
人気再燃中。ハンティング・ワールドのリュクス&タフなバッグが新鮮だ
街の洒落者たちが、『ハンティング・ワールド』のバッグに再注目し始めた様子。世代を超えて目利きを引きつけてやまない、タフで上質この上ないバッグの魅力に迫ります。
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実用的でしゃれてるバッグ。『ハンティング・ワールド』は唯一無二だ
このところ、雑誌などのスナップに登場する業界の洒落者たちがコーデの一部として纏い、人気再燃の兆しを見せている『ハンティング・ワールド』のバッグ。その中でもとりわけ愛用者が多いのは、やはりブランドを象徴する素材であるバチュー・クロスを用いたバッグたちです。一方で同社のバッグは、欧州を中心したラグジュアリー志向の大人たちの間では流行に左右されないタイムレスな高品質バッグとして認知され、世代を超えて愛されて続けてきた歴史があります。
ご存じの方も多いかもしれませんが、同社を象徴するお馴染みのロゴマークは、牙のない仔象をモチーフにしたもの。「自由と蘇生のシンボル」を意味すると同時に、絶滅危惧種の保護という未来を見据えたメッセージも込められているのだとか。同社は1965年創業の老舗ですが、現代においても重要な意味合いを持つ哲学とスタイルを備えたブランドであることが、こうしたディテールからも垣間見ることができます。
創設者は生粋のアウトドアマン。『ハンティング・ワールド』とは
魅力的なブランドの多くがそうであるように、『ハンティング・ワールド』の創業者は類い稀なカリスマ性の持ち主で、かつ魅力的なライフスタイルの体現者でもあります。彼はニューヨーク州生まれの冒険家であり、生粋のアウトドアマンでもあったロバート・M・リー氏。幼少期からさまざまなアウトドアスポーツに親しんでいたリー氏は、9歳でフライフィッシングの毛針も巻き方をマスターし、10歳で独自のライフル照準システムを考案。工学大学卒業後は、建築設計技師として人工湖や道路システムの設計などでモノ作りの才能を開花させていました。転機となったのは、1955年に幼少期からの憧れの地であったアフリカ探検旅行に旅立ったこと。
雄大な自然に魅了されたリー氏は、現地にサファリツアーを主催する冒険会社を設立し、その後10年間にわたってアフリカの大自然と向き合うことに。皮肉にも、そこで使用することになったキャンプギアやバッグの性能があまりにもお粗末だったことが、氏のモノ作りの才能に再び火をつけることに。そして、アフリカから帰国した氏は、1965年に『ハンティング・ワールド』を設立。撥水性と上質さを兼備したバチュー・クロスを始めする独自素材の開発にも意欲的に取り組み、高品質かつ過酷な状況下にも耐えうるスペックのバッグを生み出してきました。
また、アフリカで大自然と向き合った経験から野生動物保護の重要性について身を持って知っていたリー氏は、創業当初から“自然との共生”というメッセージを発信してきた人物でもあります。その思想は現在の製品開発においても連綿と受け継がれ、再生素材を用いたバッグを早くから手がける一方、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みとして、多くの野生動物や森林が危機に瀕しているボルネオ島の保全活動に売り上げの一部を継続的に寄付する活動を長きにわたって続けています。
『ハンティング・ワールド』の代名詞、バチュー・クロスの長所を知っておく
ここからは、ブランドを象徴する素材であるバチュー・クロスについて深掘りしていくことにしましょう。この素材を用いたアイコン的なバッグといえば、やはり「キャリーオール」です。1972年に誕生し、現在は「バチューサーパス」と名付けられたコレクションの看板モデルでもあるこのバッグを用いて、バチュー・クロスの魅力を見ていきましょう。なおこちらは、現代的なライフスタイルに則したSサイズ。
バチュー・クロスとは、ナイロンクロスとナイロンジャージの裏地の間にウレタンフォームを貼り合わせた3層構造のオリジナル素材のこと。表面には6層に及ぶポリウレタンコーティングが施されているので撥水性に加え防塵性も高く、ウレタンによる衝撃吸収性も兼ね備えています。また、1972年の誕生以来、世界の旅行者やアウトドア愛好家に愛用されてきたことからタフさの面でも信頼が置けます。加えて、滑らかでレザーのように上品な光沢を放つ風合いからはラグジュアリー感も感じられ、一般的な機能素材にはないクラス感を印象付けることが可能です。
これは「キャリーオール」を特徴づけるディテールでもあるのですが、バチュー・クロスはレザーとのコンビ使いによってもその魅力が引き立ちます。現在、同社の製品の多くはイタリア・フィレンツェの工房で職人の手により一点一点丁寧に作られており、とりわけこのレザー自体の品質や縫製の作りは紛れもない一級品。タフさが求められるシーンに限らず、タウンユースにおいて高級感を印象付けられるクラフトマンシップの高さが、バチュー・クロスとレザーのコンビネーションによって表現されています。
バチュー・クロスといえばグリーンが象徴的な配色ですが、近年はモンタナカラーと呼ばれるブラックやネイビーといった配色も展開。ビジネスシーンとの親和性もグッと高まっています。もちろん、ダークトーン主体のコーディネートにおいても良き相棒になってくれること請け合いです。
佇まいで語る、上質さ。『ハンティングワールド』のバチュー・クロス製バッグ5選
バチュー・クロスを用いたバッグには、「キャリーオール」以外にも良作が揃い踏みしています。旅や出張はもとより、手ぶら外出でのショッピングやビジネスまで、オン・オフの多彩なシーンで頼れるバッグたちをご紹介します。
アイテム1
バチュー サーパス ダッフルバッグ L
センターに2本のレザートリミングを走らせたデザインが特徴的な、ドラム型のダッフルバッグ。「キャリーオール」と人気を二分する定番モデルです。2泊3日の旅や出張にちょうどいいサイズ感で、温故知新なキャンバスストラップでの肩掛けも可能。オイルドレザーに加え、アンティーク加工を施した真鍮パーツにおいても味のある経年変化を楽しめます。
■DATA
W48×H27×D22.5cm
アイテム2
バチュー サーパス ショルダーバッグ
肩掛けしたり、斜め掛けしたりした際に動きを邪魔しない、薄マチ設計のショルダーバッグ。ボトムの両サイドはレザーで補強され、内側のスリットポケットの開口部にもレザーパイピングを施すなど、細部の作り込みからも高級感と実用性に対するこだわりが感じられます。
■DATA
W27×H29×D4cm
アイテム3
バチュー サーパス ブリーフケース
ラウンドファスナーで3辺を開くことができる、フルオープン型の2WAYブリーフケース。ネイビーのバチュー・クロスを引き締める黒革はほんのり光沢を放つブライドルレザー製で、ジャケットやスーツ映えも申し分ありません。取り外しも可能なショルダーストラップは、本体の留め具まわりにレザーを用い、デザイン的にも映える意匠に昇華されています。
■DATA
W40×H30.5×D7cm
アイテム4
バチュー サーパス ウエストバッグ
昨今のボディバッグ的な使い方にもよく映えそうなのが、こちらのウエストバッグ。フロントポケットも3cmほどのマチがあり、ここにスマホを収納しておくことも可能です。主室と合わせると、見た目以上の収納性があります。主室のファスナーは、本体の横幅以上に開ける設計なので、荷物も出し入れがスムーズに行えます。
■DATA
W32×H17×D6cm(+ポケット3cm)
アイテム5
バチュー サーパス ボディバッグ
背負った際の印象もスマートな、縦長フォルムのボディバッグ。財布などの貴重品は下部のファスナー付きポケットに、頻繁に取り出すスマホやパスケースは上部のマグネット付きポケットに、といった使い分けができる設計が便利です。ショルダーストラップのボトム位置は、好みによって左右で付け替えることが可能。
■DATA
W16×H39×D9cm
バチュー・クロス以外にも。『ハンティング・ワールド』のバッグをレコメンド
バチュー・クロスの誕生から半世紀を経た現在、その素材の選択肢もグッと増えています。性能面をアップデートしたり、デザイン的なアプローチを変えたりした結果生まれた数々の新素材は、原点であるバチュー・クロスに負けず劣らずの品質と使い勝手の良さを実現しています。ここからは、これらの新素材を用いた秀作バッグをご紹介します。
アイテム1
バチュー サーパス キルティング キャリーオールM
「バチュー サーパス キルティング」と名付けられた本シリーズは、伝統的なキルティング技術を駆使し、3層構造のバチュー・クロスの装飾性を高めた素材が特徴。ウレタンフォームを裏張りした生地特有のボリューム感を生かし、視覚的にも美しい凹凸を描き出しています。バッグ自体のデザインは、フロントにダブルポケットを備えた「キャリーオールM」と同型のものを採用。
■DATA
W38×H26×D9cm
アイテム2
バチュー ライト トートバッグ
「バチュー ライト」シリーズのバッグに採用された素材は、バチュー・クロスのウレタンフォームの層を省略した2層構造で軽量化を図った作りになっています。本作は、その軽やかな使用感を十分に楽しめるトートバッグ。ベジタブルタンニングレザーのトリミングで高級感を付与しつつ、キャンバスハンドルでワンマイルなお出かけやジム通いでも気軽に使えるカジュアル顔へと落とし込まれています。
■DATA
W48×H33×D13cm
アイテム3
ウォッシュド キャリーオールS
この「ウォッシュド」シリーズのバッグを特徴づけるのは、バッファローレザー。洗いをかけ、手揉みすることによってやわらかな風合いに仕上げ、革自体のシボも美しく際立たせた仕上げが出色です。この革を「キャリーオールS」に採用したのが本作で、バッグとして仕立てからさらに製品洗いを施すことでその佇まいがさらに味わい深いものになっています。
■DATA
W28×H19×D6cm
アイテム4
ジャーニープログレス トートバッグ
都会的に昇華されたカモフラージュ柄が目を引くこちらのトートバッグの素材は、リサイクルポリエステルで仕立てられたレニューと呼ばれるサステナブル素材。実はこの柄の中には、ロゴマークとしてお馴染みの仔象がトリックアートのように描かれており、さりげないブランドアピールが可能です。バッグの両脇には折りたたみ傘やドリンクボトルの収納用として使い勝手の良い、深さのあるポケットが付いています。
■DATA
W46×H38×D17cm
アイテム5
デイリーサーパス バックパック M
このリュックは、「デイリーサーパス」と名付けられたシリーズのもの。採用されている素材は、極太のナイロンフィラメントを編み立てた新素材で、強靭さで知られるバリスティックナイロン以上の引っ張り強度と摩擦強度を誇ります。そんなタフな素材でありながら、糸自体が中空なのでリュックとしての背負い心地は軽やか。背面パネルはメッシュ織りの採用で蒸れを低減しています。
■DATA
W30×H42×D13.5cm
アイテム6
アットイーズトラディション ダッフルバッグ
より気軽に普段使いできるシリーズとして立ち上げられたのが、こちらの「アットイーズトラディション」シリーズ。軽量かつ美しい光沢を放つ高密度ナイロンのボディに対し、シュリンクレザーの部材をあしらった異素材MIXが特徴で、本体から芯材を省くことで小さくたたんで持ち歩くこともできるパッカブル仕様となっています。
■DATA
W56×H35×D22cm
アイテム7
ボルネオチャリティー ワンショルダートートバッグ
「レニュー」と呼ばれるリサイクルポリエステルを使い、肩掛けしやすいワンショルダーのトートバッグに仕立てられたのが本作。古着や工場の残布を糸としてリサイクルすることで衣類から衣類への再生を可能にした、新しいコンセプトの素材として注目を浴びています。裏返すと、グリーンのワントーンで表現したデザイン性の高いカモフラージュ柄としても使える両A面仕様。
■DATA
W42×H29cm×D14cm
アイテム8
ユーティリティー サコッシュ
グリッド状に編み立てた高密度ナイロンツイルがクラス感を放つ、大人顔サコッシュ。通常2cmのマチ幅を7cmに拡張できるエキスパンダブル構造を採用しており、旅先や外出先で荷物が増えたときも安心感があります。ショルダーストラップは着脱式で、取り外せばクラッチ的な使い方もでき、旅行用のグルーミング用品を入れておくバッグインバッグとしても活躍してくれます。
■DATA
W30×H22×D2~8cm
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『ハンティング・ワールド』 バチュー サーパス キルティング キャリーオールM
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『ハンティング・ワールド』 バチュー ライト トートバッグ
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『ハンティング・ワールド』 ウォッシュド キャリーオールS
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『ハンティング・ワールド』 ジャーニープログレス トートバッグ
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『ハンティング・ワールド』 デイリーサーパス バックパック M
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『ハンティング・ワールド』 アットイーズトラディション ダッフルバッグ
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『ハンティング・ワールド』 ボルネオチャリティー ワンショルダートートバッグ
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『ハンティング・ワールド』 ユーティリティー サコッシュ
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