
リネンジャケットおすすめ12選。清涼感たっぷりの大人服がここにある
着心地も見た目も涼しいリネンジャケットは、夏の着こなしを品良く演出してくれる快適ウェア。オン・オフそれぞれで使えるアイテムを厳選しました。
「夏でもジャケットを」。そんなシーンではリネンジャケットが重宝します
夏場はTシャツや半袖シャツなど、なるべく涼しい服装でいたいもの。しかし、プライベートでも、ちょっと高級なレストランやパーティに行くときにはラペル付きのジャケットが必要な場合がありますし、ビジネスにおいても、大切な商談などの場では夏でもジャケットを羽織るのがベターでしょう。
とはいえ、普通のジャケットでは着心地も見た目も暑苦しい。そんなときに抜擢したいのが、リネンジャケットです。通気性が良く、ひんやりサラッとした肌触りの爽やかな素材感を備えたリネンジャケットは、大人らしくきちんとした印象を醸しつつも、着こなしに清涼感を与えてくれるのです。
リネンジャケットを探すなら。押さえておくべき選び方の基本
ひと口にリネン素材といってもいくつか種類があります。コットンやシルクを混紡させたものもありますし、混率や織り方によって生地の風合いも大きく変わってきます。そのため、リネンジャケットを選ぶ際は、まず生地感に注目して選びましょう。ものによってはシワ感の強いものがありますが、リネンジャケットの場合はそれも味。カジュアルな着こなしに絶妙なこなれ感を与えてくれます。ビジネスで使う際、シワが気になるようであれば、フラットでツヤのある表情の生地のものを選ぶことをおすすめします。
オン・オフ別にリネンジャケットのおすすめを人気ブランドから厳選
ビジネスシーンでは品のあるジャケパンスタイルを構築し、カジュアルシーンでは大人っぽくもリラックス感のある着こなしを演出してくれる夏の大人の必需品、リネンジャケット。ここでは、オンとオフそれぞれに対応するおすすめのアイテムを厳選してご紹介します。
▼「ビジネスシーン」に備えてチェックしたいリネンジャケット6選
ビジネスシーンには、シワ感の少ないフラットな表情で光沢のある生地感のリネンジャケットがマッチします。センタークリースの入ったスラックスにも似合うきれいめな1着を選びましょう。
アイテム1
『ユナイテッドアローズ』
ベルギーリネンのリーディングブランド『リベコ』のリネンを使ったジャケット。適度な光沢感がリュクスなムードを放っています。リネン特有の軽量感や清涼感も抜群で、見た目よりも爽快な着心地。2つボタンをはじめとするスタンダードな仕様を採用しているため、幅広いコーディネートに対応します。
アイテム2
『アルマーニ エクスチェンジ』
リネンにレーヨンをブレンドした生地は、比較的ソリッドでクールな雰囲気。ナローラペルなどのディテールとともにモダンかつスタイリッシュなニュアンスを醸しています。また、リネンならではの風合いもあり、上質感もたっぷり。全体として、『アルマーニ エクスチェンジ』らしい都会的でエネルギッシュな印象のジャケットに仕上がっています。同シリーズの別売りパンツを揃えればセットアップスタイルも楽しむことができ、着こなしの幅が広がります。
アイテム3
『グリーンレーベル リラクシング』
高品質な素材として有名なフレンチリネンを採用。ソフトな風合いがリッチな雰囲気です。また、立体的な作りが上質感たっぷり。Tシャツの上に羽織るだけで大人なコーディネートに仕上がります。また、細かい千鳥格子柄も特徴的。無地とは異なるこなれた表情がありますが、定番柄なので無地に近い感覚でオールマイティに着回せます。
アイテム4
『ジャンネット』
サルト(テーラー)の技術をベースにしたイタリアのシャツブランド『ジャンネット』は、軽快なジャケットも定番アイテム。この1着も、リネンにコットンを加えたドライな生地が軽やかです。ただし、カジュアル過ぎない質感でエレガントなムード。よく見ると控えめなピンストライプ柄で、シャープかつモダンな雰囲気も感じさせます。シルエットが美麗でビジネスシーンにも適した出来栄え。
アイテム5
『トゥモローランド』
原料や紡績、製織など工程のすべてをヨーロッパで生産した素材のみに与えられる、マスターズ・オブ・リネン認定の生地を使用した贅沢な1着。シンプルで合わせやすい無地タイプですが、霜降り状のムラが独特の表情を湛えます。軽く涼しいだけではなく、丈夫さも併せ持つためガシガシ着られるのもうれしいポイントです。また、ゆるいウエストシェイプが何ともいえないリラックス感を醸し出します。
アイテム6
『エディフィス』
ややカジュアルなタイプのジャケットにカテゴライズされるブレザーですが、リネンにナイロンを加えた生地感が上品。凹凸感ある表情も特徴的で、こなれたビジネススタイルが構築できます。シルエットはボクシーでアメリカントラッド調。フックベントなどのディテールまで同じテイストで統一しています。ポリッシュでフラットなゴールドボタンがモダンな印象で、さりげないアクセントとして主張。
▼「カジュアルシーン」に備えてチェックしたいリネンジャケット6選
独特の凹凸感やシワ感が一般のジャケットよりもカジュアルでこなれた印象を醸し出してくれるのもリネンジャケットの魅力。Tシャツやショートパンツのような、思い切りカジュアルなアイテムと合わせても馴染んでくれます。
アイテム7
『アーバンリサーチ ロッソ』
アイリッシュリネンの代名詞として名高いハードマンズリネンを採用したジャケット。適度なハリがあって上品な生地感ですが、ガーメントダイ(製品染め)ならではの味感がカジュアルな雰囲気を放っています。カラーはブラウン、ブラック、ネイビーの3種類で、どれも風合い豊か。ネップ感がこなれたムードも感じさせます。Tシャツやカットソーに重ねれば、すぐにおしゃれなカジュアルスタイルが完成。
アイテム8
『ウティ』
ブランド名の『ウティ』はフランス語で「道具」という意味。衣服を道具として捉え、フランスのヴィンテージワークウェアから手掛かりを得つつ用の美が感じられるアイテムを提案しています。そんなブランドの生地をピックアップして『ワイルドライフテーラー』がジャケットを別注。リネン100%の超高密度な生地をインディゴで染めた味のあるファブリックは、20世紀初頭のオリジナル生地を再現したものです。ワークジャケットがベースではあるものの、シンプルでオフのテーラードジャケットとして使える面持ち。
アイテム9
『ビームス ハート』
リネンにポリエステルをMIXした鹿の子生地を採用。通気性や軽量性に加えてストレッチ性もあり、快適な着心地を実現しています。霜降り感のある表情も特徴で、見るからに涼し気な生地感。その一方、テーラリング技術を駆使して仕上げたシルエットが美しくてエレガントです。まさに大人のカジュアルスタイルにぴったりなバランスで、幅広いコーディネートに対応。
アイテム10
『ビームス プラス』
気軽に羽織れるダブルブレストのリネンジャケットは、クラシックなムードとリラクシングな雰囲気が同居していて新鮮。大人なカジュアルコーデにぴったりです。さらにこの1着は、リネンにコットンとポリエステルを加えたニット生地で仕立てていて着心地がマイルド。清涼感のあるタックジャカードの編み地は適度なコシがありながら美しいドレープも生み、上質感を振りまきます。
アイテム11
『タケオキクチ』
高級リネンの原料、フラックス。その産地として知られるフランスのノルマンディーが拠点の協同組合から供給を受けた繊維を使い、『タケオキクチ』はテキスタイルを開発しています。このジャケットに採用した生地は縦糸にリネン、横糸にコットンと機能素材「ソロテックス」を使ってヘリンボーン織りで仕上げたもの。ライトグリーンの美しい発色も魅力的です。軽さを生かして爽快なシャツジャケットに仕立てていますが、上品な生地感がコーディネートに品格をプラスします。
アイテム12
『バナナリパブリック』
リネン素材はリゾートテイストも大きな魅力。その特長を生かすには、リゾート調の総柄ジャケットを活用するという手もあります。この1着はまさにリゾート風味。大胆なフローラル柄を採用していますが、テーラード仕立ての品質とスリムなシルエットが上品。リネンにコットンをブレンドした生地も上質感を放っています。上級者向けのアイテムではありますが、着こなせれば夏コーデのアクセントとして重宝。
リネンジャケットで爽やかに。おしゃれに着こなすためのGOODサンプル集
最後に、リネンジャケットを活用したコーディネートの好例も紹介。ビジネス系からラフなスタイルまで解説します。ナチュラルで独特な風合いが魅力のリネンジャケットだからこそ、シンプルなアイテムを合わせてジャケットの良さを強調するのがおすすめ。通気性の高さも生かして爽快に着こなしましょう!
コーデ1
リラックス感もあるタイドアップスタイル
リネンジャケットを使ったタイドアップスタイルの典型。ボタンダウンシャツ、ニットタイ、チノパンツ、リボンベルトを合わせて少しカジュアルにまとめたバランスが秀逸です。アメリカントラッドな雰囲気のあるアイテムばかりを選んで統一感を生み出しているのもおしゃれ。こなれ感のあるアイテムがリネンジャケットの風合いとマッチしています。少し余裕のあるシルエットのパンツで今どきなリラックス感を加味しているのも見事!
コーデ2
白いパンツでリネンの質感を強調した好例
ホワイトパンツを活用した模範的なジャケットスタイル。クリーンな印象のパンツを引き立てるため、他のアイテムをあえて暖色系のブラウンでまとめる高等テクニックを駆使しています。ホワイトとの対比でリネンジャケットの表情が際立ち、無造作で洒脱な印象のコーディネートに。ブラウンの分量が多くて暑苦しい印象にならないよう、足首を覗かせて清涼感を演出したバランスも絶妙です。
コーデ3
引き締めながらジャケットの風合いを主役に
少しカジュアルなオンのスタイルとしても、きれいめなオフのスタイルとしても使えるコーディネートです。カーキのリネンジャケット以外はブラックで統一し、落ち着いたムードに引き締めているのがカギ。カラーが異なるジャケットの存在感が高まり、その風合いやリラックス感が全体に広がっています。全身をスリムなシルエットでまとめ、大人っぽく仕上げているのもポイント。
コーデ4
余裕あるシルエットで開放感を強調した装い
リネンジャケットのリラックスした雰囲気を拡大するなら、今っぽいワイドシルエットのパンツを合わせるのが効果的です。このお手本では、ワイドなアンクル丈のスラックスをセレクト。グルカサンダルを合わせ、品格をキープしつつ軽快感も感じさせるコーディネートにまとめています。インナーにバスクシャツを合わせることで、マリンテイストの爽快感もプラス。
コーデ5
リネンジャケットの涼感をショーツで最大限に
リネン素材がカジュアルな質感でも、テーラードジャケットなら上品な印象。ということで、ショートパンツを合わせても大人な印象に仕上がります。このコーディネートはショートパンツも少しワイドでリラクシング。その一方、ジャケットとパンツをベージュの同系色でまとめて上品かつ軽やかなイメージを演出しています。足元も明るめのカラーを選んで軽快感をプラス。インナーを少しダークにすることで適度に引き締めてバランスを整えています。
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『ユナイテッドアローズ』 LIBECO ノッチドラペル シングル 2ボタン ジャケット
-
『アルマーニ エクスチェンジ』 麻×レーヨン テーラードジャケット
-
『グリーンレーベル リラクシング』 フレンチリネン NT 2PP- ジャケット
-
『ジャンネット』 コットンリネン ピンストライプ2Bジャケット
-
『トゥモローランド』 リネンシャンブレー 2Bテーラードジャケット
-
『エディフィス』 D.AMERICANA リネンジャケット
-
『アーバンリサーチ ロッソ』 ハードマンズリネンガーメントダイジャケット
-
『ウティ』 EX BLACK INDIGO LINEN WORK JACKET
-
『ビームス ハート』 ストレッチ 鹿の子 2ボタンジャケット
-
『ビームス プラス』 ダブルブレステッド ニット 4ボタン ジャケット
-
『タケオキクチ』 リネン シャツジャケット
-
『バナナリパブリック』 フローラル スーツジャケット
掲載アイテムをもっと見る(0商品)
KEYWORD関連キーワード