
チープとは名ばかり。高見え必至のチープカシオ27本をセレクション
バリューで高性能、加えて豊富かつ気取らないデザインによりここ数年で一気にシェアを伸ばしたチープカシオ。そのラインアップから編集部おすすめの27本を厳選します。
本コンテンツはTASCLAPが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
チープカシオを知らない方に改めてご紹介
私たちがチープカシオやチプカシと呼んでいるものは、正しくは『カシオ スタンダード』という「カシオ」が発信しているラインの1つです。数年前まではホームセンターで売っているお手頃な腕時計というイメージもありましたが、価格以上の丈夫さとベーシックなデザイン、また腕時計のレトロ回帰の潮流も手伝って男女問わず愛される存在に。ちょうど2016年ごろのノームコアブームにも後押しされ、今や一躍おしゃれな腕時計として認知されています。
安いだけじゃない、チープカシオが選ばれる理由とは
ただ安価な時計を求めるなら、100均の腕時計でも良いわけです。ですが、皆があえてチープカシオという選択をするのにはそれなりの理由があるんです。
理由1
「カシオ」らしい驚異的なタフネス
2016年4月、イギリス在住の男性が、自宅の庭からあるものを掘り出して話題になりました。それは、20年物のチープカシオのF-91W。暗く湿気の高い土の中に埋まっていたにもかかわらずまだ稼動していたその時計は、なんと7分しか時間がずれておらず世界中を驚かせました。このエピソードからもわかるように、チープカシオにおいては決して価格が安い=質が悪いというわけではありません。「どんな環境でも確実に動くこと」「いつでも安心・安全に使えること」この2点を忠実に追求する、「カシオ」のモノづくりへの姿勢が見えてきます。
理由2
圧倒的なデザインバリエーション
アナログ、デジタル、ラバーベルトにステンレスベルト、ゴールドシルバーブラック、名作データバンクに……と数え上げるときりがないチープカシオのラインアップ。シンプルなものから、『Gショック』にも似たソリッドなものまで、着こなしに見合う1本が必ず見つかる幅広さも魅力です。30代以上にはどこか懐かしい、1980年代のレトロフューチャー感あるデザインも新鮮ですね。
理由3
価格以上の機能を搭載したモデルも
当時のギア好きたちを熱狂させた電話番号を腕時計に記録できるデータバンクに始まり、ワールドタイム搭載のAE-1200番台と、このプライスゾーンでそこまで? という驚きが詰まっているチープカシオ。生活防水が標準装備されているだけでも十分価格に見合っているのですが、そこで満足しないのが「カシオ」流です。購入の際はぜひ機能もチェックしながら選んでみてください。
名作から高見えモデルまで、チープカシオ27本を厳選
もし失敗しても気にならないような価格帯もチプカシの強みではありますが、どうせならこれぞという1本を手にしたいもの。今回はチプカシが世に送り出してきた名作たちを、機能満載のデジタル、シーンを選ばないアナログ、「カシオ」らしい顔立ちのアナデジの3本立てでお送りします。
▼パート1:デジタルモデルのおすすめ
デジタルモデル1
『カシオ スタンダード』F-84W-1
チープカシオ基本の「き」といえるのが、こちらのモデルです。わずか21gの極薄ボディの中にストップウォッチ、アラーム、オートカレンダーなどの機能が満載の1本は、樹脂製のガラスとケースが採用されているため、めったなことでは破損しません。旅先で盗まれたり壊れたりしてもいいように、と海外旅行に旅立つ際に購入していく方もいるようです。やや大きめのF-91もあるので、好みに応じて選んでみてください。
デジタルモデル2
『カシオ スタンダード』DBC-611-1
いわゆる「データバンク」と呼称されるのがDBC-611です。キーの部分を削除してよりシンプルにしたDB-360もありますが、昨今の懐古腕時計ブームに乗っかるのであればこちらがベターでしょう。最大の特徴であるテレメモ機能は健在。同機能で電話番号を最大25件登録できるほか、8桁までの計算機能や通貨換算まで可能と、ギア好きの心をくすぐる機能が詰まっています。どんなコーデでも即座に1980年代のレトロフューチャーな空気に誘ってくれる圧倒的な個性は、見事の一言。
デジタルモデル3
『カシオ スタンダード』B640WB-1BJF
通常グリーンの液晶を反転させたオールブラックモデル。メタルのストラップも手伝って、レトロなデザインながら洗練されたスポーティな空気を漂わせています。ブラックを貴重としたモノトーンスタイルに合わせると、そのソリッドな魅力を120%引き出せるはずです。「F-84W」同様、バックライトにストップウォッチ、アラームを標準装備しています。
デジタルモデル4
『カシオ スタンダード』F-108WHC-7BJF
「えっ!? 『Gショック』の5600シリーズがこの価格で!?」と驚くかもしれませんが、これもれっきとしたチープカシオです。樹脂ケースのタフさとスクエア窓の視認性は本家に勝るとも劣りません。とはいえ、チープカシオと『Gショック』では表面の仕上げに差があり、「F-108」のほうがやや光沢が強い印象を受けます。気になるなら、ホワイト×ホワイトを選んでおけば間違いないでしょう。
デジタルモデル5
『カシオ スタンダード』AE-1200WH-1AJF
近未来的なデザインと充実の機能から、データバンクと双璧をなす玄人人気モデルとして君臨する「AE-1200」。インパクト抜群のスクエアケースもさることながら、ワールドタイムに世界地図、そしてまさかの100m防水と「カシオ」の本気がうかがえる1本です。冬は厚手のニットやスウェットと合わせて、春はシャツ1枚で43mm径の大ボリュームを楽しみましょう。
デジタルモデル6
『カシオ スタンダード』F-91W-1JH
もっともシンプル軽量なデジタルモデル「F-84W」と並び、人気を二分するのが「F-91W」です。実はこの2モデル中身はまったく一緒。つまり機能も同じです。もっとも大きな違いはケースのボタン部に凸があるかないか。凸ありの「F-91W」のほうがタフな印象を醸し出しているため、アクティブなコーデが多い人はこちらを選ぶといいでしょう。
デジタルモデル7
『カシオ スタンダード』LA670WA-1A2JF
曲線で構成されたクッション型ケースを纏ったチープカシオ。文字盤外周にサークルを施し、レトロフューチャー感漂う1本です。個性的なルックスはコーデのアクセントにも役立ってくれます。ステンレスケース、ステンレスバンドを採用しているにもかかわらず、その重量はわずか26gと非常に軽量なのも魅力。文字盤下部に大きく“WATER RESIST”とあるように、しっかり日常生活防水を備えています。
デジタルモデル8
『カシオ スタンダード』A158WA-1JH
チープカシオを代表するスタンダードフォルムは、レトロな魅力いっぱい。腕元に違いを生み出してくれること間違いありません。このモデルはステンレススチールバンドを採用しているので、チープカシオとはいえシャープさを持ち合わせており、オンスタイルにも違和感なく合わせられます。暗所ではボタン操作によって緑色のLEDがデジタル表示を照らし、しっかりと時刻を視認できる点もポイント。
デジタルモデル9
『カシオ スタンダード』AE-1300WH-8A
デジタル表示の上に3つのカウンターダイヤルを備える高機能モデル。カウントダウン表示を備えた審判用加算タイマーを搭載しているので、ロスタイム、ハーフタイムなどを簡単に計測、わかりやすく把握できます。なお、縦約45mm、横約42mm、厚さ約12.5mmと男女兼用できるモデルが多いチプカシの中ではかなりの大型。しかしゴツい分そのタフさはシリーズ随一で、100m防水を誇ります。
デジタルモデル10
『カシオ スタンダード』LA-20WH-1A
タフなルックスの角型ケースを備えたこのモデル、遠目からは『Gショック』の超人気モデル「5600系」と瓜二つ。でもこちらなら約2,000円でゲットできます。当然『Gショック』のような衝撃に強い中空構造は採用していないものの、日常生活で時刻を確認する用途ならこちらで十分です。もちろんストップウォッチ、アラーム、カレンダーなど便利な機能を搭載しており、圧倒的なコスパを誇ります。
デジタルモデル11
『カシオ スタンダード』F-94WA-9JH
スタンダードなデジタルモデル「F-91」をベースに、アラームやAM/PM表示など、アクティブになっている機能を示すインジケーターが付いた人気モデル。ストップウォッチやアラームが搭載されており、電池寿命は約7年、さらに日常生活防水ゆえにデイリーユースはこれ1本で十分満足できるでしょう。イエローの挿し色はコーデのアクセントとして機能してくれます。
デジタルモデル12
『カシオ スタンダード』F-201WA-9AJH
もっともスタンダードでシンプルなデジタルタイプである「F-84」の液晶画面を拡大し、視認性を高めたタイプがこちら。アラームやタイマー、ストップウォッチのほか、2か国の時刻を表示するデュアルタイム機能を搭載しているのが特徴です。また、電池寿命が10年と長いのもポイントです。スタンダードな液晶タイプよりやや幅広に、縦は約3mm長くなっており、厚みも2mm厚くなっています。とはいえ、重量は23.5gと軽量そのものです。
デジタルモデル13
『カシオ スタンダード』W-215H-1AJH
縦約43.8mm、横40.7mm、厚さ10.9mmと、チープカシオのデジタルモデルの中ではかなりビッグサイズ。とはいえ、重量は36gとその大きさからするとかなり軽量です。LEDバックライト、アラーム、ストップウォッチ、オートカレンダーなど、必要な基礎機能は全部入り! 50m防水も心強いスペックです。
デジタルモデル14
『カシオ スタンダード』DB-36-1AJH
ハードウェアキーボードを配したフルデジタルデータバンクがこちら。テレメモは30件登録可能、13か国語対応など高機能を誇ります。縦のサイズは43mmを超えますが、27gとかなり軽量なのも魅力。かつ、防水性能も5気圧(50m)と必要十分です。フロントには2ボタンが配置され、サイド4つと合わせ6つものボタンを装備。ハイテク感満点の仕上がりとなっています。
デジタルモデル15
『カシオ スタンダード』W-96H-1AJH
スクエアの大きな液晶画面を装備し、複雑な立体成型ケースによって非常にスポーティなフルデジタルモデル。もっとも注目すべきスペック的特徴は、文字盤にも誇らしくあしらわれている10年間のバッテリーライフと5気圧(50m防水)。その他、デュアルタイムやマルチアラームなど便利な機能も満載しています。
デジタルモデル16
『カシオ スタンダード』CA-53WF-8B
テンキー付きのポップな「データバンク」。すでにご紹介したメタルタイプの「DBC-611-1JF」に比べるとボタンがアイソレート型となっており、樹脂ケースのおかげでかなりカジュアルな印象にまとまっています。デュアルタイム、ストップウォッチ、アラームなどの基礎機能のほか、ハードウェアテンキーを生かした8桁の計算機能も装備。スマホを出さすにちょっとした計算ができるのは、非常に便利です。
▼パート2:アナログモデルのおすすめ
アナログモデル1
『カシオ スタンダード』MW-240-7BJH
高い視認性とベーシックなデザインから、チープカシオ全モデル中最高クラスの汎用性を有する1本。着けていることを思わず忘れそうになる軽さから、毎朝手が伸びてしまいます。見た目どおりノームコアにもハマりますが、『アニエスベー』『マーガレット・ハウエル』的なフレンチシックな着こなしに合わせて、持ち前のクリーンな空気を満喫するのもいいでしょう。
アナログモデル2
『カシオ スタンダード』MQ-24UC
薄型で、軽くて腕にフィットしやすい3針タイプのモデル。文字板のインデックスには落ち着いたベージュを採用し、視認性とデザインを絶妙な具合で両立しています。カラーはこちらのアイボリーのほかに、ネイビー、カーキ、ダークレッドと計4色展開。どれも落ち着いたマットな色具合なのでナチュラルなファッションにぴったりです。日常生活用防水機能付き。
アナログモデル3
『カシオ スタンダード』MTP-V001GL-7B
高級感満点のゴールドウォッチも、チープカシオなら気軽に挑戦できます。こちらのモデルはレザー調のストラップが付いており、大人のジャケットスタイルに合わせても違和感なく着用可能です。旬のツイードジャケットの腕元に合わせて、シックにキメたいですね。アラビアインデックスなら、カジュアルな着こなしとの相性もばっちりです。
アナログモデル4
『カシオ スタンダード』MTP-1228DJ-7AJH
ケースとストラップにステンレスを使用し、リューズガードにデイデイト機能まで搭載した業界の価格破壊ウォッチ。留め具は三つ折れプッシュ式で、簡単に着脱できる点も高評価です。見てのとおりスーツスタイルにももってこいのこのモデルは、ブルーフェイスのカラバリとの2本買いもおすすめ。チープカシオの中ではやや大ぶりの40mm径です。
アナログモデル5
『カシオ スタンダード』MW-59-1EV
チープカシオのアナログモデル最大の特徴といえば、ミニマルなルックス。このバーインデックスを採用したモデルは、その魅力をもっとも具現化したモデルといえるでしょう。極細の針とインデックスによって、文字盤の要素がごちゃつかずにすっきりと。非常にクリーンな印象を与えられます。また、ゴールドとブラックの組み合わせは今の腕時計トレンドでもあるので、試してみたいところです。
アナログモデル6
『カシオ スタンダード』MQ-38-2A
舶来物のアンティーク宝飾ウォッチを想起させる、シャープなレクタンギュラーケースにドットインデックスを採用した非常にエレンガントなモデル。文字盤には、光の当たり方によってネイビーの文字盤が放射線状に輝くサンレイ加工を採用。横幅は約26mmと男性が着けには小ぶりなサイズ感ですが、アクセサリー感覚で身に着けられるのでファッションとの相性は抜群です。
アナログモデル7
『カシオ スタンダード』MRW-200H-1B
視認性やタフさが際立つ、ミリタリー要素満載のアクティブなチープカシオ。防水性能は、日常生活で使用するならまったく不満を感じさせない100m。もちろんダイバーズウォッチとは呼べませんが、ミリタリーウォッチらしくライダータブ付きの回転ベゼルやリューズガードなどがしっかり装備されています。加えてデイリーユースで便利なのが、デイデイトの搭載。アウトドアでもアーバンシーンでもしっかり使えるチープカシオに仕上がっています。
アナログモデル8
『カシオ スタンダード』MTP-V005L-1B5
チープカシオの中でも数多くのバリエーションを揃えるのが、40mm径のラウンド型シリーズ。冠婚葬祭などのフォーマルスタイルにふさわしい1本を探しているなら、こちらがおすすめです。クラシックなドレスウォッチの基本であるレザーベルトに、エレガントさが際立つローマンインデックスを合わせたこのモデルは、チープさとは無縁。普段はなかなか身に付ける機会のないフォーマルなモデルが2,000円~で手に入るので、もしものときのために買っておくのも手でしょう。
アナログモデル9
『カシオ スタンダード』MQ-24M-1EJH
小型ラウンドケースを持つ「MQ-24」シリーズに、スタイリッシュなミラネーゼブレスレットを採用したモデルが登場。極細のバーインデックスを採用したシンプルな文字盤と相まって、人気が爆発した北欧ウォッチのようなミニマルな雰囲気を漂わせています。オンシーンにもハマるのでビジネスマンも要チェックです。
▼パート3:アナデジモデルのおすすめ
アナデジモデル1
『カシオ スタンダード』AW48HE-9AV
源流となるモデルは70年代に誕生しているという、息の長い1本がこちらです。ゴールドがまぶしい文字盤は、光によって放射線状に見え方が変化するサンレイ加工を採用。お手頃価格ながらなかなかの高級感を漂わせています。アナログ部分は針が短く、ややデザイン性を重視した様子ですが、デジタル表示があることによってストレスフリーに使うことができます。ストップウォッチやアラーム機能も付いていて、日常使いに便利なモデルです。
アナデジモデル2
『カシオ スタンダード』AW-801A-JH
ラウンド型に沿った液晶表示がデザイン的なアイポイントになっているデジアナモデル。ビスをあしらったタフなケースに立体的な文字盤を収め、非常にスポーティな印象です。電話番号30件メモリー、世界30都市のワールドタイム、ストップウォッチ、タイマーなど、デジタルのメリットを最大限に生かした高機能ぶりが魅力です。
この記事の掲載アイテム一覧(全27商品)
画像をタップクリックするとアイテム詳細が表示されます
-
『カシオ スタンダード』 F-84W-1
-
『カシオ スタンダード』 DBC-611-1
-
『カシオ スタンダード』 B640WB-1BJF
-
『カシオ スタンダード』 F-108WHC-7BJF
-
『カシオ スタンダード』 AE-1200WH-1AJF
-
『カシオ スタンダード』 F-91W-1JH
-
『カシオ スタンダード』 LA670WA-1A2JF
-
『カシオ スタンダード』 A158WA-1JH
-
『カシオ スタンダード』 AE-1300WH-8A
-
『カシオ スタンダード』 LA-20WH-1A
-
『カシオ スタンダード』 F-94WA-9JH
-
『カシオ スタンダード』 F-201WA-9AJH
-
『カシオ スタンダード』 W-215H-1AJH
-
『カシオ スタンダード』 DB-36-1AJH
-
『カシオ スタンダード』 W-96H-1AJH
-
『カシオ スタンダード』 CA-53WF-8B
-
『カシオ スタンダード』 MW-240-7BJH
-
『カシオ スタンダード』 MQ-24UC
-
『カシオ スタンダード』 MTP-V001GL-7B
-
『カシオ スタンダード』 MTP-1228DJ-7AJH
-
『カシオ スタンダード』 MW-59-1EV
-
『カシオ スタンダード』 MQ-38-2A
-
『カシオ スタンダード』 MRW-200H-1B
-
『カシオ スタンダード』 MTP-V005L-1B5
-
『カシオ スタンダード』 MQ-24M-1EJH
-
『カシオ スタンダード』 AW48HE-9AV
-
『カシオ スタンダード』 AW-801A-JF
掲載アイテムをもっと見る(15商品)
KEYWORD関連キーワード