
街でジャージをおしゃれに着る方法とは。選び方&コーデ術と買いの12ブランド
リラックスした着心地で、かつ旬度満点なジャージは大人コーデの救世主的存在。コーデ術と新作アイテムを押さえて、一歩先行くあか抜けたコーデをゲットしましょう!
着心地楽ちん、なのにおしゃれ。メリット満載なジャージを日常服に加えたい
ファッションシーンを長らく席巻しているスポーツMIX。その影響もあって、軽快に着こなせるジャージをワードローブとして愛用する大人が増えています。トレンド感満点なのはもとより、着心地もすこぶるコンフォートというウマミたっぷりなアイテムですから、我々も積極的に活用していきたいところ。“運動着”っぽく見せない正解コーデを覚えれば、日常における最高のパートナーとなってくれるはずです!
ジャージはタウンユースで活躍してくれるだけでなく、締め付けとは縁遠いリラクシングな着心地ゆえルームウェアとしても非常に有能! 普段のおうち時間をより快適なものへと誘ってくれます。あるときはアクティブな街着として、そしてまたあるときはノーストレスな部屋着として。2つのシーンを柔軟に横断できるジャージは、このご時世において必須級の優等生アイテムといえるでしょう。
ファッションアイテムとしてのジャージ。“運動着”に見せないコツとは?
言わずもがなですがジャージはもともとスポーツ着。そのため考えなしに街使いすると、街中では場違いな装いに映ってしまう恐れがあります。ここからは、“そうは見せない”ための正解コーデ術をレクチャー。以下で紹介している4つのポイントを押さえることが、ワンランク上のコーデを叶えるための最短ルートです!
▼ポイント1:シックなカラーでまとめて大人っぽく着こなす
派手色のジャージは旬なスポーツテイストを色濃く打ち出せますが、その分、着こなしが子供っぽく見えてしまうリスクが強まります。あくまでも大人感を重視するなら、ジャージ含め全体をシックなカラーでまとめるのが良策。それだけで、洗練されたムード感が一気にアップします。
コーデ1
無彩色でまとめてクールさをマシマシに!
本来はラフ度の高いジャージセットアップスタイルも、モノトーンカラーならばこの通りクールな印象。ローファーやシャツといったほんのりドレッシーなアイテムと合わせれば、一段とアーバンな雰囲気が高まります。腕元のアクセサリーでのアクセント付けもお見事!
コーデ2
大人感を漂わせるブラウンのワントーン
『ユナイテッドトウキョウ』のセットアップで潔く勝負! トラックジャケットのフロントジップを閉じて着こなし、ミニマルなイメージを効果的に強調しています。足元のオールスターまで一貫してブラウンのワントーンで揃えているのも印象的な要素。加えて、ハンチングを後ろ被りすることでほのかにストリート感を落とし込んでいるのもポイントです。
▼ポイント2:スタイリッシュに魅せるならジャストサイズがベター
ゆるっとオーバーサイズで着るのも当然OKですが、都会的な着こなしを狙うのであればタイト~ジャストサイズのジャージを選ぶのがおすすめ。さらに、ボトムスも同様にすっきりめのシルエットでまとめれば、一層スマートなスポーツMIXスタイルへと帰結します。
コーデ1
鉄板アメカジにジャージで旬感をブレンド
『リーバイス』のストレートジーンズと足元の『ヴァンズ』で正統派なアメカジコーデを構築。そこにさらっとジャージを羽織ることで、今どきなスポーツテイストを融合させています。カジュアルなアイテムのみで構成された装いながらも、ジャストなサイズバランスなので野暮ったさは感じさせません。
コーデ2
ジャージ×パーカーの定番コーデをすっきりフォルムでモダンに昇華
『アディダス オリジナルス』のセットアップジャージ×パーカーという、まさにド定番のスポーティスタイル。それでいてモダンなムードが漂うのは、ボリュームを抑えたミニマルなサイジングのおかげです。スニーカーとジャージをスリーストライプスでリンクさせるなど、こなれた小技にも注目を。
▼ポイント3:上品なアイテムと合わせてスタイルを格上げ
ニットやシャツを筆頭とした、上品なアイテムとのコンビネーションも有効的な手段。ジャージ特有の運動着感が程良く和らいで、洒脱なスタイリングにまとまります。ブラックやネイビーなどクセのない定番色ジャージなら上品アイテムと喧嘩することもないので、すんなりと実践できるはず!
コーデ1
トラッドとスポーツの共演が何とも新鮮
タイドアップしたシャツにセーターを重ねたアメトラ風味なレイヤリングに、『アディダス』のジャージをさらり。今どきの異テイストMIXに仕上げています。ニット・ソックス・キャップによる絶妙な“3点挿し色”で、遊び心を打ち出しているのも心ニクいところ。大人ならではの、計算力の高いジャージスタイルです。
コーデ2
スポーツスタイルに変化をもたらすタートルネック
品行方正な面持ちのタートルニットで、セットアップスタイルにきれいめ感を注入! ジャージとは対照的なホワイトカラーの1着をチョイスし、抑揚感をはっきりと描き出しているのもカギです。しかも、ニットの存在感がより際立つように、スニーカーもブラックで足並みを揃えています。
▼ポイント4:初心者はインナーにジャージを忍ばせるのもアリ!
トレンドとして気にはなるけど、ジャージの主役使いは少し抵抗がある……という人は、インナー使いしてさりげなくスポーツテイストを香らせてみるのが◎。意外にもどんなアウターとも相性が良いので、コーディネートの名脇役となってくれますよ。
コーデ1
硬派なライダースをジャージでアク抜き!
ダブルのライダースジャケットをメインアイテムとしてピックアップし、ワイルドな雰囲気を主張! ただし、抜け感あるジャージをインナーに挟むことにより、ハード過ぎないバランスに帰結させています。相反するテイストの両者ですが、同系色なら違和感なく重ねることが可。そして足元にはポップな配色のスニーカーを合わせ、スパイスとして機能させました。
コーデ2
ジャージで着崩したコートスタイルが小粋
ステンカラーコートを主軸とした大人顔な着こなしに、色鮮やかな『アディダス オリジナルス』×『エディフィス』のトラックジャケットを投下! それにより適度に脱力感が加わって、気負わないカジュアルスタイルに仕上がっています。着こなしの一体感を高めるべく、スニーカーをブルーで呼応させたのも技アリ。
人気ブランドから大人向けを厳選。おしゃれなジャージ12着
定番スポーツブランドから人気ファッションブランドまで、大人の着こなしにハマるジャージを厳選セレクト。シンプルなデザインのモノを中心に選んでいるので、主役にインナーにとフレキシブルに活躍してくれますよ。
ブランド1
『アディダス オリジナルス』アディカラー クラシック プライムブルー スーパースタートラックジャケット
ジャージの定番といえばやはり『アディダス オリジナルス』。スリーブに配されたアイコニックなスリーストライプスは、スポーツテイストを色濃く醸し出します。プラスチック廃棄物のリサイクル糸を生地に使用するなど、エシカルな一面も魅力的。フォルムはベーシックなレギュラーフィットで、多彩なコーデと好相性を見せてくれます。
ブランド2
『ニューバランス』テナシティ トラックジャケット
優れた吸汗速乾性を発揮する独自テクノロジー“NBドライ”を採用し、常にコンフォートなウェア内環境をキープ! 袖の配色を切り替えたスタイリッシュなデザインも特徴的で、ワークアウトシーンはもとよりタウンユースにおいても躍動してくれます。S~XXLという幅広いサイズ展開もうれしい要素。
ブランド3
『プーマ』フェラーリ スタイル T7 トラックジャケット
右胸にプーマキャットロゴ、左胸にフェラーリロゴが堂々と鎮座する1着。デザイン性もさることながら吸水速乾テクノロジーやサイドポケットなど機能面も優秀で、多種多様なオケージョンをまたいで活用できます。その上、リサイクル繊維を有効活用することで環境への負荷を軽減!
ブランド4
『ルコックスポルティフ』トラックジャージジャケット
やや光沢感のある、ヴィンテージテイストなジャージ生地で仕立てられた今作。レトロスポーティな着こなしを狙うのにはうってつけといえるでしょう。また、クリーンな配色ゆえに上品なアイテムとの親和性も期待できそうです。ストレッチ&吸水速乾をフォローし、部屋着やスポーツウェアとしても申し分ナシ。
ブランド5
『フレッドペリー』メイドインジャパン ルミナス トリム トラックジャケット
ボンバージャケットを思わせる風貌のこちらは、クオリティの確かなMADE IN JAPAN。素材には滑らかで丈夫なポリエステルトリコットを使用しています。裾リブをイエローで切り替えたハイセンスなルックスも印象的で、コーディネートの挿し色としても役立ってくれそうです。胸元にはブランドの象徴たるローレルリースの刺繍をオン。
ブランド6
『シップス』シェルテックウォーム ウォッシャブル トラックジャケット
光吸収発熱性やUVプロテクションなどさまざまな機能を持つシェルテックウォーム素材を駆使した1着。裏起毛仕様になっているので、ふんわりと気持ち良い着心地を体感できます。カタチは適度にゆとりのあるボックスシルエットとなっており、レイヤードスタイルにも適役。なお、左胸&腰部にはシームファスナーポケットが配置されています。
ブランド7
『ビームスライツ』チャイナ トラックジャケット
『ビームス』がかつて手掛けていたオリジナルレーベル『ビーイー』で展開されていたトラックジャケットを復刻。当時のデザインを忠実に受け継ぎつつも、シルエットは現代のニーズに合わせややゆったりめにアレンジしています。生地はしっかりと肉感がありながらも軽量で、着用感はストレスフリー!
ブランド8
『ユナイテッドアローズ』ジャカード ジャージー リブ ブルゾン
ミニマルなオールブラックカラーですが、ダイヤチェック柄をジャカードで配すことでほのかにニュアンスを注入! すらっとシャープな形状のジップもしゃれた印象に拍車を掛けます。身幅にはある程度ゆとりを持たせており、スウェットやニットといったボリュームのあるインナーともレイヤリング可能。
ブランド9
『チャオパニック』スウェットブルゾン
スウェット素材のトラックジャケットは、ロゴや刺繍を一切排除したストイックな面持ち。ライニングにメッシュ素材が用いて、肌にまとわりつかないムレ知らずな着用感を叶えているのもGOODです。カラバリはベージュ・オフホワイト・ブラックの全3色で、それぞれ裏地には別色のカラーメッシュがセットされています。
ブランド10
『ラコステ』エルゴノミクスラグラントラックジャケット
ホワイト×グリーンのカラーコンビネーションは『ラコステ』の十八番とするところ。人間工学に基づいたデザイン設計にさらりとした吸水素材など、運動性への配慮も抜かりがありません。アシンメトリー仕様の袖リブやビッグサイズなワニロゴといった、遊び心を感じさせる意匠も目を引きます。
ブランド11
『ディーゼル』メンズ トラックジャケット ジャージトップス プリント
スリーブに幅太なラインがあしらわれた逸品は、春を先取りできそうな爽快カラー。チラッと挿し色で見せるだけでも、コーデのアイキャッチとして抜群の効果を発揮してくれます。シルエットは『ディーゼル』らしくジャストサイズですが、ストレッチが効いているので締め付け感とは無縁です。
ブランド12
『5351プール・オム』ペイントライントラックジャケット
レーヨン×ナイロンのポンチ素材はドレープ感があって上質なタッチ。おまけにストレッチ混紡なので快適性もハイレベルです。スリーブ部分にはシャイニーな風合いの同系色ラインプリントが施され、ちょっとしたアイキャッチに。フロントはニュアンス付けのしやすいダブルジップとなっています。

ウェア・コーデ
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笹谷 淳介
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ウェア・コーデ
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2020.05.18

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近間 恭子
2021.05.28
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『アディダス オリジナルス』 アディカラー クラシック プライムブルー スーパースタートラックジャケット
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『ニューバランス』 テナシティ トラックジャケット
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『プーマ』 フェラーリ スタイル T7 トラックジャケット
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『ルコックスポルティフ』 トラックジャージジャケット
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『フレッドペリー』 メイドインジャパン ルミナス トリム トラックジャケット
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『シップス』 シェルテックウォーム ウォッシャブル トラックジャケット
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『ビームスライツ』 チャイナ トラックジャケット
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『ユナイテッドアローズ』 ジャカード ジャージー リブ ブルゾン
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『チャオパニック』 スウェットブルゾン
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『ラコステ』 エルゴノミクスラグラントラックジャケット
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『ディーゼル』 メンズ トラックジャケット ジャージトップス プリント
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『5351プール・オム』 ペイントライントラックジャケット
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