
UGG(アグ)の人気靴20選。ブーツもシューズも暖かくて履き心地抜群だ
秋冬の足元で大切なのは温かさ。その点において『アグ』の右に出るものはいない。内部のムートンで包まれた日には脱ぐのもためらわれるほど。その人気モデルを一挙ご紹介!
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ムートンブーツが代名詞。サーフカルチャーから生まれた『UGG(アグ)』
お馴染みのムートンブーツを筆頭に、多彩な人気モデルをラインアップし、今や世界140か国で親しまれる『UGG(アグ)』。その歴史は1978年、オーストラリア人サーファー、ブライアン・スミス氏が南カリフォルニアにシープスキンブーツを持ち込んだことから始まった。サーフィン後の冷え切った足にちょうど良いと、現地サーファーの間でたちまち話題を呼んだのである。2000年に入るとメディアがこぞって取り上げ、その名声は海外へ拡散。2006年には初の直営店をNYに、初の海外店舗を東京・表参道に出店する。その後、世界的なメゾンブランドとのコラボなどでファッションシーンでも確固たるポジションを築き、今なお成長を続けている。
やみつきになる履き心地。『UGG』のブーツ&シューズはココがすごい
成長を遂げてきた背景にはボクシーでかわいらしいルックス、多彩な種類、愛用者たちのライフスタイルへの憧れなどが挙げられるだろう。しかし、その原点はやはり履き心地だ。自然と常に慣れ親しんできたサーファーたちが愛したその温もりとやさしさは、ブランドの根幹だけにこだわりもひとしお。その一端を披露したい。
こだわり1
まさに雲の上。ふかふかのムートンを使用
『UGG』と聞いて思い浮かべるのはあのふかふかのムートンだろう。羊毛の中でも最高クラスとされるオーストラリア産メリノ種のメリノウールを贅沢に使用。その抜群の保温力と柔らかさに包まれたら、もう他のシューズを手に取ることはできないかもしれない。ほのかに放たれる光沢は美しく、アッパーに使われるシープスキン(生後1年以上経った羊皮)は、グレードAと評価されるツインフェースシープスキンを採用する。中身も外見も最上級なのだ。
こだわり2
季節やスタイルで変えられる2種類のインソール
抜群の温もりゆえ真冬専用と考えがちだが、『UGG』は通年で活躍してくれるポテンシャルを秘めている。その一因となっているのが着脱可能な複数のインソールだ。以前の春夏コレクションでは、ブランドのアイデンティティを感じさせるふっくらとした天然ウールとクッション性に優れた柔軟なレザーの2種類がセットになったモデルを発表。一躍多くの耳目を集めた。これによりシーズンレスで楽しめ、着こなしの幅も広がったわけである。
『UGG』といえばまずはコレ。ムートンを使用した人気のブーツ&シューズ
人気、実績ともに十分なブランドには、それを支える名モデルがあるもの。『UGG』ならば、フワフワな履き心地はもはや代名詞。その支持率とパブリックイメージを支えているのはもちろんムートンブーツ。ただ、ムートンを取り入れたアイテムはそれだけではない。他にもまだまだある、ムートンコレクションの数々をご覧いただこう。
アイテム1
アスコット
『UGG』といえばブーツをイメージする人は多いかもしれないが、こちらのモカシンタイプも長らくコレクションを支える大定番である。持ち前の天然ウールライニングはしっかりあしらわれ、さらには品すら漂わせるアッパーのスエードには撥水性が備えられているため軽い雨でも不安なく履ける。ブランドロゴを幾何学的に並べたデザインが施されているラバー製のアウトソールは、グリップ力があって安定感も抜群だ。
アイテム2
ケントン
ポッコリとした丸みのあるトゥが目を引くが、「ケントン」最大の特徴はヒール部分にある。一見、何ら変わらないシューズのように見えるが、実はかかと部分を折りたためば、バックレススリッポンとして履くこともできるのだ。外ではしっかり履き、屋内ではまるでスリッパのごとく気軽に足を通す、その二面性がまたたまらない。ソールには、トレイドライト バイ アグという新構造のアウトソールを採用しているため歩行時も安心。
アイテム3
クラシックショート
『UGG』といえば、こちらを思い浮かべる人は多いかもしれない。ご存じムートンブーツだ。スネまでを覆い隠す丈感は安心を覚え、さらには天然ウールのライナーにすっぽり包まれる心地良さを味わえばクセになること確実。しかも過去のモデルからさらにアップデートされ、撥水加工や防汚加工まで施すという気の利きよう。ファースト『アグ』としても、まさに格好のモデルといえるのではないだろうか。
アイテム4
クラシック ミニ
こちらは、先程ご紹介した「クラシックショート」のコンパクト型。ウィメンズで人気だったモデルをメンズバージョンにアレンジしてリリースされたもので、ロング丈に勝るとも劣らない人気っぷりだ。筒の部分が短いこともありコーディネートに取り入れやすくブーツインもしやすい。ツインフェースシープスキンの品の良さや、ライナーの気持ち良さは相変わらずで、湿気も自然に取り除いてくれるためいつでもドライで快適に履ける。
アイテム5
タスマン
コロンとしたフォルムが愛らしい「タスマン」。お馴染みの上質なアッパーにタスマンブレイドのアクセントが効果的だ。もちろん、雲の上を歩いているかのような天然のシープスキンライニングや、しなやかなEVAアウトソールがもたらす履きやすさはしっかり踏襲。気軽に履けるだけに屋内での使用も視野に入れられる。さらにこちらは、『ビューティ&ユース』と『UGG』直営でしか販売されていないクロッグ型のエクスクルーシブモデル。
アイテム6
タスマン スリッポン
ボクシーな佇まいが特徴の『UGG』だが、こちらはそこへブランドロゴを大胆にあしらった刺激的な1足。しかも、惹きつけられる魅力はビジュアルだけにとどまらない。繊維の中でもトップクラスの柔らかさを誇るウールとリヨセルをMIXしたアグプラッシュを採用しているため、感触はすこぶるソフト。さらには、トレイドライト バイ アグという新構造のアウトソールのクッション性とグリップ力がなんとも心強い。
アイテム7
ニューメル
『UGG』のブーツはなにも「クラシックショート」のようなタイプだけとは限らない。ブーツはブーツでもこちらはレースアップ型で、ボリューミーな出で立ちは、従来の牧歌的印象よりもどこか男らしさを感じられる。とはいえ、アッパーはソフトなカウスエード、ライナーはブランケットのようなやさしいタッチの高品質シープスキン、さらには軽快で柔軟なEVAソールと歩きやすさを担保するディテールが満載だ。
アイテム8
ニューメル コージー
前述した「ニューメル」の派生系として登場したのがこの「ニューメル コージー」。アッパー、ライナー、ソールと『アグ』が誇るハイクオリティな素材使いや性能をしっかりキープ。さらには「ニューメル」らしいワーク風味なレースアップデザインでありながら、オリジンほど武骨な印象を感じさせない。そのわけはアッパーの素材。いつもは内側で活躍しているシープスキンを外側にもあしらい、思わずほっこりしてしまうルックスに仕上られている。
アイテム9
ウエストサイダー スライド
屋外で抜群の機動力を発揮するスニーカー、開放感溢れる履き心地が魅力のサンダル、屋内でサラッと脱ぎ履きできる手軽さがうれしいスリッパ……その三者のストロングポイントを打ち消すことなく組み合わせて仕上げたのがこの「ウエストサイダー スライド」だ。足を入れて感じるふっくらとした感触、歩行時の衝撃を吸収してくれるアウトソールのハイブリッドな1足に、きっと誰もがハマること請け合い。
アイテム10
フラッフ ザット
まるでルームシューズのようなそのルックス。ただ、足を通せばきっとトリコになってしまうのが「フラッフ ザット」である。甲部を覆う大柄な2本のストラップは面ファスナー仕様でしっかり足をキャッチ。着脱も容易で足入れもスムーズだ。アッパーにもライナーにも取り入れているのは、『UGG』が独自に開発した、2種類の繊維を絶妙な割合で配合したアグ プラッシュ。その気持ち良さはため息が漏れるほどで、他2色を含む全3色で展開。
ムートン以外も逸品揃い。『UGG』の豊富なラインアップをチェック
インパクトと足を包み込んでくれる安心感から、“『アグ』=ムートン”というイメージに引っ張られがち。多くのファンを獲得した背景には確かにそのパブリックイメージも大いにあるが、ライフスタイルの多様化が叫ばれている昨今、そんな大人たちをもフォローする進化こそブランドの真骨頂。それをヒシヒシと感じさせる名品をどうぞ。
アイテム1
ウエストサイダー ロー パフライト
『UGG』初のスニーカーが登場したときには誰もが驚いた。ただそこはやはり『UGG』。姿カタチをスニーカーに変えようと、アイコニックなムートンがライナーにあしらわれていなかろうと履き心地は極上。こちらはさらに、M-65ミリタリージャケットから着想を得てデザインされたキルティングアッパーを落とし込み、足当たりの良さを高めている。シューレースやライニング素材にリサイクルポリエステルを使う環境への配慮もまた同ブランドらしい。
アイテム2
ウエストサイダー ロー ウェザー
『UGG』の新たな進化を見せてくれた1足として取り上げたいのがこの「ウエストサイダー ロー ウェザー」。ネーミングからも推察されるように、これぞまさに全天候型のシューズ。高いクッション性をもたらすソールユニット、ウォータープルーフレザーとスエードのコンビで構成されたアッパーが歩行をしっかりケア。アッパーと一体成型となったシュータンには撥水加工が施された強度の高いナイロンが使われている。
アイテム3
CA805 クラシック ウェザー
『UGG』の代表的スニーカーとして知られる「CA805」。やはり目を引くのは、重厚な見た目にして軽快な歩行を可能にした肉厚なソールだろう。そのトレードマークを、『UGG』らしさ全開のクラシックブーツへ落とし込んだモデルがこちら。抜群の履き心地はいうに及ばず、アッパーに採用した防水スエードとシームシールド構造は、たとえ雨や雪に見舞われたとしても微動だにしない。しかも、サイドファスナー仕様のため脱着もイージーだ。
アイテム4
CA805 メッシュ
今でこそ『UGG』のスニーカーはファッショニスタやスニーカー好きからも一目置かれる存在となったが、その歴史の1ページを飾ったのは「CA805」だろう。「CA805 メッシュ」はその進化版。見た目は重厚ながら履き心地はいたって軽やか。その秘密の1つはメッシュ地のアッパー。しかも、内部の湿気を放出し、より快適な歩行を演出してくれる。軽量で、グリップ力にも長けたソールは安全な歩行を助け、革パッチやヒールデザインも見どころである。
アイテム5
CA805 X レース ロー
アッパー素材にメッシュをあしらい快適性を上げるとともにスポーティなルックスを際立たせた「CA805 メッシュ」に対し、「CA805 X レース ロー」は華やかでラグジュアリーな印象を受ける。その土台となっているのが、アッパーへ贅沢に使用したカウレザーだろう。しかも、男女が色めき立つバレンタインデーからインスピレーションを受け作られたホワイトがしゃれっ気十分。その色を革パッチにも採用するこだわりようだ。
アイテム6
CA805 ジップ ゴアテックス
ウォータープルーフレザーや防水スエードを駆使したスニーカーから『UGG』の進化を目の当たりにしてきたが、さらなるアップグレードした姿を披露したのが「CA805 ジップ ゴアテックス」。水や風を通さず、透湿性に優れるため内部の蒸れも起きにくい。その上、柔らかく肌触り抜群なライニングはブランドの面目躍如といったところ。ライトで衝撃吸収力にも長けるアウトソールにより、歩行時のストレスを回避してくれる。
アイテム7
ニューマン
見た目はワークブーツを彷彿とさせるも、足を通せば“らしさ”にほっこりする「ニューメル」。丸みのあるトゥデザインや天然素材ならではのやさしさがにじみ出る「タスマン」。どちらも『UGG』を代表する人気モデルだが、それらを組み合わせた魅力的なモデルこそこの「ニューマン」だ。ブランド独自のアウトソールと、アグ ピュアウールのライニングが『アグ』たらしめる履きやすさを存分に実現。あらゆるスタイルに良い抜け感をもたらすだろう。
アイテム8
クラシック ミニ レースアップ ウェザー
『アグ』のロングブーツといえば、やはり頭に浮かぶのは『クラシックショート』であることに異論はない。ただ、こちらはブランドのニューノーマルなブーツになりうるポテンシャルを秘めている。「CA805 クラシック ウェザー」でも採用した防水スエードとシームシールド構造を採用。キルティング地のシャフトと取り外しが可能なシューズカバーには、リサイクルポリエステル100%で作られた3Mのシンサレート素材が使われている。
アイテム9
カリ スニーカー ロー サイド ジップ
カリフォルニアのサーファーたちに広く受け入れられた『UGG』。そのスニーカーシリーズへ新たに加わったのは、1970年代のカリフォルニアのスケートカルチャーにインスピレーションを受けたこちらの1足。アッパーに施した上質なフルグレインレザーからは、クラス感がビシバシ伝わってくる。滑らかなラムレザーのライナーは足入れもスムーズで、着脱しやすいサイドファスナーも気が利いている。しかも、足の動きに合わせてフィットするように設計されている優れモノだ。
アイテム10
エメット チェルシー
「クラシックショート」のような“THE”な見た目でもなければ、「クラシック ミニ レースアップ ウェザー」のようなハイテク系とも違う。こちらは、スポーツシューズのパフォーマンスと、チェルシーブーツのクラシカルでエフォートレスな一面を掛け合わせた1足だ。ホワイトスパイダーラバーソールは濡れた路面や凍結した路面でも力強く地面をつかみ、防水レザーのアッパーはマイナス32度にも耐えうるポテンシャルを秘めている。
おしゃれな履きこなしは洒落者たちをチェック。『UGG』の上手なコーデ例を厳選
愛用者は今なお右肩上がり。世界へと波及するにつれ、ファッションとの関係性もより密になってきた。となれば、世のファッショニスタたちも黙ってはいない。率先して取り入れている彼らは、果たしてどう履きこなしているのか。ワードローブへ招き入れる前に知っておきたい導入のポイントを、彼らの着こなしから学びたい。
コーデ1
足元の主張のさせ方で変わる品の良さ
ライナーのムートンやスエードのアッパーがどこか牧歌的印象を強める『UGG』。しかし、その履き方次第ではしっかり品良く見せられる。例えば、キメの細かい生地で仕上げたエレガントなボトムスでトゥ部分が見えるぐらいに隠してしまえば、持ち前の上質な素材感を存分にアピール可能。結果、上品な着こなしが可能となるが、そこへラフなミリタリーアウターを合わせ、適度に息抜きさせるのも良い。
コーデ2
ハーフ&ハーフで抜けと引き締めのバランスを
とことんリラックスできるのが『UGG』のシューズの魅力。スウェットパンツと絡めればより開放的になれるが、にわかに伝わるルーズさが街との親和性を途端に低下させてしまうことにもなりかねない。そこで、トップスにはキリッとした表情のブラックニット、アウターにはクラシカルなグレンチェックなどシックなアイテムを採用することでしっかり回避するのが吉。足元の色を拾ったキャップのチョイスも、馴染ませるうえでは効果的だ。
コーデ3
カジュアルさの中に一本筋を通した黒
『UGG』のスニーカーは履き心地、歩きやすさともに最上級。ただ、ボリューミーな佇まいは着こなしの中で浮いてしまう危険性もはらむ。となれば、全体的な色のトーンに合わせると良いだろう。白で合わせればさらにクリーンさもアピールできる。ただ、淡い色合いが増えると爽やかさは出るもののどこか曖昧でボヤけた印象に。そこで黒のボトムスを挿すことで、メリハリのある着こなしに仕上げたい。
最後に知っておきたい。着用時の注意とお手入れのポイント
『UGG』の上質なシープスキンはやはり繊細な素材。履く前にスエード用の防水スプレーをすることで、水や汚れから守ることができる。普段のお手入れとしては、着用後は埃や汚れなどを落とし、スエード用ブラシで毛並みを整えること。水分がついたらよく乾かすのが鉄則だ。専用のスプレーやブラシなどもあるのでぜひチェックを。長く大切に履き続けるためにはお手入れを忘れずに。
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『アグ』 アスコット
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『アグ』 ケントン
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『アグ』 クラシックショート
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『アグ』 クラシック ミニ
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『アグ』 ニューメル
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『アグ』 ウエストサイダー スライド
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『アグ』 CA805 X レース ロー
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『アグ』 エメット チェルシー
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