アメリカのもの作りと独自の感性。ユケテンのモカシンが履きたい

アメリカのもの作りと独自の感性。ユケテンのモカシンが履きたい

アメリカの伝統的スタイルをベースにしたモカシンシューズで名高い『ユケテン』。違いがわかる大人にふさわしい完成度の高さが魅力です。

平 格彦

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2018.08.21

アメリカのクラフトマンシップが詰まった『ユケテン』 

アメリカのクラフトマンシップが詰まった『ユケテン』 

Golden State

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1989年に日本人デザイナーのユキ・マツダ氏が中心となってスタートしたブランド『ユケテン』。アメリカを旅したときに出会ったさまざまな職人から学んだ知見がベースになっており、具体的には靴職人、カバン職人、革職人、毛布職人の伝統的な技などを取り入れています。デザインソースも古き良きアメリカの生活様式。2015年に定番であるモカシンのフィットを見直すなど、探求を続けながらより良い履き心地やデザインを丹念に追求しています。

『ユケテン』といえば革靴。そのこだわりとは? 

伝統とこだわり、さらに独創的な挑戦を続ける『ユケテン』。その魅力を大きく3つに分けて解説します。

特徴1

アメリカ国内の老舗工場で生産

アメリカ国内の老舗工場で生産

ZOZOTOWN

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まず、MADE IN USAへの強いこだわりが大きな特徴。製造は主に、老舗シューズメーカーであるクオディ・トレイル・モカシン社の工場が担っています。同社は、1900年代初頭から『L.L.ビーン』のモカシンシューズなどを手掛けてきた職人が独立して設立した老舗。つまり、クオリティはお墨付きというわけです。

特徴2

こだわって厳選したマテリアルを起用

こだわって厳選したマテリアルを起用

travels (トラベルズ)

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『ユケテン』は多彩な素材を採用していますが、そのすべてにこだわりが詰まっています。たとえば、アメリカの名門タンナーであるホーウィン社のクロムエクセルレザー、『ユケテン』のためだけになめしたベジタブルタンニンレザー、厚手なのにソフトなアメリカンパイソンの革、リアルなシェルコードバン、アメリカ生産のキャンバス地などを起用。靴のアウトソールも独自に開発したモノとビブラム社製ソールを使い分けています。

特徴3

独創的な融合も行う独自のデザイン性

独創的な融合も行う独自のデザイン性

ZOZOTOWN

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伝統的な製法をベースにもの作りを実践している『ユケテン』ですが、ロックなソールを取り入れるといったチャレンジングなデザインも大きな魅力。シューズ類だけでなく革小物やアクセサリーなども展開しているため、そんなカテゴリを横断したディテールやファクターの融合も時には見られます。

ブランドの代名詞。モカシンをご紹介

『ユケテン』を代表するアイテムはなんと言ってもモカシン。そもそも“モカシン”とは、ネイティブアメリカンが履いていた一枚革で作られるスリッポン形式の靴を指していました。それが発展し、甲の部分をU字型に縫った靴を“モカシン”と呼ぶようになり、その縫合形式まで“モカシン”を意味するようになりました。そして、『ユケテン』の靴はモカシン縫いの靴が中心。デザインは多岐にわたっています。

アイテム1

カヌーモック

カヌーモック

ZOZOTOWN

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オールハンドソーンで仕上げた伝統的アメリカンスタイルのモカシンシューズ。ちなみにモデル名の“モック”は“モカシン”を略したものです。独特なクラフト感からにじみ出る上質感を、高品位なスエード素材が後押ししています。

アイテム2

アングラーモック

アングラーモック

Cott

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カヌーモックとは腰革部分のデザインが異なるアングラーモック。そのモデル名は、1950~60年代の漁師に由来しています。アッパーには名門ホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用し、素材も作りも最高峰です。

アイテム3

ギリーモック

ギリーモック

Golden State

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アイルランドのダンスジュースからインスピレーションを得てデザインされたモデル。スチールシャンク仕上げによってアーチ部分とヒールのフィット感を高め、安定性や疲れにくい履き心地を実現しています。

アイテム4

ブラッチャーモカシン

ブラッチャーモカシン

travels (トラベルズ)

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キルティー(切り込み入りの飾り)が取り外しできるブラッチャーモカシン。2つの表情が楽しめるため、コーディネートによってアレンジするのもおすすめです。オリジナルのキャンプソールをはじめとする工夫によって履き心地も追求しています。

モカシン以外も。魅力的なアイテムをピックアップ

『ユケテン』は冒頭でも解説したとおり、靴職人、カバン職人、革職人、毛布職人の知見や伝統的な技をベースにしたもの作りを実践しています。つまりシューズ類だけでなく、ほかの小物やバッグ類もラインアップ。素材の良さや完成度はどれも極上です。

アイテム1

ミゲルサンダル

ミゲルサンダル

ZOZOTOWN

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メキシコの伝統的な編み上げサンダル、ワラチを『ユケテン』独自の視点でアレンジしたサンダルです。ベジタブルタンニンレザーを職人が丁寧に編み上げたアッパーは、フィット感、通気性、軽量性、耐久性を兼ね備えています。ビブラムソールが快適な履き心地も確約。

アイテム2

ランチェロブーツ

ランチェロブーツ

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1910年代のドイツ製機械を使ったグッドイヤーウェルト製法で屈強に仕上げたブーツ。1920年代から続く靴工場の熟練職人が精緻に仕上げています。アッパーは上質なカウスエードで、ライニングは柔軟なカウレザー。そんな素材を生かした作りが履き込む程に足に馴染み、最高の履き心地をもたらしてくれます。

アイテム3

バックルネックレス

バックルネックレス

ZOZOTOWN

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ベルトのバックルをネックレスのチャームとして活用したデザインがユニーク。サイズ感もそのままなので、スタイリングのスパイスとして適度に主張してくれます。実はリング類などもリリースしている『ユケテン』。クラフト感のあるアクセサリー類も同ブランドの定番です。

アイテム4

バイフォールドウォレット

バイフォールドウォレット

Cott

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厳選したカウレザーを使用した二つ折りの財布。デザイナーが所有するアーカイブを参考にしたデザインのため一見オーセンティックなルックスですが、実用性も抜群です。札入れのケースが独立していて、本体に挟み込むユニークな仕様。それのみ単体で使うことも可能です。

アイテム5

ウールカヌーバックパック

ウールカヌーバックパック

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1940年代のカブーバッグからインスピレーションを得てデザインしたバックパック。アメリカ製のウールを用いたホームスパン調の生地が独自の風合いです。内部には小物が整理しやすいオーガナイザーポケットを備え、フラップにもポケットを設けるなど、実用性も高い仕上がりです。

注目編集者
平 格彦

60以上のメディアで執筆。「着こなし工学」提唱者

平 格彦
出版社を経て独立。「Men’s JOKER」と「RUDO」は創刊から休刊までほぼ毎号で執筆。さらに「MEN’S CLUB」「GQ」「GOETHE」など、60以上のメディアに関わってきた。横断的、俯瞰的に着こなしを分析するのが得意。そんな視点を活かし、「着こなし工学」としての体系化を試みている。
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