アメリカへの憧憬を日本で表現。ジャックマンで揃える大人の日常着

アメリカへの憧憬を日本で表現。ジャックマンで揃える大人の日常着

アメリカンな香りを漂わせつつ、ベーシックなデザインで人気の『ジャックマン』。ジャパンブランドが注目されている昨今、その急先鋒となる同ブランドの魅力に迫ります。

TASCLAP編集部

2019.07.16

ジャックマン(Jackman)
アメカジファッション

大人のカジュアルスタイルに。『ジャックマン』とは

「アメリカンスポーツ好きのワードローブ」をコンセプトに、アメカジをベースとしたカジュアルウェアを展開する『ジャックマン』。そのナチュラル&ベーシックなデザインは、まさしく今どき。しかしブランド背景を探ると、長い歴史と確固たるモノ作り精神に基づく事が分かる。その出自を遡ると、辿り着くのは1949年の福井県。わずか3台の編み機を置く小さな製作所を開いた田辺 貢氏が、日米親善野球試合で米国選手の履くストッキングに感化され、製造を始めたのがきっかけです。その後、タナベメリヤスとしてユニフォームの製造も手がけ、いくつもの特許を取得。それら技術を用いて、自らのブランドを立ち上げたのが『ジャックマン』なのです。

素材と、デザイン。『ジャックマン』の魅力を読み解く

半世紀以上の歴史と、高い技術力を備えるファクトリーがスタートさせたファッションブランド。その魅力と実力に、より具体的に迫ってみましょう。

魅力1着心地満点の素材使いに定評あり

柔らかく肌触りの良いスウェットが、とくに評価の高い『ジャックマン』。それは、ベースボール用のストッキングに端を発する、メリヤス編みの高い技術力の賜物です。創業者の田辺氏は、日本初の一体型ベースボールストッキングを開発した人物。その後、ミシンの改良など新たな技術を開発し、メリヤス製品の発展に多大な貢献を果たしています。『ジャックマン』の製品は、当時から続く自社の縫製ファクトリーによって作られており、同ファクトリーでは今も現役でユニオンスペシャルといった希少なミシンが活躍しています。

魅力2アメリカンベースボールに根差したデザイン

ブランドコンセプトの根底にあるのは、ベースボールを基軸としたアメリカンスポーツスタイル。実際にベースボールユニフォームを手がけていたとあって、製品としてのクオリティは確かです。また、カスタムオーダー体制をいち早く採用した実績から、デザイン性の高さにも定評があります。とはいえ、あくまでナチュラル&ベーシックを基本とするデザインは、トレンドに左右されない不朽の魅力を放つものばかり。そのため、ファンの年齢層は実に幅広く、またヴィンテージ好きからも熱烈に支持されています。

ワードローブに揃えたい、『ジャックマン』の人気アイテム10選

1着持っておくと、必ず重宝する。ナチュラル&ベーシックな『ジャックマン』のアイテムは、その高いクオリティとともに、長く愛用することができるはずです。トップスからソックスまで、バリエーション豊かにピックアップしました。

アイテム1アメリカンコットンポケットTシャツ

昨今人気を集めるポケT。ペイント加工を施したボタンが付いたフラップに、オールドアメリカンな雰囲気が漂います。注目は生地。さらりとドライな質感の生地は、アメリカンコットンによるものです。また、負荷のかかる部分のかんぬき留めといった自社ファクトリーならではの手の込んだ補強など、洗濯を繰り返してもヨレヨレにならない耐久性の高さも魅力でしょう。

アイテム2ヘンリーネックTシャツ

オールドアメリカンなTシャツといえば、やはりヘンリーネックでしょう。ともすればアンダーウェアな印象のあるヘンリーネックですが、襟ぐりのプラケットを1つボタンにすることで、洗練された印象にアップデートしています。素材はドライな肌触りが魅力のアメリカンコットンを採用。ネックに見返し布を当てることで、伸び知らずで開放感のある着心地を実現しています。

アイテム3アメリカンコットンリブTシャツ

スウェットの完成度の高さに、絶大な支持を集める『ジャックマン』。さらりとした肌触りと適度な厚みのある生地がもたらす柔らかさはもちろん、針抜きリブの3つ巻きバインダーネックやVガゼットなど、ヴィンテージなディテールデザインもその理由に。ゆったりとした身幅と長めのアームは旧き良き時代のプロダクトを彷彿とさせますが、現代のトレンドにもマッチします。

アイテム4スウェットトラウザー

スウェットシャツと並び、ブランドのアイコンモデルとなるスウェットトラウザー。素材はアメリカンコットン。アメリカンヴィンテージな杢グレーは、撚糸の段階からオリジナルで開発したもの。腰回りや太ももにはゆとりを持たせつつ、ひざから下はテーパードを掛けることで、街着として成立するシルエットを実現しています。裾リブもないため、スッキリとしたシルエットに。

アイテム5ソック

『ジャックマン』設立以前から展開し続けているソック。ソック“ス”でないのは、片方ずつ販売しているからです。左右で足の大きさが違うベースボール選手が、それぞれの足に適したサイズを買えるようにとはじまったこのシステム。色柄やイニシャルのバリエーションが揃うことから、最大で1600通りもの組み合わせを楽しむことができます。

アイテム6スウェットパーカー

まさにアメカジの代名詞であり、持っておいて損のない1着です。厚手ながらふわりと柔らかいヘビーウェイトスウェット地は、裏面を起毛させないことで3シーズンでの着用に対応。アームはフロントがセットイン、バックをラグランにすることで、動きやすさを確保しています。また、フードをヴィンテージスタイルの後付けにするなど、ツウが喜ぶ要素も満載です。

アイテム7ロッカーローブ

アメリカンコットンならではのドライな質感を活かしたローブ。2ボタン付きのいわゆるカーディガンタイプで、着込むほどに生地が馴染み味わいを増すのが見どころです。デザインはシンプルそのものですが、前身ごろの小ぶりなパッチポケットがアクセントに。裾のステッチワークは生地収縮による裾の跳ね上がりを防ぐ役割を果たすなど、シンプルななかにも計算された作りが光ります。

アイテム8ワッフルミッドネック

空気をたっぷりと含んだ軽く柔らかなワッフル生地は、歴史あるファクトリーなればこその特殊な編み機を使ってゆっくりと低速で編み上げられたもの。素材はコットンなので、スウェットライクにカジュアルに、またはニットのようにきれいめに着るのもありです。さらりとした肌触りは、インナーやアウターとの組み合わせにより3シーズンで活躍してくれます。

アイテム9ストレッチトラウザー

街にも馴染むスウェットパンツを。そんなコンセプトで提案されたこの1本は、生地こそ柔らかくストレッチ性の高いコットンカットソー地ですが、スラントポケットやベルトループなどを採用することでスラックス感覚ではける1本に仕上がっています。伸縮性を生かしたスリムストレートなのも、その要因。生地感にハリを持たせることで、ひざ抜けが起きにくくなっているのもうれしいポイントです。

アイテム10度詰めショートパンツ

柔らかなスウェットとは裏腹に、こちらのショーツはハリの強いしっかりとした生地感が魅力。吊り編み機で編み立てつつ極限まで度詰めすることで、耐久性の高い天竺生地に仕上げています。大型のパッチポケットとともに、これからの季節アウトドアで活躍してくれることでしょう。一方、ウエストはベルトループを備えつつシャーリング仕様を併用し、快適性を備えています。

プロのライターと一緒に、等身大のおしゃれを日々発信。物欲を刺激する良品の数々、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで。今日から役立つメンズファッションの“いろは”を、わかりやすく紹介しています。
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