
白髪染め、正しく選べてる? 種類別の利点・欠点とメンズ向けおすすめ12品
年齢を重ねると出てくる白髪。染めてもすぐに生えて根元が目立ってしまう白髪は、こまめなケアが大切。というわけで、自宅で簡単にできる白髪染めのAtoZをご紹介しよう。
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白い毛が気になりはじめたら。メンズも白髪染めを活用して若々しくスマートに
30代半ばを過ぎると、気づけば髪にちらほらと白髪が……。気になっている方も多いのではないだろうか。“ロマンスグレー”といわれるように白髪は大人の男の武器にもなりうるものだが、それは白髪の量がある程度しっかり増えてきてから。1本1本が目立つちらほらと生えている白髪は、ただ放置しているだけのように見え、清潔感に欠ける印象を与えかねないためきちんと染めておきたいところ。とはいえ、毎週のように美容室へリタッチに通うのは大変だし、コストもかかる。というわけで、ここでは自宅でできる白髪染めをレコメンド。基礎知識からおすすめのアイテムまでまとめてみたので、参考になればうれしい。
そもそもなぜ白髪は生えてくるのか?
まず、髪が黒いのはメラニン色素のおかげ。しかし、加齢や遺伝、ストレス、栄養不足などによってそのメラニン色素を作るメラノサイトの働きが衰えると、色素のない髪=白髪が生えてきてしまう。ただ、白髪発生の詳しいメカニズムは現代の科学でもまだはっきりとしておらず、根本的な解決方法はないといわれている。丁寧な洗髪やマッサージで頭皮環境を整えたり、タンパク質やミネラル、ビタミンといった髪の素となる栄養をしっかり摂取したり、できるかぎり健やかな黒髪が生えやすい状態にするのが肝心だ。白髪染めしつつ、ケアも忘れずに行いたい。
白髪染めは大きく分けて4種類。自分に合ったものを選ぼう
現代の白髪染めはただ真っ黒に染め直すだけではない。髪内部から染めるヘアカラーからコーティングするように染めるヘアマニキュア、日々のシャンプーついでに使えるカラートリートメントや出かける前にサッと隠せるヘアマスカラまで、さまざまなタイプに分かれているのだ。アナタのライフスタイルに合ったアイテムを吟味してほしい。
種類1
ヘアカラー
ヘアカラーは医薬部外品の永久染毛剤に分類されるもので、髪の毛のメラニン色素を分解して脱色しながら、染料を内部で結びつけて発色する仕組みが特徴だ。色を鮮やかに出せてカラーの持ちが良いとされ、約2か月色合いが持続する。そうしたメリットがある半面、髪を酸化させるため傷みやすく、繰り返すと染まりにくくなったり、退色しやすくなってしまったりするのが難点。
種類2
ヘアマニキュア
髪内部のメラニン色素を分解せずに染料をゆっくりと浸透させるヘアマニキュア。医薬部外品ではなく、一般化粧品の半永久染毛料に分類される。髪の表面をコーティングするように染めるため、シャンプーのたびに色が落ちやすく2~3週間で元の髪色に戻ってしまいがちだ。しかし、内部に浸透しにくいので髪が傷みにくく、ツヤ感アップの効果も期待できるというメリットも。
種類3
カラートリートメント
トリートメント成分を多く配合したカラー剤。いつものシャンプー後のトリートメントとして使える手軽さがウリのタイプだ。ヘアカラーやヘアマニキュアほどの即効性はなく、毎日ゆっくりと色を重ねていく作り。そのため、髪が傷みにくくケアしながらカラーリングできる。毎日の習慣に組み込めるのもポイントだ。
種類4
ヘアマスカラ
ヘアマスカラは、気になる白髪にサッと塗り、一時的に色味をカバーするアイテム。根元や数本の白髪が気になるときにうってつけだ。まつげ用のマスカラと同様、髪表面をコーティングするように着色するのが特徴で、シャンプーで洗えばリセットされる。リモートワークが進んだ今なら、出かけるときだけヘアマスカラでカバーするというのも手だ。
白髪染めの形状は主に2タイプ。それぞれ何が違う?
白髪染めのヘアカラーやマニキュアは、剤形に種類がある。美容室でも使われている一般的なクリームタイプと、初心者でも簡単に使えるフォームタイプ。市販の商品ではこの2タイプが主流だ。それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、アイテム選びの参考にしてみよう。
形状1
クリームタイプ
美容室でも使われている一般的な剤形。密度が高いため、染まりやすく液垂れしにくいのが特徴だ。また部分的に使用することができ、根元のリタッチにも使い勝手が良い。一方、髪の量や長さによって均一に染めるにはテクニックがいるため、髪を部分的に分けながら染めたり、コームを使ったり、工夫しながら使う必要がある。
形状2
フォームタイプ
髪に馴染ませるように塗布できるフォームタイプ。泡状の薬剤が髪の内側までムラなく行き渡って髪全体に素早く塗布できるため、初心者でも簡単に使えるのがポイントだ。見えにくい後頭部や側頭部、生え際も、ムラになりづらくきれいに染められるだろう。ただし、髪が傷みやすいので、繰り返し使う際はしっかりとしたケアが必要となってくる。
自宅で簡単に若々しい髪色に。メンズにおすすめしたい白髪染め12選
白髪染めの基本的なことを知ったところで、グレーヘアに対応する12アイテムをご紹介。上記で解説した通り、白髪染めは種類も形状も仕上がりもさまざま。いつ、どんな風に染めたいのか想像しつつ、今の髪の毛の状態を観察しながら選んでみよう。臨機応変に使えるよう、全頭染めと部分染めの2種類を持っておくのもおすすめだ。
▼しっかり染めるなら「ヘアカラー」タイプの白髪染め
まずは、医薬部外品に分類されるヘアカラータイプの白髪染めをご紹介。髪内部から反応させるため、持ちや発色が良いのがこのタイプのポイント。色が抜けてしまう心配が少ないため、しっかり染めたいのであればこちらを選ぼう。根元から新しく生えてきた白髪が目立ちはじめたらリタッチカラーのサイン。
アイテム1
『メンズビゲン』ワンプッシュ 6S ナチュラルシャドウ
深くしっかり染まると人気の『メンズビゲン』の白髪染めカラー。商品名の通り、専用ブラシにクリームをワンプッシュして梳かすようにつけるだけのプロセスが魅力だ。染まりが良い半面、塗布が難しいクリームタイプだが、本アイテムはきれいかつ手軽に使える専用ツールが付属する点もうれしい。染め上がりのカラーは6色用意されているが、初めての白髪染めには「ナチュラルシャドウ」がおすすめ。
アイテム2
『サロンドプロ』泡のヘアカラーEX メンズスピーディ(白髪用)7 ナチュラルブラック
白髪染め初心者に特におすすめしたいフォームタイプのヘアカラー。一般的なカラー剤のように1剤と2剤を混ぜる必要がなく箱から出してすぐに使えるうえ、放置時間5分でスピーディに仕上がるという気の利いた仕様がうれしい一品だ。さらに、アンモニアフリーであのカラー剤特有のツンとしたニオイもナシ。定期的な白髪染めもストレスにならない、使用感楽々なカラー剤といえる。
アイテム3
『ルシード』ワンプッシュケアカラー ナチュラルブラック
カラー剤をブラシにワンプッシュして塗布するクリームタイプ。保湿成分に加え、エイジングヘアのハリ・コシにアプローチする浸透性アミノ酸配合で、カラー後のゴワつきを抑えるよう配慮されているのが特徴。さらに、メソッドや上手に染めるコツを紹介した心強い動画付き。大人の白髪染め初心者にうれしいあれこれを備えたカラー剤だ。
▼美髪を目指すなら「ヘアマニキュア」タイプの白髪染め
ここからはダメージレスに白髪を染められるヘアマニキュアをご紹介。ここでは深く染まるもの、薄づきで白髪を生かせるもの、サロン専売品の3種類をピックアップ。月に2、3回白髪染めができるという時間に余裕のある人や、気分転換に色味を変えながら楽しみたい人は、この3つをぜひチェックしてほしい。
アイテム4
『サロン ド プロ 』EXメンズ ヘアマニキュア 7 ナチュラルブラック
セルフ向け白髪染めに特化したアイテムを提供する人気ブランド『サロンドプロ』の一品。毛髪保護成分や潤い成分、ハリ・コシを与える成分を配合した仕様が特徴だ。塗り残しを防止するための2種の塗布ブラシや肌の保護クリームなどが付属された、いたれりつくせりのセットも魅力的。こちらは3種のうちもっともダークなカラーの「ナチュラルブラック」。
アイテム5
『メンズブローネ』ヘアマニキュア メンズブラック
クシから泡が出て、そのまま髪を梳かすように塗布できる便利なツールがうれしいアイテム。毛髪や肌と同じ酸性タイプのマニキュアに加え、トリートメント成分や潤い成分を配合し、髪をいたわりながら着色できる。仕上がりはナチュラルで、退色した髪と地毛の馴染みも問題なし。数週間ごとに繰り返し使うなら、詰め替え用もあるのでそちらに頼るのもおすすめ。
アイテム6
『ホーユープロフェッショナル』グラマージュ ヘアマニキュア
白髪染め特有の髪のギラつきが気になるなら、プロが使うサロン専売品のヘアマニキュアをぜひ。こちらは補色を入れた特殊なカラーレシピで作られていて、染髪後に白髪部分の髪色が浮いて見えないように計算されているという。カラーは全36種と豊富で、何種類か混ぜて使うことも可能だ。サロン専売品ということもあるので、美容師と相談しながら使ってみよう。
▼習慣化するなら「カラートリートメント」タイプの白髪染め
いつものシャンプータイムに繰り返し使うことで、少しずつ自然に染めてくれるカラートリートメント。毎日のルーティーンに組み込むことで、健やかな黒髪を保てるだろう。ここでは、髪のエイジングケアやメンズ特有のヘアダメージに特化したアイテムをピックアップしてご紹介。
アイテム7
『ブラックウルフ』ヘアカラートリートメント ナチュラルブラック
狼のCMで話題の『ブラックウルフ』。植物エキスを中心に10種類以上もの保湿成分が配合され、毛髪にハリやコシを与える効果も期待できる。ごくナチュラルに染まるため、最近白髪が気になりはじめた人や、美容院に行くまでの応急手当として使い人にもおすすめ。カラーはブラックとブラウンの2色展開。長期的に愛用したい場合は、お得な定期購入も用意されている。
アイテム8
『アンファー』スカルプD ヘアカラーコンディショナー ナチュラルブラック
スカルプシャンプーでお馴染みの『スカルプD』のカラートリートメント。特筆すべきは仕上がりのボリューム感。加水分解ケラチンなどの成分でハリやコシを高め、色味をエアリーな暖色系ブラックにすることで、髪全体を視覚的にボリューミーに見せてくれる。まさに、薄毛の悩みに寄り添ってきたブランドならではのこだわりといえよう。白髪染め効果をプラスする、同シリーズのカラーシャンプーも要チェック。
アイテム9
『メンズビゲン』カラーリンス アッシュブラック
初めての白髪染めは一気に色が変わらず手軽に使えるこんなアイテムがおすすめ。塗布後の放置時間も3分程度と短く、デイリーケアとして抵抗なく取り入れられるのではないだろうか。また、タウリンやテアニン、アスパラギン酸のトリプルアミノ酸効果で、髪をサラサラにするトリートメント効果も。手間いらずできれいな黒髪を実現する一品だ。
▼少量の白髪の応急処置なら「ヘアマスカラ」タイプの白髪染め
最後にご紹介するのは、サッと塗って白髪を隠せる便利アイテム、ヘアマスカラ。以下では髪が短いメンズでも使いやすいマーカータイプをメインにピックアップした。どのアイテムもコンパクトかつスタイリッシュなデザインのため、カバンの中に忍ばせておくのにもうってつけだ。
アイテム10
『メンズビゲン』クイックスティック ブラック
マスカラ部分がクシ型で、ブラッシングするように使える『メンズビゲン』のヘアマスカラ。液がつくマーカー部分に対し、クシ歯がやや長くなっているため、根元から染めつつも地肌が汚れにくい設計になっているのがポイント。また、クシを入れる角度を変えれば、短い部分の髪にも対応。意外と目立ちやすい刈り上げ部分の白髪もカバーできる。
アイテム11
『サロンドプロ』メンズワイドマーカー ナチュラルブラック
広範囲を一気に染められる“時短系”ヘアマスカラ。先端のクシ部分が、地肌に付着しないようにするガードの役目を果たしつつ、きれいに着色できるようアシストしてくれる。また、毛髪保護成分である海藻エキスが配合されているため、マスカラにありがちなゴワつきも抑えられるのがうれしいところ。内容量たっぷりで値段も控えめでハイコスパなところも大きな魅力だ。
アイテム12
『ナプラ』ケアテクト ポイントリタッチ ダークブラウン
バリバリしない自然な仕上がりと速乾性が人気の一品。すぐ乾くため手や肌、洋服につきにくく、身支度にあまり時間をかけられない忙しい朝でも重宝するだろう。カラーは、ブラウン系の3色。いずれもやや薄づきで、重ね塗りすることで濃さを調節できる。次回のサロンカラーまでの間、目立ってきた白髪部分に使うならこんなアイテムがちょうど良い。
この記事の掲載アイテム一覧(全12商品)
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『メンズビゲン』 ワンプッシュ 6S ナチュラルシャドウ
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『サロンドプロ』 泡のヘアカラーEX メンズスピーディ(白髪用)7 ナチュラルブラック
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『ルシード』 ワンプッシュケアカラー ナチュラルブラック
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『サロン ド プロ 』 EXメンズ ヘアマニキュア 7 ナチュラルブラック
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『メンズブローネ』 ヘアマニキュア メンズブラック
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『ホーユープロフェッショナル』 グラマージュ ヘアマニキュア
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『ブラックウルフ』 ヘアカラートリートメント ナチュラルブラック
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『アンファー』 スカルプD ヘアカラーコンディショナー ナチュラルブラック
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『メンズビゲン』 カラーリンス アッシュブラック
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『メンズビゲン』 クイックスティック ブラック
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『サロンドプロ』 メンズワイドマーカー ナチュラルブラック
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『ナプラ』 ケアテクト ポイントリタッチ ダークブラウン
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