
実用性は大前提。おしゃれなキャンプ用品でサイトを彩る
“インスタ映え”を狙ったおしゃれキャンプがちょっとしたブーム。そこで、機能性はもちろんデザインにもこだわった、サイトを華やかに彩る良質なアイテムをピックアップ。
おしゃれなキャンプサイトって?
“おしゃれキャンパー”と言われる人たちのサイトは、まるでアウトドアショップのディスプレイのよう。その理由を探るべくよくよく見てみると、核となるテントにこだわりがあるのはもちろん、チェアやテーブルをはじめサイトを彩るさまざまな小物にも、その人なりのテーマを持った統一感のあるコーディネートがなされています。棚やボックスを上手に使い、テーブルの上やテント周りがゴチャゴチャしていないというのもポイント。居るだけで気分が良くなるような居心地の良いサイトを作り上げるのもまた、キャンプの楽しみ方のひとつです。そんなサイト作りにおすすめのアイテムを厳選してみました。
まずは、サイトの印象を決めるテント選び
キャンプサイトのメインであり、印象づけにもっとも寄与するテント。今押さえておきたいのは、次の3つ。まずは、なんと言ってもここ数年、人気を集め大増殖しているワンポールテントです。1本のポールで立ち上げる三角屋根のテントで、初心者でも簡単に設営できるシンプルな構造と見た目のかわいらしさが、おしゃれキャンパーの心をギュッとつかみました。
次いで、生地にコットンを使ったテントも注目されています。一般的なナイロンやポリエステル素材のテントに比べるとメリット、デメリットはいろいろありますが、その魅力は何といっても天然素材の優しい風合いと肌触りでしょう。何となく心地良くて、安心感があるんです。最後に、昨年頃から人気が高まってきたフレームを平行に通すトンネル型テント。これまでのテントにはあまり見られなかった長細いフォルムは居住性が高く、見た目にも新鮮。構造上、前室が広く設けられ使い勝手も抜群です。
テント1
『ロゴス』ナバホ Tepee 400
かわいらしいナバホ柄が特徴のワンポールテント。設営が簡単で価格も手頃なことから初心者や女性キャンパーにも人気が高いテントです。天井高は235cmあり、大人が余裕で立ち上がれる高さを確保。対応人数は4人が目安。
テント2
『ノルディスク』アスガルド 7.1
釣り鐘形状のベル型といわれるテント。ワンポールテントに似ていますが壁が立ち上がっているため空間がより広く使えます。生地はポリエステルとコットンを混紡したテクニカルコットンで雨にも強いのが特徴。1~3人の使用に最適です。
テント3
『スノーピーク』ヴォールト
3本のフレームを平行に通して立てるトンネル型テント。前室は前側だけではなく横からも出入りでき、使い勝手が良好です。吊り下げ式のインナーテントを取り外せば前室からつながる広い土間になります。スノーピークのエントリーモデルで価格が抑えられているのも魅力。
サイトの雰囲気を左右する、テーブル&チェア
テーブルとチェアは、高さによってサイトの印象や使い勝手が大きく変わります。近年の主流はチェアの座面高30~40cmのロースタイル。脚を投げ出してゆったり座れるのでリラックス度が高く、見た目にも余裕があります。また、素材使いにも注目したいところ。天然木やコットンを使ったアイテムならナチュラルな雰囲気を演出できます。
テーブル1
『ペレグリン・ファニチャー』ウィングテーブル
使い込む程に味が出る木製の折りたたみ式ローテーブル。天然の無垢材で作られているため温かみがあり、ひとつひとつ木の表情が異なります。材料にはクルミ、またはスギを使用。幅75×奥行48×高さ28cm。
テーブル2
『スノーピーク』ワンアクションローテーブル竹
折りたたまれた2枚の天板を開くと、内側に収納された脚が飛び出す絵本のように立ち上がる秀逸なギミック。天板には竹の集成材を使用しています。多層構造で丈夫に仕上げられているので、キャンプにとどまらず家の中でも使いたくなる良品です。幅85×奥行き50×高さ40cm。
テーブル3
『コールマン』ナチュラルウッドロールテーブル/120
高さを2段階に調節できる優れモノ。シーンに合わせてダイニングスタイル(70cm)、ロースタイル(40cm)のどちらでも使用可能です。天板はぬくもりのある天然のスギを使用。ロール式にたためるので収納時はコンパクトになり、持ち運びも楽ちんです。サイズは、およそ幅125×奥行き70×高さ40・70cm。
チェア1
『オンウェー』コンフォートチェア2
座面の高さが約42cmで、高すぎず、低すぎずの程良いロースタイルチェア。張りのある背もたれと広い座面が極上の座り心地を約束してくれます。ひじ掛けには天然の竹を使用しており、腕をおいたときの角度とフィット感が絶妙。生地は丈夫な帆布で肌触りも心地良いのが魅力です。
チェア2
『ハイランダー』ウッドフレームチェア2
ウッドフレームの組み立て式チェア。パーツがばらせるので、収納が驚く程コンパクトになります。フレームはブナ材、生地はコットンを使用。ロースタイルでくつろぐのにちょうど良いサイズで、木製テーブルにもマッチします。
チェア3
『アウトプットライフ』フォールディングソファ
大人2人が楽に座れる折りたたみ式ベンチ。自然に馴染む落ち着いた色合いで、ひじ掛けにはブナ材を使用。アルミ製のフレームもしっかりとしており耐荷重は140kgが目安です。背もたれの切り抜きは折りたたんだときの持ち手に。
小物から大物まで。サイトを彩る、おしゃれな道具
バーナーやランタン、クーラーボックスなどもキャンプを楽しく、快適に過ごすためになくてはならないアイテム。そんな道具一つひとつに自分なりのこだわりを持って揃えていくことが、キャンプサイトをおしゃれに彩るコツです。キャンプだけではなく、普段の暮らしや部屋のインテリアとしても使いたくなるスタイリッシュでかっこいいギアも多く登場しています。
道具1
『ソト』レギュレーター2バーナー GRID
シンプルを極めたスタイリッシュなデザインの薄型テーブルトップ2バーナー。燃料はコンビニなどでも入手しやすいカセットガスを使用します。低温時でも火力低下を最小限に抑える独自機構のマイクロレギュレーターを搭載した優れモノ。
道具2
『ペトロマックス』ランタン HK500
温もりのあるオレンジ色の光で、夜のキャンプサイトを優しく照らしてくれる圧力式灯油ランタン。200以上の細かいパーツで構成された美しい姿はまるで芸術品のようです。使い方にはコツがありメンテナンスも必要ですが、それもまた灯油ランタンの味わいのひとつです。
道具3
『コールマン』54QTスチールベルトクーラー
初代モデルから60年以上にわたってユーザーの高い支持を得る歴史あるクーラーボックス。断熱材には厚さ3cmの発泡ウレタンを使用しています。容量は1~2泊のキャンプに必要十分な51L。色味やデザインがどこかレトロで、サイトに置いておくだけで目を引きます。シルバーやブラック、ターコイズなどカラーが豊富なので、雰囲気にマッチするモノを選んで。
道具4
『GSI』パイオニア キャンプセット
4人分のプレート、カップ、ボウルとフライパン、ふたつき鍋、パーコレーターがセットになったホーロー製のクックウェアセット。食器のリム部分にはステンレスを使用しているので、ぶつけても欠けにくいのが特徴です。バラバラになりがちな食器類を統一するだけでも、サイトの雰囲気作りに大きく貢献してくれます。
道具5
『オンウェー』聖火焚火台
6枚のステンレス製プレートがらせんを描くように重なりあい、その名前の通り、まるで聖火台のようなフォルムを見せる焚き火台。プレートの隙間から空気が入るため炎が立ち上がって揺らめき、美しい焚き火を楽しめます。薄くたたむことができるので、持ち運びにも便利です。
道具6
『ユニフレーム』キッチンスタンドⅡ
何かとゴチャつきがちなキッチンアイテムを機能的に配置できるキッチンスタンド。『ユニフレーム』らしいシャープなデザインが特徴で、天板は熱に強いエンボス加工のステンレスを使用しています。別売りのツインバーナーと組み合わせれば一体感のあるキッチンスペースが完成します。
この記事の掲載アイテム一覧(全15商品)
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『ロゴス』 ナバホ Tepee 400
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『ノルディスク』 アスガルド 7.1
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『スノーピーク』 ヴォールト
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『ペレグリン・ファニチャー』 ウィングテーブル
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『スノーピーク』 ワンアクションローテーブル竹
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『コールマン』 ナチュラルウッドロールテーブル/120
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『オンウェー』 コンフォートチェア2
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『ハイランダー』 ウッドフレームチェア2
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『アウトプットライフ』 フォールディングソファ
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『ソト』 レギュレーター2バーナー GRID
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『ペトロマックス』 ランタン HK500
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『コールマン』 54QTスチールベルトクーラー
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『GSI』 パイオニア キャンプセット
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『オンウェー』 聖火焚火台
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『ユニフレーム』 キッチンスタンドⅡ
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