
フランスの老舗。ルミノアのボーダーTがメンズコーデを爽やかに仕上げる
大人コーデに重宝するバスクシャツ。その中で特に人気の高いブランドのひとつとして挙げられるが『ルミノア』です。その魅力と着こなし方をたっぷりご紹介しましょう。
フランス生まれの老舗ブランド。『ルミノア』の変わらないモノ作り
『ルミノア』は、1936年にフランス・ブルターニュ地方で誕生した歴史あるブランドで、『セントジェームス』『オーシバル』と並び、バスクシャツ三大ブランドに数えられています。また、創業以来変わることなく自社工場で一貫生産を行っていることで知られており、生産数が少なく、稀少性が高いことも人気に拍車をかけています。同社が手がけるバスクシャツが現在もフランス海軍認定の公式ユニフォームに採用されているという事実も、その品質の高さを物語っています。
『ルミノア』といえばボーダーカットソー。長年愛され続ける魅力とは?
『ルミノア』を象徴するアイテムといえば、やはりボーダーカットソー。バスクシャツとも呼ばれており、春夏の着こなしに清涼感を加えてくれる定番ウェアとなっています。ボーダーカットソーはさまざまなブランドからリリースされていますが、なぜ、『ルミノア』が多くの人に選ばれるのか? その理由を解説していきましょう。
魅力1
天然素材が持つ独特の風合いが楽しめる
『ルミノア』のボーダーカットソーは、素材にコットンを100%使用。自社工場で製造しているため、品質の高い生地ができるのです。天然素材ならではのやさしく味わいのある風合いを楽しめるうえ、生地がしっかりしているので長く着続けてもヘタりにくいのも魅力です。また、筒状に編み上げる丸編みという手法ならではのソフトでナチュラルな肌触りも特徴。通気性にも優れているので、真夏に着ても快適に過ごせます。
特徴2
1枚で着てもインナー使いしてもサマになる高い汎用性
ボーダーカットソーは、その特徴的なボーダー柄のおかげで存在感抜群。1枚で着ても十分サマになります。また、首周りがゆったり開いたボートネックになっているため、涼しげに見えるだけでなく、インナーを覗かせてレイヤードを楽しむこともできます。ボーダーカットソーをインナーとして活用するのももちろんアリ。写真のようにきれいめなジャケットを羽織ってもサマになりますし、シンプルなコーディネートでもボーダー柄が絶妙なアクセントになってくれます。
特徴3
スタイルの幅を広げる豊富なカラバリ
『ルミノア』のもうひとつの魅力が豊富なカラーバリエーションが用意されているところ。ブラックやブルーの細めのボーダーを配した定番から、極太のボーダーやさまざまなカラーを配したマルチボーダーまで個性豊かなアイテムが揃っています。ボーダー柄だけで400色以上もあるというのだから驚き! バリエーションが豊富なので他の人と被りにくいですし、異なる色柄を揃えていれば、コーディネートの幅を大きく広げられるのも魅力です。
ちなみに……
同じ仕立てのシンプルな“地タイプも人気です
ボーダーカットソーが注目されがちな『ルミノア』ですが、実は無地のアイテムも人気です。ボーダーカットソーと同じ仕立てで作られているため、同様の快適な着心地が得られるのは当然のこと、シンプルゆえに汎用性が高いのでさまざまな着こなしのインナーとして活用できます。もちろん、仕立てが良いので1枚で着てもサマになります。こちらもカラーバリエーションが用意されているので、コーディネートに合った色味のモノをチョイスすると良いでしょう。
長く愛用したい。『ルミノア』のボーダーTシャツ6選
ここでは『ルミノア』のボーダーカットソーのおすすめアイテムをご紹介しましょう。半袖、長袖、オーバーサイズなど、形のバリエーションも豊富なので、きっとお気に入りの一枚が見つかるはずです。ワードローブに入れておけば、大活躍してくれること間違いありません!
アイテム1
ボーダー バスク カットソー
『ユナイテッドアローズ』が『ルミノア』に別注したボーダーカットソー。全体にゆとりのあるシルエットに仕上げられており、今どきな着こなしが可能です。また、通常よりもヘビーウェイトな素材を使用することで、ハリとコシのある独特の風合いを楽しめるのもポイント。襟元が大きく開いたボートネックを採用しており、レイヤードスタイルも楽しめます。
アイテム2
ボーダー オーバーサイズ ロンT
『シップスエニィ』別注のボーダーカットソーは、トレンドのビッグシルエットが魅力。かなりワイドなシルエットで着丈も長めに設定されているので、シャツやカットソーの上からアウター感覚で身につけるのもおすすめです。素材には、ライトウェイトな生地を使用しており、快適な着心地で肌触りも抜群。ネックの幅が狭めに設定されているのもポイントです。
アイテム3
『ビームス』別注 14ゲージ コットン ボートネック カットソー
『ビームス』別注のカットソーは、あえてボーダー柄を排してシンプルなデザイン。通常よりも番手の太い糸で仕上げられており、しっかりした厚みがあるのも特徴です。写真のライトグレーのほか、ブラックやネイビー、ホワイトなど、使いやすいカラーがスタンバイ。バリエーションを揃えておけばコーディネートで活用できますよ。
アイテム4
ボーダー バスク 半袖シャツ
全体にボーダー柄があしらわれた半袖Tシャツタイプのボーダーカットソー。普通のTシャツと違って肉厚でしっかり目が詰まっているため、高級感を主張することができます。また、首周りはボートネック仕様になっており、裾にはスリットが入っているので脱ぎ着がしやすいのも特徴。丈夫なため、洗濯機でガシガシ洗えますし着込むほどに風合いが増します。
アイテム5
ハーフスリーブ バスクシャツ
日本人の体型に合わせて別注した半袖のボーダーカットソー。特徴的なのは、太めのボーダー柄。ブラック×ホワイトのメリハリが効いたカラーリングはインパクト抜群なので、1枚で着ても印象的な着こなしが可能です。こちらも襟元はボートネック仕様で、裾にはスリットが入っているため脱ぎ着が楽ちんです。
アイテム6
ボーダー ロングスリーブカットソー
ナチュラルな雰囲気のアイボリーカラーのボディにネイビーのボーダー柄があしらわれた一枚。胸元に1本だけレッドのボーダーをあしらうことでアクセントにすると同時に、フレンチブランドらしいトリコロールを構成しています。比較的薄いコットン素材を採用していますが、しっかりした生地なので単体で着ても十分にサマになります。
街の洒落者をウォッチング。『ルミノア』のボーダーTを使ったおしゃれコーデ集
『ルミノア』のボーダーカットソーを使えばどんなコーディネートができるのかみなさん気になるはず。そこで、ここからはボーダーカットソーを着こなしに取り入れた実例をたっぷりご紹介していきましょう。1枚持っているだけで、コーディネートの幅が大きく広がることをおわかりいただけるはず。
コーデ1
ワイドパンツと合わせたトレンド感のある着こなし
『シーオール』『ルミノア』『アーバンリサーチ』のトリプルコラボレーションにより生み出されたバスクシャツを主役にしたスタイリング。ゆったりしたサイズ感は、ワイドなストレートシルエットのパンツとも好相性。遊び心のある襟元のデザインが、シンプルな着こなしの中で絶妙なアクセントになっています。
コーデ2
モノトーンコーデにさりげなく挿し色を加えて
ブルゾン、シューズ、キャップをブラックでまとめ、ホワイトのパンツを合わせることで夏らしい清涼感のあるシンプルなコーディネートを構築。その中で、グリーン×ネイビーのボーダーカットソーが品良く色味を加えています。デイパックもグリーンを選んで、色を拾っているのもポイント。
コーデ3
ホワイトコーデのアクセントに◎
ホワイトデニムのセットアップにオフホワイトのハットとトートバッグを合わせて全体に統一感のあるコーディネートを実現。こちらもネイビー×グリーンのボーダーカットソーを中に合わせることでアクセントにしています。カットソーの色味を変えることで、全体の雰囲気が一変します。
コーデ4
ボーダー柄を生かしたレイヤードスタイル
ボーダーカットソーはレイヤードスタイルでも活用できるという好例がこちら。ゆったりしたシルエットのカットソーの上に、ややゆとりのあるブラックのベストをオン。裾からボーダー柄を覗かせることで変化のある着こなしを実現しています。ワイドシルエットのネイビーカラーのパンツとも相性抜群。
コーデ5
セットアップスタイルのアクセントにも最適
ブラウンのカジュアルなセットアップでカジュアルながらもきれいめにまとめたコーディネート。セットアップスタイルはシンプルになりがちですが、同系色のボーダー柄をあしらったカットソーをインナーに合わせることで、アクセントにしながらも統一感のある印象を生み出しています。
コーデ6
タックインすることで洒脱さがアップ
着丈が長めのボーダーカットソーをうまく生かしたコーディネートがこちら。あえて、裾をパンツにタックインすることでスッキリとした印象を醸し出しています。それにより、パンツのタックが目立つため、着こなしのアクセントになっている点に注目。通常よりも太めのボーダー柄も存在感があって◎。シンプルなコーディネートながらも、洒脱さが際立っています。
コーデ7
きれいめブレザーにも難なくマッチ!
ダブルブレストのネイビーブレザーにミリタリーパンツを合わせるというヘビーデューティなアイビースタイルを彷彿させるコーデ。そこにボーダーカットソーを合わせてフレンチ風味を加えることで、カテゴリや国籍にとらわれない自由奔放な着こなしを実現しています。カットソーの裾をタックインしてスッキリとした印象に仕上げているのもポイント。
コーデ8
ショーツスタイルでリゾート感を演出
ボーダーカットソーはリゾート感漂うラフなコーディネートでも活躍します。こちらはベージュのテーラードジャケットにホワイトのショートパンツを合わせた清涼感抜群の着こなし。そこに濃色のブラウンのボーダーカットソーを合わせることで、コーディネート全体が引き締まります。シューズもブラウンでまとめて統一感を出しているのも技あり。
コーデ9
アメカジスタイルに爽やかさをプラス
ワークテイストなシャンブレーシャツにベーシックなチノパンを合わせたオーソドックスなアメカジコーデですが、ボーダーカットソーを挟むことで土くささが緩和されて春らしい軽快さが漂います。細すぎず太すぎずのボーダー柄もバランス良し。シャツのボタンを留めて襟元からボーダー柄を覗かせる着こなし方もアリです。
コーデ10
無地のカットソーもスタイリッシュ
『ルミノア』の無地のカットソーも押さえておきたいところ。こちらはタック入りのパンツにカットソーを合わせただけのシンプルなコーディネート。それでも洒脱に見えるのは、上質な生地感や涼しげなボートネックのおかげです。1枚で着ても十分おしゃれですが、ジャケットやブルゾンを合わせてもサマになるでしょう。
この記事の掲載アイテム一覧(全5商品)
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『ルミノア』×『ユナイテッドアローズ』 ボーダー バスク カットソー
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『ルミノア』×『シップスエニィ』 ボーダー オーバーサイズ ロンT
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『ルミノア』 ボーダー バスク 半袖シャツ
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『ルミノア』 ハーフスリーブ バスクシャツ
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『ルミノア』 ボーダー ロングスリーブカットソー
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