
アグ(UGG)の人気靴15選。ブーツもシューズも暖かくて履き心地抜群だ
ふかふかな履き心地の『アグ(UGG)』の靴。サーフカルチャーで支持されたアイテム群は、日本でもレディースから火が付き、今やメンズにおいても高い人気を誇っています。
サーフカルチャーから生まれたシューズブランド『アグ(UGG)』
『アグ(UGG)』はオーストラリア人のサーファーによって1978年、南カリフォルニアでスタートしたシューズブランド。ブランドを象徴する上質なシープスキンで作られたシューズは、海上がりに素足で履ける心地良さが話題となり、サーファーを中心に南カリフォルニアのカルチャーシーンでたちまち人気となりました。2000年代には雑誌「ヴォーグ」のカバーを飾ったり、ラグジュアリーブランドとコラボアイテムを展開したりするなど、スタイリッシュなシューズブランドとして進化。2006年には、海外進出の第一歩として表参道ヒルズ店をオープンしました。食肉産業の副産物のみのレザーを取り扱うという、エシカルな姿勢も評価されています。
段違いの履き心地。『アグ』がこだわるモノ作りの秘密
『アグ』の履き心地の良さを作り上げているのは、まずなんと言ってもふかふかのシープスキン! 暖かいのに湿気がこもりにくいという特徴を持つシープスキンですが、なかでも『アグ』ではグレードAと呼ばれる、最高品質のツインフェイスシープスキンのみを使用。わずかでも傷があれば製品に使わず、毛足の長さが均一になるように選別を何度も行うなどのこだわりが、素足で履ける心地良さへとつながっているのです。
季節やシーンによって取り換えられる2種類のインソールも特筆すべき点。従来のクッション性のあるインソールと、ソフトな天然ウールのインソールというツインソールを採用することで、季節やスタイルに合わせて選べる快適な履き心地を実現しています。
『アグ』の定番。シープスキンを使用した人気靴はこちら
シンプルなブーツからモカシンタイプまで、さまざまなデザインが揃う『アグ』。その中でも定番のシープスキンを使用した人気モデルをピックアップしました。どれも履き心地の良さはもちろん、普段のカジュアルコーデに取り入れやすいデザインが魅力です。
アイテム1
アスコット
リラックス感がありながらすっきりとしたミニマルなデザインで、コーデを問わず投入しやすいのが「アスコット」。ジーンズとも合わせやすい定番モカシンなので、長年愛用する人が多い1足です。素足で履いても心地良い天然ウールのライニングや、軽量なモールドラバーのアウトソールで、屋内外問わず履けるのもポイント。
アイテム2
ケントン
丸みのあるやさしげなルックスが印象的な人気スリッポン。そのまま履いても、かかとを折りたたんでバックレススリッポンとしても履ける2WAY仕様で、幅広いシーンで楽しめます。ボリューム感があるので、細身のパンツと合わせてメリハリのある足元を演出するのがおすすめ。
アイテム3
ヘンリック ツインフェイス
すっきりとしたラインを描くドライビングシューズを、ツインフェイスシープスキンで秋冬仕様に仕上げたこちら。足をやさしく包み込む天然ウールのインソールと、ホイールをイメージしたデザインが光る軽量アウトソールで、歩きやすさもお墨付き。
アイテム4
クラシックミニ
『アグ』のロングセラーモデルである「クラシックミニ」。湿気を逃がしながら暖かさを保ってくれるツインフェイスシープスキンのやさしい履き心地が、サーファーをはじめ男女問わずに人気です。バランスの取りやすい足首丈で、ボトムスの裾をラフにインして着こなすのが◎。
アイテム5
タスマン
丸みを帯びたころんとしたフォルムが目を引くスリッポンタイプ。ふんわりと足を包み込むシープスキンライニングとかかとのないデザインを生かし、ルームシューズとして愛用する人も多いモデルです。一方、しなやかでグリップ力とクッション性の高いEVAアウトソールを使用しているので、キャンプなどのアウトドアシーンでも活躍してくれます。
アイテム6
オルセン
アメカジコーデに取り入れたい洗練されたデザインのモカシンです。スエードアッパーにあしらったグレーのレザーレースが、足元からさりげない洒落感を演出。インナーにもボリュームのあるグレーのシープスキンを使い、靴を脱いだときにもスタイリッシュな表情を漂わせてくれます。
アイテム7
ニューメル
男らしいレースアップブーツを、ふかふかのシープスキンでマイルドに仕上げた「ニューメル」。ボリュームがありながらも、ソフトなカウスエードアッパーとシープスキンのライニングで、足入れしやすく快適な履き心地を実現しています。ボリュームのある1足なので、シンプルコーデにメリハリをつけたり、足元に存在感を出したりしたいときなどにうってつけ!
アイテム8
クラシック ミニ ジップ ウォータープルーフ
『アグ』を代表する定番ブーツ「クラシック ミニ」の防水・撥水仕様モデルがこちら。防水性のあるスエードアッパーとシームシールド構造、サイドには撥水ジッパーがあしらわれた全天候型のブーツに仕上がっています。つま先に、さりげなく陰影をつけるバーニッシュ加工を施しており、こなれ感もたっぷり! 軽さやグリップ力などを高めたアウトソールで歩きやすさもバッチリです。
他にもあるんです。種類豊富なブーツのラインアップをチェック
『アグ』といえばシープスキンというイメージが定着していますが、他にもブーツのラインアップが豊富! なかでも寒冷地でもOKな機能性を備え、タウンユースに取り入れやすいタイプをピックアップしました。
アイテム9
フリーモン ウォータープルーフ
防水レザーで機能性がアップした「フリーモン ウォータープルーフ」。ブランドを象徴するタスマンブレイドのアクセントや、シボ感のあるレザーがスタイリッシュな雰囲気を放ちます。クッション性とサポート力の高いソールのおかげで、優れた履き心地を実現。
アイテム10
ハイランド ハイカー
アメリカのタホ湖の厳しい冬からインスパイアされたこちらのシューズは、かなり過酷な天候にも対応可能な頼れる1足。防水性と耐久性、通気性をすべて備えたミリタリーグレードレザーと、氷の上でもグリップが効くビブラムソールなどによる機能性の高さが自慢です。マイナス20度の寒さまで対応できるソフトウールのライニングで、防寒力も抜群!
アイテム11
ハネンTL
ツヤ感のあるレザーがラグジュアリーな表情を漂わせる、大人好みのレースアップブーツ。防水レザーのアッパーとシームシールド構造、そして天然ウールのライニングで悪天候からも寒さからもしっかりガード! 軽量でしなやかなアウトソールによる履き心地の良さも魅力とあって、アウトドアシーンからタウンユースまでヘビロテ間違いなしです。
アイテム12
タホ
ハイテク機能を駆使した人気のウインターブーツ「アディロンダック」をベースに、さらに進化させたブーツがこちら。防水仕様はもちろんのこと、氷点下でも柔軟性をキープしてくれるアウトソールや天然ウールで保温性の高いライニングなどを搭載し、マイナス20度の寒さまで対応可能というハイスペックな1足となっています。ボリューム感がありながらも、クールな黒ワントーンのデザインで合わせやすいのもポイント。
アイテム13
アバランチ ビュート
「ハイランド ハイカー」と同じく、タホ湖の厳しい冬からインスピレーションを受けたレースアップブーツ。防水ヌバックレザーと防水スエード素材を組み合わせたアッパーは、ステッチをアクセントにした洒落感のあるデザインが特徴です。薄くて暖かい中綿素材で体温を外に逃がさないインサレーションや、天然ウールのライニングのおかげで断熱効果もお墨付き。マイナス20度でもグリップ力の変わらないビブラムソールは、凍った路面でも滑りにくいので冬のあらゆるシーンで活躍してくれます。
アイテム14
アバランチ ニューメル
こちらも厳しい冬に耐えうる機能を備えた「アバランチ」シリーズ。高い防水性や耐久性を誇るレザーに、氷上でもグリップ力を発揮するソールなど、優れたスペックを搭載しつつも、他のモデルに比べてすっきりとシンプルなフォルムの光るデザインが特徴です。履き口部分にあしらわれたステッチラインが、武骨なブーツに少しネイティブ感を添えるアクセントになっています。
アイテム15
シートン TL
男らしさ溢れる顔つきがかっこいいレースアップワークブーツです。防水性のあるレザーアッパーとシームシールド構造で雨雪の悪天候にも対応。非常にソフトなウールのライニングがドライで暖かな履き心地を提供します。ソールは軽くてクッション性の優れており、歩きやすさにもこだわっています。
リラックススタイルからきれいめまで。『アグ』を取り入れた着こなしグッドサンプル
サーフ系のイメージが強い『アグ』ですが、シンプルなデザインかつ上品な風合いから、普段のカジュアルスタイルはもちろんきれいめスタイルにもハマります。この冬、参考にしたい『アグ』を取り入れたコーデをご紹介!
着こなし1
シックなパンツにやさしげな表情をプラス
力の抜けた雰囲気が魅力の『アグ』ですが、上品なドライビングシューズなら大人っぽいトラウザーパンツとも相性抜群! シックな組み合わせなので、明るめの赤のトップスやチェック柄のマフラーで単調に見えないひと工夫を入れるとさらに洒落感が漂います。
着こなし2
モカシン×淡青ジーンズでサーフテイストを演出
海上がりに心地良い『アグ』のモカシンと、ゆったりとしたショールカラーニットを合わせたサーフスタイル。淡青ジーンズとさりげなく覗かせた足首が、重たくなりがちな冬の着こなしを程良く軽快に仕上げています。
着こなし3
デニム・オン・デニムはモカシンで抜け感を
男らしいデニム・オン・デニムの着こなしを、今注目のネイティブ柄のニットでこなれた雰囲気にスタイリング。足元に『アグ』の「オルセン」をプラスすることで全体を洗練されたムードにまとめつつ、さりげなくリラックス感を出しています。
最後に知っておきたい。着用時の注意とお手入れのポイント
『アグ』の上質なシープスキンはやはり繊細な素材。履く前にスエード用の防水スプレーをすることで、水や汚れから守りましょう。普段のお手入れとしては、着用後は埃や汚れなどを落とし、スエード用ブラシで毛並みを整えること。水分がついたらよく乾かすのが鉄則です。専用のスプレーやブラシなどもあるのでぜひチェックを。長く大切に履き続けるためにはお手入れを忘れずにしましょう。

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山崎 サトシ
2020.05.15
インテリアやアウトドア記事をメインに担当
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