味わいのある着こなしを構築できる。簡単なのでぜひ取り入れてほしいテクニックだ。しかも、きちんとした印象も加えられるので足元がサンダルでもだらしなく見えないといううれしいおまけつき。
ポイント5
ゆるっと感を意識して着こなせば今っぽさがさらに上昇
スタイリッシュなアートワークがTシャツでも大人気のポストパンクバンド「ソニック・ユース」。こちらは、1995年リリースの「ウォッシングマシーン」のTシャツを主役に据えたコーディネートだ。キメキメなロックスタイルになりがちなバンドTの着こなしも、リンガーデザインやルーズなサイズ感、足元のサンダルなど、抜け感たっぷりのスタイリングで今っぽいゆるさに着こなすことが可能。ロック全開に見せないところがしゃれた雰囲気をもたらすコツだ。
大人の着こなしの心強い味方。今こそ相棒にしたいバンドTシャツ15枚
ここ最近のバンドTシャツのトレンドは、コテコテのロックよりも'80s~'90sのオルタナティブ系が主流。ここからは、そんな流行も踏まえつつ、今選ぶべき逸品たちをご紹介。自分の好きなバンドをファングッズ的に選ぶのももちろん良いが、今年はファッションアイテムとして使えるということを意識して取り入れてみるのもいいだろう。
アイテム1
『ヒステリックグラマー』ソニック・ユースTシャツ
バンドTに定評のある『ヒステリックグラマー』が、盟友「ソニック・ユース」のTシャツを制作。こちらは1988年ブライトンビーチでのライブのメインビジュアルとして使われたアートワークを採用。シティ感のある淡い色合いのグラフィックが着こなしを旬に彩る。「ソニック・ユース」のアイテムは、アートなデザインで発売されるたびに注目されるので要チェックだ。
アイテム2
『ザ・ティー』THE 1975 Tシャツ
英国マンチェスター出身のオルタナティブロックバンド「THE 1975」のロゴTシャツ。デスメタルバンドによく見られるハードコアなロゴデザインは、ジャンルの垣根を超えて注目されている。黒と赤の配色やロゴのみのシンプルなデザインも、ロックマインド溢れる仕上がりだ。1枚でもインパクトたっぷりに着こなせること間違いなし。
アイテム3
『チャオパニック』ブラーTシャツ
国内外の音楽雑誌を中心に活躍するロックフォトグラファーである久保憲司のフォトグラフィックを大胆にプリント。90年代のブリットポップムーブメントの立て役者「ブラー」のメンバーフォトを、1999年リリースの名曲「テンダー」の歌詞とともに落とし込んだ意欲作。さらりと今っぽくシンプルに着こなしたい。
アイテム4
『グラム』ザ・ローリング・ストーンズTシャツ
「ザ・ローリング・ストーンズ」の来日30周年を記念して『グラム』が制作したフォトTシャツ。1990年の来日時に撮影された写真にフィーチャーしたデザインがクールだ。フロントにはミック・ジャガーの躍動感溢れる1枚を、バックにはお馴染みの”リップス&タンロゴ"と当時のセットリストをプリント。ロゴはリッチな刺繍仕様で、後ろ姿でも魅せるデザインに。
アイテム5
『スリフティールック』ラモーンズTシャツ
ニューヨークパンクシーンの最重要バンド「ラモーンズ」が1976年にリリースした、1stアルバムのアートワークを大胆プリント。バンドTの王道ともいえるメンバー写真のジャケットがロックなムード満点。特殊な洗い加工によりヴィンテージのくたっと感を再現したボディで味や雰囲気もたっぷり。ぜひともストレートに1枚でキメたい。
アイテム6
『ビームス ライツ』ジョイ・ディヴィジョンTシャツ
イアン・カーティス率いる、ポストパンクの代名詞的バンド「ジョイ・ディヴィジョン」。こちらは、1stアルバム「アンノウン・プレジャーズ」のアートワークを採用。聴いたことがなくても、グラフィックに見覚えがある方も多いのでは? 無線パルスの波形を表したこのデザインは、良い意味でバンドTらしくなく、着こなしにも取り入れやすい。
アイテム7
『ボンジュールレコード』パティ・スミスTシャツ
英国の音楽雑誌「NME」でチーフフォトグラファーを長年務めたケヴィン・カミンズによる写真をあしらったカプセルコレクションからの1枚。こちらはクイーン オブ パンクの異名で知られる「パティ・スミス」をプリント。サンドベージュのボディに味のあるモノクロ写真がロックな雰囲気を演出。シンプルな着こなしでもバッチリ映えそうだ。
アイテム8
『ミュージックティー』ダイナソーJr Tシャツ
90年代グランジシーンで人気を博したバンド「ダイナソーJr」の4thアルバム「グリーンマインド」のアートワークを落とし込んだこちら。モノクロのポートレートにネオンカラーのバンドネームが今っぽさ満点。ファッションアイテムとしても優秀なデザインで、コーディネートをこなれた雰囲気たっぷりに彩ってくれるだろう。
アイテム9
『インソニア』レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンTシャツ
いわゆるミクスチャーと呼ばれる新しい音楽性と過激な政治的メッセージで90年代にシーンを確立した「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」。こちらは、ヴォーカルのザックとギターのトムが敬愛するキューバ革命の指導者、チェ・ゲバラの姿をあしらった定番デザイン。ヴィンテージ風の巧みな加工も生きる意欲作だ。
アイテム10
『ノーブランド』ニルヴァーナTシャツ
グランジロックの象徴的バンド「ニルヴァーナ」の定番デザイン。このイラストは、カート・コバーンがアルバム「ネヴァーマインド」リリース時にフライヤー用として描いたものなのだとか。程良くかわいらしさがあるグラフィックは、ロック感が強すぎず日常着に取り入れやすい。バンドTシャツの入門としてもおすすめだ。
アイテム11
『ビームス』グレイトフル・デッドTシャツ
バンドTといえば真っ先に名前が挙がるアメリカのロックバンド「グレイトフル・デッド」。このTシャツは、バンドのマスコット”デッドベア”をポップなチェック柄で彩った、『ビームス』ならではの小粋なデザインが特徴。バックにはバンドネームを大胆にプリントし、前も後ろも目を引くデザインを楽しめるしゃれた1枚だ。
アイテム12
『ノーブランド』ブラック・フラッグTシャツ
LAハードコアの最重要バンド「ブラック・フラッグ」のEP「シックスパック」のアートワークをフロントにオン。ヴォーカル、グレッグの兄であるアーティスト、レイモンド・ペティボンのインパクト溢れるイラストが何よりの魅力。ちなみにレイモンドは、「ブラック・フラッグ」のほか「ソニック・ユース」の名盤「グー」も手掛けている。そういったトリビアを頭に入れながら手に取るのもバンドTの楽しみ方だ。
アイテム13
『ディーヴォ』ウィーアー ディーヴォ Tシャツ
ニューウェーブの雄「ディーヴォ」のTシャツ。こちらは78年の1st LPのジャケットを落とし込んだ、なんともキャッチーなアイテム。美術をルーツとするバンドだけに、そのデザイン性は抜群。アートなビジュアルは、バンドのファンでなくてもぜひ着たい。
アイテム14
『メゾンスペシャル』ジョン・ライドンTシャツ
「セックス・ピストルズ」や「パブリック・イメージ・リミテッド」でフロントマンを務め、パンクやポスト・パンクに大きな影響を与えたジョン・ライドンにフィーチャー。『メゾンスペシャル』が手掛けたこの1枚は、アメリカのグラフ誌「ライフ」とのコラボレーション。ビッグサイズで、今っぽく着こなそう。
アイテム15
『ノーブランド』ナイン・インチ・ネイルズTシャツ
インダストリアル・ロックの代表的バンド「ナイン・インチ・ネイルズ」のロゴをあしらったシンプルな1枚。アイコニックなデザインが映え、着こなしのアクセントとしても有効。バンドTシャツといえば、メンバーのポートレートやアルバムのアートワークが主流だが、こんな完成されたデザインならロゴものも大いにアリだ。
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『ミュージックティー』 ダイナソーJr Tシャツ
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『ノーブランド』 ニルヴァーナTシャツ
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『ノーブランド』 ブラック・フラッグTシャツ
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『ディーヴォ』 ウィーアー ディーヴォ Tシャツ
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『ノーブランド』 ナイン・インチ・ネイルズTシャツ
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